広告・PR業界とは?
広告業界とは、その名の通り商品やサービスを消費者に知ってもらうための広告を作成・運用する業界です。
広告の種類としては、マス広告(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)やインターネット広告、SP広告(電車の中吊り広告など)などの種類があります。
最近はYouTubeやブログ、SNSなどのインターネット広告を扱う企業に勢いがあり、大学生からも人気です。
また、PR業界の「PR」はPublic Relationsの略。
PR業界とは消費者の動きや流れを把握し、さまざまな手段で商品やサービス、ブランドを世の中に伝える業界です。
どちらの業界も、商品やサービスをより多くの人に、より魅力的に伝える役割を果たしているといえます。
広告・PR業界の主な企業
電通/
博報堂/
サイバーエージェント/
ベクトル/
サニーサイドアップ
主な業務内容
大学生から非常に人気のある広告・PR業界ですが、実際にはどんな業務を行うのでしょうか?
広告・PR業務は、クライアント企業の商品やサービス、ブランドを世の中に伝えることを目的としています。
例えばCMを作成するだけでも、撮影場所や出演者、機材の準備や映像の編集・加工などさまざまな知識やスキルを要しますよね。
商品やサービスをつくった企業がそれらの知識やスキルをすべて持ち合わせているわけではないため、広告・PR業界が存在しているのです。
「広告」「PR」といってもさまざまな手段、さまざまな工程がありマーケティングから戦略、クリエイティブなど職種によって業務も多種多様。
マーケティング/
企画/
制作/
広告枠や配信先の確保/
営業/
また、クライアント企業を増やすために営業なども行います。
長期インターンを探す際には、どのような手段(インターネット、雑誌、ラジオなど)をとっているかに注目すると自分のやりたいことに近い企業を見つけられるでしょう。
「広告・PR業界に就職すると激務が待ち構えている」というイメージをもつ人もいますよね。
広告・PR業界の長期インターンに参加することで、この業界が自分に合っているのか、やりがいを感じられるのかを確かめてから就活に望むことができます。
広告・PR業界の主な職種
広告・PR業界といってもさまざまな職種があります。
職種によって業務内容がかなり変わるため、自分がイメージする仕事がなんと呼ばれているのかを把握してから長期インターンに応募しましょう。
ディレクター/
コピーライター/
映像編集/
デザイナー/
マーケティング/
PSプランナー/PRプランナー/
営業
また、他の業界にも存在する人事や経理財務などの職種もあります。
ディレクター
ディレクター職とは、クライアントから依頼を受け、広告を世の中に出すまでの一連の流れすべてに関わる職種です。
つまり、全体を指揮する役割だといえます。
ディレクターは商品やサービス自体だけではなく、企業の戦略を把握していなければなりません。
また、消費者や世の中の動きも正しく理解する必要があります。
そして、コピーライターやデザイナー、映像クリエイターに指示を出したり、広告制作などが円滑に進むよう段取りを進めるのです。
クリエイティブ
広告を形にする、中身をつくるのがクリエイティブ職です。
コピーライター/
映像編集/
デザイナー/
などが当てはまります。
自分の言葉やセンスを広告として世の中に伝えたい人、その力を養いたい人は是非挑戦してみてください。
マーケティング
マーケティングとは、商品やサービスが売れ、お客さんが満足してくれるように市場調査を行う職種です。
世の中の流行や人の動きを把握し、商品やサービスが売れる仕組みをつくることが求められます。
どのような広告を制作するのかだけでなく、どんなタイミングで広告を見てもらうのかを考えるのもマーケティング職の仕事です。
マーケティングスキルが身につけば、どんな業界でも活躍できるといっても過言ではありません。
長期インターンを通していち早くマーケティングが分かるようになれば、就活を有利に進めることもできるでしょう。
SPプランナー/PRプランナー
SPプランナーとは、プロモーションプランナーのことで、広告と連動したキャンペーンやイベントなどのプランを作成する職種です。
SPプランナーはターゲットにどう商品やサービスを手にとってもらうかを考えることが大切だといえます。
PRプランナーとは宣伝部や広報部をサポートする役割です。
クライアント企業の商品やサービス、ブランドの認知度を上げるために「口コミ」「タイアップ」などの手段を使った広報プランを作成します。
どちらも表舞台で活躍する職種ではありませんが、PRを成功させるために重要な役割を担っているのです。
営業
営業職は、新規クライアントの獲得や、既存のクライアント企業に対する提案を行います。
自社の強みやクライアント企業にとってのベネフィットをいかに伝えられるかが重要です。
営業職はどの業界でも役立つビジネスマナーやヒアリング、PR力などのスキルが身につくため長期インターンでおすすめの職種とも言えます。
広告・PR業界の長期インターンは未経験でも大丈夫?
広告・PR業界の長期インターンは未経験でも挑戦できます。
クリエイティブやマーケティングがまったくの初心者でも社員さんや先輩インターン生が1から教えてくれるため安心です。
わからないことや気になることは質問したり、積極的に知識をインプットしたりして主体的に動きましょう。
面接を受ける前に企業が提供する広告を調べよう
長期インターン未経験の場合でも、広告・PR業界や企業についてできるだけ知っている人のほうが良い印象を与えやすいです。
そのため、面接を受ける際には企業が提供する広告、企業理念などの考え方についてできるだけ調べておくことをおすすめします。
長期インターンを募集している企業は主体性のある大学生を求めていますので、自分で考えて行動することを意識しましょう。
広告・PR業界はこんな人におすすめ!
感性が豊かな人/
アイデアを出すのが得意な人/
人の動きや気持ちに興味がある人/
ハードな仕事に燃えることができる人/
広告・PR業界は企業の伝えたいこと、ターゲットの行動や心理などを分析し、それが伝わるような広告を制作します。
そのため、感性豊かで人の気持ちを考えられたり、それを上手く表現できたりする人が合うといえるでしょう。
また、広告・PR業界は激務なことが多いです。
仕事に全力で取り組める人が向いているでしょう。
長期インターンでは自分が広告・PR業界に向いているかどうか確かめることができます。
また、いち早く知識やスキルを身につけることができますよ。