入学可能エリア | 日本全国 |
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最低登校日数(目安) | ①:年1回/②:週1回 |
年間学費(目安) | 学校に確認 |
北海道の通信制高校の特徴
第一学院高等学校
トライ式高等学院
入学可能エリア | 全国 |
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最低登校日数(目安) | 年間数日 |
年間学費(目安) | 履修単位、希望コースによって異なります。詳しくは資料をご覧ください。 |
青森山田高等学校
入学可能エリア | 北海道、青森県、埼玉県、千葉県、東京都、山梨県、静岡県 |
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最低登校日数(目安) | 月2回程度 |
年間学費(目安) | 25万3,750円 |
北海道芸術高等学校
入学可能エリア | 北海道、宮城県、東京都、神奈川県、愛知県、福岡県 |
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最低登校日数(目安) | 年1回、約1週間の集中スクーリング |
年間学費(目安) | 34万4,000円 |
聖パウロ学園高等学校
入学可能エリア | 東京、埼玉、千葉、神奈川、山梨、北海道、福島、長野、新潟、静岡、京都、大阪、兵庫、長崎、宮崎、青森、秋田、岩手、栃木、群馬、茨城、愛知、三重、和歌山、広島、山口、岡山、愛媛、福岡、鹿児島 |
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最低登校日数(目安) | コースにより異なる |
年間学費(目安) | 66万円 |
北海道芸術高校 横浜キャンパス
入学可能エリア | 全国 |
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最低登校日数(目安) | 年1回、約1週間の集中スクーリング |
年間学費(目安) | 67万9千~100万9千円 |
自然学園高等学校
入学可能エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知 |
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最低登校日数(目安) | 週1日 |
年間学費(目安) | 24万円 |
未来高等学校
入学可能エリア | 全国(秋田県、山形県、福島県、三重県、奈良県を除く) |
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最低登校日数(目安) | 年10日 |
年間学費(目安) | 19万円 |
熊本県立湧心館高等学校
入学可能エリア | 全国(ただし、入学時に少なくとも本人は熊本県在住し、入学後通学出来る事) |
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最低登校日数(目安) | 隔週1日 |
年間学費(目安) | 約5万円 |
磐城高等芸術商科総合学園
入学可能エリア | 日本全国 |
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最低登校日数(目安) | 学校に確認 |
年間学費(目安) | 総合ビジネス科22万円 音楽芸術クリエイト科33万円 |
北海道の通信制高校・学費情報まとめ
日本で6番目にできた広域通信制高校、クラーク記念国際高等学校も深川市に本校を置く北海道。
札幌・旭川の二箇所にキャンパスを置く学校も多いです。
寒さが特に厳しく交通の便も悪い地域に住む生徒は、登校日数を最小限にして通う傾向にあります。
北海道の通信制高校情報をまとめて紹介。学費の支援制度についても確認し、授業料の不安を解決させてください。
北海道にある通信制高校
北海道には、市部・郡部合計して全部で291校の高等学校があります。とにかく面積が広いので、生徒数と比べて学校の数が多いのが特徴です。
しかしそのなかで通信制高校は8校のみ。そのうち3校が、全日制・定時制どちらか、もしくはどちらか両方と併設されています。
そのため北海道内では市部に3校、郡部に2校の合計5校だけが独立の通信制高校として運営しています。
その他、広域通信制高校の学習センターなど協力校が40校以上あるので、自宅から通いやすい学校が1つは近くにあるのではないでしょうか。
生徒数について
通信制高校の生徒数は平成23年から年々増加しており、平成27年度時点で22,271人です。毎年6,000~7,000人が通信制高校を卒業しています。
しかし生徒数の増加により退学者数も年々増加しており、平成27年度には約,6000人の入学者数に比べて退学者数がその6分の1の1,000人を超えています。
年々増加している退学者数を減らしていくことが、北海道の今後の課題といえそうです。
公立と私立の比較
北海道にある公立の通信制高校は、札幌市にある北海道有朋高等学校のみです。本校は札幌市内ですが、有朋高等学校は道内33箇所に協力校を配置しているので、札幌市外から入学している生徒も多くいます。
しかし、それでも有朋高等学校の生徒数は約4,000人。18,000人以上の生徒は私立の通信制高校に通っていることになります。学費が安いことが特徴の公立校が道内には1校しかないため、倍率が高くなりやすいせいもあり、はじめから私立一本で入学を検討する家庭も多いです。なお有朋高等学校は定時制との併設であるため、独立校は私立のみとなっています。
男女比について
平成27年度時点では生徒数22,271人のうち、男性が11,465人、女性は10,806人。男女比はほとんど5:5となっています。教員数は男性の割合のほうが少し高いです。
また北海道は男子生徒よりも女子生徒のほうが高校卒業後に進学を希望することが多いせいか、男女比はほとんど変わらないものの、生徒数は男子生徒のほうが少しばかり多めです。男女別に見ると、高校卒業後に就職した人の割合は女子生徒のほうが男子生徒より10%も低いので、就職サポートが充実している通信制高校を選ぶ生徒のなかで男性の比率が多くなるのも納得です。
地区について
多くの通信制高校が、札幌・旭川を含めた複数の地域に3ヶ所以上キャンパスを置いているのが北海道の特徴です。
冬に登校が難しくなるような地域は、全日制高校と同じように冬期休暇が早く始まります。
しかし、通信制高校は少ない登校日数で卒業ができるので、北海道のなかでも海沿いの地域に住んでいる方々は、なるべく登校しないですむような学校やコースを選んでいます。
ウインタースポーツができる学校も
登校日数が少なくていいことから、プロのスポーツ選手を目指して通信制高校を選ぶ方も今増えてきています。北海道にもスノーボードやスキーのプレイヤーが入学しているようです。
学校の中には部活やコースの一つにウインタースポーツを取り入れている場所もあります。
ウインタースポーツに打ち込みたいことが理由で、寮がついている北海道の通信制高校に本島から入学をする生徒もいます。
北海道の学費補助制度
北海道では全国で利用できる高等学校等就学支援金制度が使えるほか、私立校の場合には「私立高等学校等授業料軽減制度」や各学資金制度を利用することができます。
就学支援金制度を利用する場合は課税証明書等と申請書の提出が必要なので注意してください。また、市町村民税所得割額が304,200円以上の世帯では就学支援金制度を利用することはできません。
注意していただきたいのは、「私立高等学校等授業料軽減制度」は私立の全日制高校、専修学校の高等課程のみ利用できる制度だということ。通信制高校の生徒は以下で紹介する制度の利用をおすすめします。
高等学校授業料等の免除
北海道では就学支援金を利用していない家庭に限り、以下の条件を満たせば授業料などの免除を受けられます。
・災害や火災の影響で授業料の支払いが困難である
・保護者が交通事故により死亡、もしくは後遺障害を患い授業料の支払いが困難である
・その他特別な理由で授業料の支払いが困難である
なお、就学支援金の対象以上の単位数を履修している場合にも、この制度を利用することは可能です。
学資金・奨学金について
北海道の高校生が利用できる奨学金制度は、返済が必要なものと高校卒業後返済を免除されるものがあります。
通信制高校の生徒は、卒業後に返済が免除される以下の制度を利用できます。
通信制課程生徒学資金
北海道に在住の通信制高校の生徒は、以下の条件を満たせば月額14,000円の学資金を北海道教育委員会より受け取ることができます。
・働きながら通信制高校に通っている
・生徒が保護者に扶養されている場合、収入が定められた金額以下である
・生徒が独立生計を営む場合、年間総収入が279万円以下である
卒業した場合は返還が免除されるので非常に嬉しい制度です。退学した場合は返還の必要が出てくるので注意してください。