社会人2年目になると、仕事の流れを理解してスムーズに行えるようになり、新入社員が入ってくることで「先輩」の立場になります。仕事でミスを連発すると新入社員と比較されて、仕事ができない社員と思われてしまいます。

ここでは、仕事ができなくて辛いという社会人2年目の人のために、仕事ができない自分から脱出するための対処法や、なぜ2年目が辛いのかを解説します。今の仕事が自分に向いているかどうかのチェック方法も紹介するので、参考にしてみてください。

社会人2年目ポンコツな自分を変える対処法

初心に帰って仕事内容を一から見直す

仕事ができない2年目というのは、1年目をただ何となく過ごしてきたという場合が多いです。仕事内容に疑問を持たないまま質問することなく、分からないことをそのままにしてきたことがありえます。

そこで、一度初心に帰って作業手順や作業要領を一から見直し、分からないことが出てきたら素直になって先輩や上司に質問するようにしましょう。「今更何を聞いているの?」と思われるかもしれませんが、仕事をする上で分からないことはそれほど恥ではありません。

社会人2年目でも、分からないことが多くて当たり前です。それを気付かないまま過ごして、分かったつもりで知ったかぶりをしながら仕事をしていることが後で発覚するほうが恥ずかしいです。

プライドを捨て、仕事ができる新人を真似してみる

上司に仕事が認められない人というのは、一度ミスをしたことを繰り返してしまい、信用できないと思われていることが見受けられます。同じミスを繰り返してしまうと、余計にプレッシャーとなり、力が入ってしまって他のミスを誘発してしまいます。

そこで、自分以外に視線を配り、上司に褒められている新人に目をやることをおすすめします。仕事ができる新人がいかにして業務に取り組んでいるのか、時間配分や書類作成、電話の受け答え、上司との会話、質問内容など、自分と比較して参考にできるところは真似するようにしましょう。

2年目までは失敗しまくって学べばいい

社会人になると、3年はとりあえず頑張れと言われることがあります。民間企業は利益を出すことが前提にあり、仕事を早く的確に済ませてムダを軽減し、新しいことに挑戦する意欲が求められます。

3年目になると、1年目や2年目よりも経験を積んでいて、1、2年目に失敗したことが力になって利益を生み出せるようになってきます。

「3年頑張れ」という言葉はここからきています。そこで、2年目にミスをして失敗したとしても、会社からはまだまだ当然のことと思われているものです。失敗を恐れず、この経験を次に活かし、どうすれば同じミスをしないか、どのように改善すればミスを自動的に防げるのかということを考えていくように心がけましょう。

2年目が辛いのは「もう分かるだろう」という雰囲気

言い訳が通用しなくなる

社会人2年目というのは、1年目に比べると責任感を与えられるようになり、周囲のプレッシャーが強くなりつつあります。世間的には2年目も新人の部類に入りますが、多くの職場では新入社員とは全く違う存在として扱われています。

難しい仕事でも自分一人でやれるだろうと思われ、新人だからミスをするという言い訳が通用しなくなっていきます。そのため、社会人2年目には仕事が辛くなってしまう人が少なくありません。

人間関係の悩み、分からないことも聞きづらい

ついつい周囲の評価を気にしてしまい、人間関係が上手くいってないと悩むのも2年目に多く見られます。自分で仕事ができないと実感してしまうと、上司や同僚から嫌われているのではないかと疑り深くなり、仕事に集中しづらくなり、余計にミスをしてしまいます。

上司によっては、新入社員と比較してあからさまに差をつけた対応をしてくることもあります。「そんなこともできないのか」「もうそれくらい分かるだろう」という仕草をされてしまい、上司にも分からないことを聞きづらくなってしまうので、余計に仕事にプレッシャーを感じてしまい、仕事が辛くなっていきます。

今の仕事が向いていない可能性もある

今の仕事が向いているかチェックする方法

今の仕事が自分に向いているかを判断するために、まずは以下のチェックリストで判断してみましょう。

チェックリスト
  • やりがいがない
  • 自分の成長を実感できない
  • この仕事を続けている自分の将来が想像できない
  • プライベートな時間も仕事に侵されていて休めない
  • 他の人と比較して自分は仕事ができていると思えない

この内容に当てはまれば当てはまるだけ、その仕事は向いていないといえます。

また、こういった悩みを抱える原因に、自分の理想としていた仕事内容と実際の仕事内容にギャップを感じているという可能性もあります。1度、自分がやりたくないと思う職種と今の仕事を比べることで、今の仕事の良さに気付く可能性もあります。

向いていないのは仕事ではないかもしれない

自分は上司に怒られてばっかりで仕事ができない、ミスが多くて新入社員よりも使えないのではないか、と悩みを抱えている場合、向いていないのは仕事ではないかもしれません

上司のパワハラ、教育制度が整っていない、残業や休日出勤が多いなど、職場環境が悪いことが原因で仕事ができていない可能性もあります。仕事に集中できない環境にいるせいで仕事が進まずミスが多い、その結果「自分にこの仕事は向いていない」と判断してしまう場合もあります。

その場合は、向いていないのは仕事ではなく職場です。もしかしたら、仕事自体は天職の可能性もあるので、自分に向いていないのは仕事か職場かを検討してみましょう。

自分に合わない仕事を続けても伸びない

自分に合わない仕事を続けていても、ただ漠然と日々を過ごすだけで、将来的な成長やキャリアは見込めません。それならば、自分に向いている仕事に早めに転職して経験を積んだ方が良いです。

まずは、友人や家族に自分がその仕事に本当に向いていないかを相談したり、期間限定で本気で仕事に臨んでみたりして、本当に向いていないのかを確認しましょう。

それでも本当に合わないと感じるのなら、自分の目標を明確にして、自分が働くために譲れない条件や働きたくない職種などを考えてみて、自分に合った仕事を見つけましょう。

自分に合った仕事を見つけるには

今は社会人2年目でも「第二新卒」として転職する人は多いです。ある程度のビジネススキルを身に着けているため、研修の手間も少なく企業でも重宝されます。

しかし、第二新卒は転職活動をするのは初めてで勝手が分からない人が多いです。自分に合った仕事を見つけてスムーズに転職するには、転職エージェントがおすすめです。

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まとめ

2年目なのに自分は仕事ができないと思っている人は、仕事ができて上司の評価が良い新人を真似して、初心に帰って一から自分の仕事内容や作業手順等を見直し、分からないことは素直に上司に聞くことを心がけてください。

今の仕事が向いていない感じる人は、チェックリストで確かめて、自分に向いていないのは本当に仕事なのかを確認しましょう。

自分に向いていない仕事を続けても将来的な成長があまり見込めないので、どうしても向いていないと思う場合には、転職エージェントなどを利用して転職も視野に入れましょう。