思ったよりテストの結果が悪くて落ち込んだ経験は学生なら誰しもあるはずです。
一時的に落ち込むのならいいですが、ずっと落ち込んでいると次のテストに対しても意欲がなくなり悪循環に陥るとよくありません。
そこで今回は、テストの結果が悪かった時に考えられる原因と対処法、気持ちの切り替え方などについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
テストの結果が悪い原因4つ
テストの結果が悪いとひとえにいっても、原因はひとそれぞれ。
おもにテストの結果が悪い時に考えられる原因には以下のものが挙げられます。
- 勉強のやり方が見つけられていない
- 授業の内容を理解できていなかった
- 勉強時間の不足
- 問題の演習量が足りていない
勉強のやり方が見つけられていない
「勉強へのモチベーションが高いのテストの結果が悪い」「勉強時間や量は足りているはずなのに点数が上がらない」といった場合、自分に合う正しい勉強方法を見つけられていない可能性があります。
とにかくがむしゃらに勉強しても意味はありませんし、学年が上がるほど学習の難易度も上がっていきます。
もし、「自分に合った勉強方法が分からない」「何が原因なの?」といた方は、学校の先生や塾の講師に相談するのがおすすめ。
さまざまな勉強方法について教えてくれますし、次回のテストに向けた対策なども受けられます。
はじめのころはいろいろ試すのもひとつですが、ある程度学年が上がれば受験向けの勉強なども必要になってくるため、できるだけ早めに自分に合った勉強方法を見るけるようにしてください。
授業の内容を理解できていなかった
問題を繰り返し解き、それを完璧に習得するためには、学校の授業の内容をきちんと理解している必要があります。
しかし、授業の内容や基礎的な段階から理解できていない状態だと、やはりどうしても発展的な問題やテストのような実践的な問題には太刀打ちできません。
授業の内容に一度つまずいてしまうと、それ以降ますます分からなくなってしまうため、早い段階で軌道修正を行うことがが何よりも大切です。
自分がどの部分からつまづいてしまったのかを確かめるためにも、まずはテスト範囲とテスト用紙をよく見直して細かい単元から振り返ってみてください。
勉強時間の不足
テストの点数が悪い原因として、そもそも勉強時間が圧倒的に立ちていなかったことも挙げられます。
たとえば、部活の大会前や忙しい時期でなかなか充分な勉強時間が確保できなかったというのは学生にとってはありがちです。
やはりどうしてもテストの直前だけ勉強しようとしても時間が足りず、万全の体制で当日を迎えることはできません。
テスト勉強の時間を確保するためには一般的に、最低でも2週間前あたりから取り掛からなければ間に合わないといわれています。
勉強時間の不足に関しては、テスト前にしっかりと範囲を把握して勉強時間を逆算し、計画的に勉強を進める必要があります。
問題の演習量が足りていない
勉強時間が不十分であることと同様、問題演習が足りず対策が万全でなかったためにテストの点数が悪くなったというケースも考えられます。
とくに数学や理科などは解法を覚えて自分のものにするためには、単語やフレーズだけではなく基礎的な知識のうえにそれらを使いこなす能力も求められます。
ノートをまとめたり教科書を読んだりしているだけで勉強した気になっていると、「やったのにできなかった」と自信を失ってしまう原因に。
数問解いて終わりではなく、さまざまなパターンの問題を繰り返し解くことで徐々に慣れていきます。
反対に、解けなかった問題をそのままにしたり、解説を読んで分かった気になっていたりするとなかなか身につかないので要注意。
分からない問題にぶつかっても諦めるのではなく、都度見直すことが何よりも重要です。
解けなかった箇所に印をつけて、後日振り返る癖をつけるのがおすすめですよ。
テストの結果が悪かった時の対処法6つ
テストの結果は悪くても一度受け止め、次のテストにつなげることが何よりも大事です。
そこでここでは、テストの結果が悪かった時にできる対処法についてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
- 原因を分析する
- 出来なかった問題を復習する
- 日常的に勉強する習慣をつける
- テスト範囲についてリサーチ不足になっていないか確認する
- 学習計画を見直してみる
- 勉強方法が分からない人は第三者に相談するのもひとつ
原因を分析する
テストの点数が悪かった時はまず、なぜ点数が悪かったのかを徹底的に振り返りましょう。
「勉強時間が足りなかったのか」「スケジュールが甘かったのか」「わからない部分がそのままになっていないか」など原因はいろいろ考えられます。
原因が明確になればどうすればいいかなどの対策もしやすくなるので、辛いと思いますが客観的に見直してみてください。
出来なかった問題を復習する
テストの点数が良くなかったときは、解けなかった問題をそのままにせず、習得できるまで復習することが着実に次のテストにつながります。
「範囲が違うのに復習なんて意味あるの?」と思うかもしれませんが、次の範囲に影響する単元もありますし、学年末や実力テストなどで活かせます。
分からない問題に印をつけて、自分ができるペースで少しずつ取り組んでいきましょう。
一気に解決しようとすると大変ですし、なかなか手を付けられないこともあるので1週間など期間を設けてやっていくのがおすすめです。
日常的に勉強する習慣をつける
勉強時間が圧倒的にたりなかったというのであれば、計画性が足りない可能性があります。
したがって、次のテストに向けて普段からコツコツ勉強する習慣を身につけましょう。
テスト前の詰め込み勉強や一夜漬けはやはり危険ですし、科目が増えれば対応できなくなってしまいます。
学校の授業進度に合わせて、しっかりと家でも復習するなど意識してみて下さい。
ほかにも提出物に追われてなかなかテスト勉強に割けられないといった方は、学校指定のワークなども習ったときにすぐ済ませるようにするといいでしょう。
そのほうがより定着率も上がりますし、テスト前にも余裕が生まれるようになるはずです。
テスト範囲についてリサーチ不足になっていないか確認する
テストの点数が悪いケースではmテスト前に出題範囲をすべて勉強しきれていないことが原因になることもあります。
プリントやワークから出ると言われているのに、教科書ベースでばかり勉強しているなどありませんか?
テスト範囲については明確に指定されていることが多いので、抜け漏れがあるとテストで点数を取れにくくなるため必ずチェックしておくようにしましょう。
意外とテスト範囲なのにそこまで勉強していない等もあるため、ぜひ一度振り返ってみてください。
学習計画を見直してみる
テスト対策はスケジュールを立てるところから始まっています。
テスト当日までのスケジュールを逆算して計画的に学習するのが大事ですが、その計画自体がきちんとしていないと元も子もありません。
たとえば、時間をかけるべき数学や英語といった強化を後回しにしてしまっている、そもそも勉強を始めるタイミングが遅すぎるということはありませんか?
また、テストは普段よりも多く勉強時間を確保することがポイントです。
自分では自覚がなくても休憩時間が長かったり、本当は計画通りに進んでいないケースもあるので、自分ができる計画を立てられているかどうかもチェックしてみてください。
勉強方法が分からない人は第三者に相談するのもひとつ
自分が考えた独自の勉強法では、なかなか点数に結びつかない場合もあります。
「勉強しているのになぜか点数が伸びない」「わからないところを自分で解決できずにそのままにしてしまっている」方は、学校や塾の先生に相談してみることをおすすめします。
学校の先生や塾の先生は勉強のプロですので、自分では気づかなかった勉強法や思わぬつまづきポイントなどについて教えてくれる可能性が高いです。
もしより丁寧なサポートが必要なら、個別指導塾も視野に入れておくといいでしょう。
親身なコミュニケーションをとりながら、楽しみながらいろいろと相談できますし、普段の勉強習慣についても聞けるのでぜひ検討してみてください。
テストの結果が悪かった時にできる切り替え方3つ
テストの点数が悪いとなかなか立ち直れませんよね。
気持ちを引きずったままだと次のテストにも影響してしまいます。
「なかなか切り替えができない」方は復習をしつつ、以下の方法で気分転換をしてみるといいでしょう。
- 好きなことをする
- 部活や遊びに没頭する
- とにかく寝る
好きなことをする
「テストの点数が悪かった」と落ち込みが続くのであれば、思い切って好きなことをして発散してみるといいでしょう。
好きなことに集中している時は、嫌なことを一瞬でも忘れられます。
たとえば、「運動や習い事をやってみる」「テスト期間中はなかなかできなかったことをすべてやる」など。
次のテストに向けて、早く勉強しなきゃと思う気持ちもあるかもしれませんが、モチベーションが低いままだとなかなか勉強にも身が入りません。
気が済むまでやりたいことをやってリフレッシュすれば、自然と勉強にも気が向いてくるはずです。
部活や遊びに没頭する
学生には部活があるので、勉強へのモチベーションが上がらないといった時は学業以外の何かに打ち込むのもひとつです。
テスト後からは部活も始まってくるタイミングですので、勉強から解放されて楽しめるはずです。
ひとりで黙々と練習するのもいいですし、気の置ける仲間たちと一緒に練習に没頭してみましょう。
達成感や一体感を味わうことで心も満たされますし、「また勉強も頑張ろう」と思えてくるはずです。
また、友人と遊びにいくのもおすすめです。
「ショッピングでほしい物を買ってみる」「友人と何気ない話で盛り上がる」などで、嫌なことも忘れられるはずです。
とにかく寝る
テスト前だと勉強だけになって、睡眠時間が短くなっている人がほとんどでしょう。
睡眠不足はやはりネガティブ施行に陥りや少なる原因のひとつなので、テスト前に眠れなかった分を取り戻すのもひとつです。
とにかく寝て正常な生活スタイルに戻せば、「もう一度テスト計画について見直してみよう」「復習してみよう」といった考絵になっていくでしょう。
テストの点数が悪い時に親がやってはいけないNG行動
テストの点数が悪いときは当人が気を付けるべきことがありますが、一方で保護者の方も気を付けなければいけないことがあります。
ここでは、テストの点数が悪かった子どもに対してやってはいけないNG行動についてご紹介します。
結果だけを見て頭ごなしに否定する
いくらテストの点数が悪かったとしても、頭ごなしに結果だけを見て否定したり責めたりするのはよくありません。
「なんでこんなこともできないの?」「だからもっと勉強しなさいといったのに!」とつい感情的になりがちですが、一方的に否定するのは教育としても良くありません。
ある程度年齢を重ねていくと自覚がある人もいますし、本人ならではの理由やそもそも勉強方法が分からないといったケースもあります。
勉強していても自分が思っているよりも良くなかったといったこともあると思うので、「何がダメだったんだと思う?」とあくまで相談に乗るような形で聞く方がいいでしょう。
何につまずいているのか一緒に見直す姿勢を崩さないようにして、保護者の方でも勉強について悩んでいるのなら必要であれば家庭教師や先生に相談してみるのも視野に入れてみてください。
兄弟や友人・知人と点数を比べる
子どものテストの点数が悪かったとき最もやってはいけないのは、兄弟や同い年の知人の子どもなどと比較することです。
テストの点数が悪くただでさえ本人もがっかりしているのに、兄弟や同級生の成績と比べられると勉強へのモチベーションは下がってしまいます。
何気なく言った言葉であっても、「二度と勉強したくない」「テストを見せない」「遊びに傾倒してしまう」といった悪い状況に陥ることもあります。
よくありがちなのは「お兄ちゃんはもっとできたのに」「〇〇くんは〇〇点も取っているんだって、すごいよね」という言葉。
一見、アドバイスのような声かけだと思っていても、素直に聞けないこともありますし負けず嫌いなタイプだと根に持つこともあります。
比べたくなる気持ちも分かりますが、自分の心の中でのみにとどめておき、「同じように育てても向き・不向きはある」と考えるようにしましょう。
もし日々の勉強が気になるといった場合であれば、家庭教師や学習塾などを勧めるのもひとつです。
テストの結果が悪かった人におすすめの家庭教師3選
「毎回テスト勉強しているのになかなか点数が上がらない」「そもそも普段から勉強する習慣がない」といった場合、家庭教師をつけることをおすすめします。
家庭教師は通常の学習塾とは異なり、より密なコミュニケーションがとれ学習についても相談しやすいメリットがあります。
そこでここでは、テストの結果が悪かった中・高校生向けの家庭教師についていくつかご紹介します。
無料体験授業が受けられるところもあるので、ぜひチェックしてみて下さい。
家庭教師デスクスタイル
入学金 | 約22,000円 |
---|---|
授業料 | 小学生:約900円~/0,5h 中学生:約900円~/0,5h |
エリア | 全国32カ所 |
家庭教師デスクスタイルは1995年創業で28年以上の実績を持つ、小・中学生を対象として家庭教師です。
おもに西日本を中心に展開していますが、北信越・東海・関西・中国・四国・九州エリアの32都道府県であれば対応可能なので、地方住みの方でも利用できます。
家庭教師デスクスタイルの最大の特徴は何よりも、小学生でも中学生でも30分変わらず900円で受けられるのが魅力です。
ほかにも、父子・母子家庭や兄弟・姉妹割引などもあるので、兄弟がいる方などは一緒に通えばお得です。
また家庭教師のデスクスタイルでは、授業日以外のひとりの時でも学習スケジュールの管理をしてくれます。
「いつもテスト前になると焦って勉強している」「自分でスケジュールを立てるのが苦手」といった方にもおすすめ。
「いつも勉強しているつもりなのになかなか成績が上がらない」「勉強に対してどこか苦手意識がある」方はぜひチェックしてみてください。
\関西エリアはこちら!/
\東海エリアはこちら!/
\北陸・甲信越エリアはこちら!/
\中国・四国エリアはこちら!/
\九州エリアはこちら!/
家庭教師デスクスタイルの口コミとは?料金や評判は実際どうなの?
家庭教師のサクシード
入学金 | 0円 |
---|---|
授業料 | 小学生:約3,080円~/時間 中学生:約3,300円~/時間 高校生:約3,740円~/時間 プロ家庭教師コース:約44,000円~/月 |
エリア | 全国14カ所 |
家庭教師サクシードは、おおよそ12万人以上の家庭教師が登録されている、全国14カ所展開する家庭教師です。
とにかく登録家庭教師数が多いので、自分にあった家庭教師を見つけられる可能性が高いのでおすすめです。
中学生・高校生のコースだけでも「苦手強化克服コース」「勉強の習慣づけコース」「部活と両立コース」「定期テスト対策コース」などさまざまな種類のコースがあるのが特徴です。
自分に合ったコース選べば、より効率的に点数アップ・成績アップを目指せるでしょう。
また家庭教師サクシードでは、オンラインのコースも用意されており、小学生のコースだと、約4,950円~、中学生なら約5,445円~、高校生なら約6,270円~となっています。
全国・海外からでも指導を受けられるため、遠方の人や近くに家庭教師がいない方にも対応しています。
「学年に上がった瞬間、成績が急に下がってしまった」「通常の学習塾は合わない」「定期テスト対策をバッチリしたい」といった方はぜひチェックしてみて下さい。
\入学金0円!全学年に対応/
家庭教師の英数国理社クライン
入学金 | 約14,300円 |
---|---|
授業料 | 約3,740円~/h 約14,960円~/月 約22,440円~/月(1回90分の場合) オンライン:約3,740円~/h ※プラス管理費2,200円 |
エリア | 全国 |
家庭教師の英数国理社のクラインはおもに、小学校・中学校・高校の全教科へのサポートに強い家庭教師です。
一般的な家庭教師サービスだと担当家庭教師がひとりつく形ですが、家庭教師の英数国理社クラインでは講師のほかに教務スタッフにも相談できるのでより多角的な視点でアドバイスをもらえます。
指導回数・日付・時間といったものを自由に選べるので、部活やアルバイトなどで忙しい中学生・高校生でも自分の生活スタイルに合った勉強ができます。
「忙しくて自分からなかなか勉強時間を確保するのが難しい」「普段の授業からついていけていない」「定期テストはいつも平均点以下」などで悩んでいる方は利用してみるといいでしょう。
家庭教師の英数国理社のクラインではオンラインと対面から選べ、どちらも国公立大学クラスの学歴を持った講師から指導を受けられるので受験対策としても有効です。
訪問型・オンライン型の無料体験もやっているので、気になる方はまず試してみてください。
\ひとりひとりのスタイルで学べる!/
テストの結果が悪いときこそ切り替えが重要!
今回は、テストの結果が悪かった時に考えられる原因と対処法、気持ちの切り替え方などについてご紹介してきました。
自分が思ったよりもテストの点数が悪かったというのは誰しもあることです。
「勉強時間が確保できなかった」「テスト範囲をよく知らなかった」など分かりやすい原因もありますが、「自分に合っていない勉強ばかりしている」「苦手分野がそもそもわからない」といった人もいるでしょう。
しかし、テストの点数が悪かったからといって何もしないのはよくありません。
一時的に落ち込むことがあっても、「次にどう活かすか」「何が原因で点数が悪かったのか」を自分なりに反省することが大事です。
もし、「何が原因かわからない」「イマイチ勉強へのモチベーションが上がらない」といった場合、家庭教師や学習塾、学校の先生に相談してみるのもひとつです。
今回の記事を参考に、しっかり切り替えをして次回のテストに備えて下さいね。