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高校生で学校に行きたくない!原因や対処法を紹介!

高校は大学への進学や就職につながる非常に重要な時期ですが、「学校に行きたくない」と悩む方も少なくありません。

学校に行きたくないのに、行かなきゃいけないとなるとつい焦ってしまいますよね。

そこで今回は学校に行きたくなくなった方に向けて、行きたくなくなる原因や対処法についてご紹介します。

また子どもが学校に行きたくなくなった際に親ができることについても解説するので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

高校生が学校に行きたくないと思う原因6つ

学校に行きたくないと思う原因は人によってそれぞれです。

理由がわからないと、ただなんとなく悶々と行きたくな気持ちが強くなってしまうだけなので良くありません。

おもに学校に行きたくないと思う原因には以下のものが挙げられます。

  1. 勉強へのモチベーションが下がった
  2. 人間関係に悩んでいる
  3. 学校の雰囲気になじめない
  4. 健康面に問題がある
  5. 家庭環境が良くない
  6. 遊びや非行に走っている

➀勉強へのモチベーションが下がった

授業や勉強に追いついていけず、焦りや罪悪感から高校に行きたくないと思ってしまうケースは実は多いです。

とくに高校生になると授業の内容が難しくなるだけではなく、授業の速度そのものが早くなりますし、進学校に通う人こそ周囲のレベルに合わせられず「学校に行きたくない」と感じます。

さらに中学生の頃よりも高校は精神面でのサポートも減る傾向にあるため、個人的な相談や悩みも相談しにくくなるのも原因のひとつです。

高校の中でも高校1年生や長期休暇後などは、まだ中学生の時の感覚からすぐに切り替えられず、そのまま不登校になってしまうケースも。

また高校3年になった時点でも進路でなんで休みがちになる人もいます。

周りが志望校や進路を決めているなか、自分だけ何も決まっていないと焦ります。

そうなると高校に通う意味を見出せなくなり、つい学校に行きたくないと思うようになってくるのです。

 

②人間関係に悩んでいる

高校生に限らず、いじめや人間関係の悪化によって学校に行きたくないと思う人はたくさんいます。

特に高校になると教師が人間関係に直接介入するケースはグッと少なくなり、どうしても個人で解決しなければいけません。

わかりやすいいじめではなくても、「進級して友達が思うように作れなかった」「クラスもしくは部活動での人間関係がよくない」「以前仲が良かった友達と疎遠になってしまった」など。

学校生活においてひとりになる「時間が増えれば増えるほど、学校に行く意味がないと感じてしまうのです。

 

③学校の雰囲気になじめない

人間関係ではなくても、そもそも学校の雰囲気に合わないといった理由で学校に行きたくないと感じるケースもあります。

やはり校風は受験時にすべてわkるものではありませんので、入学後のミスマッチといったことも実は少なくないのです。

たとえば、「拘束が思ったよりも厳しかった」「学習のレベルが高い」「行事等が自分に合わない」など。

また第一志望に受からなかったことによって、どうしても学校を好きになれないケースもあり得ます。

 

④健康面に問題がある

精神的にも身体的にも健康面での悩みによって、学校に行けない人も少なくありません。

たとえば病気やケガなどで長期的に休まざるを得なくなった場合、復帰までに時間がかかり、そのまま学校に行けなくなるケースも。

また思春期特有でありがちなのは、朝起きられなくて登校できず、学校生活に支障をきたすものがあります。

1日2日などで復帰できるのであればあまり問題がありませんが、1週間以上となると何かしらの病気の可能性が考えられます。

もし無気力状態が続くのであれば、カウンセリングを受診することも検討してみるといいでしょう。

 

⑤家庭環境が良くない

学校に行きたくなるのは、学校生活や環境の変化によるものだけではありません。

一見学校とは関係ないように見えても、家庭環境や家族関係で悩んでいる場合、学校生活にもなかなか身が入らなくなります。

「家族に過度な期待を寄せられている」「気軽に会話できる雰囲気ではない」など人にとって様々ですが、とくに学校生活に悩みがないのにといった方は家庭環境を見直してみたほうが良いかもしれません。

 

⑥遊びや非行に走っている

少し悪い友達を学校などで作ってしまい、遊びや非行の傾向が強くなると、Ⅾン段学校に行く意欲がなくなっていきます。

たとえば、友達と夜遅くまで遊ぶとなるとどうしても生活リズムが崩れて朝起きれなくなってしまいます。

とくに高校生になると自分で行動できる範囲も広くなりますし、家で定める門限も遅くなりがち。

ほかにも友人との遊び以外には、スマートフォンやゲームなどに依存してしまって不登校になるケースもあります。

高校に行きたくないと思ったときの対処法6つ

高校に行きたくないと感じる原因についてご紹介してきましたが、実際どのように対処すればいいのでしょうか?

もし現在、学校に行きたくないと思う方は以下の対処法をご紹介します。

  1. なぜ学校に行きたくないのかの原因を考える
  2. 相談できる人や場所を見つける
  3. 学校以外の居場所を探す
  4. 心身の回復に集中する
  5. 進学情報について調べる
  6. 勉強だけは遅れないようにする

➀なぜ学校に行きたくないのかの原因を考える

学校に行きたくないと思ったらまず、「なぜ学校に行きたくないのか」を客観的に考えるようにしましょう。

先にも述べたように学校に行きたくないと思う原因はひとによってさまざまです。

またそもそも学校に通うこと自体にハードルの高さを感じるケースもあります。

「〇〇しなければけない」と思うのではなく、「とりあえず行ってみる」「問題のない範囲で休んだり、遅刻をする」といったレベルで考えてみると少し行きやすくなるでしょう。

不登校になる人こそ、「学校には絶対行かなくてはならない」「休んではいけない」と考える傾向にあるので、考え方を変えてみて下さい。

 

②相談できる人や場所を見つける

ひとりで学校に行きたくないと悩むのは、精神衛生上よくありません。

もし学校に行きたくないと感じたら、自分の状況について相談できる人や場所を探してみましょう。

第三者に相談することで思わぬ解決策が見つかることもありますし、話を聞いてもらうだけでもスッキリすることはよくあります。

たとえば、一番身近な存在であれば家族や友人、学校の先生、塾の先生、スクールカウンセラーなどに相談してみて下さい。

さらに、「身近な人に相談するのは少し恥ずかしい」と思う方は、インターネットやネット掲示板、公的機関などを通じて聞いてみるのもひとつです。

 

③学校以外の居場所を探す

学校に行きたくないと感じ始めたら、学校もしくはクラス以外に自分の居場所を探してみることをおすすめします。

たとえば代表的なものであれば、保健室や図書室、部活の友人、習い事の友人など。

学校によっては保健室登校ができるケースもあるので、まずは担任の先生や学年主任の先生など話しやすい先生に相談してみるといいでしょう。

また自分の居場所は学校以外でも構いません。

高校生ならアルバイトや趣味の外部活動でできた仲間なども積極的にかかわっておけば、徐々に学校に行くハードルも低くなるはずです。

居場所を選ぶポイントは、「自分が安心できるところか」「自分の好きなことややりたいことができるか」です。

そこで悪い友人や非行に走ってしまうと取り返しがつかなくなるので、注意しなければいけません。

 

④心身の回復に集中する

学校に行きたくないと考え学校を休むと決めたら、とにかく心身の回復に勤めましょう。

自分で考えている以上に精神的・身体的負担がある状態なので、とにかく休むことが何よりも大事です。

一度休めば、徐々に自分の中での考えややりたいことがまとまってくるので、周囲にも自分の気持ちを打ち明けられるようになります。

 

⑤進学情報について調べる

高校に行きたくなくなったら、自分にはどんな進路の選択肢があるのかを考えてみて下さい。

今通っている高校がどうしても合わないといった場合、転校によって高校卒業するのもひとつです。

高校さえ卒業すれば、そこから大学進学や専門学校などへの進学もできます。

「やりたいことがない」「将来に対して漠然とした不安があって学校に行けない」といった方は、そもそも世の中にある職業や学校の特徴について知らない可能性が高いです。

一度学校を休んで調べてみると、案外興味の持てる分野が見つかるかもしれません。

目標や目的が決まったら、勉強へのモチベーションや学校に通う理由などもでてくるはずです。

 

⑥勉強だけは遅れないようにする

なかなか難しいことではありますが、高校を休んでいてもなるべく勉強に遅れないように心がけるといいでしょう。

なぜなら高校を休むことで心身が回復したとしても、学習面で巻き返すことができないほどの遅れが出てしまうと、また学校に行けなくなる可能性があるからです。

もし学習進度が心配な方は、家庭教師や塾などでフォローしてもらうのもひとつです。

最近ではオンラインでの家庭教師サービスなどもあり、不登校や引きこもり、発達障害に特化した指導やサポートが受けられるところもあります。

家庭教師は担当講師との相性が重要なので、一度体験授業を受けてみてください。

高校に行かない時の選択肢4つ

どうしても学校に行けないもしくは行かないとなれば、今後の進路について考えなければいけません。

そこでここでは、高校に行かないもしくは辞める場合に取るべき選択肢についてご紹介します。

「今通っている学校では卒業するのが難しい」といった方はぜひ以下の選択肢を参考にしてみて下さいね。

1,転校する 2,高卒認定資格を取得する 3,留学する 4,就職する  

➀転校する

まず、今通っている高校で卒業するのが難しいといった場合はほかの学校に転校するのがおすすめです。

ここでは、「通信制高校」「定時制高校」「全日制高校」「高等専修学校」についてそれぞれの特徴やメリットについてご紹介します。

 

定時制高校

高校を辞めてしまった方は定時制高校に通うといった選択肢があります。

定時制高校は午後から通えるコースから3年間で卒業を目指せるコースもあるので、自分のライフスタイルや精神的・身体的な理由によって学校に通えなくなった人におすすめです。

定時制高校にはさまざまな年代の方が通っているため、通常の高校では関われない人と関われたり、自分にはない価値観を知れるきっかけにもなります。

 

通信制高校

高校を辞めようと考えている場合まず、通信制高校に転校するといった方法が挙げられます。

通信制高校では同じように学校に行けなくなった不登校の方が多く在籍しているので、転校へのハードルもかなり低いです。

受け入れ体制も整っているので、転校するタイミングについても柔軟に対応してもらえるメリットがあります。

通信制高校では基本的に登校日が通常の高校よりも圧倒的に少なく、学校によって異なりますが年に数回~10回未満で押さえられます。

さらに高校卒業に必要な単位も、オンラインでのレポート提出や課題提出で認められることも。

これまで通ってきた高校で取得した単位をそのまま引き継ぐことができるケースもあるため、無駄にならないのもうれしいポイントです。

とくに私立の通信制高校ではカウンセラーやマンツーマンでの指導も受けられますし、通常の科目授業だけではなく「音楽」「芸能」「芸術」などほかの分野にも触れられるメリットもあります。

「地方住みで近くに転校できる学校がない」「そもそも家から出るのが億劫」といった方にはおすすめです。

 

全日制高校

これまで通ってきた高校を辞めたら、ほかの全日制高校に転校するのもひとつです。

とくに人間関係が原因で学校に通えなくなった場合、新しい学校に通えばリセットされるのでおすすめです。

高校1年の早いタイミングなら普通科から工業科など、全く新しい学科に転嫁できるケースもありますので、他にやりたいことが明確にある方はなるべく早く動くようにしましょう。

しかし全日制高校への転校となると、転校先の決まりやいつ転校するのかのタイミングによっては転校が認められないケースもあるので要注意です。

ほかにも、これまで取得した単位がそのまま引き継げないこともあり、その場合は転校ではなく編入扱いになり、もう一度単位取得しなければならないことも。

学校によっては学科試験などが必須になるところもあるので、もしほかの全日制高校に転校したいのなら、現在在籍している学校と転校先の学校、そして家族とよく相談して慎重に決めましょう。

 

高等専修学校

将来やりたいことが決まっているのなら、高等専修学校への転校も選択肢の一つとして考えておくといいでしょう。

高等専修学校とは就職に直結した専門的な技術を学べる学校で、元不登校生など学校に行けなくなった人から人気を持たれています。

学べるものはたくさんあり、具体的には工業や福祉、服飾関連などが学べます。

②高卒認定資格を取得する

高校を辞めたとしても、高卒認定を取得するようにしたほうが良いでしょう。

高卒認定とは学歴としては中卒でありながらも、高校卒業と同等の学力があることを証明できるものです。

大学や短大、専門学校への受験資格が獲得できるので、進学への希望が少しでもある方はもっておいて損はありません。

高卒認定を取得するには、全日制・通信制・定時制・高等専門学校・専修学校の卒業のほかに、通信制高校と提携しているサポート校などでも認められるケースがあります。

③留学する

海外に興味がある方や英語力を身につけたい方は、高校をやめたあとに海外留学してみるのもひとつです。

海外での高校卒業資格を取得すれば、さらなる進学の可能性も広がります。

お金はかかりますが、将来グローバルに活躍したい方はぜひ家族や今通っている学校などとよく相談して決めてみてください。

④就職する

高校を辞めたら、アルバイトなど就職するといった方法もあります。

実際、高校に中退した人の中には、アルバイトやパートなどで生計を立てている人が多いといわれています。

しかし考えなければいけないのは、高校中退で中卒の学歴だと就職先の選択肢がかなり限られてしまうということです。

高校中退からいきなり正社員として働くのはかなり難しく、はじめは不安定な収入となることを覚悟しておかなければいけません。

高校で学校に行きたくないと言ったときの親の対応4つ

不登校で悩むのは学生本人だけではありません。

やはり家族にとっても、「今後の進路が不安」「就職や進学などしたほうが良いのでは?」「きちんと卒業できるの?」と心配しますよね。

そこでここでは、不登校ぎみのお子さんを持つ保護者の方に向けてできることをご紹介します。

ぜひ参考にしてみて下さいね。

  1. しっかり休ませる
  2. 第三者に相談する
  3. まずは受け入れる
  4. いいところを褒める

➀しっかり休ませる

子どもが学校に行ける気持ちになるまでは、保護者の方も必要以上に焦らずまずはしっかり休ませるようにしてください。

原因が明確でなくても、学校に行きたくない時というのは心身ともにかなり疲弊している可能性が高いです。

いきなり、「これからどうするの?」「いつまで休むの?」などと問い詰めてしまうと、さらにストレスを感じ改善しないこともあります。

保護者の方が不安になると、どうしても子どもも気が休まらないので、あくまで普段通りに落ち着いた態度を見せるようにしましょう。

②第三者に相談する

自分が経験していなければ、やはりどうしても不登校で悩む子どもに寄り添うことはできません。

不登校についての知識を得るためにも、第三者に気軽に相談できるようにしておくといいでしょう。

家族で解決するのには限界がありますし、まずは通っている学校や不登校生に詳しいカウンセラーなどの専門家、必要であれば病院なども利用してみて下さい。

③まずは受け入れる

子どもが学校に行きたくないと伝えてきたら、まずは保護者として受け入れる姿勢が大事です。

頭ごなしに否定せず聞いてもらえる環境そのものが、少なくとも子どもにとっても安心材料になるからです。

学校に行きたくない理由は人それぞれですし、大人である保護者が聞いたところで理解できないものもあります。

たとえ納得できない理由があったとしても、「あなたはそう考えるんだね」と理解を示してあげましょう。

回復するまでは、なるべく話しやすい環境を整えるなど、子どものペースに合わせた生活をすれば徐々に復学に対しても前向きになるはずです。

④いいところを褒める

不登校になりそうもしくはもう不登校気味になっているのなら、子どものいいところや長所を褒めるように意識してみて下さい。

子どもは学校などで自己肯定感が損なわれている可能性もありますし、そうでなくても自分で自分の良さに気づかず負のループに陥っているおそれも考えられます。

過度に褒めるのではなく、日常の些細なことでかまいません。

もし学校に行きたくない気持ちを素直に打ち明けたのであれば、「自分の意志を伝えられてえらい」などと伝えるのもひとつです。

もしくは子どもの得意なことや興味のあることに対して、応援してあげる姿勢を見せるのも効果的だといえます。

反対に親がやってはいけないNGな対応4つ

学校に行きたくない子どもへの対処法についてご紹介してきましたが、反対に保護者の方がやってはいけない対応もあります。

対応を間違えてしまうと、不登校期間が長引いてしまったり、状況が悪化する恐れもあるため注意が必要です。

そこでここでは、保護者の方が不登校の子供に向けてやってはいけないNG行動についてご紹介します。

「自分の子どもが不登校気味でどうすればいいかわからなくて困っている」方はぜひ参考にしてみて下さいね。

  1. ほかの子どもと比較する
  2. 無理に理由を問い詰める
  3. ネガティブな言葉ばかりかける
  4. 無理に学校に行かせようとする

➀ほかの子どもと比較する

学校に行きたくないと言っている子どもに対して、ほかの子どもと比較するのはNGです。

当人自身「なぜ学校に行きたくないかわからない」と悩んでいることも多いため、「〇〇くんは頑張ってるのに」などと言ってしまうと逆効果です。

ほかの人と比べたら「それに対して自分は…」とより自分自身を追い込んでしまい、ますます学校に行くハードルが高くなってしまいます。

確かに、保護者としては毎日ほかの子と同じように登校した欲しい気持ちはわかりますが、「よそはよそ、うちはうち」といったようにあくまで子供のペースに合わせるようにしましょう。

②無理に理由を問い詰める

学校に行きたくないと話す子どもを無理に問い詰めたり、頭ごなしにしかるのはよくありません。

まだ自分の気持ちについてまとまっていないこともありますし、結論ばかり急ぐと二度と学校に復学できない可能性もあります。

とくに不登校になった直後は精神的にも身体的にも不安定であり、とてもじゃありませんが将来や今後のことを考える余裕はありません。

数日や1週間など様子を見て、時間がある程度たって落ち着いてから徐々に将来のことについてポジティブな話し合いをするのがベストです。

また不登校になった子供を持つ保護者の方にありがちですが、一方的に頭ごなしに叱るのもNGです。

どうしても子どもが学校に行かなくなると、保護者の方も「進路は大丈夫なの?」と心配するあまり、イライラしてしまいがちです。

しかし学校に通えなくなった子どもにしてみれば、「もっと頑張って」と応援されてしまうとプレッシャーに感じてしまいます。

もちろん子どもの性格にもよりますが、高校生ともなると当人も将来のことについて考えるため、一般論や精神論で押し付けないようにしましょう。

③ネガティブな言葉ばかりかける

保護者の方は学校に行けない子どもを前にして、決してネガティブな言葉を掛けないように気を付けなければいけません。

学校に行っていないことを指摘したり、子どもに焦りを与えるような言葉は、かえって子供を追い込んでしまうおそれがあるからです。

不登校の子どものなかには、「ほかの友達は普通に通えているのに、自分だけが通えていない」と負い目を感じている人も少なくありません。

そこで一番身近にいる保護者が不安になることばかり言うと、子どもにとっても立ち直るきっかけや将来に対してもポジティブに考えられなくなってしまいます。

本当は転校など様々な選択肢があるのにつぶしてしまわないように、保護者の方もいろいろな可能性について調べておくといいでしょう。

④無理に学校に行かせようする

学校に行きたくないと言っている子どもに対して無理やり投稿させようとすると逆効果です。

不登校になった原因を何も把握せず改善もしていないうちから投稿させようとしても、ストレスが溜まっていくだけです。

場合によっては、二度と学校に行きたくないとトラウマになる可能性もあります。

確かに登校してしまえば案外普通に過ごせるケースもありますが、あまりにも嫌がっているのに登校させても意味がありません。

少なくとも原因をきちんと理解できるまでは、ある程度は本人の意思を尊重するようにしましょう。

高校に行きたくない時に利用すべき相談先

先ほど述べたように、学校に行きたくなくなった際は第三者に相談してみるのがおすすめです。

専門家に相談すれば子どもに合った方法やアドバイスを受けられるメリットがあります。

そこでここでは、不登校になった際に相談できる場所についていくつかご紹介します。

学生の方だけではなく、保護者の方もぜひ参考にしてみて下さいね。

  1. 学校、スクールカウンセラー
  2. 地域の支援センター
  3. 病院
  4. 電話相談
  5. 家庭教師や塾

学校、スクールカウンセラー

学校に行きたくないと思ったらまず、通っている学校もしくはスクールカウンセラーに相談するのがおすすめです。

もし学習面が原因で不登校になっているのであれば、担任の先生に相談すれば個別での指導を受けられるかもしれません。

また学校や部活動といった人間関係がきっかけなら、スクールカウンセラーの方がより悩みを打ち明けられやすいでしょう。

具体的な対処をしてくれることもあれば、誰かに話を聞いてもらうだけでも気が楽Iなることもあります。

地域の支援センター

地域の支援センターを利用することもまた、不登校で悩んでいる際の相談先としてはおすすめです。

とくに不登校を支援する教育センターでは、高校生までの子どもについてより専門的なアドバイスをしてもらえるメリットがあります。

教育面だけではなく、いじめや発達障害のことについても相談できるので、まずは地元の支援センターに問い合わせてみて下さい。

病院

どうしても精神的に追い詰められて不登校になっているのであれば、心療内科や精神科といった病院の受診も検討してみてもいいかもしれません。

不登校になる原因は人それぞれですが、なにかしらの疾患や精神的な病気にかかっている可能性が高いからです。

精神的な病気に一度かかってしまうと、どうしても家庭や当人だけでは解決できません。

あまりにも登校に対して拒否反応を示しているのであれば、一度カウンセリングだけでも受けてみるといいでしょう。

また病院で病気と診断されれば、正式に診断書を書いてもらえるメリットあり、学校側にも伝えられやすくなります。

病院と聞くとハードルが高いイメージがありますが、精神的な病気とは誰しもかかるものなので、あまり気負わず受診してみましょう。

電話相談

どうしても対面での相談に抵抗があるのであれば、電話相談を利用してみるといいでしょう。

不登校になっている方の中には、人と話すのが怖いといった悩みを持つ方もいます。

電話相談なら直接会う必要はありませんし、いつでも自分の好きなタイミングで相談できるメリットがあります。

もし保護者が相談するのであれば自治体や児童相談所、当人が相談する際は文武科学省が運営する「24時間子どもSOSダイヤル」などがおすすめです。

最近では電話ではなく、チャットやSNSなどでも相談できる機関も増えてきているので自分に合った方法を探してみて下さいね。、

家庭教師や塾

不登校の原因が学習によるものだったり、不登校で勉強が遅れていることに不安な方は、通っている塾や家庭教師に相談するのがおすすめです。

最近では、不登校や発達障害などに理解のある塾や家庭教師などもたくさんあります。

ひとりひとりの状況に合わせた学習プランや、受験対策や復学を目指したカリキュラムなどを作成してもらえます。

無料体験なども受けられますので、気になる方はまずホームページなどをチェックしてみて下さい。

高校に行きたくなくても中退はもったいない!

今回は学校に行きたくなくなった方に向けて、行きたくなくなる原因や対処法についてご紹介してきました。

学校に行きたくないといっても、学習面や人間関係など人によって理由や原因はさまざまです。

数日程度休めば復活するケースもありますし、具体的な理由がなくただ漠然とした不安によって学校に行きたくなる人もいます。

そこで無理やり学校に登校させたりするのではなくまず、心身ともに休むこともときには大事。

もし家庭内で解決できなさそうであれば、学校や病院、地域の支援センターなど第三者を頼ってみるのがおすすめです。

また学校に行けない状況が続いたとしても、そのまま高校を中退するのはあまりにもリスキーです。

今後もし進学や就職を考えているのであれば、中卒だと不利になる可能性が高いからです。

学習面であれば塾や家庭教師と連携してフォローするか、どうしても学校になじめないのであれば転校なども検討してみるといいでしょう。

今回の記事を参考に、学校や保護者とよく相談してみてくださいね。

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