建設業に強い求人媒体おすすめ比較17選！採用の目的別に無料求人媒体や人気求人サイトを紹介

今回は、建設業界で採用を考えている企業に向けて、建設業に強いおすすめの求人媒体をご紹介します。

「中途採用」「新卒採用」「バイト募集」といった、採用の目的別に厳選しました。

また、無料で使えるおすすめの求人媒体もご紹介しています。

厚生労働省の「建設業における若年労働者確保の課題について」によると、建設業就業者のうち、33.9%は55歳以上です。

一方、29歳以下は11.4%しかいません。

建設業の採用活動では、若者に対する積極的なアプローチが特に重要です。

建設業に強い求人サイトおすすめランキングTOP10！求人掲載に適した媒体で人が来ない悩みを解消

ガテン系の求人掲載におすすめ

建設業の無料おすすめ求人媒体

建設業の求人募集を掲載する際は、まず無料求人媒体を活用しましょう。

建設業で利用できる無料求人媒体は、おもに2つあります。

ハローワーク

ハローワークとは、国が運営する公共の職業紹介所です。

ハローワークに求人を登録しておくと、全国の支所にある端末やインターネットから、求職者に求人を見てもらえます。

利用は完全に無料です。

建設業の職業訓練を受けた求職者や経験者、未経験者など、幅広い層にアプローチできます。

SNS

下記のSNSを通じて、建設業の求人情報を発信できます。

いずれも無料で利用可能です。

ハッシュタグを利用することで、特定の職種や地域、建設業に興味があるユーザーに対して、効果的にアピールできます。

単に「人材を募集している」と投稿するだけではなく、普段の作業の様子や、完成した建物などの写真も投稿するようにしましょう。

求職者の興味を引きやすくなります。

建築・建設業界におすすめ転職エージェント・転職サイト14社比較ランキング

【建設業特化型】中途採用におすすめの求人媒体

建設業は「きつい」「危険」「汚い」の3Kのイメージや、長時間労働などの課題を抱えている影響で、人手不足です。

ハローワークやSNSなどの無料求人媒体だけでは、なかなか満足に応募が来ないこともあります。

そこで、求人サイトへの広告掲載も検討しましょう。

求人サイトは基本的に有料ですが、中には実際に採用が決まらない限り、ずっと無料で利用できるものもあります。

まず、建設業の中途採用におすすめの求人媒体をご紹介します。

各求人媒体の料金や掲載期間を比較すると、次の通りです。

※2024年調査時点の求人数を掲載。

各求人媒体の特徴を詳しく見ていきましょう。

建設業の中途採用向け求人掲載媒体おすすめランキングTOP8！無料で使える求人媒体も紹介

GATEN職

GATEN職は、現場系に特化した求人媒体です。

建設現場で活躍する土木・鳶・左官など、さまざまな職人・作業員の採用を得意としています。

建設現場で働くことに興味を持っている人が利用しているので、効果的なアプローチが可能です。

また建設業界では若手不足が問題になっていますが、GATEN職はSNSでの集客を得意としており、若手採用に強いという特徴があります。

しかもガテン職と契約すると、次の7つの媒体にも、自動で求人が掲載されます。

求人の掲載期間（月極・半年・年間）ごとに料金が決まっているので、いくら費用がかかるのか、明確に把握できる点もメリットです。

建設業界に強く、コストパフォーマンスが高い求人媒体を探している企業には、GATEN職がおすすめです。

ガテン系の求人掲載におすすめ

GATEN職の評判・口コミ！利用者・企業のメリット・デメリット・料金プランまで完全解説

パワーワーク

パワーワークは、掲載求人の約90%が建設業の求人サイトです。

建設業界の紙の求人媒体で10年の実績を持っているという安心感があります。

25歳～44歳の利用者が多く、若手を採用しやすいです。

若手不足に悩んでいる建設会社や、建設業界に強い求人媒体を探している企業に適しています。

ただし求人数が534件と少なく、多くの選択肢を求める求職者に利用されにくい点は注意しましょう。

ジョブケン

ジョブケンは、建設業界専門の求人媒体です。

採用が成功したときに初めて費用が発生する仕組みです。

求人を掲載するだけなら、費用は一切かかりません。

じっくり人材を選びたい建設会社におすすめです。

なお採用が成功した際の料金は、採用する人材の年収に応じて決まります。

セコカンNEXT

セコカンNEXTは、建設業界に特化した求人媒体の中でも、施工管理の採用に強いです。

施工管理は採用が難しい職種だとされていますが、セコカンNEXTなら転職を考えている施工管理に、効果的なアプローチができます。

施工管理を採用したい企業におすすめです。

現キャリ

現キャリは建設業界に特化した求人媒体の中でも、施工管理やCADオペレーターといった職種の採用に強いです。

また、設計業務や積算業務の担当者の採用も得意としています。

運営元の株式会社コプロ・ホールディングスグループは、東証プライム・名証プレミアに上場しており、求人数も12,824件と規模が大きめです。

建設・設備求人データベース

建設・設備求人データベースは、自社に合った人材を紹介してくれる「転職エージェント」のサービスを実施しています。

資格を持つ経験者や、ポテンシャルが大きい若手など、企業のニーズに合った人材と出会える可能性があります。

また、実際に人材が入社して初めて、利用料金が発生する仕組みです。

採用が決まらなかった場合、費用はかかりません。

建設業に特化した求人媒体の中でも、求人数が16,013件と多いので、多数の建設業志望者が集まりやすいです。

建設転職ナビ

建設転職ナビは、建設業界と不動産業界の技術職・専門職に特化した求人・転職サイトです。

建設業で中途採用を考えている企業に適しています。

転職エージェントが自社に合った人材を紹介してくれるため、採用がスムーズです。

人材の入社が決まらない限り、料金は無料です。

採用できた場合の利用料金は、人材の年収によって決まります。

建職バンク

建職バンクは、建設業に特化した求人・転職サイトです。

数ある建設業に強い求人媒体の中でも、特に経験者採用を得意としています。

建職バンクの公式サイトによると、登録者の85%は経験者です。

即戦力採用を希望する企業におすすめの求人媒体となっています。

建設業の求人数が多い中途採用向けおすすめ求人媒体

続いて、建設業に特化しているわけではないものの、建設業の中途採用で多く使われている、大手総合型求人媒体をご紹介します。

大手総合型の求人媒体は、掲載料金こそ高いですが、幅広い層の転職希望者にリーチできます。

※2024年調査時点の求人数を掲載。

doda

dodaは中途採用向けの求人媒体です。

転職サイトの中でも、とても規模が大きく、国内トップクラスの求人掲載数を誇ります。

多くの転職希望者に利用されているため、建設業界経験者にも、他の業界で活躍してきた未経験者にも、強力なアプローチが可能です。

ただし、掲載料金が高い点は注意してください。

予算に問題がないならおすすめの求人媒体です。

リクナビNEXT

リクナビ NEXTは、あのリクルートが運営している、中途採用向けの大手求人媒体です。

求人数は2024年3月時点で102,682件と、国内有数の規模を誇ります。

多くの求人を見たいと考える転職希望者に利用されており、もちろん建設業の求人も掲載可能です。

掲載料金は建設業に特化した転職サイトより高めですが、幅広い層に自社の求人を見てもらいたいなら、利用の価値があります。

建設業で求人が来ない理由は3Kのイメージが原因！若者離れ・人手不足を解消する方法を徹底解説

建設業の新卒採用におすすめな求人媒体

では次に、建設業の「新卒採用」におすすめな求人媒体をご紹介します。

以下の就職サイトは、多くの新卒が就職活動の際に利用しているので、自社の求人を見てもらえる可能性が高いです。

本採用だけではなく、インターンシップのプレ期間にも利用できます。

建設業の新卒採用の掲載におすすめな就職サイトランキングTOP6！掲載料金・特徴を徹底比較

マイナビ

新卒採用で有名な求人媒体といえば、マイナビです。

マイナビは企業掲載社数No.1・学生登録数No.1を誇っています。

建設業界の新卒採用でも、ぜひ利用を検討したい就活サイトです。

マイナビは全国で合同企業説明会を多く開催しています。

学生と直接話をして、建設業で働く魅力を知ってもらえるチャンスが豊富です。

リクナビ

マイナビと比較検討したい新卒採用向けの求人媒体といえば、リクナビです。

リクナビは「ホットペッパービューティ」や「SUUMO」などの有名サービスを多く手がける、株式会社リクルートが運営しています。

リクナビはマイナビに次いで学生利用率が高いです。

合同企業説明会も全国で開催しています。

建設業の新卒採用でも活用できる求人媒体です。

建設業のバイト募集に強いおすすめ求人媒体

建設業のバイト募集におすすめの、人気有名求人媒体をご紹介します。

「いますぐ人手が必要！」というときは、まずバイトとして採用して、良い人材がいれば正社員登用するのもいいでしょう。

※2024年調査時点の求人数を掲載。タウンワークは原稿制作サポートありの最低掲載料金

建設業のバイト掲載ならこの求人媒体がおすすめ！特徴・料金を徹底比較

バイトル

※2024年調査時点の求人数を掲載。

バイトルは、1週間あたり4,100円〜で求人を掲載できる、バイト募集に強い求人媒体です。

バイトルを利用するメリットは、スピーディーな採用が可能な点。

81%の企業が、掲載後1週間以内に応募を獲得※しています。

求人の最短即日掲載も可能です。

また、バイトルでは上位プランを選ぶと求人の掲載順位が上になり、さらに応募を集めやすくなります。

できるだけ早く人を雇いたい、と困っている建設会社におすすめです。

※【集計対象】2023/1/9～1/29の週平均値、Cプラン以上で掲載した企業

バイトルの広告掲載料金

バイトルの広告掲載料金は、エリアによって異なります。

首都圏（東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県）の広告掲載料金は、次の通りです。

タウンワーク

※2024年調査時点の求人数を掲載。原稿制作サポートありの最低掲載料金。

タウンワークは、Webとフリーペーパーでアルバイトの募集ができる求人媒体です。

駅や地域のお店に置かれているフリーペーパーという特性上、地域密着のバイト募集に強いという特徴があります。

また、原稿作成をタウンワークがサポートしてくれる点も魅力です。

自社で原稿を考えるのが大変だと考える企業や、地域の人材を採用したい建設会社におすすめとなっています。

タウンワークの広告掲載料金

タウンワークの広告掲載料金は、Webとフリーペーパーで異なります。

以下はフリーペーパー「タウンワーク」に求人掲載する場合の料金（営業による原稿制作サポートあり）です。

Indeed

※2024年調査時点の求人数を掲載。

Indeedは世界ナンバーワンの求人検索エンジンです。

求人検索エンジンとは、さまざまな求人サイトに掲載されている採用情報を、一括で検索できるサービスのこと。

Indeedのアカウントを作成すれば、Indeedに建設業の求人情報を無料で掲載可能です。

投稿方法は画面に沿って情報を入力するだけなので、誰でも簡単にできます。

また、有料の「スポンサー求人」に登録すると、自社の求人が表示されやすくなるので、「なかなか応募が来ない」というときは利用を検討してみてください。

この場合の料金は、求人がクリックされた回数に応じて発生します。

Indeedの評判は？2chの口コミ評価をまとめてみた

建設業に強い求人媒体を利用しても応募が来ないときは募集条件を見直そう

今回は、建設業に強いおすすめの求人媒体をご紹介してきました。

中途採用・新卒採用・アルバイトといった目的に応じて、最適な求人媒体を選ぶことが重要です。

ハローワークやSNSは、無料で求人を掲載できます。

「なかなか求人に応募が来ない」というときは、募集条件の見直しや、各求人サイトが提供しているオプションの利用も検討してみてください。

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