通信制高校に通う意味とメリットデメリット

通信制高校への入学、転入を考えたことあるみなさん。

一度は「通信制高校って通う意味ある？」といった疑問にぶつかったことありませんか。

今回は通信制高校に通う意味を5つのメリットと2つのデメリットから考えていきます。

通信制高校に通う意味がわからない人のために、今回は5つのメリットを挙げたいと思います。

①経済的負担が軽い

通信制高校の授業料は全日制の高校に比べて安くなっているところがほとんどです。

公立の通信制高校は年間3万円前後が相場で、3年間通っても10万円かかりません。

私立の通信制高校でも、就学支援金の援助を受けることができるため年間10万円未満で通えるところもあります。

また、通信制高校は自宅での学習が基本となるので自由な時間が増えます。

その時間にアルバイトや仕事をして働きながら通信制高校に通う人も多くいます。

やはり、仕事と学校の両立がしやすいというのは大きいですよね！

②学びたいことを学べる！

通信制高校は、アニメや漫画、美容系など学べることが多岐に渡っています。

たとえば美容師になりたい！と思った学生が、将来の夢を見据えて通信制高校を選ぶことも少なくありません。夢への一番の近道かもしれませんよね！

当時やりたいと思っていたことも、何かをきっかけに興味がなくなってしまうかもしれません。高校を選ぶ際には改めて自分を見つめ直して、後悔のない選択をしてくださいね。

③学校に毎日通わなくていい

毎日学校に通わなくていい、というのは通信制高校最大のメリットかもしれません。

全日制の高校は月曜日から金曜日まで、朝の8時から夕方16時頃まで毎日学校があるのが当たり前です。

さらに遠方の学校に通っている場合はその前後2時間ほど、通学時間に取られてしまいます。満員電車であれば登校するだけでヘトヘトになってしまいます。

家で勉強出来ないひとであれば、お気に入りのカフェでお気に入りのBGMで勉強することだって可能です。

④人間関係で悩まない

通信制高校には様々な事情を抱えた人が通っています。いじめにあい、不登校になった人だって少なくありません。

通信制高校が全日制高校のように、毎日学校に通わなくていいので教師や友達に気を使いすぎることもありません。

気の合わない教師や友達と毎日顔を合わせることって想像以上にストレスになります。そういったストレスから解放されることは通信制高校の大きなメリットです。

しかし人間関係がシンプルであることは、同時に友達づくりが難しいということを意味します。友達がたくさん欲しい！という方は全日制の高校のほうが向いているのかもしれません。

⑤サポート体制が強い！

通信制高校、とくに私立の通信制高校はサポート体制がしっかりしています。

少人数制をとっている学校がほとんどなので、担任の先生もひとりひとりに目を届けてくれます。

また、通信制高校では単位取得のためにレポートの提出、スクーリング、定期試験が必要な場合がほとんどです。

単位認定のためにはもちろん自己管理も必要ですが、担任の先生がしっかりサポートしてくれるので自分のペースで勉強を進めることができます。

通信制高校には、メリットももちろんデメリットもあります。いくつか見ていきましょう！

①人との関わりが少ない

メリットのところでも述べましたが、人間関係がシンプルというのはやはりデメリットにもなります。

クラスのみんなで団結して体育祭優勝、部活動の帰り道に河原でおしゃべり、といった映画にでてきそうな事をするのはむずかしいかもしれません。

しかし通信制高校にも文化祭や部活動があります。こうした活動に積極的に参加することで友達をたくさん作ることは可能です。

同じような悩みをもっているひととは仲良くなれるかもしれません。

②とにかく卒業することが大切

通信制高校では全日制の高校以上に卒業することが第一に求められます。基本的に留年はありませんが、卒業必要単位数は設定されているのでそれをクリアする必要があります。

卒業できなければ高卒認定がもらえず、いままでの努力も無駄になってしまいます。サポートも受けつつ、計画的に勉強していきましょう。

通信制高校のメリットデメリット、把握していただけましたか。

これらを理解した上で改めて将来について考えてみると、また違った道が見えてくるかもしれません。

「通信制高校に通う意味はない」なんてことは、決してありません。通信制高校に通う意味はあります。

〇〇高校を卒業した、何かを成し遂げたという経験は必ずあなたの自信につながります。

地に足をつけて後悔のない選択をしてくださいね。