就職活動

合同説明会に行く意味は?合説参加が「無駄」に感じる瞬間はココ!

毎年3月1日から就職活動が本腰を入れてスタートします。

そしてその日を境に大手から中小・ベンチャーまであらゆる企業が一同に会する「合同説明会」が行われます。

この合同説明会は、その年の就活生たちにとって、「就活開始を告げる合図」のようなものです。

しかし、就活生の中には、「合同説明会に参加する意味がない」と考える就活生がいます。

なぜ「合同説明会に参加する意味がない」「参加することそのものが無駄に思える」という考えを抱くようになったのか…。

今回は、そのような考えになぜ至ったのか?その経緯・考え方について解説すると同時に、合同説明会を有意義なものにする考え方をご紹介します。

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合同説明会に行く意味とは?

ここでは、「合同説明会」に行く意味を解説します。

「就職活動」とは何なのかを知るチュートリアル

就活生の中には「周りが参加しているから自分も参加する」という考えで参加している学生もいます。

その実を言えば

  • 就職活動とは何なのか?
  • 就職活動ってどうやって進めていけばいいの?
  • 業界・職種ってどんなのがあるの?

などの考えを持った就活生がが毎年一定数はいます。

「合同説明会」に参加する意味の1つは、「就職活動とは何なのかを知る「チュートリアル」」の役割を担っています

たとえば、業界・職種を知るきっかけを得たり、今まで聞いたことがない名前の企業に出会ったりするなど、合同説明会では様々なことを「知る」きっかけを、右も左もわからない就活生に教えてくれます。

合同説明会の目的は「業界・職種・企業の情報収集」

合同説明会に参加する2つ目の意味は、「業界・職種・企業の情報収集」ができることです

合同説明会では、自社のことを多くの就活生に知ってもらうために1回の説明時間を20~30分ほどにまとめて行われます。

その内容は、広く浅く、その会社が属する業界・職種、事業内の触り程度に留まります

最初期から狭く深く情報を得ても、情報の処理が追い付かないことか多いです。

合同説明会では、まず「業界・職種・企業の情報」を知ってもらってそこから興味・関心を抱いてもらう場でもあります。

今まで聞いたことがなかった会社との一期一会

合同説明会は、「今まで聞いたことがなかった会社との一期一会」の場であることです。

月に一度行われる「合同説明会」に出展する会社は、時期によって大きく変わります。

前回の合同説明会では出展していたはずの会社が、今回開催の合同説明会には参加していないというのはよくあります。

ましてや毎回出展している会社もあります。

世間に認知されている会社ばかりを狙って説明会に参加するのは、個々人の自由です。

しかし、ここはあえて名前を聞いたことがない会社の説明会に参加してみるのもありです

もしかすると、思いがけない転機をもたらしてくれる会社に出会えることもあります。

合同説明会に行く意味ないと感じる瞬間

ここからは、「合同説明会に参加する意味がない」「無駄足」と、感じる瞬間について解説します。

業界を絞り切っている

合同説明会は、「就職活動は何なのかを知るチュートリアル」のようなものです。

そこで得られるものは、会社・業界・職種の広くて浅い「触り程度」の情報ばかりです。

就活本番前の1~3年生の間に自己分析、企業研究、インターンに参加するなど、着々と準備を進めてきた就活生にとって、その準備が差す意味は「志望する業界を絞り切っている」ということです。

合同説明会に参加してより深い情報を得ようにも、合同説明会当日に得られる情報の多くは、自社のことを知らない就活生に興味を持ってもらうためのものばかりです。

ここで言えるのは、自分が志望する業界を絞れていても、「周りが参加しているから自分も参加しなければならない」という、心理がはたらいて参加している就活生が一定数はいるということです。

もし自分が志望する業界が絞れているならば、合同説明会に赴かず、会社の個別会社説明会に参加するのが効率的です。

定員オーバーでブース入りができない

合同説明会では、会社ごとにブース範囲が限られています。

1ブース広くても、2~30人程度が収まるほどです。

人気がある会社、伸びしろがある会社など、就活生に人気があるところほど毎時間定員以上の就活生が集まってしまいます。

さらに質疑応答では、会社の不明点・疑問をなくすために多くの就活生が質問をします。

会社側も限られた時間内で説明を行っているので、答えられたとしても精々2~3人が限界です。

人気がある会社への入社志望が高い熱心な就活生にとって、情報の深堀ができないまま説明会を終える状況になりかねません。

業界に偏りがある

3つ目は合同説明会に出展する会社の業界・職種に偏りがあることです。

合同説明会では、多くの就活生に自社のことを知ってもらいたい、多くの就活生と接点を築きたいなど考える会社と、そうじゃない会社の2パターンがあります

特に前者の考えが強いのが、小売りやサービス業など、慢性的人手不足に悩まされている業界は、積極的に合同説明会に出展しています。

対して、専門知識が入社後ものをいう業界は、積極的に出展せず会社独自に設けたルートでのみ受付をしています。

加えて地元の優良企業も出展してないことが多いです。

その結果、業界・職種に偏りが生まれてしまい、自分が志望する業界・職種がないといく意味がないと感じてしまう就活生が多くなります。

合同説明会を有意義なものにするためには?

ここからは、合同説明会を「有意義なものにする」ための方法です。

目的を持って参加すること

合同説明会に参加する時は、「目的を持って参加する」ことです。

本腰を入れて就職活動を始めていく上で、解禁日に行われる合同説明会に「みんな参加するから自分も参加する」という考えや理由を持って参加しても、得られるものはありません

対して

  • 会社・業界・職種について知りたい
  • 他の就活生がどんな感じで就活をしているのかリサーチしたい
  • また見ぬ会社を知りたい
  • 自分が興味ある業界・職種は何なのか

など、参加する目的を持っていれば、無意味に感じていた合同説明会が有意義なものに変わるでしょう。

合同説明会は会社を知ることが第一の目的

2つ目は「会社の実態を知ることを第一の目的」に据えて参加することです。

合同説明会で得られる情報の多くが、広くて浅い、会社ホームページに掲載されている「触り程度」に収まる概要です。

すでに業界を絞り切っている人にとって、この情報は当たり障りのない物ですが、初めてその会社のことを知った就活生には大きな情報です。

さらに合同説明会では、今まで聞いたことがなかった会社とも出会える場です。

会社との出会いが一期一会でもある合同説明会で、「会社を知ることが第一の目的」に据えれば、狭まった視野そのものを広げるきっかけにもなります。

就活のゴールは「内定を取る」ことじゃない

就職活動をしていく中で、一定数の就活生には「内定を得ることが就活のゴール」だと考えているでしょう。

しかし、就職活動において「内定を得る」ことは、社会に進出するために必要な1つの通過儀礼にすぎません

そういう意味を込めて就職活動における「真のゴール」とは、自分が理想とするキャリアプラン、なりたい自分を現実に起こせるかではないでしょうか?

合同説明会では、その会社で働く社員が、就活生の為に時間を割いて参加しています。

合同説明会で得られる情報の多くは「会社概要」です。しかし、概要でも、現に仕事をしている社員から得られる「生の情報」でもあります。

そんな社員の姿を自分が、その会社に勤めた時の働く姿をイメージできれば、この先の人生をどう楽しく送れるかを考えられ野ではないでしょうか?

合同説明会前日までに下調べを済ませる

4つ目の方法は、合同会社説明会前日までに出展する会社の中から、今自分が興味・関心を抱いていること、気になる業界・職種に属する会社をピックアップしておくことです。

合同説明会のHP上には、当日出展する会社名が紹介されています。

参加前日までに会社をピックアップしておけば、限られた開催時間をフル活用して会社説明を受けられます。

また合同説明会では、無理やり就活生を自社のブースに引き入れようとする会社があります。

しかし、あらかじめ当日見て回る会社をピックアップしておけば、断る口実ができます。

業界別・テーマ別の合同説明会に参加

合同説明会の中は、ある特定の業界、テーマに絞った合同説明会が開催されることがあります。

もし、自分が興味・関心がある業界、テーマに絞った合同説明会を開催している場合は、有無を言わず参加しましょう。

様々な業種が入り混じった合同説明会とは異なり、この形式を採用した合同説明会には、その業界別・テーマに属した会社のみが出展しています。

大規模の合同説明会である程度業界を絞った就活生は、さらなる見聞を広めるために参加してみるのもいいでしょう。

合同説明会は自分ルールを設けて会社を見て回る

最後は合同説明会に参加する時の、自分に課すルールです。

大手一択ではなく、中小・ベンチャーに目を向ける

合同説明会に参加すれば、知名度が高い会社や業界切っての最大手、地元に親しまれている会社などには、就活生が群がって定員オーバーをよく起こしています。

結果として見たい会社から何の情報を得られず、会場を後にする就活生が後を絶ちません。

偏に「大手や知名度がある会社にばかりに目が行って他の会社を見ようとしない」のが原因です。

合同説明会は、会社のことを知る絶好の機会です。

ここで課すルールその1は、「大手や人気がある会社じゃなく、中小・ベンチャーに目を向ける」ことです。

たとえ志望度が低い会社のブースに入っても…って思いますが、また業界を絞り切れていない就活生は、まず興味・関心がある業界に属する会社のブースに入って業界について触れることから始めてみましょう。

様々な会社のビジネスモデルを見て回れば、業界研究を行うときに「差別化」を図ることができます。

名刺や質問に答えてもらったら「お礼メール」を送る

合同説明会の場では、その会社の社員からたまに名刺を頂くことがあります。

また説明会後の質疑応答、時間が許せば個別対応の質問に答えてもらえることもあります。

このようなケースに巡り合えたら、合同説明会後に「お礼メール」を送りましょう。

「お礼メール」を送れば、この先の選考で有利になるということはありませんが、あなたという個人の顔と名前を覚えてもらえます

合同説明会では1日何百人という数の就活生が、会社ブースを訪れます。

人事担当者もブースに足を運んでくれた就活生を、1人1人覚えていません。しかし、ブースを訪ねたことをきっかけに「お礼メール」を送れば、あなたの顔と名前を覚えてもらえるはずです。

合同説明会は1人で見て回る

最後のルールは、「合同説明会は1人で見て回る」ことです

就活生の多くが、友人と一緒に見て回ります。そうなれば、必然的に友人が見て回りたい会社の説明会に参加する羽目になります。

友人と同じ業界を志望するのであれば、問題ありません。

しかし、志望する業界が異なれば、時間そのものを不意にしています。

前日までに考えていた説明会参加計画が崩壊するほか、自分が聞きたい会社の説明会にその時間参加できなかったり、自分にとって大きな不都合を招きます。

合同説明会はお昼や帰宅するときだけ友人と時間を併せて、それ以外は基本的に「1人」で会社を見て回りましょう。

まとめ

以上が、「合同説明会に参加する意味がない」「無駄」に感じる就活生の考えに関する解説と、有意義な合同説明会を過ごすための方法をご紹介しました。

「就活生である以上、参加しなければならない」という義務はありません。

「合同説明会」は、会社との一期一会の場であると同時に、就職活動をどう進めていけばいいのかわからない就活生にとっての「チュートリアル」のようなものです。

参加すると決めたならば、まずは目的を明確にすることから始めてみましょう。

さすれば、「合同説明会に参加する意味がない」「無駄」などとは感じないでしょう。

そして合同説明会を通じてある程度業界を絞り切ることができれば、以降はその軸にしたかって個別の会社説明会に参加して、本選考、面接へと進みましょう。

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