「インターンって本当に就活に役立つの?」
「意味ないって話も聞くし…!」
このようなことを考えている学生は非常に多いのではないでしょうか。
インターンするのが意味ないのなら取りたい資格の勉強に時間を使いたいし、趣味の時間もほしいし、友だちと遊ぶ時間もほしい!
このような学生のために、インターンの実態に大公開します。
インターンをするかしないかを迷っている学生は一度この記事をご覧になってください!必ずためになります。(本記事でのインターンは2日以上に渡る中期・長期のインターンシップを指しています)
インターンは就活に役に立つのか
「インターンは就活に役立たない」という話を耳にしたことがある人は多いかもしれません。結論から言いますが、それは間違っています。
インターンに参加することは必ず就活を有利にします!
インターンでは、将来に活かせることが非常に多くのことが学べます。
インターンに参加できるのは現役学生だけですから、学生のうちにインターン参加しないことは非常に勿体無いことです。
インターンに参加することのメリット
先ほど、インターンに参加することは意味があり、就活にも役立つという話をしました。
つまり、インターンに参加することには、たくさんのメリットがあるということです。
では具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。大きく4つに分けて以下で説明していきます!
社会人としての経験を得られる
インターンに参加するということは、社会人の一員として働くということです。同じ働くでも学生アルバイトとは感覚が違います。
ですから、当然社会人としてのビジネスマナーを身につける必要があります。
そして、インターンに参加したことで事前にビジネスマナーを身につけた学生とそうでない学生とでは、大学を卒業して入社した際に大きな差が生まれます。
さらに就職活動でも企業側はビジネスマナーが成っている学生と、そうでない学生でから一人を選ぶ際、ビジネスマナーが成っている学生の方を採用します。
つまりビジネスマナーを身につけるということは就活でも武器になります。
企業研究・業界研究に役立つ
企業に入る前に実際の企業の雰囲気や、職務内容について知ることはとても大事なことです。さらに企業について詳しく知ることは、志望動機をより強固なものにすることに繋がります。
面接やエントリーシートでは、企業を知っていて、その企業のどんな所に惹かれ、その中で自分がどのように企業に貢献できるかをアピールできる人の方が、採用されやすいのは当然です。
実際の職場の雰囲気を知ることができる
職場の雰囲気を知ることで入社後のミスマッチを軽減できます。
自分が望んで就職した企業でも、実際には自分が思っていたような企業ではなかったということはよくあります。
新卒社会人の入社3年以内の離職率は30%にまで昇ると言われています。
なので、自分が入社を希望している企業の実態を知ることは就活の準備段階として非常に大切です。
内々定をもらえることもある!
そして学生が一番気になるのが、内定や内々定に関することだと思います。
内々定は、内定をあげるよという口約束のようなものです。
内々定をもらっている学生は、内定を出せる期間が始まるとすぐ内定がもらえます。
もちろんすべての企業がインターン生に内定を出すわけではありませんが、内定を貰える可能性があるということはとても大きなことですよね。
内定に繋がる長期インターンを開催している企業の多くは、「内定直結型インターン」と銘打っていることが多いので興味がある学生は一度チェックしてみましょう!
インターンに行きたくないけどヤバい?インターンに参加するメリットとは?
企業側の実際の声
実際に企業側は何のために、何を求めてインターン生を募集しているのでしょうか。
人事担当者の方に聞いてみると次のように返答されました。
人事Aさん「当然のことですが、企業側は企業に対してプラスになる学生を探しています。実際にインターン生を見ていて、この学生の採用は無いなと感じることも多いです。
インターンでは学生の協調性や独創性、学ぶ姿勢、どれだけ本気で取り組んでいるかを見ています。気になった学生に対しては後日アプローチを取ることもあります。」
ですからインターン生には自分の魅力を最大限にアピールしながらインターンに参加するべきです。
インターンシップを実施する企業側のメリット・デメリットとは?
インターンに参加した学生の実際の声
インターン生Bさん「実際に参加してみて感じていることは、自分の中の考えが180度変わるということですね。
自分に与えられた仕事をするという責任感や、多くの専門知識を学ぶことを通して、徐々に社会人になれているような感覚があります。
技術や知識、能力が高くなるというのはもちろんのことですが、気持ちの面での変化が大きいです。
インターンに参加しないのと参加してみるのでは、経験するかしないかという点において大きく違います。0と1では大きく変わります。」
インターンをどう捉えているかは業界ごとに違う
企業がインターンをどのように捉えているかは、企業の業界ごとに大きく異なります。
つまり何のためにインターン生を募集しているかが業界によって大きく異なるということです。
特に特徴的な業界(外資系企業・ベンチャー企業)について以下で詳しく見ていきましょう。
外資系企業のインターン
まずは外資系の企業です。外資系の企業のインターンは、参加すること自体が難しいです。
つまりインターン生として採用されるのが難しいということです。
そして他の業界と違い、インターンは「本採用の最終選考」という扱いを受けることが多いです。
つまりインターンに参加していないと本選考に進めないこともあるということです。
よって外資系のインターンに参加する際には、採用選考を受けているということをしっかりと理解して臨むことが大切です。
ベンチャー企業
ベンチャー企業も非常に特徴的です。
長期インターンで内定がもらえるという話をよく耳にすることがあると思いますが、そのような企業はベンチャー企業である場合が非常に多いです。
ベンチャー企業は長期インターンの参加条件を学年不問としていることが多く、1年生や2年生からインターンを始めている学生も多くいます。
企業にとって新しく新卒社会人を採用するより、長い間インターンをしてきた学生を採用する方が教育のコストが抑えられて効率的なのです。
ですから、ベンチャー企業ではインターン生をそのまま採用するケースが多くあります。
ベンチャー企業で将来働きたいと考えている学生は、早いうちからベンチャー企業で長期インターンを始めることをおすすめします。
インターンに参加する際の注意点
インターンと言うのは社会人として職業を学び、働く場です。企業側もボランティアでインターン生を募集している訳ではありません。
ですから、学生がインターンに参加する際には注意しなければならないことがいくつかあります。3つに大きく分けて以下で見ていきましょう。
目的を持って参加する
まずは何か目的を持って参加しなければならないということです。インターンに参加する意味はたくさんあります。
自分が将来就きたい企業と同じ業界のインターンに業界研究のために参加する人もいれば、営業の能力をつけたくて営業のインターンに参加する人もいます。
さらには、ビジネスマナーを完璧に身につけたいという目的をもってインターンに参加する学生だっています。
目的は何か小さいことでも、1つだけでもいいのです。
自分なりの目的をもって参加することが大切なのです。
目的を持たないで参加すると時間の無駄になってしまいます。企業もそのような学生にインターン生として働いてほしくはありません。
軽はずみな気持ちで参加しない
長期インターンは給料が発生する場合が多いです。
しかしアルバイトとは大きく違います。ですからアルバイト感覚で、適当な気持ちで参加してはいけません。
何度も述べていますが、インターン生は社会人の一員として企業で働きます。そのためキチンとした気持ちと責任をもって業務に就くことが大切です。
なんとなく参加してみようでは場違いになってしまいます。
採用には関係ないと言われていても甘く考えてはならない!
企業によっては、インターンの応募ページに「このインターンは一切採用とは関係ありません。」と記載している企業もあります。
だからといって気を抜いてインターンに参加するべきではありません。
実際にそのような1dayインターンに参加した学生が、後日人事から連絡がきたという例もあります。
企業の人事を担当している人、採用に関わっている人もみな「人間」なのです。
ですから、いくら採用に関係ないとされていても気を引き締めて人事の目に良い意味でとまるよう精一杯取り組みましょう。
インターンに参加して自分を成長させよう!
インターンに参加することは直接的にも間接的にも就職の際に役立ちます。
インターンは学生にとって非日常の体験であり、普通に学生として生活しているだけでは得られないものがたくさん得られます。
ですから、このインターンは内定がもらえないから意味無いなと考えるのではなく、そのインターンから何か自分のためになることを学ぼうという姿勢でインターンに参加しましょう。
どんなインターンであっても必ず就職活動に役に立ちます。
インターンを始めようか迷っている学生は自分に合っている企業を見つけて、応募してみましょう。必ず良い経験になります。頑張ってください!!
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