第二新卒といわれる社会人2年目に転職を考えている人も少なくありません。希望を込めた新卒で採用されたものの、入社して初めて分かった会社の現実に失望し、転職を決意しています。

企業側からすれば、まだ若くて他の会社に染まっていない第二新卒を重宝することもありますが、多くはすぐに辞めてしまうのではないかという低評価をしている場合があります。新卒の就活での失敗を繰り返さないためにも、社会人2年目で低評価を覆し、転職成功になるための方法を紹介していきます。

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おすすめ年代
20代~

社会人2年目の転職、辞めるべき?辞めないべき?

2年目で転職する人は意外と多い

社会人2年目の転職は意外にも多く、SNSなどでも取り上げられています。会社を辞めて成功と感じた人が多く、あのとき転職していればよかったとつぶやいている人も見受けられます。

社会人2年目に多い転職理由

では、社会人2年目には多い転職理由をみてみます。

・キャリアが望めない
・残業が多い
・自分のやりたい仕事内容ではない
・福利厚生・待遇などの労働環境が悪い
・社風が合わない
・人間関係が悪い
・企業の将来が不安
・ワークライフバランスが保てない
・入社時の妥協

これらに共通するのは、どれも入社してみないと分からないことであり、新卒の就活で苦労して採用までたどり着いたのに、入社したら現実は理想とかけ離れていたということでしょう。

ブラック企業にいるなら早く辞めて転職すべき!

特にブラック企業に勤めている場合、すぐにでも退職しておくべきで、そのまま無理して働き続けるとストレスからうつ病になる可能性もあります。

社会人2年目転職、企業からの低評価を覆すには

ポテンシャル>ストレス耐性であることをアピール

社会人2年目などの短期間離職者に対して、人事担当者はあまりいい顔をしません。「自社で働いても直ぐ辞めるかもしれない」と不安視する傾向が強くなります。そこで、自分のキャリアビジョンには応募企業が必要であることをアピールしていきます。人事担当者にとって、自社が必要だといわれて嫌な気になることは決してありません。

また、面接で必ず聞かれる退職理由ですが、前職の「給与が低かった」「人間関係がムリだった」などといったネガティブな発言はしてはいけません。人事担当者からすると、「うちでも起こる理由だ」と捉われてしまいます。

第二新卒では人間性を重視されますので、「職場の配置転換で、本来自分がやりたい仕事に携われなかった」という退職理由を「だからこそ、御社の○○部門で自分のスキルアップを目指し、将来的に○○を目標としています」というマイナス面から前向きな志望動機に変換すると好印象を与えるでしょう。

第二新卒ブランドを強みに使う

企業側が求める人材として、第二新卒には社会人経験が短く、新しい会社に馴染みやすい柔軟性がメリットとしてあります。また、給与もそれほど高くないのに、ある程度は社会人としてのマナーを身に付けているのも重宝されます。

いってみれば、右も左も分からない新卒の研修期間と違い、すぐにでも名刺を渡して社外の人間と会っても大丈夫と判断されています。

2年目の転職メリット・デメリット

では社会人2年目で転職をするメリットとデメリットを比べてみましょう。

メリット

ブラック企業に勤めている場合、ストレスで鬱になってしまう恐れがあり、心身ともに様子がおかしくなる前に離職できます。そのまま継続して働いていると、最悪の場合、過労死にいたることも考えられます。

また、社会人2年目は転職市場価値の高い第二新卒ブランドで転職することができます。

デメリット

一方、長く働いた方が、福利厚生面で考えると有利といえます。短期間で離職すると、どうしても応募者に問題があったのではないかというマイナスイメージを持たれてしまい、その後の転職活動が不利になってしまいます。

「石の上にも三年」という言葉がある通り、一般的には社会人3年目まで続けたほうが、キャリア的に大きなマイナスとはなりません。

社会人2年目からの転職活動方法

離職前に転職活動を行う

仕事を続けることで、うつ病になりそうでなければ、在職中から転職活動を行ったほうが経済的にも安心といえます。たとえ離職してすぐに面接ができても、応募先企業がすぐに結果を出さないことも考えられますし、何より採用されるかも分かりません。離職期間が長くなることを防ぐためにも、できるだけ在職中に転職活動をするようにしましょう。

経験内容・知識・スキルを重視する企業の求人を探す

転職先企業は、勤続年数重視ではなく、持っている経験やスキルを重視する企業を選ぶといいでしょう。優良な中小企業では、人材が大手企業に流れがちになり、常に人手不足になっています。そこで大手企業に捉われず、第二新卒を積極採用している優良な中小企業も視野に入れておきましょう。

自分に合った求人にだけ応募する

企業が応募者になにを求めているかリサーチし、自分のやりたい事と一致しているか調べ上げます。そのため、自己分析をしっかりと行い、自分に合った求人にだけ応募するようにしましょう。

しかし、在職中にこれだけのことを実践するのは骨が折れますし、何より仕事に集中することができません。そこで、社会人2年目にもおすすめな転職エージェントを利用し、無料で転職活動全般をサポートしてもらいます。

20代の転職に強いリクルートエージェント

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人材業界最大手のリクルートグループが運営している第二新卒の転職実績第1位の転職エージェントです。全国展開しており、非公開求人は20万件もあるので、自分に合った求人が見つかりやすいといえます。

もっとも、求人はキャリアコンサルタントとの面談を経て、リクルートエージェントの方から紹介されます。大手という安心感もあり、豊富なノウハウがあるで、在職の業務に集中し、転職活動全般を任せることができます。

キャリアコンサルタントも社内の厳しい審査を経ているので、プロ意識が強く、転職未経験の応募者にとって強い味方になってくれます。

拠点も全国主要都市に19箇所あり全国を網羅しており、土日の相談が可能なのも有難いですね。

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まとめ

社会人2年目の転職は実際に多くあります。できれば在職中に転職活動を行いたいですが、ブラック企業に勤めているならばうつ病になる前にすぐにでも離職するようにしましょう。前向きな志望動機を持ち、新しい会社に馴染みやすい第二新卒の強みを活かして、第二新卒に積極的な採用を試みている優良な中小企業を視野にいれておきます。

また、社会人2年目の転職を成功させるためには、転職エージェントに登録しておき、自分に合った求人だけに照準を絞って応募するようにしていきましょう。