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学生起業家の成功例!起業までの道のりや成功するために必要なポイントを解説

学生起業家の成功例!起業までの道のりや成功するために必要なポイントを解説

これからインターンを検討している学生の中には、在学中に企業を検討している方も居るのではないでしょうか。

しかし実際に学生起業家を探してみても、エピソードや経験について書かれている記事が上手く見つからず、参考にできないこともありますよね。

そこで今回は学生起業家の成功例を紹介し、企業を志している皆さんの助けになる情報をお届けしていきます。

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学生起業とは

最近話題になっている学生起業とは、その名の通り大学生のうちから自分自身で事業開発を行い、企業をおこすことを指します。

大学在学中はこれまでよりも様々なコミュニティに触れることが多くなるため、事業を始めるのに必要なアイディアが生まれやすくなることも多いです。

一般的にはベンチャー企業を立ち上げ、数名から事業展開を広げていくことが多いです。

理系の大学では自分の研究分野を活用して、学内ベンチャーを興すこともよくあることです。

大学によっては起業を志す学生が集まるサロンが用意されていることもあります。

最近ではIT関連の起業が人気

大学生で起業を志す学生で最近人気なのが、IT関連の事業で起業するケースです。

メーカー系等製造関連で起業するとなると、制作のために莫大な資金が必要になるため、学生の資金力では十分な金額を集められない可能性があります。

一方でIT関連で製品を開発する場合は、パソコンなどの電子機器とスキルさえあれば開発できるので、起業をするのに向いているといえるでしょう。

学生起業家として成功している事例を紹介

株式会社ABABA:久保駿貴氏(岡山大学出身)

株式会社ABABA

株式会社ABABAはCEOの久保駿貴氏が学生時代に立ち上げた企業です。

株式会社ABABAでは、最終面接に進んだ学生を他社に推薦、また他企業で面接に進んだ学生をスカウトできるサービス「ABABA」を運営しています。

久保氏がこのサービスを立ち上げたのは、岡山大学に在学中のこと。

友人が第一志望の企業からの不採用通知、いわゆるお祈りメールを受け取ったことがサービス開発の起因となっています。

株式会社ABABA

久保氏の友人は第一志望の企業に受かるために時間を費やしたにもかかわらず、お祈りメールを受け取ってしまったことで、企業のファンから一転して企業に対するネガティブな印象を抱くことになってしまったのです。

大学3年生後半から4年生にかけては、卒業に向けた準備期間にも入るなかで、1企業に受かるために選考対策に時間をかけている学生が多いのが現状です。

つまりお祈りメール学生側としても交通費などの金銭的コスト、選考準備に書ける時間的コストが無駄になってしまいますし、企業としてもお祈りメールを送ることで自社のファンを減らしてしまう課題が生じているのです。

学生時代に実体験した就活の課題を解決するソリューションサービスとして、現在ABABAは様々な企業で取り入れられています。

上記の実績が認められた結果、下記の賞を獲得し今後もさらなる急成長が期待されています。

  • 岡山イノベーションコンテストグランプリ受賞
  • 第2回立命館大学総長ピッチコンテスト「総長賞」「オーディエンス賞」受賞
  • The Global Student Entrepreneur Awards (GSEA)関西大会2位
  • 第17回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)全国大会「最優秀賞」「経済産業大臣賞」
  • 第5回価値デザインコンテストでSDGs日本賞
  • 金の卵発掘プロジェクト2021「審査員特別賞」受賞

ABABAってどんなサービスなの?

株式会社ABABA

ABABAは企業の最終面接で不採用通知を受け取った学生を、他の企業へ紹介するマッチングサービスです。

不採用通知を送る際に、企業側がメールにABABAの登録用コードを記載し、学生がリンクから登録できるようになっています。

登録リンクを送る企業側は、学生が「自社の最終面接まで進んだ優秀な学生」とお墨付きを付けられるシステムとなっています。

株式会社ABABA

ABABAに登録している企業側は、他社の最終面接まで進んだ優秀な学生を条件を絞ってリーチできるため、選考のコストを減らせます。

また学生からすれば、最終面接まで進んだ実績がある証明が得られますから、不採用になっても次の可能性が切り開けることになります。

面接の際に「〇社で最終面接まで行った」といっても証明する手段がありませんから、学生としては今後の就活を勝ち抜くための強いカードを手に入れたことになります。

企業と学生、両方にメリットのあるリクルーティングサービスとして、現在も3000名以上の学生と300社以上の企業で利用され続けています。

会社概要

法人名株式会社ABABA
資本金100万円
事業新卒向けダイレクトリクルーティングサービス
所在地〒565-0874 大阪府吹田市古江台3-1-3

GoMA株式会社 平賀良氏(東京工業大学大学院在学中)

GoMA株式会社は、東京工業大学大学院に在学中の、平賀良氏によって2019年に設立された企業です。

凸版印刷主催の事業コンテストにて特別賞を受賞する等、学生時代から起業に関わるアクションをし続けるなどの功績もあり、東工大発ベンチャーとしての称号も獲得しています。

現在は東京工業大学キャンパス内にオフィスを構え、下記の事業を展開しています。

  • 産学連携プラットフォーム事業
  • RFP作成支援サービス事業
  • 東工大連携コーディネート事業

エンジニア3名と連携して業務を行っており、ソフトウェアの開発や運用までを実施しています。

またSESサービスも運営しており、エンジニア職の人材営業にも力を入れています。

主要取引先としては株式会社中日ドラゴンズ、京浜急行電鉄株式会社等、著名な企業が名を連ねているほか、学校法人や社団法人との取引もあります。

さらに同じ大学生起業家の支援を行う目的で、東工大からの依頼を受けて学内の起業したい学生向けの施設運営も実施中。

学生起業家×IT×起業化支援を軸に、今後業界内に新たな革新を巻き起こす企業として注目されています。

GoMA株式会社の起業塾って?

上述した通り、GoMA株式会社では平賀氏の在籍している東京工業大学で起業塾の施設運営にも携わっています。

Attic Labと呼ばれる学内に設置されているコワーキングスペースで、起業したい東工大生が集まり様々なアイディアについて意見交換を行う場としても利用されています。

定期的にイベントも行われているため、起業したい学生にとっては非常に過ごしやすい環境が提供されています。

「東京工業大学生しか入れないんじゃ…」と思っているそこのあなた。

起業系のイベントであれば、他大学の学生でも参加可能なことも。

現在は新型コロナウイルスの影響で中止となっているものもありますが、感染が落ち着いたころに参加できる可能性がありますので、是非チェックしてみてくださいね!

会社名GoMA株式会社
資本金300万円
事業産学連携プラットフォーム事業・ITコンサルティング事業・東工大連携コーディネート事業
所在地東京都港区芝4-4-4
オフィス東京都港区芝浦3-3-6東京工業大学 田町キャンパス 5F

大学生で起業する5つのメリット

「学生のうちに企業してどんないいことがあるんだろう…」と思ったそこのあなた。

大学生で起業をすることで、社会人になってから起業するよりも、下記のメリットを得られやすくなります。

  • 学生起業家のブランド力が得られる
  • やりたいことを仕事にできる
  • ビジネスの思考力が身につく
  • 産学連携ができるので運営コストが抑えられる
  • 同年代にリーチできるサービスを思いつきやすい

以下で詳しく解説していきます。

学生起業家のブランド力が得られる

大学生で起業をする一番のメリットは、学生起業家による企業であるというブランド力が選られる点でしょう。

一般的な大学生の場合、大学に入ってから遊び惚けてしまうことが多く、勉強から離れてしまうことも多いのが現状です。

他の学生が遊んでいる中で、ビジネスにつながるアイディア力を高めている姿勢があり、行動力を見せている学生起業家に対しては、評価されることが多いのです。

他の年代よりも若い学生が真剣に取り組んでいることが評価されて、支援者が増えるなんてこともあります。

やりたいことを仕事にできる

学生時代に起業するメリットの2つめは、やりたいことを仕事にできる点です。

社会に出て企業に入社してから、経験を積んで起業しようと考えると、自分の経験してきた範囲内でしかビジネスを展開できないこともあります。

社会に出てからだとやり直しがきかないことも多いので、自分の安全牌になる選択肢しか選べなくなる可能性があるためです。

その点大学生で起業する場合は、社会に出る前なら何度でもやり直しがきくため、自分のやりたいことを軸にビジネスを考えられるのです。

もちろん資金力や学業も優先すべきではありますが、やりたいことを思う存分できるのは大学生ならではのメリットであるといえるでしょう。

ビジネスの思考力が身につく

大学生で起業することによって、ビジネスの思考力が身につくため、その後就職の道を選択したとしても経営視点での考え方ができるようになります。

起業するためには、個人でいきなり始めるのではなく、実際に成功している人のと講演会やイベントに参加することから始めることが多いです。

同じ志を持つ人との交流をへて、成功体験を知識として蓄えることができるようになり、段々と経営視点でのものの見方ができるようになっていきます。

ビジネスの思考力が身につくことで、企業研究にも役立てることができるようになりますので、事業提案を行う選考でも力を発揮でき可能性が高くなります。

産学連携ができるので運営コストが抑えられる

大学生で起業するメリットに、大学との産学連携ができる点が挙げられます。

大学によっては起業家を何人も排出しているところもあり、新規事業や新技術の発展の文化を今後も作っていくことを目的に、学生起業家の企業と連携することがあります。

産学連携をすることで、大学の研究成果を商品開発に取り入れたり、専門家の意見を取り入れてさらに良い製品に成長させることもできます。

また大学内の設備を利用できたり、大学内にオフィスを構えることを許可されたりと、自分でオフィスを借りるよりも安く済むことがあります。

産学連携をすることで専門家からの意見や運営にかかる費用等、社会人で起業するよりもコストがかからないメリットがあります。

同年代にリーチできるサービスを思いつきやすい

社会人になってからだと、同年代と関わる機会が減ってしまいますから、同世代に響くサービスのアイディアが上手く生まれないこともあります。

特に最近では若者層にヒットすることが企業としてのミッションと掲げられているところも多いです。

大学生であれば同年代と絡む機会も多いですし、市場のニーズをつかみやすくなりますので、若い世代から評判を集めるサービスを提供できる可能性が高くなります。

大学生が起業家として成功するためのポイント

大学生は様々な年代と交差して関わることの出来る年代ですから、成功できる可能性にあふれているといえます。

しかし闇雲に始めるだけでは、せっかく集めた資金を無駄にしてしまう可能性もありますので、きちんと成功している人がやっているポイントを取り入れていくことをおすすめします。

大学内外で仲間を作って一緒に始める

大学生が起業を成功させるには、大学内外問わずに仲間を作って、共同経営者としてビジネスを始めることを検討してみましょう。

一人でビジネスを始めようとすると、困難な壁にぶち当たってしまったときに励まし合える仲間がいないため、挫折することになってしまう可能性があるのです。

大学内外問わずに自分のビジネスに共感してくれる仲間を見つけることで、長期的に事業を運営することができるので、様々なコミュニティに参加してみる事から始めてみましょう。

学生視点のサービスから考えてみる

起業するためにサービスを考えるのであれば、最初から難しいサービスを考えるのではなく、学生視点で困っていることを解決できるサービスから始めてみる事をおすすめします。

最初からバズや全年齢に響くサービスを作ろうとすると、失敗してしまう可能性の方が高いためです。

自分の強みである学生視点からサービスを考えてみる事で、今後のビジネスに役立つアイディアが生まれる可能性があります。

学生という限られた期間ではあるものの、何回もトライ&エラーができる環境にありますから、最大限に生かせるようにしていきましょう。

ビジネスコンテストに積極的に参加してみる

最近では企業や団体が主催して、学生の視点からビジネスを考えて発表する機会が設けられます。

ビジネスコンテストは、参加資格が設けられていないので、自分の興味を持った内容に参加できるメリットがあります。

またビジネスコンテストで良い賞を獲得した経験があれば、起業するときの箔がつきますのでより自分のブランディングに役立つメリットがあります。

コンテストは様々な業界で年に何回も開催されているので、何度でもトライできるチャンスはあります。

中には高校生から参加している人もいるので、何歳からでも始められるメリットがあります。

企業インターンに参加してみる

学生が起業するときには、実際に企業をどう動かすべきなのかを知るために、企業インターンに参加してみるのも一つの手でしょう。

企業インターンの中には皆さんが今後動かすであろう企業の仕組みを間近で見られるチャンスです。

1DAY等の短期ではなく、数か月単位の長期インターンに参加することで、企業の内側をじっくり見ることができます。

また長期インターンを採用している企業は、スタートアップ企業やベンチャー企業であるkとが多く、新しいビジネスが生まれる瞬間を近くで見ることができる機会も獲得できます。

企業インターンは有給のものもありますから、資金を貯める手段としても有効です。

学年問わずに採用してくれることが多いので、入学してからすぐに企業に向けた下準備をすることも可能です。

学生起業家の成功例を参考にみなさんも行動していこう

学生起業家は独自の視点から自社の商品を展開していくことから、社会や業界内でも注目度の高い存在です。

ただ起業するだけではなく、継続して利益を出す仕組みやニーズに沿ったサービスを展開することが求められるので、生半可な覚悟や行動力ではできないことが多いです。

実際に成功している学生起業家の例を参考に、皆さんも学生の特権を生かした行動していくことをおすすめします。

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