現在営業事務として働いているものの、「やっぱり自分には合わない」「思っていたよりもキツい」などの理由で、辞めたい!と思っていませんか?

営業事務で培ったスキルや経験を活かせる仕事があったら、すぐにでも転職したい!と思っている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、営業事務のスキルを活かして転職する方法と、営業事務からのおすすめの転職先を紹介します。
営業事務を辞めたいけど、次の仕事をどうやって見つけたらいいのか分からなくて辞められずにいる人は必見です!

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職種
オールマイティー
公開求人数
200,034件
対応地域
全国
おすすめ年代
20代~

営業事務を辞めたい理由は?

営業担当者との相性がサイアク

営業事務は、営業担当者と一心同体で、営業担当者が求める資料を、求められた期間内になるべく早く作り上げることがメインの仕事ですよね。

でも、その肝心の営業担当者との相性が悪いと、通常は2時間で終わる仕事が1日も2日もかかって効率の悪い仕事しかできず、上役に責められるのは営業事務だけ…ということも多いものです。

営業担当者の伝え方が悪くて、どんな資料を作ったらいいのかわからない…。
プレゼンのデザインが営業担当者の好みではなく、何度も作り直し…。

など、営業担当者との相性が悪いせいで辞めたい!と思う人は多いのです。

営業事務なのに営業活動が多くて、もはや事務職じゃない

営業事務はあくまでも事務職なのに、営業担当者顔負けの営業活動を兼任している営業事務の人もいます。

営業事務のはずなのに、アポイントをとって得意先訪問、得意先に出向いて商品説明、契約手続きの施行などなど…。

それなりにインセンティブなどの手当てがつけばまだ納得できますが、営業事務の給与しか支払われないのに営業させられることもあって、納得がいかずに辞めていく人もいます。

不動産の営業事務…残業時間が事務職の範囲を超えてる

不動産営業は、営業職の中でもその時間外労働の多さからキツい仕事だと言われていますが、その不動産営業を支える営業事務もまた、かなりの時間外労働を強いられます。

不動産営業は重労働から人手不足が著しく、6~8人の営業担当者につきたった1人の営業事務員しかつかないため、営業事務員は1人で6~8人分の資料・請求書を作成しなければならないのです。

そうなると、もう営業事務でも関係なく、営業担当者と同等の残業をしなければ仕事が終わらないという地獄に突入してしまい、これが辛くて営業事務を辞めたいという人も多いのです。

商社の営業事務はメーカーと営業と顧客の板挟みが辛い

専門商社と総合商社でも違いがありますが、特に総合商社の場合は取り扱っている商品の数が数えきれないといってもいいほどです。
商品を把握しきるだけでも対応に追われるのに、商品について顧客から問い合わせがあれば、営業やメーカーに問い合わせて、それをまた顧客につないで…という手間の繰り返しに、「私は伝書鳩じゃない!」とキレそうになる人も多いものです。

営業事務には品番しか伝わってこないのに、顧客や営業担当者は商品のこともすべてわかっているという前提で話をしてくるので、話を理解するまでに労力がかかり、「こんなことなら営業事務辞めたい…」と思ってしまうのです。

営業事務に向いている人はどんな人?

柔軟に業務に取り組める

営業事務がサポートすべき営業担当者には、本当にいろいろなタイプの人がいます。
自己中心的だけど結果を残す人、周囲に気を遣ってばかりで人になかなか仕事を頼めない人、高圧的な人、馴れ馴れしい人…。

営業事務に向いている人は、どんな営業担当者のどんな要求にも柔軟に対応できる人です。
また、どんな無理難題がきても、その営業担当者が求めていることを即時に理解し、それに応答できるだけのスキルも必要です。

サポートが得意

人前に出て、最前線で独創的なことをするよりも、そんな人のサポートすることのほうが得意な人は、営業事務に向いています

営業事務は自分自身が前に立つのではなく、営業担当者という役者が、仕事がしやすいように、下準備をウラで整えるのがメインの業務です。
そのため、自分の実績を大々的に評価されたい!という人にはあまり向かない仕事でもあります。

コミュニケーション能力がある

営業事務は、経理、電話応対、書類作成など多くのスキルが求められますが、そのような実務的なスキルよりも重要なスキルが、コミュニケーション能力です。

営業事務は、営業担当者だけではなく、営業担当者が抱える顧客とも連絡を取ることがあるため、社内・社外にかかわらず、老若男女すべての年代の関係者と円滑なコミュニケーションをとれるスキルは、営業事務として重宝されます。

普段からオープン・マインドさまざまな人に接するのに抵抗がない人は、営業事務に向いているといえます。

営業事務を辞めたい人が転職で活かせるスキルとは?

セールストーク

「思ってもないことは口にできない!」という人もいれば、「相手が気持ちよくなることを言うのは息をするより簡単」という人もいます。

営業事務では、いかに相手(営業担当)に気持ちよく仕事をしてもらえるかに焦点をあてて仕事をしてきた人が多く、セールストークが身についている人も多いものです。

このようなスキルは、営業職などへ転職する際、大きな武器になります。

PCスキル

営業事務では、営業担当に求められた資料を、できるだけ迅速、かつ正確に作成することが求められるため、PCスキルが成長しやすい仕事でもあります。

この情報社会では、PCスキルはかなり汎用性の高いスキルであり、他の業種の事務職への転職にも役立ちます。

特に営業事務の場合は、WordやExcelに加えてPowerPointも使いこなせる人も多いことから、スライド作成やプレゼンのためのスキルを事務職以外で活かすこともできます。

コミュニケーション能力

「営業事務に向いている人はどんな人?」でも紹介したコミュニケーション能力は、対人業務が発生するすべての業種・職種で活かすことが可能です。

相手から発せられる言語的なコミュニケーションだけではなく、目線・態度・声色などから相手の要望や本心を見抜きニーズにあった受け答えができることは、社会人として求められる最も基本的かつ重要なスキルです。

営業事務から異業種に転職、おすすめの転職先は?

残業少なめの学校事務

企業の営業事務は、その企業の営業時間にかかわらず、営業担当の求める資料が出来上がるまでは帰れず、その結果残業が多い…となりがちですが、学校事務にはほとんど残業というものがありません。

公立校は公務員試験という難関をパスしなければいけませんが、私立校や専門学校の場合は、公務員試験は関係なく、その学校の採用試験に合格すれば勤務することができます。

学費請求、給与、請求書処理、備品発注・管理など、仕事自体は難しいことはありません
しかも、専門学校や大学などは、職員の残業はほぼありませんから、それに応じて事務職もほぼ定時で退勤することが可能です。

ルート営業で高収入を目指す

営業事務なのに、営業担当者と同じように得意先をまわったり、営業担当者のかわりにアポをとったり、価格交渉をしたり…と、営業事務の範疇を越えて営業のような仕事ぶりをしているのに給与が事務職分しか支払われていない場合、いっそのこと自分が営業になるという選択肢もあります。

営業事務で培ってきたコミュニケーション能力は、自分が営業担当になればさらに本領発揮することができます。

いきなり営業職で新規開拓は気が引けるなら、ルート営業で既に契約状態にある企業をまわれば、徐々に営業に慣れていくことができます。

営業事務から異業種転職で年収を下げないためには

現在の年収を維持したまま異業種転職するためには、キャリアと求人のマッチングが最重要課題です。
今までの経験やスキルと、転職先が求める条件がマッチしてないと、単なる未経験転職と見なされ、年収が大幅にダウンする人もいます。

したがって、求人サイトなどで自力で探すよりも、転職エージェントのキャリアカウンセリングを受けて、自分のキャリアにマッチする求人を紹介してもらう方が安全なのです。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職成功率NO.1の転職エージェントです。
エージェントの中でも最大手ですから、保有している求人数が格段に違い、さらにネットなどで閲覧できる公開求人よりも非公開求人を多く(20万件以上)抱えています。

非公開求人を含め、求人数が転職支援業界の中でもトップクラスなので、営業事務のスキルや経験を活かせる求人もあります。

また、求人を紹介して終わりではなく、応募書類の添削なども行ってくれるので、営業事務から転職することになった理由、志望動機なども転職先に提出する前によりよいものに仕上がります。

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まとめ

営業事務の仕事からの転職を成功させるためには、以下のことに注意しましょう。

・営業事務で培ったPCスキル、コミュニケーション能力、セールストークを活かせる仕事を探す
学校事務、ルート営業などへの転職がおすすめ
・年収を維持しながら転職するためには、キャリアと求人のマッチングが重要

自分だけで営業事務からの転職活動を成功させる自信がない…キャリアと求人がマッチしているかどうか、自分では判断できない…という人は、転職エージェントを活用しましょう。

求人紹介だけではなく、応募書類の添削や面接対策もしてくれるので、営業事務からの志望動機を作成する際にも安心です。