私は高校2年生の冬頃に第一学院に転校しました。
前の高校では1年生の時に最初はいじりだったのが段々大きくなってしまい、2年生ではいつも一緒にいた友達がすごく八方美人で人を信じられなくなったことが原因で不登校になりました。
今では、第一学院に通ったことで気づけた事や、新しく挑戦したりすることが出来たので私は転校して正解だったと思います。
◎メリット
・学校の雰囲気が明るく、先生が積極的に話しかけて下さる。
町田キャンパスはビルの中にあります。エレベーターを降りてすぐに自習室と先生方の机があり、教室に行くのも自習室に行くのも嫌でも先生方の前を通って行くしかありません。先生方は登校時に必ず「〇〇さん、おはよう」と言って下さるので、挨拶後に先生と立ち話している生徒をよく見かけます。
・校風が自由な所
これはデメリットに感じる方もいるかもしれませんが、校風は無いに等しいです。私は、なんでもかんでもルールに縛られてギチギチに生活をするのが苦手なタイプなので、周りを観察して突出したことをしない様に気をつけるぐらいの方が合っていました。
・誰からも否定されない
服が奇抜でも、髪が奇抜でも特に注意されることはありません。(大事な式典を除く)自分がやりたいことを好きな様に出来ます。ですが、あまりにも逸脱した格好や行為は注意を受けます。
・分からない問題は徹底に教えてくれる
分からない問題は本当に丁寧に教えて下さります。分からない問題の度に先生に聞きに行くと、空き教室で黒板を使って教えてくれる先生や、紙に書きながらマンツーマンで教えてくれる先生もいます。学校の課題以外でも分からない問題は先生も一緒に考えてくれるのでとても勉強はしやすいです。
✕デメリット
・生徒が少し幼稚
転校したからこそ感じる部分かもしれませんが、生徒が全体的に幼稚です。授業中に先生の揚げ足を取る先生がごく少数います。第一学院に1年次から通っていた人達や転校してきた私達は、何かしらの悩みを我慢してきてそれが爆発した事がきっかけで第一学院に通っているという人が多いです。だからこそ、我慢していた分そこではっちゃけている人が僅かにいるのだと思います。
・不登校などの経験がある人は注意
どのコースに入っているかは別として、第一学院は毎日通うことも1日だけ通うのも自由です。だからこそ、自分の中で学校に行かない癖が着いてしまっている人はまた行かなくなってしまう可能性があります。
・スクーリングが遠い
スクーリングは3泊4日の勉強合宿のようなものです。男女別の5人~8人が一部屋で本校の高萩キャンパスに泊まります。宿泊数は転校してきたタイミングや取得科目によって異なる場合もありますが、大体3泊4日と考えて下さい。
✿将来について
大学に行く人も専門に行く人も就職する人もいます。正直、普通高校に通っていても自分の努力次第で将来が変わっていくので、通信制高校も普通高校もあまり変わらないと思います。その代わり、国公立や早慶など目指すなら周りに流されることなく、相当な努力と強い気持ちが必要だと思います。普通の4年生大学なら行けます。
どんな高校でもメリット・デメリットはありますが、第一学院は通っていてデメリットを感じる部分は少ないです。
もし第一学院への進学・転校を悩んでいて、不安に感じる部分があるのなら学校見学などで先生に直接聞いてみて下さい。丁寧な先生が多いのでしっかり相談に乗ってくださると思います。私も見学に行った時に、通信制高校の事をあまり良く把握しきれていないことを伝えると、一から説明して下さり、「こういう風に過ごしたいならここ、学校の雰囲気がこうなのはここ」など他校のことも教えて下さりました。不安はすぐには消えませんが、しっかりと聞いて答えてくれる先生方がいるので安心して学校選択をしてほしいです。