「新卒入社した会社で3年我慢して働いたけど、もう転職したい」、「転職するなら3年目が丁度いいタイミングって本当?」、「女性も未経験転職できる?」

ここでは、入社3年目で転職することのメリットデメリット3年目転職に向いている人の特徴、そして3年目で異業種に転職する方法などを紹介します。

公務員のように退職金がしっかりでる会社など、転職しない方がいい場合もありますので、参考にしてみてください。

20代におすすめ転職エージェント22選!未経験・年収アップ・女性向けなど目的別まとめ

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職種
オールマイティー
公開求人数
200,034件
対応地域
全国
おすすめ年代
20代~

3年目は転職のベストタイミング?辞めたい人が増える理由

なぜ?入社3年目で転職したくなる理由

入社3年目で転職する人が多い理由として、「キャリア成長が望めない」、「入社前に言われていた条件と実際の労働環境のギャップ」、「仕事内容が自分に合わない」などの理由が見られます。

3年目になると、会社や仕事の詳しい状況も理解し始めて、今の自分の立ち位置を明確に把握できるようになります。そうすると、これからのキャリア成長や今の会社の条件などを考慮して、もっといい会社で働きたいと思う人が増えてきます。

また、3年目になって周りで転職する人が増えたから自分も転職を検討し始めたという人もいます。

未経験の異業種に転職したいなら3年目がベスト

転職は基本的に前職でのスキルや経験を活かすものですから、異業種への転職を希望する人はいても、実際に内定をもらえる人は多くはありません。

しかし、3年目転職となると話は別です。3年目の場合、「可能性」「のびしろ」「成長性」など、多くの希望が含まれているため、たとえ異業種への転職であっても採用する企業が多いのです。

未経験転職するなら第二新卒の求人も狙える

未経験の業種・職種に転職するなら、他の転職者と同じ土俵で戦うよりももっと効率的な求人の探し方があります。

それは、「第二新卒」に限定した求人を狙うという方法です。未経験転職の求人の中には、「第二新卒優遇」「第二新卒歓迎」の表記があるものもあります。

このような求人が発しているのは「まっさらな新卒を成長させる手間は省きたい!でもある程度の実績があってなおかつのびしろのある人がほしい!」ということです。求人を探す時には、この枠を狙って応募すると内定をもらいやすいです。

新卒入社3年目で未経験転職に成功する方法

未経験歓迎求人には罠がある

未経験の職種に転職する場合には、「未経験歓迎」という言葉に釣られてしまいがちです。しかし、その未経験歓迎求人はブラック企業の可能性があります。

「人の入れ替わりが激しく、業界内ではブラック企業として有名だから経験者が寄り付かない」、「何もスキルが身につかない誰にでもできる仕事」などの理由で、「未経験歓迎」という言葉を使っている可能性があります。

社会経験が少ないと、そういったブラック企業に捕まってしまう可能性もあるので、口コミを調べたり企業について調査したり、事前の情報収集が重要です。

未経験転職に失敗しないためには、転職前の情報収集が重要

未経験の業界・職種への転職に付きまとうのは、「せっかく転職したのに、思っていたのと違った!」というギャップが生じることですよね。企業や仕事について、イメージ選考で求人を選ぶと、第二新卒を積極採用しているブラック企業につかまる可能性があります。

そうならないためには、実際にその企業で働いている人に話を聞くのが確実な方法ですが、3年目転職組はそこまで仕事の中で強いコネクションを持っている人が少ないため、実際は難しいでしょう。

コネクションがないなら、エージェントを利用して内情を聞いておくこともできます。エージェントは企業の採用担当との協力関係があるため、実際に採用担当からも話をきいたり、企業に出向いて求めている人材について話をきいたりしているため、内情に詳しいのです。

求人数が多く業界最大手のリクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職成功率NO.1の転職エージェントです。エージェントの中でも最大手ですから、保有している求人数が違い、さらにネットなどで閲覧できる公開求人よりも非公開求人を多く(20万件以上)抱えています。

非公開求人の中には第二新卒向けの優良求人もあるため、3年目転職を考えている人におすすめです。また、求人を紹介して終わり…ではなく、応募書類の添削なども行ってくれるので、前職を3年で辞めた理由、志望動機なども転職先に提出する前によりよいものに仕上がります。

拠点も全国主要都市に19箇所あり全国を網羅しており、転職サポートの流れもスピーディーなので、今すぐ転職したい人も頼りになります。土日の相談が可能なのもうれしいですね。

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20代なら就職Shop ブラック排除・書類選考なし

就職Shop

最大手リクルートが運営する就職Shopでは、エージェントに登録して終わり…というエージェントもあるなかで、登録後60~90分もの時間をかけて面談をしてくれます。

3年目転職を希望する人は、この面談時に何を求めて転職するのか、未経験でも転職可能か、などについて気兼ねなく相談することができます。

リクルートは新卒から転職までを手掛ける老舗の就職・転職支援会社ですから、第二新卒求人も多く抱えているのと同時に、転職までのバックアップもあるため、安心してはじめての転職活動を行うことができます。

※対応地域は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、京都府、兵庫県です。
面談は電話・リモートで対応しています。

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新卒入社3年目で転職するメリットとデメリット

第二新卒ブランドが使える最後のチャンス

「第二新卒」という言葉がありますが、具体的には入社してからだいたい3年ほどを目安にされています。
第二新卒は「新卒のフレッシュさ」と、3年とはいえ「社会のルールやビジネスマナーのスキル」を兼ね備えた、転職市場でも価値の高い時期です。

入社してから4年以降は、この「第二新卒」の看板がはずれてしまうわけですから、第二新卒ブランドを存分に活かして転職活動を成功させるためにも、3年目転職はおすすめです。

第二新卒枠の中でも、スキル・経験が豊富なので有利

とりあえず3年…と思いながら働いている人が多いのは、「1年や2年で辞めたら、転職先で根性のないやつと評価されるのではないか…」と思っている人が多いからではないでしょうか。

確かに、入社してから1~2年目の早期退職と違って、「3年働いた」という実績は忍耐力があると評価されます。

また、同じ第二新卒でも、1~2年目転職組に比べて1~2年分のスキル・経験があるわけですから、第二新卒枠の中でも採用側から評価されやすいという嬉しい特徴があります。

3年目転職のデメリット

3年という数字は、業界にもよりますが、見る人によっては実務経験といえるほどの経験ではないととらえる人もいます。専門的な知識や技術を要する仕事ほど、「3年しか働いてないんじゃ、何を覚えてきたのかわからない」と評価されてしまうのです。

また、就職活動の時点で自分に合った仕事が何なのかを理解できていなかったと解釈されることもあります。しっかりと自己分析して、業界研究、企業研究をしていたら、3年で辞める人はいないという考え方の人もいます。

さらにお金の面でもデメリットが発生します。多くの企業で「退職金あり(3年目以降)」という条件がついているため、3年で退職すると福利厚生の優遇が無くなり、退職金が出なくなる可能性が高くなります。

入社3年目でもこんな人は転職した方がいい

今の企業がブラック企業

今勤務している会社が、「1日18時間労働」「20連勤あたりまえ」「2年連続ボーナスカット」などの条件に当てはまるなら、すぐにでも転職することをおすすめします。

ブラック企業の体質は基本的に変わりません。これからもその労働条件が続くなら、あなた自身が壊れてしまう可能性が高いです。ブラック企業で働き続けるのはあなたの大切な人生やキャリアをドブに捨ててしまっているようなものなので、早めの転職をおすすめします。

人間関係が合わない

「社風」という言葉がありますが、「みんなで一致団結!熱血!」のような社風に内向的で内気な人は合わないでしょうし、「個人の成果がすべて!実力のみ評価!」という社風に社交性旺盛で個人作業が苦手な人は合わないでしょう。

このように社風が体に合わない場合も、長くいればいるほど辛くなってくるだけです。

また、上司や同僚、先輩や後輩などの人間関係の中で、長期間にわたって耐えられないような問題がある場合も、精神的なバランスを崩すその前に転職することをおすすめします。

仕事内容が合わない

「給与の良さにひかれて営業職に就いてみたけど、やっぱり人に話しかけるのが苦手だから無理…。」、「肉体労働はキツいからデスクワークにしたけど、パソコン操作についていけなくて辛い…。」

仕事内容が自分の求めるものや自分の性格に合わないと、それを長く続けるよりも転職したほうがよいでしょう。

これ以上のキャリア・年収アップが望めない

10年も先輩の給与が自分より3万円多いだけだった…ということがわかった瞬間、「これ以上ここにいてもこんなものか」という上限が見えてしまいますよね。

また、どれだけ努力しても評価してもらえない場合も、自分自身目標を見失って成長が止まってしまいます。

給与面でも、自分の成長面でも、見えてしまった上限が魅力的でなければ、転職を決意するいい機会です。

結婚や地元に帰るなどの家庭環境の変化があった人

また、直接キャリアと関係がなくても、「結婚が決まったけど、家庭があると続けられない仕事」だったり「親が倒れて介護の必要がある」という場合もまた、転職を考えるタイミングとなります。

特に仕事を始めて3年目に結婚する人は多く、結婚と転職という2つのライフイベントが同時にやってくる時期でもあるのです。

こんな人は転職しないほうがいい

不満がある現状を、異動することで解消できる可能性がある人

あなたが抱えている問題が企業全体ではなく、部署を変えることによって解決できるなら、転職をするのは時期尚早です。

たとえば、「デスクワークがイヤ」なら「営業部」などの外勤のある部署に異動すれば問題は解決されます。

退職金制度の恩恵を十分に受けたい人

どんなに辛い仕事でも、退職金が3000万円ももらえる!と思えば、毎日の仕事もがんばれるかもしれません。

しかし、退職金制度は「長くいる人が得をする」制度でもあります。そのため、3年働いただけでは退職金がスズメの涙ばかりか、まったく出ないとこもあるのです。

辞めたい理由が転職の決定打にならない人

あなたが今の企業を辞めようと思うその理由がそのまま転職の理由に直結しない場合は、転職するリスクのほうが高い可能性があります。

将来の見通しが不明瞭だと、転職しても失敗する可能性が高いため、会社を辞めたい!と思うその理由についてよく考えてみましょう。

まとめ

新卒で入社した会社から3年目で転職しようとする人はとても多いです。「キャリア成長が望めない」、「入社前に言われていた条件と実際の労働環境のギャップ」などの理由で、もっと良い条件の会社に転職を望む人が増えます。

入社3年目の転職は、若さによる柔軟な思考と基本的なルールやビジネスマナーを兼ね備えていて、転職市場でも価値の高い存在です。同じ第二新卒の枠でも、1、2年目よりもスキルや経験が豊富で選考も有利なので、転職を考えている人は早めに行動しましょう。