アクセンチュアに転職成功のコツ

人材を育成して長く使う風土があるアクセンチュアに転職したいなら転職エージェントの活用がおすすめ!

アクセンチュアは就活生や転職者から高い人気を誇る外資系コンサルティング会社です。

積極的な中途採用を行っており、魅力は多岐にわたりますが、中途選考のハードルが非常に高いとされることも、アクセンチュアの特徴の一つです。

この記事では、アクセンチュアへの転職を目指す方々に必要な情報、特に中途採用の選考フローや面接のポイント、年収などについて詳しく解説します。

アクセンチュアは外資系企業としての特性やビジネスモデルを持ち、職務内容や企業文化は日系企業とは異なる点が多々あります。

そのため「激務ではないか」「日系企業と同じ面接対策で対応できるのか」といった不安を持つ方もいるでしょう。

ここでは、以上の疑問に対する答えとアクセンチュアに転職する際の具体的な対策方法を紹介します。

アクセンチュアへの転職は多くの挑戦とチャンスを含む重要なステップです。

この記事をアクセンチュアへの転職を成功させるための参考としてください。

この記事でわかること
  • アクセンチュアの概要
  • 年収・離職率など労働環境
  • 求人・面接対策

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アクセンチュアはどんな会社?事業内容・社長の経歴まとめ

世界最大の経営コンサルティングファーム

アクセンチュアはアメリカ企業で、世界最大の経営コンサルティングファームです。ストラテジー、コンサルティング、デジタル、テクノロジー、オペレーションズの5つの領域で、さまざまな業界の企業にサービス・ソリューションを提供しています。

55ヶ国200都市以上に拠点を展開しており、日本法人も全国に8拠点を展開しています。

アクセンチュアが手掛けるサービスやソリューションは多岐に渡りますが、代表的なところでは、入国管理局の出入国管理システムを開発しているのもアクセンチュアです。

日本法人の社長は労働環境の改善に熱心

日本法人では、江川昌史(あつし)氏が代表取締役社長を務めています。慶應義塾大学商学部を卒業した1989年にアクセンチュアに入社し、製造・流通業界を中心に、多岐に渡るプロジェクトを指揮した人物です。

製造・流通本部統括本部長などを経て、2015年9月に現職に就任しています。

長時間残業が当たり前の体育会系企業だったアクセンチュアの、労働環境の改善を行った人物でもあります。

江川氏の「働き方改革」により、働きやすさを実感している社員が増えたばかりでなく、企業としての生産性も向上し、業績は2年間で50%以上も成長しています。

アクセンチュアは働きやすい?年収・離職率など労働環境まとめ

年収は外資系戦略コンサルティングファームではやや低め

アクセンチュアはマネージャー未満はボーナスがないことが特徴で、入社5~7年目のマネージャー職で年収800~1,200万円なので、他の外資系戦略コンサルティングファームに比べると年収が低めです。

ですが、日本の給与所得者の平均年収よりも高収入で、初任給も高いです。配属されるプロジェクトによっても年収が変わり、新卒の初年度の年収は以下のようになっています。

・戦略コンサルタント:約551万円
・デジタルコンサルタント、ビジネスコンサルタント:約430万円
・ソリューション・エンジニア:首都圏採用は約324万円、その他のエリア採用は約285万円

福利厚生が充実、有給取得率も高い

年収面で同業他社に劣るものの、福利厚生が充実しており、社員の満足度も高いです。自社株式を15%オフで購入できるので、値下がりする前に売却すれば割引分は収入になります。

また、好きな福利厚生を選択できるカフェテリアプランもあり、年に2万円程度の健康食品やリゾート施設の割引券を選べるので、利用している社員も多いです。

有給取得率も高く、過去3年間で7割以上の取得率を維持しています。プロジェクト進行中は取得しにくいものの、プロジェクトとプロジェクトの間にまとめて有給を取る社員が多いです。

また、小学生以下の子どもがいる場合は、時短勤務も可能です。

残業は減ったがマネージャー以上は残業代なし

働き方改革によって、残業時間は月に45時間未満の制限がつきましたが、プロジェクトによっては時間が足りなくなるため、上長の承認があれば60時間までは残業できることになっています。

改革前に比べて残業は減りましたが、マネージャー以上の役職になると残業代が出ないので、注意が必要です。

離職率は大幅に改善

日本法人の従業員数は約7,600名です。働き方改革を実施する以前の平均勤続年収は4.81年で、すぐに辞めてしまう人が多かったため、平均年齢も31歳と非常に若かったです。

しかし、現在は離職率が13.6%から6%へと大幅に減少しており、子育て中の女性なども増えています

「UP or Out」から人材を育成する方向にシフトしたことや、ハラスメント防止のための研修制度の導入、ダイバーシティ推進などの効果で、長く働きたいと考える社員が増えているからです。

国内の勤務地は全国各地

国内での勤務地は、以下の通りです。

・本社(都内)
・東京ソリューションセンター
・みなとみらいオフィス
・関西オフィス
・京都オフィス
・北海道デリバリーセンター
・福島イノベーションセンター
・熊本BPOセンター

アクセンチュアの中途採用の難易度は?求人・面接対策まとめ

アプリケーションアウトソーシングコンサルタントの求人

アプリケーション・アウトソーシング・サービスのカスタマイズを行う職種です。開発と保守・運用を通して、長期的にクライアント企業のパフォーマンスの向上を目指す、戦略実行パートナーといった立場になります。

求められるスキル・人物像は以下の通りです。

①実務経験が必須
・ビジネスレベルの日本語能力
・アプリ領域、またはインフラ領域における開発運用保守の経験1年以上
(必要な言語・環境は案件によって異なる。)

②特定業界に詳しい人・英語力が高い人は優遇
・特定業界の業務に関する知識(金融・製造業・通信ハイテク・官公庁・素材エネルギー等)
・ビジネスレベルの英語能力(ユニットによって需要が異なる。)

③思考能力・コミュニケーション能力が高い人物を求めている
・チャレンジ精神
・粘り強さ
・客観的・論理的思考能力
・コミュニケーション能力

CX/UX/UIデザイナーの求人

クライアント企業のビジネス課題を解決しながら、魅力的なUXを実現したモバイルアプリを提供する職種です。求められるスキル・人物像は以下の通りです。

①応募できるのは高卒以上
・高卒以上
・日本語を流暢に使いこなせる(日本語能力試験N1レベル)

②実務経験があると優遇
以下のいずれかの経験があると望ましいです。

・Webやモバイルアプリのデザイナー経験
・レスポンシブWebサイトのデザイン経験

データサイエンティストの求人

アナリティクスを用いたビジネスサポートを行います。求められるスキル・人物像は以下の通りです。

①応募できるのは大卒以上
・大卒以上
・日本語が流暢

②実務経験があると優遇
・アナリティクスを活用したコンサルティング、または社内プロジェクトの企画・運営経験
・SI経験、SQL、RやPythonなどの統計言語・ソフトを利用したデータ解析経験
・カスタム開発経験
・Java、.Net、Python等の開発言語を理解していて実装経験あり

③思考能力とコミュニケーション能力が高い人物を求めている
・課題解決能力
・論理的思考能力
・コミュニケーション能力

戦略コンサルタントの求人

戦略とテクノロジーを融合したソリューションを考案・提供します。求められるスキル・人物像は以下の通りです。

①応募できるのは大卒以上で英語力・社会人経験あり
・大卒以上
・日本語が流暢(日本語能力試験N1レベルが望ましい)
・ビジネスレベルの英語能力
・3年以上の戦略コンサルティング業務経験、または3年以上の産業もしくは職務経験

②特定業界の実務経験があれば優遇
以下のいずれか、または2つ以上の産業もしくは職務経験がある。

・保険業
・キャピタル・マーケット
・バンキング
・通信、メディア、エレクトロニクス・ハイテク
・自動車・産業機械
・公共
・M&A
・組織・人材戦略
・財務/経理
・エネルギー
・ライフサイエンス

モバイル サービスコンサルタントの求人

クライアント企業に対して、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスを活用した経営・業務改革の推進や、IoTビジネスの構築をサポートします。求められるスキル・人物像は以下の通りです。

①応募できるのは大卒以上
・大卒以上
・日本語が流暢(日本語能力試験N1レベルが望ましい)

②実務経験があれば優遇
・コンサルティング業界の業務経験
・IT業界にてセールス、またはシステム構築経験あり
・モバイルまたはWebのシステム開発や、基幹システム開発における設計・開発プロジェクトの経験

③思考能力とコミュニケーション能力が高い人物を求めている
・課題解決能力
・論理的思考能力
・コミュニケーション能力

システムコンサルタントの求人

ITテクノロジーのスペシャリストとしての立場から業務コンサルティングを行い、事業改革・業務改革をサポートします。求められるスキル・人物像は以下の通りです。

①応募できるのは大卒以上&実務経験あり
・大卒以上

下記いずれかの経験が3年以上。

・オープン系開発言語によるシステム開発
・SAP、Oracle等のパッケージアプリの導入
・セキュリティ、コスト、可用性などの観点から、最適な技術基盤を計画・設計する知識・経験
・プロジェクトマネジメント

②英語力があれば優遇
・ビジネスレベルの英語能力(TOEIC650点程度)

③協調性やコミュニケーション能力も重視される
・チームワーク指向の職場環境に適応・貢献できる協調性
・定型業務処理型ではなく、課題解決型の思考力
・業務システムで使用される、幅広い技術への関心と向上心
・リーダーシップ
・コミュニケーション能力(書く・話す)
・人間関係構築スキル

転職エージェントで非公開求人もチェックする

ここまで、アクセンチュアの公式サイトに書かれている採用情報から、すべての求人を掲載しましたが、公式サイトや転職サイトなどに載っていない非公開求人が出ている可能性もあります

非公開求人を扱っているのは、転職エージェントのみです。アクセンチュアに転職したいのであれば、転職エージェントに登録して、非公開求人もチェックしましょう。

アクセンチュアの面接で聞かれる質問

過去にあった質問の実例

転職理由や志望動機、自己PRなどの基本的な質問以外で、アクセンチュアの面接で聞かれる質問をまとめました。

・事前に受けた筆記ケーススタディの内容をディスカッションせよ
・入社後に部活に入る予定があるか
・明日の天気はどうか
・「○○女優」の○○には何を入れるか
・これまでにやった仕事の何割がアクセンチュアで通用すると思うか
・大災害に見舞われたらどう生き残るか
・地球上に生息するゴキブリの総数
・ITコンサルや提案型営業にとってもっとも大事なことは?
・九州にアイスホッケーチームの強豪を立ち上げるための戦略を考えよ
・全国の電柱の数を推定せよ

アクセンチュアの面接では興味の幅広さが問われる

仕事に直結する質問や、思考パターンを探る質問の他に、「普段から幅広い興味を持って情報収集しているか」という意図が窺える、ユニークな質問をされることも多いです。

直近の面接の質問も転職エージェントに教えてもらう

アクセンチュアの面接は穏やかな雰囲気で進むので、しっかり準備していけば落ち着いて回答できます。ですが、ここに掲載したもの以外に、新たな質問が増えている可能性もあります

直近の面接の質問の傾向についても、転職エージェントで情報を入手し、入念に面接対策しておくべきです。

中途採用の難易度:★★★★☆(4)

アクセンチュアが中途採用で求める人材はハイスキルであることに加え、高い知的探究心や、優れた思考能力も求められるため、転職の難易度はかなり高いです。面接マニュアルなどを鵜呑みにしているだけでは、まず選考通過できません。

アクセンチュアへの転職を成功させたいなら、転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。転職エージェントでは、アクセンチュアの採用基準や面接内容を把握した上で、選考通過しやすいように面接練習を行ってくれます。

履歴書や職務経歴書も、アクセンチュアが求める人物像に合わせた書き方を教えてもらえるので、自分だけで転職活動を進めるよりも受かりやすいです。

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最大手の転職エージェントで、大手企業や外資系企業の求人に強い転職エージェントです。非公開求人も業界最多で、約20万件を保有しています。

サポート力も高く、アクセンチュアの採用基準に合わせた書類添削や面接対策が受けられます。対応がスピーディーで、企業への交渉力も高いです。

全国に拠点があるので、アクセンチュアのどの勤務先を希望している人も対応してもらえます。
今すぐ転職したい人も頼りになります。土日の相談が可能なのも有難いですね。

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まとめ

アクセンチュアは同業他社に比べると年収はイマイチですが、外資系企業には珍しく、人材を育成して長く使う風土ができつつあります。子育て中の女性社員なども増えているので、ある程度の忙しさに耐えられる人であれば、働きやすい企業といえます。

ですが、中途採用では高い即戦力を求められるので難易度が高く、面接でも事前の想定が難しい、変化球の質問が多く出ます

アクセンチュアに転職したいなら、転職エージェントでプロのサポートを受けた方が、選考通過しやすいです。

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