就活勝ち組大学生にみる!就職氷河期でも人気企業から内定獲得できるスタンスとは? 2020.10.15
大学生の皆さん!就職氷河期で絶望してないですか?
絶望はまだしも、新卒で就職できるのか不安に思う人は少なくないのではないでしょうか?
それもそのはず。新卒採用はついに売り手市場でなくなってしまったことは言わずもがなです。
しかしながら毎年、超有名企業から内定を複数もらうTOP就活生は一定数必ず出てきます。
そんな勝ち組就活生には、ある共通点があることを発見しました!
それはずばり、「STAR」です!
内定獲得の秘訣はSTAR!?企業がこぞって欲しがる学生の共通点
STARとは、新入社員の研修によく使われるマインドセットの一つ。
具体的には、
- SAY 伝わらなければ意味がない。常に発信!
- TARGET 目的のない仕事はない。常に目的と優先順位を明確に!
- ACTION 立ち止まるより行動!悩む前にまずは一歩。
- ROLEPLAY 顧客・上司・職場の同僚、それぞれの立場に立って行動。
大手しかりベンチャーしかり、有名企業の内定を複数獲得しているような「就活勝ち組」の大学生は、このSTARが身に染み付いているような人が多いです。
そこで今回は、就活を成功させたい学生必見な、多くの企業が好むSTARについて分かりやすく解説していきます!
SAY
SAY(セイ)は、伝わらなければ意味がない!報連相を怠らず常に発信し続けろ!というスタンスのことです。
文字通り、発言をしない限り相手には何も伝わらないことはもちろん自分自身が何をしたいのか曖昧になってしまう可能性もあります。
報連相を徹底する
社会人の基本でもある報連相を徹底することが重要です。報連相とは「報告」「連絡」「相談」の頭文字をとったもので、社会人には必要不可欠なスキルです。
どんな些細な業務でも、依頼されたことには必ず報連相を心がけるようにしましょう。
どんなに大きな成果を出したとしても、報告を怠ってしまったらその人の評価はゼロです。 常に自分から積極的に発信することを忘れないようにしましょう。
しっかり挨拶する
報連相で積極的に発言することも大事ですが、最も基本となる挨拶も社会人として基本中の基本です。
挨拶が成っていない人で成功している社会人はいません。
オフィス内だけでなく、会社の外で会うことがあっても大きな声で挨拶をするのが基本です。
TARGET
続いてSTARの二つ目、TARGETです。
TARGETとは、常に目的と優先順位を考えろというスタンスです。
社会人としてただ指示を待つのではなく、目的を考え自ら動く必要があるということです。
学校みたいに先生が何でも指示をしてくれるような環境はありません。
出来る社会人は常に自分かたできることを探しにいくスタンスを持っています。
消費者視点から生産者視点へ
目的を持って考えることができたら、消費者目線から生産者目線に立つことができます。
これは後ほど紹介するROLEPLAYにも通ずることですが、目的や優先順位を持つことで、相手の立場になって物事を考えることができるようになるのです。
具体的な目標・目的をもつ
作業をする上で、具体的な目標・目的を持つことが重要です。
自分が行う作業に疑念を持つことがないよう、何のためにこの仕事をしているのか、この作業をするにあたっての目標・目的は何なのかを常に考える必要があります。
また、自分の目的を見失ってしまったらすぐに確認するようにしましょう。
ACTION
ACTION(アクション)は文字通り、とにかく行動すべし!という意味です。
悩んで考え込んでしまうよりかは、まずは行動。
新人のときは特にわからないことだらけで、それは周りも十分わかっています。
一人で抱え込んで解決を先延ばしにするよりは、上司や先輩に聞いてしまうのが近道。
そうやって実践的に知識を増やすことも有効です。
サークルなどの組織に所属している学生であれば、学生のうちからこのような行動力を養ったほうがいいでしょう。
逆に言えばこの行動力をうまく企業に伝えることができれば、採用にいい影響を与えるのは間違いなしです。
主体的に動く
上から言われた仕事が終わったら、それで満足していませんか?
周囲からの働きかけを待っているだけではないですか?
心当たりがある人は要注意!
社会に出たらそこまであなたを気にかけてくれる人はそうそういません。
できる人、やってくれる人に仕事がどんどん回る。
それが学校ではなく、社会です。
自分の仕事をしっかりこなすのはもちろんですが、余裕があればメンバーに聞いてみましょう。
「他に仕事はありませんか?」「何か手伝えることはありますか?」といった感じです。
自分だけでなく周りにも気を配り、主体的に動けるかどうかが内定獲得の分かれ目です。
周囲とよい関係をつくる
社内営業という言葉を知っていますか?
社内営業とは、いわば自分自身を社内のメンバーに対して売り込む営業です。
積極的に社内の人間とコミュニケーションを取ることによって、自分の提案を通りやすくしたり、仕事への協力を求めやすくなります。
このように周囲に積極的に働きかけ、信頼関係を築くことが重要なのにはもちろん理由があります。
それは、築き上げた信頼関係が強固であるほど、仕事の成果も大きくなるから。
自分のノルマを達成し、ひいてはチーム、そして会社の売上に大きく貢献できます。
企業がコミュニケーション能力が高い学生を好むのはこのためです。
ROLEPLAY
ROLEPLAY(ロールプレイ)とは、他者の立場に立って仕事をするスタンスです。
仕事は、決して一人で成り立つものではありません。
顧客・上司・職場のメンバーなど、社会に出ると関わる人はさまざま。
独りよがりにならないのはもちろん、自分のことだけ完璧にできていてもダメなんです。
チームのために、自分は何ができるかを考え実行することがロールプレイ。
それがたとえ、自分の評価に直結しなさそうでも、また、お金にならなさそうなことであってでもです。
当事者意識をもつ
当事者意識とは、自分自身が直接関係しているという意識です。
新人のうちはこういった意識を持つことが、はっきり言って難しいです。
先輩や上司よりも仕事ができないので、新人の自分は遠慮したほうがいいんじゃないか…。
上司から指示されたことだけ完璧にこなしていればいいや…。
このように思って、結局他人任せになってしまう人がほとんど。
しかしだからこそ、その中で当事者意識を持てる新人は重宝されます。
上司からは組織への貢献意識が高いと認識され、早いうちから仕事を任せられることも。
チャンスをつかみやすくする好循環を生み出すのです。
学生は入社する前の採用選考段階でも、この能力があるかどうかはよく見られていると理解しておくべきです。
振り返り習慣をつける
TARGETでは具体的な目標を立てることの重要性を述べましたが、それと同じくらい大事なのが「振り返り」。
一日の終りにぜひ自分自身を振り返る時間を設けてみてください。
会社に入ったら、振り返るべきことはたくさんあります。
例えばタスク管理はしっかりできていたか、会議で有益な発言ができたか、クライアントとよりよい関係を築いていくためには…などなど。
設定した目標から逆算して、それに自分が確実に近づいているのか内省します。
これを一日ごとでも一ヶ月単位でも、地道に続けていくことが重要です。
自信を振り返ることででてきた改善点が、目標達成への近道になります。
最後に
就活全勝の学生に共通する特徴でもあるSTARについて詳しく説明してきました。
STARは意識したら必ず身に付くスキルです。
社会人でも身についていないとうい人はざらにいます。
学生のうちからこれらのスキルを意識して就活やインターンに臨むことで、企業がこぞって欲しがる人材を目指すことができます。就活やインターンで伸び悩んでいる方は、ぜひSTARを意識した行動を心がけてみてください!