転職活動をしていると、応募した企業から内定通知をもらうこともあるでしょう。

厚生労働省の実施した調査では、2000年から2019年までの転職者は約170万人という結果が公表されています。

厚生労働省「労働市場における雇用仲介の現状について」

調査結果を見ると、転職者は増加の傾向にあります。

希望の企業から内定をもらった場合、企業へ転職する準備をしなければいけません。

転職の内定後の流れは、新卒とは異なるため注意が必要です。

今回は、転職が決まった内定後の流れや退職の手順などを解説しますのでぜひ参考にしてください!

おすすめ記事:おすすめの転職エージェントランキングTOP20!各年代におすすめのエージェントや優良サービスを選ぶコツを徹底解説

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内定連絡から入社までの基本的な流れ

内定後から入社までは、基本的に下記のような流れとなります。

内定連絡から入社までの基本的な流れ
  • 内定受領の返事
  • 労働条件の確認
  • 内定承諾、または辞退の返事
  • 退社日と入社日を決める
  • 雇用契約の締結・入社手続き
  • 退職準備

 

ここでは、それぞれのステップの詳細を解説します!

内定受領の返事

内定の通知を受けた後、最初に行うことは、連絡を受け取ったことへのお礼を返信することです。

この段階ではまだ、正式な内定の返事をする必要はありません。

次に、労働条件を詳細に確認し、それに基づいて内定の承諾や辞退を検討します。

返事は、直接企業からの連絡であればその方法に準じ、転職エージェントを通じている場合はエージェントを介して行います。

労働条件の確認

内定を前向きに考えている場合でも、正式な承諾前に労働条件を確認することが重要です。

企業は「内定通知書」や「労働条件通知書」を通じて労働条件を明示します。

確認すべき主な項目には、入社日、契約期間、試用期間の有無、就業場所、業務内容、労働時間、賃金などがあります。

不明点や疑問がある場合は、解消されるまで内定の承諾を保留することが望ましいです。

内定承諾または辞退の返答

労働条件を確認し、すべての条件に納得した上で内定を承諾する場合は、感謝の意を表し承諾の意思を伝えます。

辞退する場合は、それに至った理由を丁寧に説明することが重要です。

いずれの場合も、プロフェッショナルとして礼儀正しく対応することが求められます。

期限内に返答を行い、必要であればその旨を通知します。

退社日と入社日の決定

内定を受け入れた場合、次に現職の退社日と新職の入社日を決定します。

退社日は通常、現在の雇用者と協議を行い、円満な退職を目指します。

入社日は新たな職場の準備が整い次第となりますが、可能であれば退職日の翌日に設定するとスムーズに移行できます。

この過程では、両職場との調整が不可欠です。

雇用契約の締結・入社手続き

内定承諾後、雇用契約の締結が行われます。

契約形態には、正式な契約書に署名するものから、口頭での合意のみの場合もあります。

入社に際しては、身分証明書や資格証明書、前職の雇用保険の被保険者証など、必要書類の提出が求められることが多いです。

また、新しい職場で求められる書類があれば、それを準備しておく必要があります。

現職の退職手続き

退職手続きは、最初に直属の上司に退職意向を伝え、具体的な退職日を設定し、正式な退職届を人事部に提出することから始まります。

退職日が近づくにつれ、後任者への引き継ぎ、必要書類の整理、取引先への挨拶を行い、退職日には社員証やキーカードなどを返却します。

退職後は、退職証明書や年金手帳など重要書類を受け取り、保管することが重要です。

内定後は労働条件通知書をを必ず確認する

内定が確定したら、まず労働条件通知書を確認しましょう。

労働条件通知書には転職後の労働条件が記載されており、確認しないと予想外の条件下で働くことになってしまう恐れがあります。

ここでは、労働条件通知書の詳細とチェックすべきポイントを解説します。

内定後は労働条件通知書をを必ず確認する
  • 労働条件通知書とは
  • 労働条件通知書のチェックポイント

労働条件通知書とは

労働条件通知書は、内定を受けた際に企業から提示される重要な書面です。

この通知書には、雇用契約の具体的な条件が記載されています。

その内容には勤務地、労働時間、休日、給与、その他の福利厚生が含まれます。

この書面を確認することで、働く上での期待と実際の条件が一致しているかを確認できます。

労働条件通知書のチェックポイント

労働条件通知書を確認する際は、特に以下の点を詳しく見ることが重要です。

労働条件通知書のチェックポイント
  1. 労働契約の期間
  2. 勤務地
  3. 業務内容
  4. 始業と終業の時間
  5. 休憩時間
  6. 休日と休暇の規定
  7. 賃金の明細(基本給、手当、賞与)
  8. 退職に関する条件

これらの項目が自分の理解と合っているか、また、実際の働き方に合致しているかを確認することが必須です。

内定承諾と内定辞退の伝え方

内定通知が来た場合は、承諾か辞退かをなるべく早めに伝えましょう。

中途採用における内定承諾書は新卒の内定承諾書よりも期限がシビアになっているため、早めに回答する必要があります。

保留できる期間は2~3日ほどか、最長1週間程度であることを覚えておきましょう。

ここでは、内定承諾と内定辞退の伝え方を解説します。

内定承諾と内定辞退の伝え方
  • 内定承諾の伝え方
  • 内定辞退の伝え方

内定承諾の伝え方

内定承諾の際には、迅速かつ礼儀正しく連絡を行うことが求められます。

基本的には、電話での直接的なコミュニケーションを選び、採用担当者に内定への感謝の意を表しつつ承諾の意志を伝えます。

もし担当者が電話に出られない場合は、メールで内定の受諾意向を伝えることが望ましいです。

この際、以前のやり取りを参照しつつ、誠実かつ明確な言葉選びで書くことが重要です。

内定辞退の伝え方

内定辞退を伝える場合も、電話で直接話すことが一般的です。

内定へのお礼を述べた上で、「検討の結果」として辞退の意志を伝えることが基本です。

具体的な辞退理由が必要な場合は、他社からの内定受諾や個人的な事情を簡潔に説明します。

また、可能な限り迅速に連絡することで、企業が他の候補者への対応を行いやすくなるため、責任感を持って行動しましょう。

退職・入社時に必要な書類

退職や入社時には必要な書類を受け取ったり、準備する必要があります。

ここでは退職・入社時に必要な書類を解説します。

退職・入社時に必要な書類
  • 退職時に必要な書類
  • 入社時に必要な書類

退職時に必要な書類

退職時には、雇用保険被保険者証、年金手帳、源泉徴収票、離職票を退職先から受け取ります。

これらの書類は、新たな職場での手続きや失業保険の申請に必要です。

また、会社から返却が必要なものとして、社員証、キーカード、会社支給の機器などがあります。

すべての手続きが適切に行われるよう、退職日前に確認と準備をしっかりと行いましょう。

入社時に必要な書類

入社時には、基本的に雇用保険被保険者証、年金手帳、源泉徴収票の提出が求められます。

また、扶養控除等申告書給与振込届出書などの財務関連書類の提出も必要です。

場合によっては、健康診断書や身元保証書など追加の書類が要求されることがあります。

入社前には、これらの書類が完備されているかを確認し、準備不足による入社の遅延がないよう注意しましょう。

入社前までにすべきこと

内定を承諾してから入社前までにやっておいた方がいいことをご紹介します。

入社前までにすべきこと
  • 予定通り出社できるよう体調管理をする
  • 転職先の業務に関する予備知識を身に着ける
  • 勤務に必要なものをそろえる

予定通り出社できるよう体調管理をする

退職後には自由な時間があります。この期間を利用して体調を整え、新しい仕事に最適な状態で挑むことが重要です。

十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、適度な運動を続けることで、体力を保ちましょう。

また、ストレス管理も大切で、リフレッシュできる活動を取り入れることが望ましいです。

転職先の業務に関する予備知識を身に着ける

新しい職場で求められる業務知識を前もって習得することで、スムーズな職場適応と即戦力としての活躍が期待されます。

特に重要な業務情報、業界の動向、競合分析などを学ぶことで、入社初日から貢献できる基盤を作ります。

可能であれば、事前に業務関連の書籍を読んだり、オンラインコースでスキルアップすることも有効です。

勤務に必要なものをそろえる

新しい職場で求められるドレスコードに応じた適切な服装を準備し、職場で必要とされる文房具やデバイスなどの備品を確認し、必要ならば購入しておくことが重要です。

また、通勤に必要な交通機関の情報を調べ、必要であれば定期券を購入するなど、スムーズな通勤ルートを事前に計画しておきます。

これにより、初日から職務に集中できる環境を整えることができます。

転職時におすすめの転職エージェント

内定確定後の流れを軽減したい方におすすめなのが、転職エージェントです。

転職エージェントは自分に合う求人を紹介してくれたり、面接や履歴書などの添削をおこなうほか、内定承諾や辞退の連絡をしてくれます。

内定確定後の負担を減らしたい方は、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。

ここでは、転職時におすすめの転職エージェントをご紹介します。

転職時におすすめの転職エージェント
  • doda
  • ビズリーチ
  • リクルートエージェント

doda

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求人数 約260,000件
対応地域 全国47都道府県
料金 無料
公式サイト https://doda.jp/
運営会社 パーソルキャリア株式会社
特徴
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dodaは、業界でもトップクラスの求人数を誇る転職エージェントであり、初心者から経験者まで幅広く対応しています。

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また、全国各地にサービスセンターを設けており、地方在住者でもアクセスしやすい点が魅力です。

求人情報は非常に多岐にわたり、未経験者からでも応募可能な求人が豊富にそろっています。

初めて転職活動する方におすすめとなっています。

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ビズリーチ

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対応地域 全国
料金 無料
公式サイト https://www.bizreach.jp/
運営会社 株式会社ビズリーチ
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リクルートエージェントは日本最大級の転職エージェントであり、業界を問わず多種多様な求人を扱っています。

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必要書類ややるべきことをしてスムーズに転職しよう

今回は、転職時の内定確定後から入社までの流れについて解説しました。

内定確定後から入社までの流れは、下記の通りです。

内定確定後から入社までの流れ
  • 内定受領の返事
  • 労働条件の確認
  • 内定承諾、または辞退の返事
  • 退社日と入社日を決める
  • 雇用契約の締結・入社手続き
  • 退職準備

 

内定承諾書の期限は、転職の場合シビアになっているため、なるべく早く返事をしましょう。

また、エージェントを活用している場合、エージェントを通して内定承諾か辞退かの旨を伝えることができます。

もし伝える手間を省きたい場合は、転職エージェントを活用してみましょう。

おすすめ記事:おすすめの転職エージェントランキングTOP20!各年代におすすめのエージェントや優良サービスを選ぶコツを徹底解説

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