高校二年次生の者です。(平成29年1月12日 現在)
この高校を入学するにあたって私も当校についての情報を
インターネットを用いて調べていた経験があり、
今度は私が当校にご入学される方々に参考に少しでもなればなと思い当校について書き上げてみました。
長文になると思いますので、目次をあらかじめに作っておきました。
主に10代の方向けに書いております。
本文は主に上記の星マークに沿って、さらに補足を付け加えるいう形で書かれています。
修悠館高等学校のホームページと重複する部分が多々ありますので、先ずはホームページを読み、さらに分からないところ確認するという形で読んで頂くのが良いかと思います。
全て読んでいたけたら何よりも嬉しいのですが時間は有限ですので、まず自分にとって大切な所を読んでください。
県立横浜修悠館高等学校ホームページ
http://www.y-shuyukan-h.pen-kanagawa.ed.jp
1,当校 {公立、通信制学校での用語、学習形態}
2,上記の五評価について{校則、いじめの少なさ、部活、進学、年間学費、施設、制服、先生、卒業率}
3,入学される本人の皆様へ
4,入学される本人の保護者様へ
1,当校について
⚪︎公立
既にご存知かと思いますが、当校は公立高校です。この点につきましては主に経済面で参考になると思います。
また当校では単位制で、2学期制が採用されています。
⚪︎通信制学校での用語
これらは、当校だけでなく殆どの通信制学校に共通するかと思いますが、在校されるにあたっていくつか聞き慣れない用語が出てくるかと思います。しかし、勿論徐々に慣れてきます。ここで一つ私が入学にあたって聞き慣れなかった用語を一つ紹介したいと思います。
「スクーリング」=面接授業=学校で授業をする事
⚪︎学習形態
一概に通信制だから、全てパソコンで学習していくという訳ではありません。
学習形態は平日講座、日曜講座 、IT講座と3つに別れています。しかし、授業内容(レポート)が異なるという事はありません。
単位修得の条件は各科目によって異なりますが以下の3つになります。
【レポートを全て合格
【前期、後期両方ともに試験に合格
【最低出席日数を満たす
平日講座はその名の通り、平日に学校へ通い授業を受けるという形式。
日曜講座は日曜のみ学校へ通い授業を受けという形式。
IT講座は基本的にパソコンでレポートを完成させるという形式です。
最低出席日数を満たす為に、IT講座を受講する場合にも学校で授業を受ける必要があります。しかし最低出席日数の一部をNHK高校講座等で視聴代替を行う事で一部を免除する事が出来ます。
2,上記の五評価について
⚪︎校則
校則は厳しい、緩いと両方の意見を聞きますが、人によって感じ方は違うと思うので明確な主張は出来ませんが校則を挙げて説明させて頂きますと、
【5分以上の遅刻は如何なる状況であれ(電車の遅延やバスの渋滞等)一切認めない。
【忘れ物がある場合授業を受ける事が出来ない。
これは当校問わず何処であれ人と関わっていく中で基本的な事(最低限)だと思います。
⚪︎いじめの少なさ
いじめは少ないかと思います。
理由は多々あります。一番の要因は生徒の多くが個別に活動している。といった事だと思います。部活でもしない限り他の生徒との接点が生まれないのではないかと思うほど、それぞれここに活動している人が多いです。
かつて、担任が友達はあまり作らない方がいい。とおっしゃっていました。
この意見に対しては中立的な考えを持ってしまうのですが、友人がいる事で勉学(主に単位修得に向けて)に対してのモチベーションを維持出来たり、非常に自分の支えにもなるかと思います。しかしながら、最も重要視しなければならない事は『卒業』するという事です。友人を作って遊び呆けたり、揉め事を起こす事よりも単位を修得し卒業する事の大切さを忘れない事が必要だと思います。
だいぶ論点がずれてしまいましたが、イジメは少ないかと思います。
⚪︎部活
私は無所属なので詳しくは答えられませんが、文化祭だけでなく至る所で部活を通して活躍されている方が多いなと感じています。
部活の種類につきましては当校のホームページの方が詳しい情報を得られるかと思います。
http://www.y-shuyukan-h.pen-kanagawa.ed.jp
⚪︎進学
まだ在籍していますので、何とも言えません。
レポート内容だけでは受験には足りません。ただ、就職を含む進路に関しては専用の先生がいらっしゃいますので進学を希望するのであれば、早めに手を打つべきだと思います。
⚪︎年間学費
当校のホームページを読んで下さい。明確に記載されています。
http://www.y-shuyukan-h.pen-kanagawa.ed.jp
⚪︎施設
旧和泉高校を利用していますので、ごく普通の公立高校です。
売店やラウンジもあります。
⚪︎制服
ありません。自前のなんちゃって制服を着ている方を何人か見かける事はあります。
⚪︎先生
非常に優しいと思います。たまに、ツンケンしている先生もいらっしゃいますが、逆に目立ってしまうほど、ほとんどの先生方が優しいです。
レポートで分からない所を質問した際にも非常に手厚く教えて下さいました。
⚪︎卒業率
具体的には分からないのですが先生方いわく、少ないそうです。
3,入学を希望する本人の皆様へ
当校には『自学自習の力』が求められます。この力がないと単位修得が難しくなるからです。さらに私は『自己管理の力』も必要になってくると考えております。
しかし,、とても厳しい学校なのかというとそうではありません。
当校は例えば、自分に甘い人はどのぐらい頑張ったら怠けずにレポートを合格する事が出来るかとか、頑張り過ぎてしまう性格の人であれば、どのぐらいのペースで学習していったら良いか、また学習面だけでなく生活習慣など、自分に適した学習方法や生活習慣を見つけ出せる非常の良い場でもあると私は思っています。
また、学校生活を送る中で分からない事が学習面以外でも必ず出てくると思います。その時に、『自分で先生方に質問するという力』を身につける事も重要だと思います。分からない事を聞くという事は学校の場以外でも必要になるという事は自分でもすでに分かっていると思います。聞く事で自分にも自信がつくハズです。先生方は優しいので安心して聞いていいと思います。
4,入学を希望される本人の保護者様へ
通信制を通うという事は何らかの理由がある。という事が多いかと思います。
通信制だけとは限りませんが、我が子の進学先を保護者の方も親身になって調べていらっしゃるという事はお子さんにとって非常に心強い存在であると思います。
ただ、私を含め我々未成年は近い将来、自分で働いて食べていかなければなりません。
その為に学力だけではなく、家族以外との人と関わり方や、言葉遣い、分からない事を自分で調べたり、或いは人に聞いたり、時間を守ること等のスキルを身に付ける必要があると思います。
当校には幅広い年代の方がいて、様々な理由で学校に通われている方が沢山います。
ここは学力以外のスキルを身につけやすい場でもあると思います。なので全てを手助けするのではなく、この様なスキルを身に付ける為に優しく見守っていてくれたらなと思います。
当校のシステムは複雑な部分がややありますが、その時はお子さんと一緒にそして教員を通して解決していくのが良いのかなと思います。
大変長文となってしまいましたが、読んで下さってありがとうございました。