通信制高校に新入学する受験生におすすめの情報まとめ 2020.05.14
通信制高校への新入学を考えている皆さん!
今回は通信制高校を受験するときに役立つ、試験の内容や合格への必勝法など詳しく紹介します!
新入学を考えている中学生だけでなく、転入学・編入学を考えている高校生もぜひ参考にしてください。
新入学の出願について
まずは出願についてです。
受験の申込みをしなければ入学試験を受けることはできません。早めに準備をしておくといいですよ。
出願時期
通信制高校の一般入試の出願時期は以下のようになっています。
- | 一般的な出願時期目安 |
---|---|
公立全日制高校 | 1月~2月 |
私立全日制高校 | 1月~2月 |
公立通信制高校 | 3月~4月 |
私立通信制高校 | 12月~3月 |
全日制の受験後でも間に合う!
私立の通信制高校はほとんどの学校が3月まで入学申し込みを受け付けているので、全日制高校の受験を終えたあとでも申込みができます。
一般的に公立の全日制高校のすべり止めとしては私立の通信制高校を選ぶ人が多いですが、最近では学費を減らすためにもすべり止めに通信制高校を選択する中学生が増えていますよ。
公立の通信制高校の受験時期も遅いですが、そのぶんもしも落ちてしまった場合には4月からの高校入学ができないので、リスクを避けるために私立の通信制高校を選ぶというケースもあるようです。
説明会に参加しないと申し込めない学校が多い
なお、通信制高校は出願前にあらかじめ説明会もしくは個別相談会に出席しなければならない場合も多いです。
全日制よりも知名度がないので、入学前にしっかりと通信制の仕組みを伝えて入学後のギャップを生まないようにするためにこのような場が用意されています。
出願を迷っている学校がいくつかあるなら、先に一度学校に足を運んでみることをおすすめしていますよ。
通信制高校の受験って何をするの?
通信制高校の受験で具体的に何をするのか、あまりイメージがわかない人がほとんどだと思います。気になっている中学生や保護者の皆さんも多いですよね。
まずは基本的な入学試験の内容を紹介します。
一般的な入試内容
(1)学力試験
(2)面接
(3)作文
学力試験
通信制高校の場合、全日制高校と違って学力試験が必ずあるとは限りません。
ほとんどの場合学力試験はなく、あったとしても生徒の学力を確認するための簡単なものである場合が多いので特別な受験勉強をする必要はないでしょう。中学校の教科書を読むことさえできれば特に問題ないことがほとんどです。
公立高校では学力の評価が厳しい!?
しかし公立の通信制高校では学力試験の評価が厳しい場合があります。
東京都が特に厳しく、学科試験は国語・英語・数学の3教科を合計60分のテストで実施。学校によっては学力の評価比重が高く、倍率が2倍以上になることも珍しくないので注意してください。
受験では一番大事!面接の対策
通信制高校の入学試験では、実は面接が最も重視される傾向にあります。
通信制高校は高校をしっかり卒業できる生徒に入学してもらいたいので、生徒と直接向き合って気持ちを確認できる面接でその素質を見分けるんです。
面接についての詳しい解説はこちらの記事をチェックしてください!
作文
私立の通信制高校ではほとんどの学校が入学試験の際に作文の提出を求めます。
文字数は学校によって大きく差がありますが、少ない学校で300文字、多い学校で800文字程度(原稿用紙2枚分)なので文章を書くのが苦手だという人でもそんなに心配することはないでしょう。
よくある作文のテーマ例
よくある作文のテーマは以下の通りです。
・高校生活でやりたいこと
・卒業後または将来について
・中学校時代の思い出
・通信制高校またはこの高校を選んだ理由
どのテーマにおいても、へたに誤魔化したりせず自分の気持ちに素直に書くことが大事ですよ。
漢字などは間違ってしまっていてもかまわないので、やる気が感じられるような内容を心がけましょう。
試験を受けるときや面接の服装って?
面接のときに一番不安になるのが服装ですよね。
中学校に制服があった場合には制服を着ていけば間違いないでしょう。
もしも制服がない場合には、私服のなかでもなるべく落ち着いた服装を選ぶのがおすすめです。街を歩いていて浮いてしまったり目立ってしまう格好は、もちろん面接のときにも浮いてしまいます。
まとめ
通信制高校に新入学する場合の受験について紹介しました!入学試験について大事なポイントをまとめると・・・?
ここがポイント!
・私立の通信制高校なら3月までの出願ができる
・学力試験はほとんどないけど公立は厳しい可能性も
・実は面接が一番大事!
併願受験では条件が違う場合も!?
なお、こちらは新入学の場合の情報です。
転入学や編入学の場合、また併願受験の場合には多少異なる場合があるので注意してください。