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インターンの保険って入るべき?種類やメリットを解説!

インターンの保険って入るべき?種類やメリットを解説!

病気や怪我、事故、災害など、不測の事態に備えて加入する“保険”。

インターンに参加する際にも、加入しておくと安心な保険があることをご存じでしょうか?

「インターン先の企業の備品を壊してしまった」
「インターン中に自分の過失で怪我を負わせてしまった」
「自分自身が大怪我を負ってしまった」

場合によっては、多額の損害賠償を請求されることもあります。

万が一の事態に備えて、そして安心してインターンに参加するために、インターン用の保険について解説していきます。

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インターン用の保険があるって知ってる?

保険と聞くと、生命保険、自動車保険、火災保険などが真っ先に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

インターンで保険?と感じるかもしれませんが、インターン中に起きた損害に対する補償をしてくれる、インターン用の保険というのも存在するんです。

例えば、「インターン先の企業の高価な機械を壊してしまった」「インターン中に、自分の過失で社員の一人に大怪我を負わせてしまった」「自分自身が大怪我を負ってしまった」というような不測の事態が起きた場合、保険に加入していなければ、保険の補助無しで全額を自分で支払うことになります。

もし多額の損害賠償を請求されたら…想像してみると、やはり怖いですよね。

実際に加入している学生は少ない

インターン中でも、大きなトラブルが発生してしまう可能性は十分に考えられます。

しかし、実際に保険に加入してインターンに参加する学生は少ないのが現状です。

万が一の時に補償してくれる安心感があるとはいえ、保険に加入するにはお金がかかります。

インターン中に何かトラブルが起こる確率を考えると、加入しなくてもいいかなと判断する学生も多いのです。

インターン用の保険は入っておくべき?

「インターン用の保険があるくらいだから、入っておくべきなのではないか…」と不安になった人もいるかもしれませんね。

保険への加入を検討する際には、まず自分が参加するインターン先との契約内容を確認する必要があります。

契約内容によっては保険に入る必要のない場合もあるので、注意が必要です。

無報酬のインターンは保険に入る意味がある

インターンには報酬があるものと無いものがあります。

特に、短期インターンの場合は無報酬のものが多いです。

労災が認められるには、インターン生が“労働者”であることが条件となります。

労働者には賃金が発生しますが、賃金が発生していない無報酬のインターン生は、労働者という扱いにはならず、労災保険の対象外となります。

インターン中に何か大きなトラブルが起きても、自分で保険に加入していない限り補償を受けることはできません。

無報酬のインターンに参加する場合は、保険に入っておくことがひとつの安心材料になります。

長期インターンは雇用契約があるため別途保険に入る必要はない

長期インターンでは、アルバイトとして企業と雇用契約を結ぶ場合もあります。

その場合は、すでに企業と雇用契約を結んでいるため別途保険に入る必要はありません。

雇用契約を結ぶということは、“労働者”になるということ。

雇用保険の適用要件

『所定労働時間が週20時間以上かつ、31日以上働く見込みがある』

雇用保険に加入するためには、以上の条件を満たしていることが必要です。

しかし注意しておきたいのが、基本的に学生は雇用保険の対象外であるということです。

  • 大学の夜間部に在籍している
  • 休学中である
  • 卒業後も継続して勤務する

上記のような場合には保険の適用となることもあります。

いずれにしても、契約内容と保険への加入義務があるのかどうかということを、必ず確認しておくと安心ですね。

長期インターンは社会保険に加入する必要がある?雇用保険・労災保険について

インターン用の保険に入るメリット

保険の手続きや保険料の支払いのことを考えると、面倒だし負担も大きいと感じている学生も多いです。

インターンで保険に入る必要が本当にあるのか、と疑問に思う人もいるかもしれませんね。

保険というものに対して、抵抗を感じてしまう気持ちもとても理解できます。

しかし、「インターンだから大丈夫だろう」と安易に判断してしまう前に、保険に加入することで得られるメリットを理解したうえでの判断をおすすめします。

安心してインターンに参加できる

保険とは、病気や怪我、事故、災害などの不測の事態に備える制度ですよね。

インターン中でも、不測の事態が起こる可能性は十分にあり得ます。

“自分以外の誰かや、企業に損害を与えてしまった”“自分自身が損害を受けた”といった場合に、その損害を補償してくれる保険に加入していれば、いざという時に自分自身を助けることにも繋がります。

トラブルなくインターンに参加できることが一番ですが、万が一の備えとして保険に入っておくことで、安心してインターンに参加することができます。

以下の項目でインターン参加中のリスクも解説しますので、そちらも参考になれば幸いです。

インターン用の保険に入る方法

インターン用の保険に入るにはどのような方法があるのでしょうか。

この項では、実際に保険に入る際の手順を解説していきます。

方法は大きく分けて3つあります。分からないことや不安な点がある場合は、大学のキャリアセンターや大学生協に相談してみましょう。

手続きの方法についてより詳しく教えてくれます。

方法①学校経由のインターンは強制加入している場合が多い

学校経由で取扱われている保険には、

  • 学生教育研究災害傷害保険(学研災害保険)
  • 学生教育研究賠償責任保険(付帯賠責)

の二つがあり、大学入学時に加入を案内または加入を義務付けている場合が多いです。

各大学によって異なるため、自分が加入した覚えがない人は各自大学で確認してみましょう。

この二つの保険は、インターンだけでなく大学生活全般に適用される保険です。

例えば、フィールドワークなどの課外授業にも適用されます。

方法②学校経由のインターンは大学で手続きが可能

学校経由のインターンに参加する場合は、大学で手続きが可能です。

手続きの際に保険加入への指示がある場合が多いので、各学校の指示に従って手続きを行うことになります。

大学のキャリアセンターで手続きをしよう

大学にもよりますが、インターン用の保険に関する手続きは、各大学のキャリアセンターが窓口となっています。

保険についての不明な点も、まずはキャリアセンターに問い合わせてみましょう。

方法③個人で応募する場合は個別に手続きが必要

学校経由ではなく個人でインターンに応募する場合は、自分で手続きをする必要があります。

インターン先の企業が事前に保険に加入している場合もあれば、特に保険に関する指示がない場合もあります。

既に加入していれば問題ないですが、特に指示がない場合は自分で保険探しをする必要が出てきます。

企業との契約内容が確認できたら、まずは大学生協へ行って相談してみましょう。

まずは大学生協に行ってみよう

保険に個別で申し込む場合には、大学生協に相談するのがおすすめです。

探す手間や保険料のことを考えても、大学生向けの保険を提案してくれるので安心ですね。

大学生協では、「学生総合共済保険」への加入を受け付けています。

生命共済や火災共済に加えて、賠償責任保険にも加入することができる保険です。

保険に関することは社会人でも理解するのに時間がかかります。

分からないことはそのままにせず、大学生協に相談して悩みを解消していきましょう。

大学で取扱われている保険と民間の保険の2種類がある

インターン用の保険には、大学で取扱われている保険と民間の保険の2種類があります。

前述したように、大学で取扱われている保険には、

  • 学生教育研究災害傷害保険(学研災害保険)
  • 学生教育研究賠償責任保険(付帯賠責)

以上の二つがあります。

民間の保険を利用する場合には、自分自身で加入する保険を選ぶ必要が出てきます。

  • 災害傷害保険
  • 損害賠償責任保険

インターンでは、この二つの保険に加入しておくと安心です。

インターン用の保険には「災害傷害保険」と「賠償責任保険」がある

「災害傷害保険」と「賠償責任保険」は補償の内容が異なります。

この項では、それぞれどのようなトラブルに対して補償してくれるのかを解説していきます。

災害傷害保険の内容

例えばインターン先へ向かう途中で事故に遭ってしまった、怪我をしてしまったというような、自分自身に何かあったときに役立つのが「災害傷害保険」です。

医療保険金などが損害額に応じて支払われます。

自衛のために加入しておくと安心な保険です。

賠償責任保険の内容

「災害傷害保険」が自分に何かあったときに役立つ保険なのに対し、「賠償責任保険」は企業など相手に対して損害を与えてしまった場合に、補償してくれる保険です。

企業の備品や高額な機械を壊してしまったという場合にも適用されます。

保険の内容によって補償範囲や金額にかなり差があるため、加入する際にはしっかりと内容を確認しておくことをおすすめします。

インターン先の企業が加入する保険を指定するケースもあります。

指示された保険の内容や加入期間も忘れずにチェックしましょう。

インターン用ではない民間の保険を適用させることも可能

「災害傷害保険」「賠償責任保険」以外にも、インターンに適用できる民間の保険が色々と用意されています。

特に傷害関連の保険は、多くの保険会社で取扱われている保険です。

金額によって補償内容も大きく変わるため、個人で保険会社を利用する場合にも、内容をよく確認してから加入することをおすすめします。

インターンに適用できる保険かどうかの確認も忘れずに行いましょう。

インターン参加中のリスク5つ

インターンの参加中にはどのようなリスクが潜んでいるのでしょうか。

インターン中に大きなトラブルに遭う可能性は低いから大丈夫と軽視してしまいがちですが、以下の項目を読んでいただくと、インターンはリスクと隣り合わせであるということを改めて感じるのではないでしょうか。

会社や他人の物を壊してしまう

インターンの内容にもよりますが、より実践的な長期インターンなどの場合は特に、会社や他人の物に触れる機会も増えていきます。

自分の過失でそれらを壊してしまう可能性は十分に考えられるリスクです。

誤れば大丈夫という問題ではなく、場合によっては高額な損害賠償を請求されることもあります。

不注意で他人の物を壊してしまうことは、どんな場面でも考えられます。企業と契約しインターン生として働いているという自覚を持って、いざという時に備えることも大切です。

会社のPCなどに入っているデータを消してしまう

長期インターンに参加すれば、会社のPCに触る機会も増えるでしょう。

会社のデータを扱っているという責任を持つことは、インターン生も同様です。

大切なデータを扱っているときに誤ってそのデータを消してしまえば、会社にとっては大きな損害となってしまいます。

仕事に慣れた社会人でも十分にあり得る話です。

会社のデータを扱う時は、データの重要性に関わらず責任を持って作業を行う必要があります。

会社の情報を外に流出させてしまう

会社に雇用されるということは、その会社の一員として情報を守る責任があるということでもあります。

たとえインターン生であっても、会社と契約を結んでインターンに参加している以上、会社の情報を外に漏らすことはあってはならないことです。

仮に情報を外に流出させてしまった場合、会社に大きな損害を与えてしまうことになります。

会社の一員として、会社の情報は責任を持って外に漏らさないという意識が、インターン生にも求められます。

自分自身が怪我をしてしまう

インターン中に、自分自身が思いもよらない怪我をしてしまうこともあり得ます。

大きな怪我であれば、それだけ治療が長引き医療費も高額になってしまうでしょう。

このような時に「学生教育研究災害傷害保険」や民間の「災害傷害保険」が役立ちます。

どんなに気を付けていても、怪我をしてしまうことはあります。

自分を守るためにいざという時に備えることも大切です。

他人に怪我を負わせてしまう

他人に怪我を負わせてしまうと、治療費などの問題だけでなく精神面にもかなりの負担がかかります。

どんなに過失で負わせてしまった怪我でも、“自分がやってしまった”という自責の念が生まれます。

そのような時に、これからかかるかもしれない金銭面の負担を考えるのは、とても大変なことです。

自分が怪我をした場合だけでなく、自分が怪我を負わせてしまった場合に、備える準備についても考える必要があります。

インターン用の保険に入る際の注意点

いざインターン用の保険に入る際には、これから述べる注意点をしっかりと確認しておくことをおすすめします。

ただでさえ保険の内容を理解するのは難しいこと。

加入してから困らないために、不明な点がある場合は学校の窓口や専門家に相談しましょう。

補償が適応される期間を事前に把握しておく

インターンの期間中、きちんと補償が適応されるのかということを、事前に確認しておきましょう。

万が一途中で補償が適応外になってしまっては、せっかく保険に入っても安心してインターンに集中できなくなってしまいます。

補償の対象になるインターンなのか確認する

特に民間の保険を利用する場合には、その保険がインターンにも適用されるかどうか、忘れずに確認しておく必要があります。

中にはインターンには適用外の保険もあるので、不安な人は保険会社に聞いてみましょう。

期間や給料の有無によっては補償対象外になることも

インターンの期間や給料の有無によっては、保険の補償対象外になることもあります。

インターン先の企業との契約内容を確認したうえで、補償対象になる保険選びが必要です。

有給インターンの保険は個人加入のみ

学校を経由せず学生が任意で参加する有給インターンでは、個人保険に加入することをインターンの参加条件としている企業がほとんどです。

企業が思いがけないリスクを負わないように、インターン生に誓約書の記入を求めることがあります。

保険への個人加入が求められた場合には、まずは大学のキャリアセンターや大学生協に相談することをおすすめします。

参加するインターンに適用される、詳しい保険の情報を教えてくれますよ。

万が一のことを考えてインターン用保険に入ろう!

いかがでしたか?

インターン中に起こり得るリスクに備えて、保険に加入することの意味を理解していただけたら幸いです。

インターン生が保険に加入するのは、自衛のためだけではありません。

インターン生を受け入れる企業側にも、リスクがあるということを十分に理解したうえで、保険の加入を検討する必要があるのです。

インターンでの経験はこれから先の就活や社会人になってからも役立ちます。

万が一のリスクに怯えてインターンに集中できなくなってしまっては、せっかくの機会が台無しです。

安心してインターンに集中するために、そして自分とインターン先の企業のために、インターン用保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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