トヨタ工業学園の学費や口コミ・評判詳細

トヨタ工業学園は3年間のカリキュラムを通して、社会人・企業人としての基礎や、2000時間にも及ぶ技能教育でトヨタのものづくりの基礎を学びます。

常に「よい品よい考」に徹し、「良き社会人」「良きトヨタマン」として、知能・技能・心身のバランス良い技能者を育成し、将来トヨタ自動車生産活動の中核として活躍できる人材を送り出します。そして卒業と同時にトヨタ社員になります。学園生活で養った専門的な技術を活かし、「世界のトヨタ」の社員として活躍できます。

学校では寮生活になります。授業やクラブ活動など、毎日びっしりと詰まったスケジュールで学園生活はとても充実しています。学園に入学すると同時に通信制の科学技術高等学校にも入学します。そのため、学園と科学技術高等学校で二重に学習することなく3年間で高等学校の卒業資格が取得できます。

また、社会人にふさわしい心と身体を育むカリキュラムも実施されており、合宿、遠泳、マラソンといった各種訓練行事、トヨタ関連文化施設の見学といった文化的行事があります。クラブ活動も充実しており、硬式野球部をはじめラグビー部、サッカー部、陸上部、吹奏楽部などがあります。吹奏楽部では年に1回の発表会の他に、トヨタ自動車に関する様々な式典での演奏を依頼されることもあります。どの部活動でもトヨタ工業学園ならではの「チームワーク」が活かされています。

参考：https://www.toyota.co.jp/company/gakuen/

「世界のトヨタ」のモノづくり技術を現地・現物で学べるトヨタ工業学園。

学費も高そうに思われがちですが、企業内学園のため学費はかかりません。さらに生徒手当として毎月約12万円が支給され、保護者の方にも負担をかけずに勉強や生活ができます。

また、充実した学園生活をバックアップするため、年に2回特別手当が支給されます。（高等部1年生12万円、高等部2年生24万円、高等部3年生30万円）

トヨタ工業学園は職業能力開発促進法に基づく認定職業訓練を行う企業内訓練校の利点を最大限に生かし、3年間で約2,000時間(全教育時間の約40％)の技能教育を行っています。

自動車に関係する8つの専攻に分かれ、トヨタのモノづくり技能を学園での基礎実習、配属される予定の職場での応用実習で身につけます。

しかし、卒業後はトヨタの社員になるため、寮生活は5人1部屋の規律正しいものになっています。長期休暇もお盆前後とお正月前後の数日間しかありません。部活動への入部も必須です。

自動車やモノづくりに興味がないのであれば、トヨタ工業学園での生活は厳しいものになるかもしれません。