大育高等専修学校の学費や口コミ・評判詳細

大育高等専修学校は、クラーク記念国際高等学校の技能連携校です。技能連携校であるため、大育高等専修学校の卒業と同時にクラーク記念国際高等学校を卒業したこととなり、高校卒業資格を取得することが可能です。

大育高等専修学校で高卒資格を取得できるコースには3つの種類があります。1つめは総合進学コース、2つめは経理実務コース、3つめは調理師コース、製菓衛生師コースです。

1つめの総合進学コースでは、国語・数学・英語・理科・社会のセンター受験科目を中心に学習を行っていきます。センター試験に特化した授業の他に、推薦入学のための資格取得なども支援。大学進学を総合的にサポートしてくれます。

卒業生の中には、早稲田大学や関西大学を始めとする難関大学へ合格した人も。本気で大学進学を目指す人にオススメのコースです。

2つめは経理実務コース。このコースでは、卒業後にすぐ即戦力として活躍することのできるような技術を学びます。商業簿記、電卓、情報処理、表計算などは自分自身で勉強することが難しいため、専門的に扱っている学科に通うのがオススメ。将来の就職先への不安があるようならば、高校生のうちに専門知識を身に着け資格を取得しましょう。卒業生は公認会計士などの進路に進んでいます。

3つめの調理師コース・製菓衛生師コースでは、3年間で高卒資格と調理師免許の取得を目指します。

調理師免許取得のためには2年間の実務経験と試験の合格が必要ですが、大育高等専修学校の調理師コース・製菓衛生師コースでは3年間の学習のみで取得可能。卒業と同時に免許を持つこととなります。

大育高等専修学校の1年間の学費は、入学金で10万円、施設費が10万円、授業料が40万円、合計の学費は60万円となっています。2年次、3年次には入学金を除いた50万円がかかりますので準備しておきましょう。

また、これらの学費の他に教科書代や制服代などの諸経費がかかってきます。学校にもよりますが、経理実習コースや調理師・製菓衛生師コースなどの専門性が高い学科の場合、教科書代やその他授業に関する諸経費がかかってきますので、余裕を持ってお金を準備しておきましょう。

また、入試形態などによって学費が免除される大育高等専修学校の学費免除制度が3種類あります。指定校推薦で入学した場合、1年次の施設費の全額を免除、また、推薦入学・家族が大育高等専修学校に所属している場合は1年次の施設費が半額となります。

これらの制度に当てはまらない、かつ学費の支払いに不安がある人は学費のサポート制度を利用しましょう。最もメジャーな学費サポート制度は、高等学校等就学支援金です。こちらの制度は、家庭の経済状況によって支給金額が異なりますが最大で29万7,000円が支給されます。

また、沖縄県に居住している場合、沖縄県私立高等学校等授業料軽減費補助事業の補助金を利用することができます。

その他、誰でも利用することができる学生ローンとしてオリコの学費サポートプランなどもあるので、学費に不安がある人は一度学校に電話して確認してみるといいでしょう。

大育高等専修学校は、社会のニーズに応える人材の育成を目的として専門的な知識を勉強することができる学校です。普通の高校教育だけでなく、プラスアルファで社会で活躍できるような技術・知識を身につけます。

大育高等専修学校ではクラブ活動も活発に行なわれています。特に男子バレーや野球、男子テニス部は沖縄県主催の総合体育大会でベスト8、準優勝などの好成績を納めています。勉強もスポーツも全力で頑張ることができる環境です。

また、生徒たちは毎年多くの資格を取得していることも特徴。昨年度、相愛大学へ進学した生徒の例を見てみると、在学中に取得した資格は全経簿記検定、電卓検定、ワープロ検定、表計算検定、データベース、漢字検定、社会常識検定、英語検定、硬筆検定、計算実務検定、調理師免許の計11種類を取得しています。AO入試であれば、大学進学の際もアピールポイントになりますし、就職時にも有利になるでしょう。