面接の後、結果の連絡がなかなか届かないことがあります。そうなると、「もしかして忘れられてる?」とか、もやもやして不安になってしまいますね。結果待ちが本命の会社だったりしたらなおのこと、です。

でも、必要以上に不安になることはないですよ。実は、面接結果が遅れることはよくあることなのです。その上で、待てど暮らせど合否連絡の結果が来ない場合、どのタイミングで、またどのように問い合わせるのがよいか、不採用の理由を知るためにはどうすればよいかなどをまとめました。

面接結果が遅い!そんなときに考えられる理由とは?

応募者が多い

応募者が多いと、当然企業側も作業が増えます。応募書類に目を通したり、人材を希望する部署の担当者や責任者に紹介したり、面接日程の調整をしたり。従って、応募者が多いとそれだけこのような「事務作業」も多く必要になります。その結果、返事をするのが遅くなってしまったりすることがあります。

役員や経営陣の意見も聞くため、選考に時間を要している

採用に関して役員や経営陣の意見を聞くため、会社側でも待ちの状態になっていることがあります。特に人事権を現場が持っていない会社では、人材登用つまり内定の最終決定権が社長や役員にあるので、現場がOKと判断した人材でも採用してよいか、「お伺い」を立てる必要があるのです。

しかし、肝心の経営陣が長期出張で会社を不在にしたり、多忙で打合せの時間が取れないというようなとき、中々結論が出ず待たされることになります。中小企業は特に、経営陣は飛び回っていることが多いので、調整に手間取ったりします。

有力な候補者や本命候補者がいるため、保留にされている

あまり気分のいい話ではありませんが、あなたの他に有力な候補者や本命候補者がいるため、そちらの状況によって採用・不採用を決めようと保留にしているケースがあります。
少しでも良い人材を獲りたい外資系企業などは、よくこの傾向があるといいます。

一般的な企業で正社員採用を行うとき、応募から採用連絡までおよそ一カ月程度かかると言います。あなたの他の本命候補者が仮にあなたと同じタイミングで応募をしてきていれば、ある意味待たなくてもいい(その場合、あまり良くない結果が早く出てしまう可能性が高いですが・・・)ですが、仮にあなたが結果待ちの状態のときに、本命候補者が応募したりすると、そこから一カ月程度様子を見る必要が企業側にも生じてしまうのです。

面接結果が待てど暮らせどこないとき、こちらから連絡してもよい?

面接結果が遅くなるのは主に以上に上げた通りの内容ですが、要は企業側の都合で結果通知が遅くなっているわけですね。酷いケースでは、「サイレントお祈り」という実態もあります。あまりにも結果が遅いとき、その場合どのタイミングで連絡し、どう尋ねればよいかを解説します。

選考結果の催促をすることはアリ。でもタイミングと方法に注意。

単純に選考に時間がかかっている場合もあります。タイミングとしては、最終面接をしてから2週間は待ってから連絡してみるとよいでしょう。問い合わせる場合は電話でなくメールで。メールを書く際はまず、面接のお礼を書きましょう。その上で、質問の内容も合否を尋ねるのではなく、「選考結果の連絡をもらえるのはいつ頃か」を尋ねることが重要です。
要は選考作業をしている相手への配慮を忘れないことが肝要ですね。

失敗したなら次に活かしたい!不採用の理由を知る方法とは?

転職エージェント経由で応募する

念願晴れて通知が戻ってきたとしても、その結果が不採用だとガックリ来てしまいますね。でも不採用の理由は実にさまざま。中には、「絶対取りたい人材だったが、親会社から急きょ出向してくることが決まりポストが埋まってしまった」という、応募者側にはどうしようもない理由だってあったりします。

採用面接の困ったところは、基本的に企業側は不採用の理由を通知する義務は無く、聞いても教えてくれないところが大半です。

しかし、転職エージェント経由で応募した場合は別。企業からの成功報酬で事業を行う転職エージェントにとって、せっかく企業の望む人材を紹介したのに理由も示されずに不採用とされたのではたまりません。従って企業側も転職エージェントには、不採用の理由を説明する必要があるのです。

不採用理由を知る事で、次の面接に生かすことができる!

転職エージェントから不採用理由を教えてもらったら、早速それを次に生かしましょう。または、自分の能力が原因でない理由だったとしたら、不採用通知に心が折れる必要もまったく無いわけで、モチベーションを保ったまますぐに気持ちが切り替えられるはず。不採用理由となった欠点をしっかり克服して、次はさらにベストな状態で面接に臨みましょう!

面接対策が充実しているエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

日本最大級の転職エージェントで、求人数No.1、転職成功実績No.1の最大手、長く転職業界のパイオニアとして君臨してきたリクルートエージェントは、それだけ企業側との結びつきも強固なものになっています。企業側としては、あうんの呼吸で皆まで説明しなくても自社の風土や社風にあった人材を紹介してくれるメリットがあります。

従って、そんな「企業側のニーズ」を多く把握しているリクルートエージェントは、それだけ企業側が期待するアピール点などの情報も多いです。

拠点も全国主要都市に19箇所あり全国を網羅しており、転職サポートの流れもスピーディーなので、今すぐ転職したい人も頼りになります。土日の相談が可能なのも利用しやすいです。

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まとめ

面談結果が遅くなるのはよくあること。たとえイライラしてしまっても、そのときの対応次第で結果も変わってしまいます。会社に問い合わせるにしても、あせらず相手に敬意を持った姿勢も持ち、タイミングを間違えずに行いたいですね。

そして、もし結果がダメであったとしても、その原因を確認し、次は同じ失敗をしないように早々に手を打っていきましょう。

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