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業務委託の長期インターンとは?メリット・デメリットを解説!

業務委託の長期インターンとは?メリット・デメリットを解説!

あらかじめ決められた日にちの決められた時間に出勤し、時給制で賃金が支払われることの多い長期インターン。

基本的にはアルバイトとして雇用契約が結ばれます。時給1,000円前後が相場です。

一方、中には雇用形態が業務委託契約となる長期インターンも存在します。

この記事では、業務委託の長期インターンの特徴と、そのメリット・デメリットを解説していきます。

新型コロナウイルスの影響により、インターンの形も多様化しつつあります。

選択肢のひとつとして、これから長期インターンを考えている皆さんの参考になれば幸いです。

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業務委託契約とは

業務委託契約は、企業に雇用されるのではなく、企業と対等の立場で業務依頼を受け仕事を遂行・完了させる働き方です。

業務そのものが対価となる委任契約と、請け負った仕事に対する納品物・成果物が対価となる請負契約の2種類があります。

委任契約が委託された仕事を行ったという行為に対して評価されるのに対し、請負契約は請け負った仕事の内容と結果が評価対象になります。

人件費削減のため業務を外注する企業が増えていることや働き方の多様化により、業務委託という働き方は増加傾向にあります。

数はまだ少ないですが、長期インターンでも雇用形態を業務委託とする企業が存在します。

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企業と雇用関係を結ばず長期インターンをすることになる

業務委託で長期インターンをするということは、企業と雇用関係を結ばずに長期インターンをするということ。

会社に雇用されるわけではないので、企業と対等の立場で仕事依頼を受け作業することになります。

ライターやデザイナー、プログラマーといったクリエイティブ業に多く見られる傾向があり、例えばライターの場合、作業にかかった時間ではなく、書いた記事に対して賃金が発生します。

企業から労働時間や作業場所の指示があるわけではないので、自分の裁量で仕事を行うことに抵抗のない人にとっては特におすすめの雇用形態です。

一方で、業務委託で長期インターンをするデメリットも存在します。

以下の項目から、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。

業務委託契約の長期インターンのメリット

まずは業務委託契約の長期インターンのメリットから解説していきます。

企業に雇用されるだけが全てではないと分かると、将来の選択肢も広がりますね。

在宅やリモートで働けるため自由度が高い

業務委託契約の大きな特徴は、企業に雇用されているわけではないということ。

言わば個人事業主となるので、会社に出勤する必要もなく、自分のスケジュールに合わせて在宅で仕事ができるということです。

出勤時間や退社時間、就業場所等が定められていない分自由度が高く、自分の裁量で
仕事を進められる点が業務委託契約の大きなメリットです。

授業が多い大学1,2年生におすすめ

大学1,2年生のあいだは、単位取得のためにスケジュールが授業で埋まっている人も多いかと思います。

日中授業があるために、インターンを諦めている人も多いのではないでしょうか?

業務委託の長期インターンなら、出勤の必要もなく、勤務時間も自由なので、昼間に授業があっても、自分の都合の良い空き時間に仕事をすることができます。

授業で忙しい1,2年生には特におすすめの雇用形態です。

地方学生が首都圏の企業で働ける

地方学生の中には、首都圏の企業でインターンをしたいと考えている人も多いかと思います。

しかし、スケジュールや金銭面を考えると諦めざるを得ない、というケースも多いのが現状です。

業務委託であれば、出勤する必要がないので、地方に居ながら首都圏の企業でインターンをすることが可能です。

コロナ禍で、今後ますます地方に居ながらリモートで働ける企業が増えることが予想されます。

インターンでそういった働き方に慣れておくことは、今後の自分の働き方を選択するうえでも大切な判断材料になるでしょう。

記事数や文字数などで報酬が支払われる

業務委託契約は基本的に時給制ではありません。

例えばライターなどの場合、記事数やその文字数によって報酬が支払われることになります。

記事単価や文字単価は企業や本人の能力・スキルなどによっても異なりますが、書いた分だけお金になるため、仕事をこなせばこなすほど収入は高くなります。

能力が高ければ時給制よりも収入を上げられる

企業によっては、能力やスキルに合わせて記事単価や文字単価が上がることもあります。

単価が上がればこれまでと同じ分量の仕事をしても収入は上がりますし、そのうえ量もこなせばより収入アップに繋がります。

通常のインターンは時給制のため、やった分だけ収入が上がるということはありません。

自分の力次第で可能性が広がるというのは、業務委託契約の大きなメリットですね。

業務委託契約の長期インターンのデメリット

メリットがあるということは、同時にデメリットがあるということ。

次に、業務委託契約で長期インターンをした場合のデメリットを解説していきます。

教育制度が整っていない場合がある

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大学では授業がオンライン化され、多くの企業で在宅勤務が導入されるようになりました。

その一方で、制度が十分に整わないままリモート化だけが続く状況に、多くの課題を感じた方も多いのではないでしょうか。

業務委託契約の長期インターンでも、フィードバックがない、コンスタントに連絡が取れないといった課題が残る企業も多いのが現状です。

いくら業務委託契約を結んでいると言っても、これから経験を積んでいくインターン生です。

社会人でも業務委託という働き方に不安や戸惑いを感じることがあるのですから、教育制度が整っていない状態で、業務委託契約を結ぶのはそれだけ負担も大きくなります。

能力が低いとなかなか時給以上の収入が得られないかも…

業務委託は時給制ではないため、やった分だけお金になるという話をしました。

スキルや能力がある人にとっては、時給制よりも効率的に能力に見合った収入を得ることができる働き方です。

逆に言えば、能力やスキルが低いと、なかなか時給以上の収入を得られないということでもあります。

どんなにひとつの仕事に時間をかけても(かかっても)、時間給ではないためそれが収入に反映されることはありません。

負担が大きい割にお金にならないという面も併せ持っているということを理解したうえで、自分の働き方を考える必要があります。

自分で環境や時間を管理する必要がある

出勤する必要もなく、自分の都合のよい時間に作業できるということは、逆に言えば、自分で働く環境を整え、自分で働く時間を管理する必要があるということです。

出勤時間や退社時間、休日、働く場所などが決められているのは、一見企業のルールに縛られ窮屈に思えるかもしれませんが、仕事も含めた生活リズムを整える効果や、オンとオフの切り替えを行う効果があります。

自分自身で環境や時間を管理するのは想像以上に難しいことです。

企業に雇用されない代わりに自分自身がひとつの会社となる、そんなイメージをすると分かりやすいかと思います。

決められたルールや人目がある中で働くのと、自分自身で決めたルールの中で一人で働くのとでは、仕事に対する姿勢ややりがいも変わってきます。

ルールを自分で決められるからこそ、そのルールを簡単に変えることもできてしまうのです。

業務委託でインターンをする場合には、自己管理能力が欠かせないということを改めて頭に入れておきましょう。

出社がない場合信頼関係がつくりづらい

業務委託では、基本的に出社することがありません。

指示や連絡事項など企業の人とのやり取りは、チャットやビデオ通話などを利用することになります。

出社しなくて済む反面、直接会って会話をすることがないため、お互いの信頼関係が築きにくいというデメリットが生じてしまうのです。

「チャットやビデオ通話でやり取りできるから大丈夫」「顔を合わせる負担が無くなって、むしろ気が楽」と感じる人もいるかもしれませんが、信頼関係は相手が発する言葉だけでなく、お互いの身振り手振り、表情、声のトーン、目線、その場の雰囲気といったいくつもの要素がある中で少しずつ築かれていきます。

チャットやビデオ通話だけではどうしてもコミュニケーションが十分に取れず、仕事にも影響が出てしまうことがあるのです。

直接会って会話する機会が少ないからこそ、どのようにコミュニケーションを取るのかということが大きな課題となります。

チャットのメッセージや画面越しの会話では、すれ違いや誤解が生まれやすいです。

言葉一つを変えるだけで受け手の印象はかなり変わります。

一つ一つの言葉や画面越しの自分の見え方なども工夫しながら、コミュニケーションを取りましょう。

長期インターンを始める際は契約内容をきちんと確認しよう!

アルバイトなどでも言えることですが、契約内容の確認はつい見落としてしまいがちです。

トラブルを防ぐためにも、はじめに契約内容をきちんと確認しておきましょう。

書面だけでは分かりにくいこともあるかと思います。

疑問点や不明な点はそのままにせず、問題を解消してからインターンをはじめることを強くおすすめします。

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業務委託契約の長期インターンは1,2年生や地方学生におすすめ!

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、学校の授業はオンライン授業へ、仕事は在宅勤務へと変化する中で、リモートワークの今後の課題と可能性について考える機会も多かったことと思います。

インターンも同様に、契約の仕方も今後ますます多様化し、その都度課題も増えていくことが予想されます。

この記事では、業務委託で長期インターンをする際のメリット・デメリットについて解説してきました。

課題も残っていますが、業務委託というインターンの形があることで、授業で忙しい1・2年生や地方学生が、インターンに参加できる機会をより増やすことができます。

インターンで得る経験は、今後の就活でも大きく役立つことでしょう。

日々変化する状況や環境によってあきらめてしまう前に、様々なインターンの形があるという情報が皆さんの可能性を少しでも広げるきっかけになれば幸いです。

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