近畿情報高等専修学校の学費や口コミ・評判詳細

近畿情報高等専修学校は、長尾谷高等学校と提携している技能連携校です。近畿情報高等専修学校を卒業すると同時に長尾谷高等学校も卒業することになります。

近畿情報高等専修学校の校訓は「品位」「誠意」「技術」。高校と連携しながら高等学校教育を行い、それと同時にコンピューターの技術教育を行っている学校です。1年生は情報処理コースに所蔵し、2年次から情報デザインコース、情報ビジネスコース、国際情報コース（進学コース）、音楽情報コースと4つのコースに分かれます。普通教科に加え専門教科を学ぶことによって、将来の進路、就職に方向性を見出すことができるでしょう。

近畿情報高等専修学校では資格の取得も推奨しています。全商情報処理検定、パソコン検定はどのコースへ進んでも取得に向けた勉強をすることができます。その他、コースによっては全商簿記実務検定、日商簿記検定、音楽検定などの取得を目指すことが可能。資格は履歴書にも書くことができるので、将来の就職に不安を感じている人は在学中に取得できるように進めていきましょう。

キャンパス内のネットワーク環境は非常に充実。コンピューター室は第1から第4まであり、それぞれでCGデザインや表計算・プログラム作成、音楽制作などをすることが可能。学校内のLAN構築によってすべてのPCが一つのネットワークに結合されています。どのコンピューターからもアクセス可能なので、とても便利なプログラムです。コンピューター室の他にも、2つのスタジオ、カウンセリング室、相談室、進路指導室、図書館、音楽室などの施設も完備。学校生活が送りやすい環境が整っています。

参考：http://www.kinkijoho.ed.jp/

近畿情報高等専修学校は技能提携先である長尾谷高等学校の学費も支払う必要があります。気をつけましょう。

入学金は16万円（内1万円は長尾谷高等学校分）、授業料は39万6,000円、教育実習費が9万6,000円、設備維持費が3万円、長尾谷高等学校の学費が6万円、生徒会費用が5,600円、長尾谷高等学校の活動費が600円、修学旅行などのための積立金が8万6,400円となっています。年間の合計学費は67万4,600円です。これらの学費は年3回にわけて振込を行います。

その他にかかる費用は教科書代約3万4,000円（学科によって変わります）、制服や通学カバンなどに12万円程度。学費は余裕をもって準備するのがよいでしょう。

学費の支払いに不安がある人は、学費の支援制度を利用しましょう。

通信制高校に通う多くの人が利用している高等学校等就学支援金は、国や大阪府から支給されています。親の所得によって給付金額は変動しますが、最大で20万円程度の支援をうけることができるでしょう。

その他に、国の教育ローンもあります。こちらは就学支援金と異なり返還義務がありますが、普通の融資よりも好条件でローンが組めるのが特徴です。融資金額は1人につき350万円以内。返済期間は15年以内、もしくは18年以内です。生徒が就職してから返済をはじめれば無理なく返せることができるのではないでしょうか。

詳しいことは学校側に直接電話をして確認してみましょう。

近畿情報高等専修学校は普通の高校教育を受けながら情報や音楽など専門的科目も学べることで人気の技能連携校です。教室で行う座学の他に、イベントが多いのもポイント。宿泊研修や体育協議会、工場見学、芸術鑑賞、水泳実習、ゆかた着付け実習、修学旅行、ボウリング大会、球技大会、校外学習、文化祭など、あげたらきりがないほどのイベント数です。普通の高校生活では退屈してしまう！という人にオススメの学校と言えるでしょう。

情報の勉強というと「初心者には難しいのではないか」と感じてしまうかもしれませんが、心配はいりません。先生たちはみな会話しやすく、ひとりひとりに気をかけて指導してくれます。初めての人でも安心して学べる環境です。

大学進学を考えている人は国際情報コース（進学コース）を選択しましょう。このコースでは、大学受験に向けての勉強はもちろん、簿記や情報処理などの資格取得を目指すことができます。生徒の中には、資格推薦を利用して大学へ進学することを目標にしている人も。

授業の後は、部活動に専念している生徒も多いです。全国大会出場経験もあるレスリング部をはじめ、陸上競技部、ソフトテニス部、サッカー部、軟式野球部、弓道部、卓球部、囲碁。将棋部、演劇部、鉄道部、パワーリフティング部、マルチメディア部、軽音楽部、ボランティア部などがあります。種類も豊富なので、自分に合った部活が見つかるでしょう。