通信制高校を親に反対されたら 2017.05.19
通信制高校は自由に授業を選べたり、学費が安かったりと全日制と比べて自由度が高いです。
学びながらも自分の時間を確保したい人にとってはとても学びやすい環境です。
そんな通信制高校に通いたい、と思っても親に反対されてしまうこともあります。
でも諦めるのはまだ早いです。
ここでは親に反対されたときはどうすればいいのかをご紹介します。
反対する親を説得するためには
何より重要な事は親とじっくり話し合うことです。
通信制高校の学費は安いといってもゼロではありませんし、親に不安や負担をかけてしまう可能性は十分あります。自分で学費を稼ぐのでしたら構いませんが、ご両親に学費を払ってもらうのでしたらなおさらです。
反対する理由を聞いてみよう
あなたが通信制高校に通うことを親が反対するなら、なぜ反対するのか理由を聞きましょう。
例えば通信制高校は自由度が高いかわりに、自分で将来や卒業のことを考えなければなりません。
自分でどういったペースで勉強をするのかスケジュールを組み、その通りに実行しなければならないので、予定通りに学習が進まず、卒業が先延ばしになってしまうケースもあります。
こういったことを不安に思い、通信制の高校に通うことに反対する親御さんは大勢います。
選んだ理由を説明しよう
反対する理由が分かれば、その理由に対してどうすればいいのかを考えることが出来ます。
もしその理由が解決できれば親は通うことを許してくれるでしょう。
そして、なぜあなたは通信制高校に通いたいのかをしっかり親に伝えましょう。
ただ漠然と通いたい、と伝えても親は反対するでしょう。
こういうところに自分は興味があって、入学したらどんなことをしたいのか。卒業したらこんなことをしたいということをきちんと両親に説明しましょう。
あなた自身がどうしても通信制高校に通いたいのであれば、その熱意を伝えなければ反対する親を説得できません。
しっかり時間をかけてご両親に気持ちを伝えてみましょう。
通信制高校のメリットとデメリット
通信制高校に通うことに反対している両親を説得するためには、通信制の高校がどんな学校なのか、そしてメリットとデメリットはなにかをきちんと把握していなければなりません。
通信制高校がどんな学校なのかをきちんと自分で説明することで、説得力が増しますよ。
通信制高校に通うメリットは?
通信制高校の最大のメリットはその自由度の高さにあります。
授業日程を自分で決めることができ、自分の時間を確保することができます。
また、高校によっては専門的なカリキュラムやユニークなカリキュラムを用意しているので興味がある分野を勉強することもできます。
学費が安いことも大きなメリット
学費が安く自由に時間が使えるので、金銭的に全日制高校に通うことが難しい生徒でも通うことができます。
他にも多様な生徒を受け入れる環境が揃っていることもメリットですね。
病気や不登校になった生徒でも学ぶことができるように通信制高校は多様な対策をとっており、生徒のやる気を引き出させようとしてくれます。
このように通信制の高校にはさまざまなメリットがあるので、反対する親を説得するためだけではなく、あなたが通信制の高校とはどのようなところかを正確に知るためにも、自分が行きたい高校のことは知っておきましょう。
通信制高校に通うデメリットは?
通信制高校は自分で自分のことを決めなければならず、自分のことは自分でやらなければなりません。
もちろん学校の先生もサポートしてくれますが、それでも最終的には自分でやらなければなりません。
自分で自分を管理することができなければ、実際に入学しても苦労するでしょう。
ただ単にメリットだけ考えて、希望どおりに通うことができたとしても、実際に通ってみたら予想と違っていた、という可能性もあります。
通信制高校をきちんと理解して親を説得しよう
あなたが親に通信制高校に通うことを反対されたら、きちんとご両親と話し合い、説得しましょう。
あなたが通信制の高校に入ってもしっかり学んでいくことができ、将来に向けて行動できると説得できれば、親も納得するかもしれません。
説得するためには、通信制高校がどんな学校で、どんなことができるのかをしっかり理解しないといけません。
親を説得できないときは?
話し合ってもあなたと親の間で意見が一致しないこともあるかもしれません。
ご両親は全日制高校に通っているけれど通信制高校に通いたい、と子供が親に言ったら、親は就職や進学に響くのではないか、と不安に思っているのかもしれません。
親はあなたの幸せを考えてくれているのです。
実際に学校説明会に行ってみよう!
実際に学校説明会に参加してみましょう。
どのような高校なのか職員の方に説明してもらえば、もっと通信制高校について知ることができますし、あなたがその高校に通うという実感もわくでしょう。
重要なのは親が反対しているからと言ってすぐに諦めないことです。