
- 企業内託児所、院内託児所、一時預かり専門の託児所など。
- 夜間や土日の保育にも対応している。
- 一時預かり専門の託児所では、日によっては定員いっぱいで預けられない可能性もある。
働きながら利用できる託児所には、企業内託児所、院内託児所、一時預かり専門の託児所などがあります。
保護者の勤務時間に合わせて、柔軟な保育時間を設定しており、夜間や土日の保育にも対応している点が魅力です。
働きながら利用できる託児所を活用することで、子育て中の方も無理なく働き続けることができます。
本記事では働きながら利用できる託児所のメリット・デメリットや、おすすめの働きながら利用できる託児所をご紹介します。
働きながら利用できる託児所(一時保育)とは
「託児所(たくじしょ)」とは、保護者が一時的に子どもを預ける場所で、一般的には認可外の保育施設を指します。
ただ、認可を受けていないといっても、ほとんどの施設が「認可外保育施設指導監督基準」という設置規定に基づいて開設されています。
託児所は、運営の自由度が高く、「1時間利用」「夜間保育」「土日利用可」などに対応している場合もあります。
働きながら子育てをしている保護者でも、仕事の都合にあわせて利用しやすい点が大きなメリットです。
ただし一時保育の場合、日によっては断られる可能性がある・子供が施設に慣れにくいといったデメリットもあります。
子供の性格や、仕事のシフトとの兼ね合いも考慮しながら利用しましょう。
項目 | 託児所 |
---|---|
定義 | 子どもを預ける場所全般を指す総称(特に認可外保育施設が多い) |
対象年齢 | 主に0歳~5歳(施設によって異なる) |
利用条件 | 誰でも利用可能(保護者の就労条件なし) |
料金目安 | 1時間あたり1,000円程度/月極なら月額3万~7万円程度(施設により異なる) |
利用時間 | 施設によって異なる(日中・夜間・24時間対応施設もあり) |
申し込み方法 | 施設へ直接申し込み(役所申請不要) |
主な種類 |
|
特徴 | 親の就労に関係なく気軽に利用できる/保育環境や料金は施設ごとに大きく異なる |
働きながら利用できる託児所(一時保育)のメリット・デメリット
働きながら利用できる託児所(一時保育)のメリット・デメリットは、次の通りです。
働きながら利用できる託児所(一時保育)のメリット
- 柔軟な利用が可能:曜日や時間を選んで必要なときだけ預けられるため、不規則な勤務にも対応しやすい
- 保育料が割安:フルタイムの保育園に比べて、利用した時間分だけの支払いで済む
- 急な仕事にも対応:パートや単発の仕事、在宅ワークの集中時間確保にも活用できる
- 子どもの社会性が育つ:同年代の子どもたちと関わる機会ができ、集団生活の練習にもなる
- 認可保育園入園への準備になる:一時保育を通じて保育園の環境に慣れさせられる
一時保育は、働く時間が不規則な方やパートタイムで働く方にとって非常に心強い存在です。
必要なときだけ利用できるため、費用を抑えながら子どもを安全に預けられるのが魅力です。
また、家庭以外の場所で過ごすことで、子どもの社会性や適応力を育てる良い機会にもなります。
働きながら利用できる託児所(一時保育)のデメリット
- 予約が取りづらい:人気施設では定員オーバーで希望日に預けられないことも
- 保育時間に制限がある:1日あたりの上限時間や連続利用日数が決められていることが多い
- 継続的な利用が難しい:毎回予約が必要なため、安定した保育の確保が難しいケースがある
- 子どもが環境に慣れにくい:毎回異なる保育士や子どもたちに接するため、落ち着かない場合もある
- 対象が限られる:年齢制限や健康状態の条件がある場合があり、誰でも利用できるわけではない
一方で、一時保育には不便な点もあります。
とくに継続的に働きたい方にとっては、毎回予約を取らなければならない手間や、希望日に空きがないという不確実性がストレスになることもあります。
子どもにとっても、毎回環境が変わることが負担になる場合があるため、慣らし保育や保育士との相性も重要なポイントです。
働きながら利用できる託児所の種類
働きながら利用できる託児所には、企業主導型保育所、事業所内保育所、一時預かり専門の託児所などがあります。
それぞれの特徴や利用条件を把握し、ご自身のライフスタイルに合った施設を選ぶことが重要です。
ベビーホテル
ベビーホテルとは、18時以降の夜間でも子どもを預けられる、「認可外保育施設」の一種です。
24時間保育を実施している施設もあれば、22時頃まで預かりを行う施設もあります。
ベビーホテルは、「ホテル」という名前ではありますが、必ずしも宿泊で利用する必要はありません。
短時間だけのスポット利用もできます。
夜間帯に仕事で子どもの世話ができない保護者にとって、必要性の高い場所といえるでしょう。
- 夜間・深夜・早朝など幅広い時間帯に対応
- 短時間の預かりや、一時保育も可能
企業主導型保育所
企業主導型保育所とは、企業が従業員のために設置する保育施設です。
定員の1/2まで、地域住民も利用できます。
事業所内保育所
事業所内保育所とは、企業内に設置される保育施設です。
従業員が子どもを預けて働くことができます。
定員の1/4は地域枠として、一般利用者にも開放が義務づけられています。
- 「企業型保育所」企業の従業員が、子どもを勤務時間中に預かる
- 「院内保育所」病院で働く看護師や医師の子どもを預かる
なお、企業主導型保育所との違いは以下の通りです。
項目 | 事業所内保育所 | 企業主導型保育所 |
---|---|---|
認可区分 | 市区町村の認可が必要 | 認可不要(独自基準) |
対象年齢 | 0~2歳児(3歳以降は連携園に転園) | 年齢制限なし(0歳~就学前まで受け入れ可能) |
地域枠の有無 | 定員の1/4は地域枠として一般利用者にも開放が義務 | 定員の1/2まで地域枠設定が可能(一般利用も比較的多い) |
保育士配置基準 | 定員20人以上は全員保育士 19人以下は半数以上が保育士 |
半数以上が保育士であれば可 |
一時預かり専門の託児所
一時預かり専門の託児所は、必要な時間だけ子どもを預けることができる施設です。
急な残業やリフレッシュ、通院など、親の都合に合わせて柔軟に利用できる点が魅力です。
通常の保育園や幼稚園では対応が難しい、短時間や不定期な預かりに対応できます。
働きながら利用できるおすすめの託児所
働きながら利用できる、おすすめの託児所をご紹介します。
まほうの保育園
- 住所
- 東京都港区港南3-5-10 1階
- 公式サイト
- https://hiroline.co.jp/
- 電話番号
- 03-3471-7731
- 対象預かり年齢
- 生後1ヶ月~12歳
- 預かり時間
- 平日7:00~20:00
土曜8:00~19:00
まほうの保育園は、東京都港区港南にある地域密着型の保育園です。
生後1ヶ月から12歳までの子どもを対象に、一時保育や月極保育を提供しています。
常駐するネイティブ英語教師による無料レッスン、リトミック、ダンス、アートクラフトなどの多彩なカリキュラムが魅力です。
また、手ぶら登園、当日予約、送迎サービス、土曜開園など、忙しい保護者をサポートする充実のサービスが整っています。
仕事やリフレッシュなど、どんな理由でも利用できる保育園です。
まほうの保育園の料金表
- 初回登録料
- 2,100円
- 基本保育料金(30分あたり)
-
- 生後1ヵ月~6ヵ月:1,000円
- 生後7ヵ月~11ヵ月:900円
- 1・2歳:800円
- 3歳以上:700円
- 時間帯・曜日別加算料金
-
- 7:00~8:00利用時:+200円/30分
- 土・日・祝利用時:+200円/30分
- 食事・ミルク・おやつ
-
- 朝食:350円
- 昼食:500円
- 夕食:600円
- ミルク:150円/回
- おやつ:150円
- オプションサービス
- ご入浴(シャワー):300円/回
働きながら利用できる託児所を活用しよう
働きながら利用できる託児所は便利ですが、施設によっては、預けられる子どもの年齢に制限があります。
また、施設によって、利用できる時間が異なります。
これらの点に注意しながら、働きながら利用できる託児所を活用しましょう。