
社内SEはITエンジニア職の中でも人気のポジションです。
客先常駐ではないことや、顧客が社内であるため納期の厳しさが和らぐことなどから、ワークライフバランスも確保しやすいことが理由です。
また情報化社会の進展に伴い、ITの重要性は日々増しています。
企業内でITシステムを管理・開発する社内SE(システムエンジニア)は、この流れを受けて更なる需要の高まりを見せています。
好条件の求人も増えていることから、社内SEとして新たなキャリアをスタートしたい、転職によってキャリアアップや年収アップを狙いたいと考えている方も方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、豊富なシステムエンジニア求人を保有する特化型転職サイトや、IT・Web業界に太いパイプを持ったキャリアアドバイザーがサポートしてくれる転職エージェントを紹介します。
また、社内SEに強い転職サイト・エージェントを使うメリット・デメリットや、サービス選びのポイントなども紹介していますので目を通してみてください。
本当に役立った転職エージェントおすすめランキング12選を紹介
目次
システムエンジニアに強いおすすめの転職サイト・エージェント10選
システムエンジニアへのおすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
- レバテックキャリア
- Green
- クラッチエンジニア
- DYMテック
- 転職ドラフト
- TechClipsエージェント
- ウィルオブ・テック
- Direct type(ダイレクトタイプ)
- type転職エージェントIT
- doda
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1に輝いた実績のあるIT・Webエンジニア案件に特化した転職エージェント。
IT・Web業界の転職支援において15年以上の歴史を有します。
大きな特徴として、レバテックでは現場のリアルな情報を常に把握するため、定期的に求人企業にヒアリングを実施しています。
その情報を転職希望者と共有してくれるので、入社前に知っておきたい情報を詳しく知ることができ、転職前から職場の様子や雰囲気をイメージしやすいのですね。
転職前と転職後でギャップのない転職をしたい方に最適です。
もちろんIT業界に精通したアドバイザーが転職希望者のスキルや経験に合わせて求人を紹介してくれますので、まさに社内SEに転職したい方にぴったりの転職サービスと言えます。
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- レバテック株式会社
- 公開求人数
- 21,874 件(2023/07/12時点)
- IT・Webエンジニアに特化した転職エージェント
- IT業界に精通したアドバイザーがサポートしてくれる
- ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1
ITエンジニアならレバテックが正解[キャリア/エキスパート/クリエイター/フリーランス]
Green
Greenは、IT・Web業界の求人を中心に扱う特化型転職サイトです。
IT業界最大級の求人数を誇り、全国の求人に対応しているため他では見つけにく地方求人も豊富。
さまざまな検索条件で仕事を見つけられるのも特徴です。
サイトで見られる求人のほとんどには写真が多数掲載されており、求人企業のな雰囲気等が良く分かります。
またGreenに登録すると、転職希望者の経歴やスキルに興味をもった企業の人事担当者から直接スカウトが届くことも。
Greenでの転職活動に成功した方の、実に60%はスカウトがきっかけとなっています。
スタートアップやベンチャーだけでなく、上場企業や外資系企業を視野に入れた転職が可能な転職エージェントです。
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- 株式会社アトラエ
- 公開求人数
- 29097件(2023/07/12時点)
- IT・Web業界特化型転職サイト
- IT業界最大級の求人数を誇る
- 企業の人事担当者からのスカウトあり
クラッチエンジニア
クラッチエンジニアは、ITエンジニア職に特化した転職エージェントです。
ITやWeb業界歴5年以上のプロのキャリアアドバイザーによって構成されていて、総合型の転職エージェントでは得られないような業界の内部事情などの詳しい情報を提供してくれます。
またワークライフバランスの整った求人や他職種の方とのコミュニケーションが取りやすい求人など、転職希望者が働きやすく、安心と挑戦の両立が実現できるような求人を幅広く取り揃えているのも魅力。
未経験者がITエンジニアに挑戦する場合でも、転職する上で最低限必要な知識や持っていると有利になりやすい資格などを教えてくれるのも嬉しいですね。
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- 株式会社clutch communication
- 公開求人数
- 非公開(2023/07/12時点)
- ITエンジニア職に特化した転職エージェント
- ワークライフバランスの整った質の高い求人多数
- エンジニア転職のプロがサポート
DYMテック
DYMテックはフリーランスエンジニアに特化した転職エージェント。
フリーランスとして活躍したいシステムエンジニアにおすすめの転職サービスです。
上場企業や中小企業約2,500社以上との取引があり、直案件を豊富に持っているのが特徴。
そのため余計なマージンを抜かれず高報酬を可能としています。
フリーランスエンジニアからの正社員転職もサポートしていますよ。
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- 株式会社DYM
- 公開求人数
- 約300件(2023/07/12時点)
- フリーランスとして活躍したいシステムエンジニアにおすすめ
- 独自の高単価案件多数
- 正社員転職もサポート
転職ドラフト
転職ドラフトは、プロジェクト経験やスキルをもとに、企業が年収付きの指名を行う競争入札型転職サービス。
登録したあとは企業からの入札を待つだけの珍しい画期的な転職サービスです。
常時100社以上がドラフトに参加し、その中には大手企業も多く含まれています。
エンジニアの実務経験があったりスキルに自信のある方におすすめ。
また転職によって年収をアップさせたい方にもピッタリのサービスです。
選考開始前に実際の仕事内容と年収がわかるため、業界における自分の市場価値を知るのにも役立ちます。
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- 株式会社リブセンス
- 公開求人数
- 非公開(2023/07/12時点)
- 企業が年収付きの指名を行う競争入札型転職サービス
- 大手企業を含む100社以上がドラフトに参加し
- 年収アップを狙いたいシステムエンジニアにおすすめ
TechClipsエージェント
TechClipsエージェントは、首都圏限定でITエンジニアの転職サポートをする特化型転職エージェント。
実務経験2年以上の方向けの高条件の求人豊富です。
高年収・高待遇の条件で働くことができる求人が多く、年収500万円以上の求人を取り揃えています。
転職によって年収をアップさせたい、現在の収入に不満を持っている社内SEにおすすめのサービスです。
またTechClipsエージェントに在籍しているコンサルタントは、現場知識を持つエンジニア経験者。
豊富な業界知識と実務経験による的確な転職サポートで、転職成功を後押しします。
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- 株式会社リブセンス
- 公開求人数
- 非公開(2023/07/12時点)
- 現場経験のあるコンサルタントが担当してくれる
- 年収500万円以上の求人が多い
- 首都圏でシステムエンジニアとして転職したい人におすすめ
ウィルオブ・テック
丁寧な転職サポートに定評がある、エンジニア特化型エージェント「ウィルオブテック」。
キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーの2名体制でのサポートが特徴です。
ウィルオブテックで転職成功した人の中には年収アップも同時に実現している方が多く、中には150万円以上アップさせた方もいます。
サポート期間に制限はないため、誰でも納得いくまで転職活動をサポートしてもらうことができます。
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- 株式会社ウィルオブ・ワーク
- 公開求人数
- 2,093件(2023/07/12時点)
- キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーの2名体制サポート
- 多くの転職成功者は年収アップを実現
- サポート期間に制限なし
Direct type(ダイレクトタイプ)
ダイレクトタイプは、ITエンジニア転職に特化したスカウト型転職エージェント。
経歴やスキルを登録して待つだけで、あなたの経歴に興味を持った企業の人事担当者からスカウトが届きます。
に興味を持っている企業ということがしているため、内定の確率がぐっと高い求人ということになります。
もちろん自分で求人を検索しての応募も可能。
対応可能なプログラミング言語やサーバーサイド、ネットワークエンジニアなど幅広い条件種類から求人を絞り込めるため、エンジニアの転職サービスとして利便性が高いです。
さらに簡単に職務経歴書をつくれたり、最適な求人がレコメンドされる機能が搭載されたiOS限定のアプリも提供しています。
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- 株式会社キャリアデザインセンター
- 公開求人数
- 1,600件以上(2023/07/12時点)
- IT・Web業界特化型転職サイト
- 企業人事から直接スカウトが届く
- アプリが使いやすい(iOS限定)
type転職エージェントIT
type転職エージェントITは、「type転職エージェント」のサービスをを提供する、株式会社キャリアデザインセンターが運営するIT業界専門の特化型転職エージェントです。
関東の1都3県を中心に全国の都心部の求人を取り扱っていて、都心部でシステムエンジニア求人を探している方におすすめのサービスとなっています。
転職支援実績はなんと31万人以上。
また転職成功者の68%が年収アップを実現したという実績もあります。
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- 株式会社キャリアデザインセンター
- 公開求人数
- 25,000件以上(2023/07/12時点)
- IT業界専門の特化型転職エージェント
- 関東の1都3県を中心に全国の都心部の求人を保有
- 都心部でシステムエンジニア求人を探している方におすすめ
doda
テレビCMやWeb広告でもおなじみのdodaは、非公開求人の保有数も国内最大級の転職エージェント。
社内SEをはじめとするエンジニア・技術職の求人も豊富です。
転職サイトには公開されずエージェントからしか紹介してもらえない優良求人を豊富に取り扱っています。
社内SEの求人は人気があり応募数も多いため、サイトに掲載されている求人は競争率が高くなりがち。
エージェントが持っている非公開求人なら、エージェントが紹介できると判断人にしか紹介しないため内定獲得のチャンスが広がります。
地方やシニア向けの求人も多数取り扱っているのもポイントです。
もし自分のペースで転職活動を進めたい場合は、キャリアアドバイザーを付けずに転職サイトとしての利用も可能です。
- 対応エリア
- 全国
- 運営会社
- パーソルキャリア株式会社
- 公開求人数
- 390,214件(2023/07/12時点)
- 総求人数業界トップクラスでシステムエンジニア求人も豊富
- 非公開求人を多数保有している
- キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
doda転職エージェントの評判は?2chの口コミ評価をまとめてみた
社内SEに強いおすすめの転職サイト・エージェントの選び方
社内SE(システムエンジニア)としてのキャリアを更に進めるために転職を考える際、適切な転職サイトやエージェントの選び方は非常に重要です。
求人情報の量や質、サポートの充実度などを考慮に入れることで、自身のスキルと経験を最大限に活かせる新しいポジションを見つけることができます。
以下では、社内SEに強い転職サイト・エージェントの選び方について解説します。
- IT業界やエンジニア職に特化した転職サイト・エージェントを選ぶ
- 総求人数の多い転職サイト・エージェントを選ぶ
- 非公開求人が豊富なエージェントを選ぶ
IT業界やエンジニア職に特化した転職サイト・エージェントを選ぶ
社内SEとして転職を考える際、IT業界やエンジニア職に特化した転職サイト・エージェントを選ぶことが一つのポイントです。
これらのサイトやエージェントは、IT業界特有のニーズやトレンドに詳しく、それに対応した求人情報を提供しています。
また専門性の高いアドバイザーが在籍しており、技術面でのアドバイスや面接対策など、きめ細やかなサポートが受けられるのも大きな魅力です。
総求人数の多い転職サイト・エージェントを選ぶ
次に、総求人数の多い転職サイト・エージェントを選ぶことも重要です。
多くの求人情報があるということは、それだけ多くの選択肢があり、自分に最適な求人を見つけやすいということです。
また大手の転職サイト・エージェントには、未経験でも挑戦できる職種や、キャリアアップにつながるような求人情報も多く掲載されています。
非公開求人が豊富なエージェントを選ぶ
非公開求人が豊富なエージェントを選ぶこともおすすめです。
非公開求人は一般に公開されていないため競争率が低く、また一部のエージェントだけが扱う特別な求人情報です。
これらの求人は、新規事業や特定のスキルを必要とするポジションなど、一般的な求人よりも魅力的なケースが多いです。
ただし、非公開求人はそれだけ情報が少ないため、エージェントのサポートが重要となります。
エージェントとの良好なコミュニケーションを維持し、自身のキャリアビジョンや希望をしっかりと伝えることで、最適な非公開求人を提案してもらえるでしょう。
社内SEに転職するメリット
システムエンジニアの中でも、社内SEは特に人気のポジションです。
ここでは、社内SEが人気の理由や、社内SEに転職するメリットについて詳しくご紹介します。
- 社内SEの需要が高まっている
- 社内SEの年収は日本の平均年収より高い
- 在宅ワーク・リモートワークしやすい
- 客先常駐ではないのでリラックスして仕事ができる
- ITエンジニアの中ではワークライフバランスを維持しやすい
- 社内SEは未経験でも挑戦できる
ここでは、そんな社内SEに転職する際のメリットについて詳しく解説します。
社内SEの需要が高まっている
まず最初に触れておきたいのが、社内SEの需要が高まっているという事実です。
多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、ITシステムの重要性が増す中、社内でITを管理し新しいシステムを開発する社内SEの役割は急速に重要視されています。
企業は優秀な社内SEを確保しなければ競合企業から遅れをとってしまうため、即戦力のシステムエンジニアだけでなく、未経験でもポテンシャルのある人材を育て、優秀な専門職に育てようとしているのです。
今、重要が大きく将来性もある社内SEへの転職は、転職希望者にとって大きなチャンスであるとも言えます。
社内SEの年収は日本の平均年収より高い
社内SEの年収は、日本の平均年収よりも高い傾向にあります。
社内SEの年収相場は約550万円。
一方日本の平均年収は約443万円と言われています。
システムエンジニアは専門性と高いスキルが求められるため、平均より高い給与水準となっているのですね。
そのため転職によって年収をアップさせたいと考えている方にも、社内SEへの転職は大きなチャンスとなるでしょう。
在宅ワーク・リモートワークしやすい
社内SEは在宅ワークやリモートワークをしやすい職種です。
コロナ禍の影響もあって在宅で働く機会が増えている現在、通勤時間を減らし、自宅で集中して仕事をすることが可能です。
客先常駐のSEもリモートワークは可能ですがあくまで客先次第ですので、確約ではありません。
一方リモートワーク可能な会社の社内SEなら、安定的に在宅で仕事ができます。
この点も、社内SEに転職する大きなメリットと言えるでしょう。
客先常駐ではないのでリラックスして仕事ができる
一部のSEは客先に常駐し、直接顧客と対応する必要があります。
しかし社内SEは主に社内のシステムに関する仕事を行うため、外部の顧客との対応にストレスを感じることが少ないです。
そのためよりリラックスした状態で業務に専念できます。
ITエンジニアの中ではワークライフバランスを維持しやすい
一般的にITエンジニアは業務量が多く、ワークライフバランスを保つのが難しいとされています。
しかし、社内SEは業務の範囲や仕事の進行を自社内でコントロールすることが可能。
そのため、他のITエンジニア職に比べてワークライフバランスを維持しやすいです。
社内SEは未経験でも挑戦できる
最後に、社内SEは未経験でも挑戦しやすい職種です。
多くの企業ではOJT(On the Job Training)や研修制度を整備しており、ITの知識がない人でも社内SEとして働き始められます。
また今は社内SEの需要が高く人手不足の傾向にあります。
だからこそ競争率の高い即戦力人材ではなく、未経験でもポテンシャルのある人材を採用し育てていく方針の企業も多いのです。
システムエンジニアの需要が高まっているからこそ、今は未経験からでもチャレンジしやすい環境になっていると言えます。
自分で学ぶ意欲と行動力があれば、未経験からでも社内SEとして成功するチャンスは十分にあるでしょう。
社内SEに転職するデメリット
社内SEとして働くことには多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
ここでは、社内SEへの転職を考えている方が知っておくべき、そのデメリットについて詳しく説明します。
- 希望の業務に就けない可能性もある
- 人気職種でライバルが多い
- 年齢が高いほどスキルを求められる
希望の業務に就けない可能性もある
社内SEとして働く上で最初に考慮すべき点は、希望の業務に就けない可能性があるということです。
社内SEは企業の情報システムを全般的に担当するため、業務内容は非常に幅広いです。
社内システムの企画などの上流工程の仕事をすると思っていたのに、場合によっては社内調整やヘルプデスクといった仕事が中心になることも。
そのため社内SEへの転職を検討している場合は、希望企業の社内SEがどのような業務を行っているのかを調査しておく必要があります。
自身が得意とする分野や興味のある領域の業務だけに携われるよう、転職エージェントも上手く活用しながら、情報収集をを入念に行いましょう。
人気職種でライバルが多い
社内SEは人気職種であるため、同じ求人を狙うライバルも多くいます。
そのため転職を成功させるためには、他の応募者に差をつけるためのスキルや経験が求められます。
実務未経験の場合でも、プログラミング言語に理解があったり社内SEに活かせる資格を持っていると、ライバルたちとの下げつかを測ることができますよ。
年齢が高いほどスキルを求められる
社内SEへの転職では、年齢が高くなるほどスキルを求められる傾向にあります。
同じ未経験なら若い人材の方が柔軟に新しい知識を吸収できると考えるのが一般的で、さらに若い人材の方が給与も安く採用できることが多いからです。
年齢を重ねるほど実務経験や即戦力となるスキルを求められるようになるため、未経験から社内SEに転職したいなら、なるべく若いうちに行動しなければどんどん不利になってしまうでしょう。
残業したくない奴はココに転職しろ!残業ない会社や仕事の見分け方
社内SEの転職に必要なスキル
社内SEの転職における成功の鍵は、自身が保有するスキルと経験の強みを明確に理解し、それを有効にアピールする能力にあります。
社内SEにはどんなスキルが求められるのかを理解し、自己PRの作成やアピールポイント探しに役立てましょう。
ここでは特に重要とされる5つのスキルを紹介します。
- システム開発スキル
- 論理的思考力
- 交渉スキル
- コミュニケーションスキル
- 情報収集スキル
社内SEの転職に必要なスキル
社内SEとして転職するためには、技術力だけでなく、さまざまなスキルが求められます。
ここでは、社内SEに転職する際に必要となる主なスキルについて詳しく解説します。
- システム開発スキル
- 論理的思考力
- 交渉スキル
- コミュニケーションスキル
- 情報収集スキル
システム開発スキル
社内SEとして働く上で最も基本的なスキルが、システム開発スキルです。
これにはプログラミング言語を理解し、アプリケーションの設計や開発、テストを行う能力が含まれます。
また開発プロセスやフレームワークについての知識も必要です。
特に、JavaやPython、JavaScriptなどの広く使用されている言語についての知識は、多くの企業で求められます。
未経験からの転職だったとしても、これらのシステム開発に関するスキルについて、独学である程度把握しておくことをおすすめします。
論理的思考力
次に重要なスキルが論理的思考力です。
社内SEはビジネス要件を理解し、それをシステムの仕様に落とし込む役割があります。
複雑な要件を整理し、問題を明確に定義し、解決策を提案するためには、論理的に思考する能力が必須となります。
交渉スキル
また、社内SEは他部門やベンダーと頻繁にコミュニケーションを取るため、交渉スキルも重要です。
プロジェクトの進行をスムーズに進めるためには、要件の調整や期限の調整など、多くの交渉が必要となります。
交渉スキルを身につけることで、プロジェクトを円滑に進行させることに繋がります。
コミュニケーションスキル
社内SEは他部門のメンバーや上司、下司と効果的にコミュニケーションをとることが求められます。
作業の進捗や現状をこまめに共有し、全体としての目標達成に向けて適切にスケジュール管理するためにも重要なことです。
また、自分の意見を明確に伝える能力、他人の意見を理解し尊重する姿勢なども社内SEに必要なコミュニケーションスキルに含まれます。
情報収集スキル
最後に、社内SEに求められるスキルとして情報収集スキルが挙げられます。
新しい技術やツールが日々生まれているIT業界において、最新の知識を維持するためには、効率的に情報を収集し、吸収する能力が重要です。
これらのスキルを身につけることで、社内SEとして成功するための基盤を築くことができます。
未経験から社内SEに転職する方法
新たなキャリアとして社内SEに転職しようと考えているなら、適切な準備と計画が必要となります。
未経験からでもその道へ進むために押さえておきたいポイントについて見ていきましょう。
以下では、未経験から社内SEに転職する方法を具体的に解説します。
- 社内SEに活かせるスキルや資格を取得する
- 未経験歓迎の求人を探す
- 転職エージェントを活用する
社内SEに活かせるスキルや資格を取得する
社内SEとして転職するなら、言語の習得やシステムの全体構造の設計などのIT系スキルを持っていると有利です。
未経験からスタートする場合、事前にIT系の資格を取得することで、人事へのアピールポイントをつくれます。
具体的には基本情報技術者試験 や、ITパスポート試験などがおすすめの資格の例として挙げられます。
他の未経験転職者との差別化にもつながりますよ。
未経験歓迎の求人を探す
未経験から社内SEへの転職を考えているなら、「未経験歓迎」と表示のあるの求人を探しましょう。
未経験歓迎の求人は、実務経験の代わりに業務に必要な基本的なスキルと意欲を重視して採用します。
情報収集スキルや論理的思考力等、社内SEの業務に活かせる自身の強みを最大限にアピールしましょう。
多くの転職サイトでは求人検索機能で未経験歓迎の求人を絞り込むことができます。
また転職エージェントを活用して、キャリアアドバイザーに未経験応募可能の求人をピックアップしてもらうのも良いでしょう。
転職エージェントを活用する
未経験から社内SEへの転職には、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは未経験者向けの求人情報をピックアップしてくれるだけでなく、自身のキャリアプランの策定や書類作成面接対策等、転職活動をトータルサポートしてくれます。
特に転職経験がない方や転職活動に苦手意識がある方は、転職のプロのアドバイスを受けることで効果的に転職活動を進めることができます。
企業が社内SEに求める適正や企業の求める人材像などを丁寧に共有してくれるため、一人よりも効率よく内定を獲得できる可能性が高いです。
転職サイト・エージェントを利用する流れ・手順
転職を成功させるためにはスケジュール管理はとても重要。
各工程にどれだけ時間をかけるかは、転職者の希望するペースによっても変わってきますが、転職サイトやエージェントを利用する基本的な流れについて把握し、スケジュール感をイメージできるようにしておきましょう。
- ①公式サイトから申し込む
- ②担当キャリアアドバイザーと面談する
- ③求人を紹介してもらう
- ④応募書類作成・応募
- ⑤面接対策・面接
- ⑥内定・入社
①公式サイトから申し込む
まず公式サイトから申し込みをします。
ユーザー登録をした後、プロフィールや希望条件を入力します。
自分が転職において何を重視するか、どんな職種や業種に興味があるかを明確に記載しましょう。
②担当キャリアアドバイザーと面談する
転職エージェント利用の場合、登録後に担当のキャリアアドバイザーから連絡があります。
メールの場合もありますが、多くのケースでは電話で連絡があり、面談の日程調整をします。
この面談では自分の経験やスキル、転職の理由や希望条件を詳しく話し、最適な求人を探すための情報をキャリアアドバイザーに提供します。
転職サイト利用の場合
もし転職エージェントではなく転職サイトを利用する場合は、キャリアアドバイザーからの連絡はなく、面談もありません。
自分で求人情報を探し、気に入ったものに直接応募します。
そのため、自己PRやエントリーシートの作成、面接対策などは自分で進め、求人企業との連絡もアプリなどを経由して自身で行います。
③求人を紹介してもらう
面談の後は、キャリアアドバイザーが転職希望者の要望に合った求人をピックアップします。
紹介された求人の中に気に入った元があれば応募。
気に入ったものがなかったり、シーンの希望がうまくキャリアアドバイザーに伝わっていないなと感じた時は再度認識のすり合わせを行います。
④応募書類作成・応募
選んだ求人に応募するためにエントリーシートや履歴書などの応募書類を作成します。
転職エージェントの場合、ここでもキャリアアドバイザーからのアドバイスが受けられ、効率的に応募書類を作成することが可能です。
自己PRや志望動機の作成などもサポートしてもらえます。
書類作成に苦手意識のある方は積極的にアドバイスをもらいましょう。
⑤面接対策・面接
応募書類が通過すれば、次は面接です。
転職エージェントを利用している場合、面接のための対策やアドバイスも受けることができます。
面接が苦手な方は、面接対策に力を入れている転職エージェントを利用するのがおすすめです。
⑥内定・入社
面接を通過すれば内定が出ます。
内定後は入社日を決めて転職活動は終了です。
これら一連の流れを理解し、自身の転職活動に役立てましょう。
社内SEに転職する時の注意点
社内SEへの転職は新たなキャリアを築くチャンスでもありますが、その一方で注意すべき点もあります。
ここでは転職成功のために、社内SEに転職する際の主な注意点を解説します。
- スキル不十分にも関わらず経験者として応募するのは危険
- 年齢が高くなるほど未経験からの挑戦は厳しくなる
- 未経験者は実務経験をカバーするアピールポイントが必要
- 社内SEにもいろいろな業務がある
スキル不十分にも関わらず経験者として応募するのは危険
社内SEへの転職を検討する際、最初に気をつけるべき点は自身のスキルと求人内容のマッチングです。
独学で基本的なプログラミングを習得したからといって、すぐに経験者として応募するのは危険です。
あくまでその知識は基礎であり、実際の業務ではさまざまな問題解決を求められます。
自分のスキルが本当に求められているスキルとマッチしているかを意識する必要があります。
年齢が高くなるほど未経験からの挑戦は厳しくなる
年齢が上がるほど、未経験から社内SEに挑戦するのは厳しくなります。
その理由は、同じ未経験ならコストの安い若い人材の方が求人企業にとってメリットがあるからです。
年齢が高くなるほど、実務経験があったりマネジメント経験があるなどの付加価値を求められます。
そのため年齢が高くなるほど未経験からの挑戦は厳しくなるでしょう。
未経験者は実務経験をカバーするアピールポイントが必要
未経験から社内SEに転職する場合、実務経験をカバーするためのアピールポイントを見つけることが大切です。
自身の持つ他のスキルや経験をどのように社内SEの仕事に活かすことができるのかを明確にすることが重要です。
自己PRを通じて、自身が持つポテンシャルをアピールしましょう。
具体的には社内SEの業務に活かせる資格の取得や、社内SEに必要なスキルであるプログラミング言語を独学である程度理解しておくことなどが有効です。
社内SEにもいろいろな業務がある
最後に、社内SEと一言で言ってもその業務内容は多岐にわたります。
ある企業ではシステム開発がメインの業務かもしれませんし、別の企業ではITインフラの運用・管理が中心かもしれません。
社内SEとして何を達成したいのか、どのような業務に従事したいのかを明確にし、それに合わせた企業を選ぶことが重要です。
これらの注意点を把握し、自分に合った企業やポジションを見つけることで、社内SEとしてのキャリアを有意義なものにしていきましょう。
社内SEの転職で転職サイト・エージェントを利用する時に関するQ&A
以下では、社内SEの転職サイトやエージェント利用に関するよくある質問とその回答を詳しく解説します。
- 転職サイト・エージェントの利用には料金はかかる?
- 未経験でも社内SEの求人を紹介してもらえる?
- 社内SEに向いている人の特徴は?
転職サイト・エージェントの利用には料金はかかる?
基本的に、転職希望者が転職サイトやエージェントを利用する際に料金が発生することはありません。
転職サイトやエージェントが収益を得るのは、企業からの成功報酬によるものです。
つまり、転職希望者が新たな会社に採用された時点で、その会社から転職エージェントに料金が支払われる仕組みとなっています。
ただし中には有料オプションなどを設けているサービスもありますので、利用前に確認しておきましょう。
未経験でも社内SEの求人を紹介してもらえる?
未経験者でも社内SEの求人を紹介してもらうことは可能です。
転職サイトやエージェントには、未経験からのキャリアチェンジをサポートするものも多く存在します。
ただし、未経験者向けの求人は限られていますので、学ぶ意欲や挑戦心をアピールすることが重要となります。
社内SEに向いている人の特徴は?
社内SEに向いている人の特徴としては、まず論理的思考力が求められます。
複雑なシステムを理解し、問題解決に導くための思考力が重要です。
またIT業界は常に進化を続けているため、新しい技術や知識を自ら学び続ける能力も必要です。
さらに、社内SEは企業内の様々な部署と連携して仕事を進めるため、コミュニケーション能力も欠かせません。
これらの特性を持つ人は、社内SEとして活躍する可能性が高いと言えます。
おすすめの転職サイト・エージェントを利用してシステムエンジニアに転職しよう!
社内SEへの転職におすすめな転職サイト・エージェントや、転職サイト・エージェントを使うメリット・デメリット、選び方のポイントなどについて紹介しました。
転職サイト・エージェントはほとんどの場合無料でサービスを利用できます。
特に転職エージェントは求人のピックアップや書類作成のサポート、面接対策から内定獲得後の企業との給与交渉まで、転職活動を幅広くサポートしてくれますよ。
仕事を続けながら転職活動をしたい多忙な方にも最適なサービスなので、うまく活用して社内SEへの転職を成功させましょう。