東京にある公立の通信制高校を徹底比較してみました! 2021.05.08
東京都には通信制高校がたくさんあります。
通信制サポート校や、東京都外でも入学できる学校を含めると数えるのは骨が折れるのではないでしょうか。
これじゃあどの学校に行けばいいのかわからないよ!と思ってしまう方もいますよね。
そんなあなたのために今回は数ある通信制高校の中から、公立学校だけに絞って検証してみました。
東京都には公立の通信制高校が3校もあるんです。私立の通信制高校とはどう違うのかということも含めて、紹介していきます!
学費の安い通信制高校を探しているなら!
通信制高校を選ぶ時に大切にしていることはなんですか?学費、学べる内容、サポート内容など、自分が重視していることは違いますよね。
中には学費は安ければ安いほうがいいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういった方にオススメしたいのが公立の通信制高校です。
公立の通信制高校は、公立の全日制の高校と同様に非常に学費が安く抑えられています。
私立の中でも学費が非常に安い鹿島学園高等学校と比較しても大変安いと感じるのではないでしょうか。
学費の安さでいったら公立校、これは間違いありません。
安いからしょうがない?サポート体制は若干不安
それじゃあ公立校が1番いいじゃん!と思われがちですが、そうでもないんです。
安い代わりに、生徒に対するサポート体制には若干不安なところがあります。
基本的に学習は自宅で自主的にやらなければならないので、自分で自分を管理する力が求められますし、勉強で理解できないところがあっても、自分で解決しなければならない場合があります。
また、人間関係に不安がある方に対するサポートも基本的にあまりありません。
卒業率も私立の優良校と比べると低いので、学校に入学してみたはいいけど、勉強でつまずくなどして学校に行かなくなってしまう方が多いようです。
もともと通信制高校は、自分で勉強することが求められる学校ですので、ある程度の自主性や自立性は必要になりますが、もしこのようなサポートが必要で、確実に卒業したいなら私立の通信制高校を選んだほうがいいでしょう。
一橋高等学校は部活動が活発な公立学校
一橋高等学校は、浅草橋駅から徒歩10分、馬喰駅、馬喰横山駅から徒歩3分というアクセスのしやすい通信制高校です。
自由と自立を大変大切にしており、生徒たちも自主的に学習に取り組んでいます。
部活動も活発で、運動部が9つ、文化部が8つあり、スクーリング終了から下校時間まで精力的に活動しています。
自主学習をサポートするためのWebサイトも設けられており、生徒に対するサポートも会う程度は整っています。
また、お子さんがいても学校に通えるように託児所が併設されているのも特徴です。
様々な方々に入学を許している通信制高校ならではの設備ではないでしょうか。
入学可能エリア | 東京(都在勤者なら他県居住者でも入学資格を認める) |
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最低登校日数(目安) | 年間30日程度 |
年間学費(目安) | 23000円 |
東京都立新宿山吹高等学校は情報系に強い!
新宿山吹高等学校は、東京メトロ有楽町線の江戸川駅、東西線早稲田駅、神楽坂駅から徒歩10分の位置にある通信制高校です。
特徴としては情報について専門的に学ぶことができる情報科があることです。
19科目の専門科目を幅広く、そして専門的に学ぶことができ、資格の取得のための勉強もすることができるので、将来情報系の大学に通いたい、情報系の業界で働きたいと考えている方にオススメです。
また卒業後の進路としては難関4年制私立大学への進学実績もあります。
他にも、設備として図書館があるので、本が好きな方は気軽に本が読めていいのではないでしょうか。
なんでもいいので、自分が学校に行きたいと思える理由を見つけることが大切ですよ!
都立砂川高等学校は落ち着いた雰囲気の学校
砂川高等学校は多摩モノレールの泉体育館駅から徒歩3分の位置にある通信制高校です。
先生方のサポートが比較的充実しており、自分のやりたい勉強を自分のペースで勉強することができます。落ち着いた雰囲気で勉学に取り組みたいと考えている人にオススメです。
卒業後の進路は、4年制大学への進学などもあるので、目標を持って学習に取り組むことで、自分の目指す進路を目指すことができます。
学校での人間関係、特にいじめなどに対する認識も深く、いじめに学校全体で対策していくことを目指しています。
入試内容まで調べて自分にぴったりの学校を探そう!
東京には公立の通信制高校が3校あります。
しかし通信制高校の人気は年々上昇しているので、公立校に合格するのはだんだんと狭き門になりつつあるのが事実。
公立校は入学試験に学力試験を設けている学校も多いので、「落ちにくい」といわれる通信制高校にも関わらず、不合格になってしまう生徒も少なくありません。
最近は就学支援金などの補助金も充実しているので、私立でも安めの学校なら無償で授業を受けることができます。
通信制高校なら全日制高校よりそもそも授業料が安いので、公立私立にこだわらず一度視野を広げてみるのもおすすめです!