星槎国際高等学校は全国各地に学習センター,キャンパスと呼ばれる校舎があり、校舎によって校風がかなり違います。同地区の校舎の生徒が一同に集まる交流、ネット環境での全国一斉授業、修学旅行先や合宿先での地区にある校舎にお邪魔したりと、全国規模での交流があるのも特徴です。その交流から他校舎の校風を知り、自分の校舎とも比べた星槎国際高等学校の様子を書きます。
校則 どの校舎にも共通して、「人を認める・人を排除しない・仲間をつくる」という"3つの約束"と呼ばれるものがあります。その他の、髪染め、ピアスの可.不可、学校に持ち込み禁止の物…etc.の一般的な校則.規則は校舎によって違うようです。
いじめの少なさ 私の周りにはいじめはありませんでしたが、いち生徒同士の喧嘩、LINE外し(?)と呼ばれる行為はあると思います。ですが、これは10代が集まるどんな場所にも発生する可能性がある問題ですので、気にすることはないです。"イジメを経験した人が入る学校"というイメージがあるようですが、全員がイジメ被害者ではありません。時期に縛られずに入学できる通信制高校ですので、入試に全落ちして仕方なく入った人、並行して専門学校に通う人、バイトしながら高校卒業資格を取得する為に入った人……入学理由は様々です。生徒が皆、心に傷を抱えているわけではないので、そこはよくご理解された方が良いでしょう。因みに私が知る限り、退学(自主退学を除く)した人は知りません。暴力を含む喧嘩、学校の備品.設備破損(勿論生徒が弁償)、未成年喫煙、深夜徘徊等で補導された…etcの話は耳に挟みますが、そのような生徒も強制的に退学させられません。先生が把握されてないだけかもしれませんが^^
部活 校舎によって様々な部があります。活動は校舎ごとによって差があるのでオープンキャンパス等で確認してください。因みに、全く部活動のない(存在していても動いていない)ような校舎もあるようなので、興味のある部の名前を見つけても活動状況を確認するのもお忘れなく。進学(特に推薦).就職する際、部活動は評価の一部となります。校舎によっては大会出場やグレードを取得できるような部活動もあります。
進学 校舎によって状況は異なります。進学希望者の多い校舎は、進学ゼミと称した授業や勉強会を開いているところもあります。ですが通信制高校ですので、全日制高校より履修する科目数は圧倒的に少ないです。私の通う校舎は授業で化学と物理はやりませんでした。生物も教科書をかい摘んでやる程度です。例えば入学後、一般大学の理系学部を目指そうと思っても大概の人は、塾や予備校で一から学ぶ必要があります。文系科目も同様です。ですので、専門学校や就職を目指す人が多い印象です。(星槎大学に進む人も居ます)
年間学費 他の通信制高校と大差はありません。
施設・設備 校舎自体が貸しビルのワンフロアの所、独立した建物を校舎としている所、体育館を有している校舎等、学習センター.キャンパスにより様々です。私の通う校舎や、今までにお邪魔した他校舎は、一般的な高校の校舎と比べて、閉塞感が気になるような所ばかりでした。
制服 一般的な私立高校のブレザーです。
先生 星槎グループの会長である宮澤保夫先生の著書のキャッチコピーに『普通の先生になりたい人は帰ってください』とあります。つまり、星槎には個性的な先生が多いです。私はこの学校の先生に出逢えた事が、ここに来て良かったと思える理由です。どの先生も素敵な方ばかりでした。
卒業率 全体のデータを知らないので、学校が出している資料や、担当の先生の話をご参考にしてください。