2020年に一ツ葉高校千葉キャンパスを卒業した者です。
卒業したキャンパスが千葉の為、内容が若干千葉や関東キャンパスのものに傾いております。なるべく全キャンパスに通ずる内容となるよう努めておりますので、何卒ご了承くださいませ。ここに書き残したことが、読者様のお役に少しでも立てれれば嬉しいです。
・校則
一ツ葉高校はキャンパスごとに若干の差異はあれど、厳しいと感じる校則はほぼありません。高校生として必要な最低限の常識やモラルを守れば、基本的には自由です。服装や髪型、髪色に関しても特に規定はありません。しかし裏を返せば、守るべきルールや慎むべき言動、行動を自身でよく考える必要性があります。
・いじめの少なさ
複数人(または個人)で特定の誰かをいじめる、という事例は、千葉キャンパスにおいてはありませんでした(在学中、私の知る限り)。学校側もいじめに関しては、特に厳しく取り締まる姿勢をとっています。悩みを先生に打ち明けやすい環境であることも、理由の1つであると考えています。
・部活
一ツ葉高校には決まった「部活」はありませんが、人数を揃え自分達で立ち上げることが可能です。また、千葉キャンパスでは水曜日の午後にダンスレッスンがあり、希望者はいつでも参加出来る仕組みになっていました(ただしダンスに関しては講師の先生から今年度いっぱいかもと伺った為、無くなっている可能性があります)。
部ではありませんが私はバンドを作り、放課後近くのスタジオでセッションしたりもしていました。
特定の部が存在しない為、評価は低めに付けています。
・進学
大学進学コースというものが存在し、進学には力を入れている学校であると考えています。校内模試や全国模試も定期的にあり、進学コースで早慶上智等の名門大学に合格する生徒もいます。先生も手厚くサポートして下さり、凄くありがたかったです。
・年間学費
学費に関しましては一ツ葉高校のホームページをご覧になられるのが1番ですが、全日制の高等学校と比べれば比較的安価であると考えています。
またコースが複数あり、選んだコースによって金額が異なります。
・施設 設備
キャンパス自体はとても綺麗ですが、生徒数が増えた為少し狭く感じることがありました。代々木キャンパスの友人からも同様の話を聞いたことがあります。
千葉キャンパスでは大きく分けて、談話エリア、教室、進学教室、職員スペース、面談スペースに別れています。
設備ですが、現在キャンパス内に特殊な設備はありません。その為、千葉キャンパスでは近くの多目的施設で映画鑑賞をするなど、他の設備を利用することもあります。
・制服
一応制服はありますが、前述の通り一ツ葉高校は服装の規定がない為、着用している生徒は少ないです。自分なりにカスタマイズしたり、別に購入した制服を着用する生徒も存在します。私もその1人でした。
・先生
先生は良い方々ばかりでした。何気無い雑談から進路に関する話まで、どれも親身になって聞いて下さりました。授業で理解出来なかったことも私のペースに合わせて説明して下さり、感謝しかありません。
・卒業率
あくまで千葉キャンパスの話になりますが、卒業率は高いです。本科生(学校に登校せず単位を取得するコースの生徒)は存じ上げず申し訳ないのですが、学校に通った同学年の生徒はほぼ全員卒業しています。
以上が、各項目における説明、並びに口コミ(一ツ葉高校の評価)になります。長くなりましたが、是非参考にして頂ければと存じます。
最後に、一ツ葉高校、もとい通信制高校へ入学や編入を考えている学生に向けて、個人的に伝えたいことを書かせて頂きました。ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
ここまで読んでくれた君へ。
まずはここまで読んでくれてどうもありがとう!
多分君は何かの事情があって、通信制の高校に通うことを考えてる。そこまでじゃなくても、少なからず興味を持ってくれてる、ってことなのかな。
体が弱かったり、病気だったり、勉強が苦手だったり…色んな事情があると思う。もし、それがいじめや精神的な悩みだったら、このままもう少し読み進めて欲しいな。(違ったらずっと下の最後だけ読んでね!)
いじめや、君が受けている精神的苦痛そのものを理解することは俺には出来ないし、それは多分、君にしか分からない。でも、めっちゃ辛いよね。辛いことがどれだけ苦しいかっていうのは、俺も分かるよ。
「辛いよ」「苦しいよ」っていう感情が限界なら、逃げることも正解だと思う。でも、それが「逃げ続ける」じゃいけないってことを覚えておいて欲しいんだ。いつか辛いことを踏み越えて、前に進まなきゃいけない。その時間をくれるのが、通信制。
正直、通信制は良いことばかりじゃない。勉強は全日制よりも自分で管理してやらなきゃいけないから大変だし、より自主性を求められる。何より、受験。昔よりは理解が進んでるけど、それでもまだまだ色眼鏡で見られるのは事実。全日制の子達より、必要以上に頑張らなきゃいけないんだ。
だからもし…もし、今の状況を乗り越えられそうって少しでも思うなら、もうちょっとだけ頑張ってみて欲しい。もう限界!って自分で思うなら、どうかゆっくり休んで。 壊れる前に。
それから少し落ち着いたら、これからどうしたいか、何がしたいのか、よく考えて欲しいな。
最後に
今君は悩んだり苦しかったり、不安だったりするかもしれないけど、大丈夫。
中学生や高校生なんて、無限の可能性があるからね!だから諦めずに、色んなことに挑戦して欲しいな。
遠いどこかから、君が楽しく過ごせることを心から願ってます。
応援してるよ!!
卒業生 O