インターンシップで単位を取る方法を解説! 2020.07.10
大学生になり、自分のキャリアを積みたいと考えている人や、就職のためにインターンに興味を持っている人も多いと思います。しかし、インターンを行うと学校に行けなくて単位を落としてしまう、、、と考えている学生が多いのではないでしょうか。
インターンもしたい!学校も行って単位も欲しい!という学生のためにもインターンをして単位も取得できる魅力的な方法を紹介します。
インターンシップに参加すれば単位がもらえるのか
インターンには単位になる学校指定のものと、単位にならないインターンがあります。確実に単位がもらえるものとして、学校の授業内にあるインターンシップの授業をとり、インターンに参加することです。しかし、それ以外にも学校が認めている企業へのインターンであれば単位を取得することができます。
単位をもらうにはどのような条件があるのか
インターンを行い、単位を取得するためには、学校内でいくつかの条件があります。
初めに、「大学としてインターンを行うことで単位を取得出来るのか」ということを確認する必要があります。現在日本の大学では、7割以上の大学が認めているので、多くの大学は問題ないと思いますが、きちんと自分の大学の制度を確認することが大切です。
取得出来る大学の中でも、場所によっていろいろな条件があります。共通して言えることとして、単位を取得するには「申請を行う」ことが絶対に必要になります。ここで重要なのは申請を行うタイミングです。
インターンが終わったあとでは認めてくれない大学が多いため、「インターンを行う前に申請する」といことが大切です。
さらに、自ら探すときのポイントとして、単位認定をしてもらうということは文部科学省の定めた条件も満たすことが必要です。
その条件としては、
・原則としてインターンシップの実施期間が5日間以上であること。
・大学等と企業が協働して行う取組であること。
このような規定を満たしているのか、ということは自分で調べているだけでは、わかりません。なので、学校側に相談することが両立する秘訣です。
これらのことから、インターンを行うことで単位を取得することを考えるのなら、
①自分の通っている大学のインターン制度を確認すること。
②学校側の条件に合ったインターン先を探しつつ、大学に相談すること。
この2つが初めに行うことが大切です。
しかし、大学の制度と言ってもどのようなものがあるかわかりませんよね。
わからない人も多いと思うので、インターンの単位認定をしている制度のある大学を2つ紹介します。
上智大学の制度
1つ目に紹介する大学は、上智大学です。
上智大学では、4つの方法で単位を取得出来るインターンを行うことができます。
①上智枠インターンシップ
参加枠に応じて、学内選考を行いインターンに行ける人数が限られているものです。事前ガイダンスやインターンシップ保険への加入など事前準備が多くあるインターンシップの制度です。
②公募型インターンシップ
学生個人が行きたい企業に応募するインターンシップです。インターネットや、学校のサイトに募集のかかっているものから探します。この場合学校の単位認定の規定に沿っていないものもあるため、学校側に相談し、慎重に選びことが大切です。
③授業科目(単位認定)型インターンシップ
授業の一貫として、おこなうインターンです。そのため、上智大学と協定を結んでいる企業とインターンシップを行います。
④官公庁インターンシップ
学内で、参加者の希望をとり、条件を満たしている希望者が参加できるインターンシップです。
このように異なる4つの方法を持っている大学は上智大学のほか、青山学院大学などにもあります。
このように、多くの方法がある大学では、自分で探すことが苦手な人でも、自分で見つけたところでインターンシップを行いたい人など様々だと思いますが、自分にあった方法でインターンシップを見つけることができます。
早稲田大学の制度
2つ目に紹介する大学は、早稲田大学です。
早稲田大学では、学生を対象に、実質15日以上(計105時間以上)の教育的効果のあるインターンシップであれば、事前申請、各種提出物の提出、指定セミナーの受講、評価面接、などを行うことにより、単位を取得することができます。
日数は違うこともありますが、広島大学や、工学院大学も同じようなインターンシップの制度を設けています。
大学によって様々な単位取得が可能なインターンシップの制度がありますが、どれもしっかりと事前に申請する必要があります。
学校と両立しながらインターンシップに行こう!
最後に、「学校の単位がなくなってしまうからインターンシップに参加できない」と考えている人は、その考えを改めるきっかけになったでしょうか。学校もインターンもどちらも諦める必要はありません!
自分のやりたいことに名一杯チャレンジしませんか?