通信制高校がなぜ続かないのか、どうすれば続くのか

近年知名度上昇中の通信制高校。

続かないってホント！？続けるコツってあるの？選ぶポイントって？

今回はそんな疑問を解決します！

「通信制高校は続かない」おそらく通信制高校について少しでも知っている方ならば一度は聞いたことのある文言だと思います。私立の通信制高校であれば卒業率は90％近くに達しますが、公立の場合は70％に満たないところも多く見られます。

それでは通信制高校はなぜ続かないのでしょうか。3つの理由に迫ります！

①スクーリング

スクーリング日数は年に2.3日のところから週5日ところまでバラバラですが、とにかく登校しなければなりません。登校日には授業を受けたり、テストを受けたりします。また、社会見学や遠足といった特別授業もあります。

全日制の授業が週5日朝8時から16時ころまでということを考えると難しいものではありませんが、働いている人や人と会うことが不安な人にとってはなかなか大変なことです。

②レポート提出

これもまた単位を取得する上で必要なことです。レポートもまた難しいものではありません。

しかし「自分」で計画をたてて自分で提出しなければいけません。

③仲間ができにくい

また通信制高校が続かない理由として仲間ができにくいことも大きな要因です。週5日登校するのであれば話は変わりますが、ほとんどの通信制高校の場合登校する日はほとんどありません。

クラスメイトというものも存在せず、ひとりで勉強しなければなりません。休み時間にドラマの話題で盛り上がったり、放課後にカラオケいったり、部活動に励んだりという経験はなかなかできません。

それゆえ勉強を教え合う、相談できる相手もできにくいのです。

もちろん上記したような不安を取り除いてくれる通信制高校もあります。自分の性格をよく理解してどういった通信制高校が自分に適しているのか事前に見極める必要があります。

それでは通信制高校を確実に卒業するためにはどうすればよいのでしょう？

もちろん本人の意志が必要なことは間違いありません。しかし学校と協力してより簡単に続けることもできます。

いくつか、例をご紹介します。

①自分に適したカリキュラムを組む

通信制高校に通う人はさまざまな事情を抱えています。そのため通信制高校側もさまざまなカリキュラムを用意しているところがほとんどです。

また芸能やスポーツといった専門的なコースを設けているところが多いのも通信制高校の特長です。

自分にあったカリキュラム、授業を見つけて楽しく単位を取得しましょう。

②インターネットの活用

学校でしか受けることのできない授業を動画で見られたり、レポートの提出をインターネットでできたり可能性は無限大です。

インターネット環境さえあればいつでもどこでも勉強することができるので、働いている人におすすめです。

③個別指導をとことん活用する

せっかくの縁ですのでとことん先生に相談しましょう。きっと先生も親身になって相談に応じてくれるはずです。

自分にあった通信制高校を見つけるために、通信制高校中退といった事態にならないために、いくつかのポイントをピックアップしておきます。

①自分の性格を理解する

私はとても飽き性で一つのことが長続きしないタイプの人間なのですが、計画を立ててそれをこなしていくのは得意です。どっちかというとテスト前に一夜漬けなんて飽きちゃってできないので何日も前から少しずつこなしていくタイプの人間です。

こんな感じでいいので自分の性格を把握しておきましょう。通信制高校は自由度が高いため自律が求められます。

どの程度まで自分が自律できるのかも把握して自分にあった登校スタイルがある高校を探しましょう。

②将来像を考える

高校生なんて将来像が変わるのは当たり前のことです。しかしここできちんと考えて目標をもって勉強するか否かは将来大きな差になります。

③自分の人生！

当事者意識を持つことは意外と大切です。

通信制高校を続けるには学校と協力することが大切です。そして自分にあったカリキュラム、インターネットの活用、個別指導をうまく利用しましょう。

なにより大切なのは無理せず楽しく続けることです。素敵なスクールライフを送ってくださいね！