退職代行モームリは、「退職したいけど言い出せない」と悩む人々の間で注目を集めている人気退職代行サービスです。

数々の退職希望者の退職をサポートしてきた高い実績があり、40,000件以上の退職をサポートしてきた実績とノウハウがあるため、最後の砦として利用されています。

そこで今回は、非常に人気の高い退職代行モームリの担当者の方に直接インタビューをおこない、モームリに込められた想いやサービスの特徴、強みをお伺いしました。

サービスを提供するうえで重視している点や、ユーザーに寄り添うために日々意識しているポイントについて、より詳しくご紹介します。

目次
  1. 退職代行モームリについて
  2. 退職代行モームリのカルチャー・理念について
  3. 退職代行の社会的意義や存在理由について
  4. 退職代行モームリとして伝えたいこと

退職代行モームリについて

モームリは個人の限界を尊重し、『新しい労働観』とそれを支える社会的インフラとしての役割を担っています。

ここでは、モームリの事業展開や「退職代行モームリ」に込められた想い、対象となるユーザー、サービスの特徴などをお伺いしました。

1.モームリはどのような事業を展開している会社ですか?

退職代行モームリは、退職の意志を依頼者に代わり会社へ伝え、退職を確定させるサービスです。

さらに、退職に付随したご要望もお伝えしています。

Q. 退職代行業以外にも事業などはおこなっているのでしょうか?

退職代行業以外にも転職支援事業をおこなっており、退職した方がすぐに転職できるような状態を整えたりしています。

アルバトロス TOP

(参照:株式会社アルバトロス)

また、企業側に向けて離職率低下のコンサルティングや講演会などを実施するサービス事業もおこなっています。

2.「退職代行モームリ」というサービス名には、どんな想いや意味が込められていますか?

我々が退職代行事業に参入した時には「退職代行」という言葉の知名度は少しはありましたが、サービスとしてどのような業者がいるかは知られていませんでした。

そのため、参入する際に「モームリ」というキャッチーなフレーズであれば名前を覚えてもらえるんじゃないかと考え、「退職代行モームリ」になりました。

3.どのような方を主な対象としてサービスを提供しているのでしょうか?

ご自身でやめられない方や退職を拒否された方に向けたサービスとなっています。

株式会社モームリ おすすめの人(参照:退職代行モームリ)

Q. ご自身でやめられない主な要因としては、どういったケースがあるのでしょうか?

そうですね、やはり退職を何度申し出ても拒否されてしまうケースや、上司からハラスメントを受けていて上司に伝えるのが難しいケースなどが多いですね。

4.モームリのサービスは、他の退職代行サービスと比べてどんな点に特徴がありますか?

1番の強みは透明性だと考えています。

例えば、メディアへの出演やYouTubeで従業員が実際に電話をかけている様子などを公開しています。

Q. 透明性の他にも差別化できているポイントはございますか?

提携サービスの多さも強みであり、他社と差別化できている点だと考えています。

退職代行モームリに依頼することで、退職後にすぐ転職でき、他にもメンタルクリニックを利用することも可能です。

その他にも、サカイ引越センターと提携しているため、引越しが提携価格で受けられますし、クリーニングも宅配クリーニングリネットと提携しているため提携価格で利用できます。

モームリ 引越しのさかい 提携(参照:株式会社アルバトロス)

あとは株式会社ミニミニと提携しているため、賃貸物件を探すこともできるようになります。

退職が決まった場合、やるべきことが非常に多いです。

しかし、退職代行モームリでは提携サービスから選べるため、退職から転職、部屋探し、引越しまで全てを一括で対応できます。

全てを一括で出来る点は他社にはない強みだと思います。

退職代行モームリのカルチャー・理念について

退職代行モームリは多くの退職希望者をサポートし、新しい門出へ導いています。

退職代行モームリでは、どのような企業理念や価値観を大切に業務に取り組み、どのような従業員が働いているのでしょうか。

ここでは、退職代行モームリを運営する株式会社アルバトロスの企業の企業理念やカルチャーについて詳しくお伺いしました。

1.モームリの企業理念や、サービス提供にあたって大切にしている価値観を教えてください。

1番大切にしていることは、あくまで中立の立場として対応することですね。

退職代行というサービスは依頼者の方から話を聞くことが多いのですが、お話はあくまで依頼者の方の考えです。

会社には会社の思いがあるため、依頼者寄りで退職代行をしてしまうと、業務もスムーズに進みません。

退職代行をおこなう際は、あくまで伺った内容をそのまま会社へお伝えする中立の立場で対応するようにしています。

Q. どのようなところに気を付けることで中立性を保つことにつながるのでしょうか?

従業員には感情を入れないよう淡々とお話をするように指導しています。

依頼者の方から記載いただいた内容通りに伝え、感情を挟まないこと。

逆に会社から強いことを言われても感情を挟まず、淡々と対応することを心がけています。

2.社内の雰囲気やチームの特徴を、一言で表すとどんな言葉になりますか?

「自由」だと思います。

Q. 意味合いとしてどのようなところから自由と思われますか?

労働環境が悪い会社を非常に多く知っているため、その逆をしようという考えから従業員1人1人の自主性や思いを尊重しようという会社になっています。

Q. 労働環境が悪い会社とは、規律が非常に厳しい特徴があるのでしょうか?

そうですね。

軍隊のような会社があったり、社長のワンマン経営であったりする会社の話を多く聞きます。

そのため、みんながのびのび働いてもらえる環境を提供しようという思いを持っています。

3.働くメンバーにはどのような思い・背景の人が多いですか?

多種多様な人材がいますね。

しかし、1番多いのは同じような境遇で苦しんでいる人たちを救いたいという方が非常に多いです。

あとは若い方も多い印象があって、YouTubeやメディアなどに出てくる方を見て、自分もこういったことをやりたいと思い入社する方は非常に多いですね。

Q. メンバーの年齢層はいかがでしょうか?

平均年齢が26歳で、従業員は70名いるのでかなり若いと思います。

最年長の従業員で54歳の方がいます。

Q. 非常に年齢層が幅広いですね。

そうですね。様々な方と仕事がしたいと思ったので。

前職で化粧品販売をしていたり、メイドさんをやられていたり、モデルをやられていた方もいるので本当に多種多様な方がいます。

Q. 採用する際に特に注視しているポイントなどはありますか?

私はやる気があればOKだと思っており、一定レベルのビジネスマナーや身だしなみがあり、やる気さえあればほとんど採用しようと考えています。

4.「もうムリだ」と感じた人に寄り添う会社であるために、日々意識していることは何ですか?

従業員が「もう無理」だってならないことですかね。

様々な会社とのやり取りで怒鳴られたりすることは多く、依頼者の方もメンタルを病んでいらっしゃるので引きずられてしまうこともあります。

そういった暗い部分に触れる会社であるからこそ、社内は明るくみんなで楽しくやろうねという風にしています。

Q. サポート体制などはどのようなものがありますか?

みんなが望むことを増やしていってあげようということで、例えば休みがもっと多いと嬉しいと言う言葉があったので、8月と12月には特別休暇3日ずつを付与しようという形になったりしています。

また、誕生日は楽しく遊びたいという意見もあったので、バースデー休暇という特別休暇を誕生月には1日付与しています。

その他にも、お金が欲しいという意見には会社理解度テストをして、理解度が深く、勉強をしっかりした方にはインセンティブをあげたりしています。

みんなが楽しく働けるような福利厚生などを充実させるこだわりを持っていますが、やはり向き不向きもあるので退職したいという方も一定数出てくるとは思っています。

なので、辞めづらい風潮をなくすためにも、辞めたいと思った時に上司に言うのが難しかったら同僚や言いやすい人に言って退職したり、もう話さず退職でも良いと伝えています。

退職代行の社会的意義や存在理由について

2024年におこなわれたアンケート調査によると約92%が知っていると回答した「退職代行」は、どのような社会的な役割を持っているのでしょうか。

ここでは、ニーズの高まりや退職代行の社会的意義、存在理由についてお伺いしました。

1.なぜ今、“退職代行”のニーズがこれほどまでに高まっていると感じますか?

あまり感じていないというのが本音です。

退職代行のニーズが高まっているというよりは、退職代行の認知が高まっていると言うのが正しいと思います。

実際には、退職代行モームリに関しては、退職代行のシェアを7割ほど獲得していると感じています。

なので、退職代行自体が伸びているのではなく、モームリに集約されているのが事実ではないかと考えています。

Q. 市場全体としては伸びていないと感じられているということですね。

そうですね。正直、退職者のうち1%にも満たないくらいが退職代行を利用しています。

みんなが使っていると言われると、そうではないかなという風に考えています。

Q. ユーザーの年齢層などは大体どの年代が多いのでしょうか?

20代が全体の6割、30代が全体の2割を占めており、20~30代が8割を占めています。

下は15歳から上は83歳まで、幅広く利用されています。

2.モームリという会社が果たしている「社会的な役割」とは、どのようなものでしょうか?

今まで「退職」というものは蓋をされてきたと思っています。

企業としても目を背けたいし、労働者も退職したことを大きく出したくない傾向にあります。

「退職」はあまり考えられなかった時代だったのに、「退職代行」が出てきたことにより退職とは何かという議論が生まれ、未だにこんな会社があるのか、若い方が弱いんじゃないか、我慢強さが足りないのではないかなど、多方面で議論が起こることによって社会的役割を果たしたと思っています。

Q. 「退職代行」にはネガティブなイメージがまだたくさんあると思いますが、これに対してどのように思われますか?

ネガティブな意見が出てくるのは想定通りですし、いいことだと思っています。

退職代行は良くない、じゃあ退職代行を無くそうと思うのであれば会社をよくしていかないといけないとして改善案が提示されるきっかけになったとも考えています。

Q. 今後、将来的にこのような社会の役割を担っていきたいなどのビジョンはございますか?

付随するサービスの中で最も注目を集めているのは「MOMURI+(モームリプラス)」という企業へのコンサル、講演会などの離職率低下のためのサービスです。

依頼・相談が多いため、今後は労働者から企業側へのアプローチを広めていきたいと考えています。

Q. 依頼を受けた企業へのアドバイス内容として多いものはございますか?

やはりZ世代と呼ばれる方々との関わり方について聞かれることが多く、それが重要な伝達事項だと考えています。

管理職の方々はご年配の方が多いため、若い方々の気持ちがわからないこともあり、伝えているつもりなのにすれ違ってしまうことも非常に多いです。

そういった若い方の退職理由を全て知っており、さらに70人中約9割が20代の従業員である我々が伝えることで、改めて気づくことはたくさんあると思います。

3.サービスを提供していて、「この仕事は意味がある」と感じる瞬間はどんなときですか?

退職代行の意義は、ブラック企業に勤めてしまって辞められない方を救うことだと思っています。

退職代行サービスをおこなっている中で、2割くらいは我々が聞いていてもすごいなと感じる企業で働かれています。

そのような方が退職を確定して「本当に感謝しています」と言われたり、後日に「新しい会社で働いて本当に幸せです」と言われた時はやって良かったと思います。

退職代行モームリとして伝えたいこと

最後に、退職代行モームリとして伝えたいことをお伺いしました。

退職代行という言葉にまだ抵抗のある方に、モームリとして伝えたいことは何ですか?

退職代行に抵抗がある方が多いのは事実です。

退職代行を使いたいから使うのではなく、使わざるを得ない状況に陥っている方がほとんどです。

ご自身で退職を伝えられる方や、退職代行に抵抗がある方に理解していただくのは難しいと思います。

また、退職はご自身で伝えることに越したことはないと私自身も思っています。

ただ、退職で苦しんでいる方の何かあった時の駆け込み寺や、最後の砦として、モームリはあるとお伝えしたいです。