現在働いているところだと成長できない、職場環境や給料に不満があるなどで、「転職したい!」と考える方はたくさんいます。
しかし、「転職したい!」とただ漠然とした思いのみですぐに転職活動を始めたり、何の準備もないまま始めてしまうと、せっかく転職したのに早期退職につながることも。
そこで今回は、転職で後悔しないために「転職したい!」と思ったときにすべきことや、転職成功のポイントなどについてご紹介します。
目次
転職活動をする前に始めること3つ
いくら「今すぐ転職したい!」と思っていても、何の考えもなしで転職活動を始めると危険です。
世の中に求人はたくさんあるからこそ、自分の中での転職活動の軸が定まっていないと転職活動が長期化したり、ミスマッチによる早期退職になることも。
本格的に転職活動を始める前には、以下の点について振り返ってみるといいでしょう。
- 現職への不満をまとめる
- 転職先への希望を考える
- 一時的な気持ちではないかを確かめる
➀現職への不満をまとめる
転職活動を始める前にはまず、現職に対する不満や問題点について具体的に挙げてみましょう。
「給料が低い」「残業が多い」「人間関係が悪い」など、人によって仕事に対する不満はそれぞれ異なります。
反対に、「なんとなく辞めたい」「なんとなく違う職種にチャレンジしたい」「今の仕事に飽きた」などで転職活動を始めてしまうと、仮に転職したとしてもまた同じ問題やきっかけで辞めてしまうおそれがあるので要注意。
転職に後悔しないためにも、これまでの仕事の振り返りや不満ポイントについてまとめておくようにしましょう。
②転職先への希望を考える
現職で感じている不満をまとめれば、次は転職先に求める条件や希望について考えましょう。
単に年収アップしたいといってもどのくらいなのか、社風や仕事内容など自分が納得できるポイントを思いつくままに書き出してみてください。
また特に女性の場合だと、結婚や出産などのライフイベントが発生することも考慮して、女性が働きやすそうな職場なども選択肢のうちにいれておくといいかもしれません。
ただしあまりにも条件や希望が多すぎると、今度は求人自体がかなり限られてしまいなかなか見つからないこともあります。
求人をある程度絞って効率的に転職活動を進めるためにも、希望や条件は優先順位をつけることが大事です。
③一時的な気持ちではないかを確かめる
先にも述べたように、なんとなくの気持ちで転職活動をしてしまうと転職先でのミスマッチや早期退職にもつながります。
継続的な不満やなかなか改善されないと思ったのなら仕方ないですが、一度嫌なことがあったといったことで転職してしまうと現職よりも悪い条件で働くことも。
「やっぱり前職の方が良かった」とならないためにも、一時的な気持ちで辞めたいと思っていないかどうかを冷静に見極めるようにしましょう
転職したいと思った時にやるべきこと
ここからは「転職したい!」と思った時にやるべきことについていくつかご紹介します。
いきなり求人検索をしても思うように転職が進まないこともあるので、以下のポイントを踏まえて行動してみてくださいね。
- 自分のスキルや経験を洗い出し、市場価値を知る
- 転職の目的を明確にする
- いつまでに転職したいかなどスケジュールを立てる
➀自分のスキルや経験を洗い出し、市場価値を知る
転職活動では、自分のスキルや経験をいかにアピールできるかどうかが重要です。
異業種・同業種への転職いずれにしても、今までの自分の経験やスキルについて一度洗い出すようにしましょう。
また自分のスキルや経験を洗い出し、今の自分の能力がどれだけ企業や業界で通用するのかなどの市場価値を知ることも大切です。
たとえば、スカウト機能のある転職サイトに登録して実際にどんな企業や条件でオファーが来るのか、年齢やスキルに対する年収の相場などを調べてみるのもおすすめです。
もし今の職場よりも好条件・好待遇で評価してもらえるといった場合は、転職に踏み切ってみてもいいかもしれません。
ただし、実務経験1年未満など業界や業務ではまだスキルが足りないといった場合は、必要なスキルや資格を取得してからの方が、年収アップ・キャリアアップを目指せます。
②転職の目的を明確にする
転職をする際は、「なぜ転職するのか」「転職して何を実現させたいか」を明確にしておく必要があります。
先にも述べたように転職の目的があやふやだと転職期間が長引いたり、転職したとしてもミスマッチにつながる可能性が高くなってしまいます。
年収・働きやすさ・職場の規模・残業の多さなど、人によって企業に求める条件は異なります。
納得して転職するためにも、事前に必ず転職する目的や転職先に求める条件などを定めてから進めていくようにしましょう。
③いつまでに転職したいかなどスケジュールを立てる
転職する目的や方向性が決まったら、「いつまでに転職したいか」「いつから次の職場に転職したいのか」を決めましょう。
とくに働きながらの転職活動は、かなりハードであることが予想されます。
休みの日や上手く有給を使ったり、仕事が終わってから転職活動をしなければいけません。
また期間を決めておかなければ、いつまでもズルズルと転職活動を続けることになるので精神的にも経済的にも負担が大きくなっていきます。
一般的に転職活動というのは約3~6ヶ月程度の期間を要すると言われているので、あらかじめ中長期的な期間がかかることを念頭に置いていつまでに何をすべきかなどを計画立てましょう。
転職を成功させるための4つのコツ
ただやみくもに転職活動をしていても成功することはありません。
ここでは、転職を成功させるためのコツや採用につながるポイントなどについていくつかご紹介します。
- 転職は20代~30代までが需要が高い
- あえて中小企業を選ぶのもひとつ
- 目的や業界に合った転職サイト・転職エージェントを利用する
- 現職を辞めてから転職活動を始めるのはNG
➀転職は20代~30代までが需要が高い
転職にはタイミングが何よりも重要です。
一般的に転職するのに適したタイミングとは、20代~30代前半までだといわれています。
とくに異業種への転職の場合だと、30代前半が最後のチャンスだと思っておいたほうが良いでしょう。
なぜなら、20代~30代前半は経験よりもまだポテンシャルを重視される傾向にあるからです。
また企業側も新し人材を採用する際は、できるだけ長く働いてくれる人を採りたいと思っています。
一方、30代後半や40代以降になるとポテンシャルよりも、これまでの経験や管理職・マネジメント経験の有無などで選考が大きく左右されます。
そのため、転職をするときはできるだけ若いときからスタートしておくのがおすすめです。
②あえて中小企業を選ぶのもひとつ
転職活動に失敗しやすい人の特徴の中には、大企業や有名企業など自分の市場価値よりも高望みしてしまうことが挙げられます。
しかし、大企業や人気・有名企業というのは一般的に新卒・中途採用ともに倍率が高く、即戦力となる人材を求める傾向にあるので実力に達していないと行き詰まってしまうことが多々あります。
もちろん大企業は経営が安定しているといったメリットもありますが、なかなか転職が上手くいかないのならBtoBの中小企業なども視野に入れてみるといいでしょう。
中小企業は知名度こそ低いものの優良企業も多く、特にライフワークバランスを重視したい人にとっては働きやすい職場であることも多いです。
さらに中小企業を目指すメリットには、ライバルが少なく比較的採用されやすいともいわれているので早期内定を目指す人にはおすすめです。
ホワイトな中小企業に出会いたいのなら、できるだけ求人数の多い転職サイトを利用するといいでしょう。
③目的や業界に合った転職サイト・転職エージェントを利用する
効率的に転職活動を進めるには、自分の目的や業界に合った転職サイト・エージェントを利用すのが一番です。
先にも述べたように求人数が多い転職サイトだとさまざまな企業と比較できますし、目指す業界に強いサイトなら非公開求人や独占求人に出会えます。
サイトによっては地域に密着したものや、有名企業とのパイプがあるものもあるので、Uターン・Iターン転職を考えている人にも対応しています。
また、「ひとりで転職するのが不安」「何から始めたらいいの?」「自分の強みが分からない」といった方はエージェントを利用するのもおすすめ。
転職エージェントでは自分の希望や経験を活かせる求人を紹介してくれるほか、書類添削や面接対策などが受けられるメリットもあります。
なかには、「スカウト機能」を持つものもあり、すぐに転職しない方でも自分の今の市場価値を知れるので登録しておくだけでも価値はあります。
転職サイト・エージェントは自分に代わってさまざまなサポートをしてくれるため、ぜひ活用して効率的に転職活動を進めてみてくださいね。
④現職を辞めてから転職活動を始めるのはNG
転職活動をするにあたって、転職活動に専念するために今の仕事を辞めるといった方もなかにはいます。
たしかに、在職中に転職活動を並行して行うのはハードでいろいろとやらなければいけないこともあります。
しかし実際、退職してからの転職はリスクやデメリットの方が多いのであまりおすすめしません。
具体的なリスクやデメリットについては、精神面・経済面などが挙げられます。
辞めてから転職活動をするとなると収入が逸さなくなるので、生活費や転職活動に必要な費用を貯金を崩しながら続けていかなければならなくなります。
はじめのころはよくても、転職活動が思わず長期化してしまうとつねに貯金を気にしないといけません。
貯金がなくなるから早く転職先を決めなければいけないと焦りが出て、妥協して適当な仕事に決めてしまうと元も子もないので退職後の転職は避けるべきです。
また、退職により空白期間が長くなってしまうと転職活動でも不利になる可能性もあるので要注意。
採用側も「計画性がないのかな」と思われてしまうおそれもありますし、空白期間について必ず聞かれるので準備しておく必要があります。
いずれにしても、辞めてからの転職はリスクが高いので、今すぐ辞めたいと思っていても内定が出るまでは仕事を続けておいた方がいいでしょう。
スキルがないけど転職したい!内定が決まるスキルの見つけ方とアピール方法とは
転職する前に押さえておきたい転職のリスク
転職は「今よりもいい条件で働ける可能性が高い」などめりっとがありますが、リスクやデメリットなども当然あります。
「転職したい!」と思っていても、以下のリスクがあることを念頭に置いておくようにしましょう。
- 収入が下がることがある
- 年下の上司や先輩ができる
- 人間関係をイチから作らなければいけない
- ミスマッチなどで早期退職につながる可能性もある
➀収入が下がることがある
ある程度の経験やスキルがあれば年収アップも見込めますが、全くの未経験からの転職や企業が求める能力や実績に伴っていないと、かえって年収が下がってしまう可能性があるため注意が必要です。
多少年収が下がってでも自分がやりたいことにチャレンジしたいといった覚悟があるのならいいですが、子どもを養わなければいけない立場の人はしっかりと家族と相談しておくようにしましょう。
また収入が下がったことが原因で、転職を機にローンの審査が不利になるケースもあります。
とくに転職をした直後などは勤続年数がまだ短いので、家や車など近いうちに新しいローンを組む予定がある方はタイミングなども考慮しなければいけません。
②年下の上司や先輩ができる
転職をすると経験があったとしても会社では教わる立場になるため、自分よりも年下の上司や先輩ができることもよくあります。
管理職やマネージャー職への転職だと話は別ですが、一般的に転職をした際に始めから高ポジションスタートになる可能性は極めて低め。
面接でも、「20代の同僚が多いですが大丈夫ですか?」などと聞かれることもあるので、もし採用に繋げたいのなら柔軟性の高さをアピールする必要があります。
③人間関係をイチから作らなければいけない
転職知れば、どこであっても新しく人間関係をイチから作らなければいけません。
前職でせっかく信頼関係を築けたとしても、新しい職場では全くの白紙に戻るので人によっては苦労することも。
また、入社してから「職場の人間関係が劣悪」「前職よりも居心地が悪かった」といったケースも充分あり得ます。
人間関係については、転職サイトや募集要項をチェックしてもなかなか見えづらいところなので、前職の人間関係が悪かったから転職したとしても必ず改善されるとは限らないことを頭に入れておきましょう。
④ミスマッチなどで早期退職につながる可能性もある
人間関係もそうですが、仕事内容のミスマッチによって早期退職につながる可能性もあります。
たとえば、「周囲のレベルが高すぎてついていけない」「自分の能力を思ったように発揮できない」など。
多くの場合は、業界・企業研究が不足していることなどが原因として考えられるので、転職活動をする際はきちんと仕事内容についてエージェントや企業の採用側に積極的に質問するようにしましょう。
すぐに転職すべきではない人の共通点5つ
転職は若いうちに始めるに越したことはありませんが、なかにはすぐに転職をしなくてもいい人や逆に転職すべきではない人もいます。
そこでここでは、すぐに転職すべきではない人の共通点についていくつかご紹介します。
- なんとなく今の職場を辞めたいと思っている
- 転職の目的があいまい
- 収入やポジションなど高望みしすぎている人
- 飽きっぽく、とにかく新しいことをしたいと思っている
- 現職でほぼ定時退社ができている
➀なんとなく今の職場を辞めたいと思っている
「とくにこれといって現職に不満はないけれど、なんとなく転職したい」「仕事内容については満足だが、できればもう少し給料を上げたい」といった考えを持っている場合、転職するタイミングではいまではない可能性が高いです。
そもそも転職とは、「このままだとキャリアアップできない」「具体的な不満があって改善したい」方が転職によって利用の働き方を実現するためのものです。
転職活動ではメリットだけではなくデメリット、リスクなどもあるため、転職をしてかえって「前職の方が好条件だった」と気づくパターンもあります。
したがって、現職への不満がそこまでない段階であれば、もう少し経験やスキルを身に着けてから改めて転職することをおすすめします。
②転職の目的が曖昧
転職の目的や企業に求める条件、理想の働き方が定まっていない人は転職をしても失敗する確率が高いため注意が必要です。
転職の軸がブレているとミスマッチにもつながりますし、選考でも志望動機などで熱意がイマイチ伝わらないことも。
「育児がしやすいように時短勤務ができるところに転職したい」など、自分の中で企業に求める条件の優先順位を決めておくことが何よりも大切です。
また、転職の理由として「人間関係が悪いから」というものが挙げられますが、このケースも失敗しやすいので気をつけましょう。
転職したからと言って人間関係が改善するとは限りませんし、転職先ではイチから人間関係を構築しなければいけません。
パワハラやセクハラが横行しているなどであれば話は別ですが、どこの職場でも合わない人は必ずいるということを念頭に転職するようにしましょう。
③収入やポジションなど高望みしすぎている人
転職先に対してこだわり条件をいくつか挙げるのは大事なことですが、あまりにもたくさんありすぎる人は要注意です。
とくに収入面やポジション、ほかのこだわり条件が多かったり、求める目標が自分のレベルに合わないほどのものであれば、なかなか内定につながりません。
たとえば、「年収は絶対に〇〇〇万円以上が良い」「リモートワークができるところがいい」など。
すべての条件を兼ね備えている職場はありません。
仮に理想に近い職場があったとしても、入社後のミスマッチや思わぬブラック職場だったりすることもあります。
「なかなか内定が決まらない」「紹介される求人が少ない」と感じるときは、もう一度条件の見直しをしてみてください。
④飽きっぽく、とにかく新しいことをしたいと思っている
転職を機に新しい職種や業界にチャレンジしたいと考える人もたくさんいるでしょう。
とくに20代~30代あたりはまだ職種未経験でも採用される確率が高い傾向にあります。
しかし、人気職種や専門性の高い業務が必須の仕事であれば未経験だと採用されにくいので、どの業界にチャレンジするのかの見極めは重要になってきます。
また、性格的に飽きっぽい人は転職を繰り返すところがあるので、かなり慎重に見極めなければいけません。
たとえば数年程度でコロコロと転職をしていると、「すぐに辞められてしまうのではないか」「飽きっぽいのでは」と企業にマイナスな印象を与えてしまうおそれも。
さらに年齢にもよりますが、中途採用でのキャリアチェンジは年収ダウンや入社条件が厳しくなることもあります。
転職をする前に、「本当にやりたい仕事なのか」「今の経験やスキルが活かせる職場なのか」「飽きたことが原因でキャリアを棒に振っていないか」などを冷静に考え直すようにしましょう。
⑤現職でほぼ定時退社ができている
人によって「転職したい!」と思う基準はそれぞれですが、とりあえず現職でほぼ定時退社ができている状態であれば転職活動を控えた方がいいでしょう。
なぜなら、転職を機に前職にはなかった残業が増える可能性が非常に高いからです。
いくら転職サイトに「完全定時退社」「残業なし」と記載されていたとしても、実際はそうではないこともたくさんあります。
どうしてもやりたいことがあったり、残業代で稼ぎたいといった強い気持ちがあるのなら別ですが、少なくとも現職で勤務時間に不満がないのなら転職はリスクの方が高いです。
転職しやすい時期はいつ?転職にベストなのは何月かを理由とともに徹底解説
未経験でも採用されやすいおすすめの職種
ここでは、未経験でお採用されやすいおすすめの職種の特徴についてご紹介します。
営業
営業は取り扱う商材やサービスの幅が広く需要も高いので狙い目です。
基本的に経歴や学歴ではなく、個人のポテンシャルを重視する傾向が強いので、人と話すのが好きな方やコミュニケーションスキルに自信がある方にはおすすめです。
また、営業職はインセンティブ制で報酬が決まるので、「学歴には自信ないけれど高収入を目指したい」方はぜひチャレンジしてみるといいでしょう。
SE
IT業界はこれからも発展していく産業であり、常に人材不足に陥っているので採用へのハードルは低めです。
中でも特に、SEは専門的なスキルや知識が必要ではありながら、未経験でも採用されやすいのでおすすめ。
企業でも積極的に採用をおこなっており、入社後の研修制度が充実している企業もたくさんあるので安心です。
またSEとしての経験をある程度積めば、次に転職する際に年収アップも叶えられやすいメリットもあります。
コツコツと作業するのが好きな方や、積極的に学ぶ意欲のある方はぜひ挑戦してみるといいでしょう。
ITエンジニアにおすすめ転職エージェント・転職サイト16社!年収アップのコツについても解説
事務
事務職の仕事は基本的にどの企業にもある職種であり、かつ特別な資格やスキルを持っていなくても採用されやすいのでおすすめです。
とくに女性比率が高く、育児と両立させたい方やなるべく定時で帰りたい人には向いています。
事務職はおもに、社員の勤怠管理や請求書処理などをおこなうオフィスワークの仕事です。
大手企業だと難しいかもしれませんが、中小企業だと未経験でも決まりやすいので狙い目です。
ただし、事務職は平均給与は低い傾向にあり、キャリアアップには向かないので、年収アップを重視するタイプの方にはおすすめしません。
事務職におすすめの転職サイトとは?未経験から事務職に転職するコツを解説!
完全週休2日、確実に土日休み、残業なし転勤なしの仕事おすすめランキング
「転職したい!」と思った時に登録すべき転職サイト4選
「転職したいけど何から始めたらいいかわからない」「自分に合った企業を見つけたい」「はじめて転職するから不安」といった方は、エージェント機能のある転職サイトを利用するのがおすすめです。
そこでここでは求人数や職種の取り扱いが広く、あらゆる年齢の人に対応した転職サイトについていくつかご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
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すぐに転職したいと考えていなくても、今の自分の市場価値について知れるので登録しておくだけでも便利に使えます。
ただしビズリーチは、基本的に経験者やある程度のスキルがないとオファーがこないこともあるので、全くの未経験者や異職種への転職を考えている方にはおすすめしません。
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マイナビエージェント
求人数 | 約64,000件(非公開求人は約18,000件) |
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ハタラクティブ
求人数 | 約3,000件 |
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掲載している求人は実際に取材しているところなので、求人募集だけではわかりにくい職場の雰囲気についても知れるのでおすすめ。
ただし、経験やスキルを活かして年収アップを目指したい人や、30代以降の転職には向いていないので注意が必要です。
転職したいと思ったらまずはエージェントに相談してみよう
今回は、転職で後悔しないために「転職したい!」と思ったときにすべきことや、転職成功のポイントなどについてご紹介してきました。
「今の職場が合わない気がする」「もっと条件のいい職場で働きたい」といった理由で、今すぐ転職したいと思う人はたくさんいます。
しかし、衝動的に転職活動をいきなり始めてしまうのはあまりおすすめしません。
なぜなら転職先が決まったとしても、根本的な原因や不満が分かっていないと、次の職場でもミスマッチになり早期退職につながる可能性があるからです。
また、現職を辞めてしまってから転職活動をするのも、経済的・精神的リスクの負担が大きいので要注意です。
転職したいと思ったら、「なぜ転職したいと思うのか」「転職先にはどんな条件を求めるのか」をまず考えてからにしましょう。
「何から始めたらいいかわからない」「自分にはどんな仕事が向いているの?」「ひとりで転職活動をするのが不安」な人は、転職サイトやエージェントに登録するのがおすすめです。
今回の記事を参考に、納得のできる転職活動にしてください。