男女共同参画白書

「多様な選択を可能にする学びに関する調査」によると,女性にとって望ましい結婚や就業の在り方について,「結婚し,子どもを持つが,仕事も続ける」の割合が43.0%,「結婚し子どもを持つが,結婚あるいは出産の機会にいったん退職し,子育て後に再び仕事を持つ」の割合が36.0%となっている。(引用:内閣府男女共同参画局

主婦の転職を成功させるコツ

ブランクが長い専業主婦が正社員として再就職するには転職エージェントの活用がおすすめ!

子育てが一段落し、復職を考えている主婦の方に向けて再就職への道のりをスムーズにするための転職サイト10選と、転職活動のコツを紹介します。

この記事では、家庭と仕事の両立を目指す主婦に最適な職種・子育てに理解のある職場の選び方・再就職活動で成功するための応募書類や面接のポイントを詳しく解説します。

また、再就職活動に役立つ転職エージェントや転職サイトの選び方も紹介し、どのサイトが主婦にとって最適なのか、選定基準についても触れます。

以下に紹介する情報を参考に、主婦が再就職を目指す際の方向性や準備方法を具体的に理解し、効果的な転職活動に役立たせてください。

結婚・出産・子育てといったライフイベントを経て、再び職場に戻ろうとする主婦が自分に合った職場を見つけ、充実した職業生活を送るための参考にしてください。

この記事でわかること
  • 主婦におすすめの転職サイト・エージェント
  • 転職エージェント・転職サイトを選ぶポイント
  • 転職サイトを利用するメリット・デメリット
  • 主婦の正社員再就職事情
  • 正社員再就職する方法
  • 転職する時の注意点
  • おすすめの職種
  • おすすめの資格
  • 仕事の選び方
  • 履歴書・職務経歴書の書き方と注意事項

おすすめ転職サイト17社徹底比較!求人数・機能から活用法まで解説【2024年最新】

おすすめ転職サイト3選!
doda
doda
国内最大級の紹介実績!
ビズリーチ
ビズリーチ
年収800~2,000万円の 求人が豊富!
type転職エージェント
type転職エージェント
IT・営業・ハイクラスの 転職に強い!

目次

主婦におすすめの転職サイト・エージェント10選

主婦が仕事を探すのなら、自分と同じような境遇の人が働いている場所や、家事や育児を両立しやすい柔軟性の高い職場を選ぶようにするといいでしょう。

そのためにも、転職サイトやエージェントも女性のライフスタイルに理解があるところや支援実績が豊富なところがおすすめです。

そこでここでは、主婦の方におすすめの転職サイト・エージェントについてご紹介します。

doda

doda

求人数190,000件
特徴
  • 顧客満足度3年連続No.1※
  • 主婦にうれしい条件で絞れる
  • 「エージェントサービス」「スカウトサービス」がある

※2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位 

dodaはパーソルキャリアが運営する、顧客満足度3年連続No.1※の転職エージェントです。

求人数がとにかく多く、年齢層や職種問わずたくさんの仕事から自分に合った仕事を探せます。

ほかにも、「フレックス勤務」「産休・育休取得実績あり」「未経験OK」「時短勤務可能」などの求人もあり、主婦でも働きやすい職場が多数掲載されているのでおすすめです。

また、「エージェントサービス」「スカウトサービス」があり、自分の経験やスキルを登録しておけば、興味を持った企業やエージェントから直接オファーが来ます。

「ひとりで転職活動を進めるのが不安」「ブランクがあるけど採用される?」「忙しくて転職活動にあまり時間を割けない」方は利用してみるといいでしょう。

サイトには、「レジュメビルダー」「キャリアタイプ診断」「自己PR発掘診断」「年収査定」といったツールもあるのでぜひ一度チェックしておくといいでしょう。

dodaへ無料登録

type女性の転職エージェント

type女性の転職Agent

求人数約18,000件
特徴
  • 一都三県の求人に対応
  • 地方の求人は少ない
  • 女性のキャリアコンサルタントが多数在籍

type女性の転職エージェントはキャリアデザインセンターが運営する、一都三県(東京・千葉・埼玉・神奈川)エリアに強い、女性限定の転職エージェントです。

25年以上にわたって女性の転職支援をおこなってきた実績があり、豊富な転職ノウハウやほかの転職サイトには掲載されていない求人について見つかる可能性が高いです。

職種としてはおもに、販売・営業・事務・経理・人事・総務・マーケティング・クリエイター・システムエンジニアなどを取り扱っています。

エージェントも女性が多いので、「育児と両立できるような職場を見つけたい」「今後のキャリアについて相談したい」方でも親身に相談に乗ってもらえます。

サイトには、実際にtype女性の転職エージェントを利用して転職に成功した人のインタビュー記事などが掲載されているので見てみるといいでしょう。

転職時期が決まっていなくても気軽に相談できるので、まずは無料で相談会やセミナーに相談してみて下さい。

キャリアスタート

キャリアスタート

求人数非公開
特徴
  • 第二新卒、既卒、フリーター向けの転職エージェント
  • 学歴や経歴不問の求人が多い
  • 入社後の定着率が高い

キャリアスタートは未経験歓迎の求人を多く保有しているので、スキルや経験に自信のない方やブランクのある主婦の方にもおすすめです。

もともとは第二新卒や既卒、フリーターの転職に強みを持つ転職エージェントなので、学歴や経歴不問の求人が多いのが特徴です。

入社後の定着率も90%以上と高く、長く働ける職場や希望条件や社風がマッチする会社を紹介してくれます。

また転職活動時のサポートも充実しており、書類添削や面接対策など、企業ごとにアドバイザーからマンツーマンでアドバイスを受けられるので安心。

最短数週間程度で内定が出るといった口コミもあるので、なるべく早く職場を見つけたい方はぜひ利用してみてください。

ママの求人

求人数約40,000件
特徴
  • 地方の求人には対応していない
  • ママ向けの求人を掲載
  • エージェント機能はない

ママの求人はママが働きやすい職場を紹介する、ママにおすすめの転職サイトです。

対応エリアは、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・大阪・兵庫・京都・奈良と限られていますが、週1から働ける職場もあるので育児と両立させたい主婦の方にもおすすめです。

職種は主にオフィスワークや営業、飲食系などを中心に取り扱っています。

「未経験OK」「時短正社員」「在宅ワーク可能」「高収入」「ブランクOK」などの求人もあるので、自分に合った職場を見つけられます。

エージェント機能はありませんが、サイトには主婦が転職に成功するための書類の書き方や働き方のアドバイスなどが掲載されているのでチェックしてみて下さい。

パソナキャリア

パソナキャリア

求人数約36,000件
特徴
  • ハイクラス転職に特化
  • 年収アップを実現できる
  • 女性の転職に特化したチームがある

パソナキャリアはパソナグループが運営する、ハイクラス転職に特化して転職エージェントサービスです。

一見、ハイクラス転職向けと聞くと「主婦には合わないのでは?」と思うかもしれませんが、実はパソナキャリアは女性の転職にも力を入れているのです。

たとえば、女性社員が活躍している職場や産休・育休取得実績がある会社、ブランクから復職した女性が働いているところ、フレックスタイム制の職場など。

また選考へのアドバイスを充実しており、書類作成のアドバイスや面接対策なども一貫してサポートしてくれます。

「転職活動をひとりでおこなうのが不安」「ブランクがあって職場になじめるの?」と悩む方にもおすすめ。

パソナキャリアでは女性の転職に特化したチームがサポートしてくれるので、自分のライフスタイルに合わせた働き方を実現できます。

PASONAへ無料登録

スマートキャリア

求人数約300件
特徴
  • 時短勤務で稼げる
  • 高収入を目指せる
  • リモートワーク求人60%

スマートキャリアは、「週2~4日」「17時までの時短勤務」「リモートワーク」など、ライフスタイルに合わせて働き方が選べる職場が見つかる転職サイトです。

リモートワークができる求人が60%、おもに30代前半~40代後半まで幅広い年齢層からの支持を集めています。

職種としてはおもに、企画・マーケティング、経理、人事、ITエンジニア、デザイナーなどを取り扱い、育児と両立させたい主婦の方でも自分に合った働き方ができます。

「これまでのスキルや経験を活かしたいけれど、なかなか正社員として採用されない」「フルタイムで働くのは難しい」といった方は登録しておくといいでしょう。

きちんと業務のプロフェッショナルとしての給与設定をしてくれるので、限られた時間で効率よく成果を出したい方にもおすすめ。

就業後も専任担当者が付き、時短ならではの悩みにサポートしてくれるので(派遣就業のみ)ぜひ見てみてください。

ママリブラ

求人数非公開
特徴
  • ハイキャリアママ向けの求人
  • 時短、在宅、フレックス勤務ができる職場が多い
  • 入社後は半年藩のサポートが就く

ママリブラはワーママの転職に強い転職エージェントです。

設立して10年もたっておらす知名度も低いですが、働きながら育児や家事を両立させたい主婦から絶大な支持を持たれています。

掲載求人の半数以上が時短・在宅・フレックス勤務ができる職場なので、自分に合った働きかたができます。

なかには年収500万円以上などの高収入求人も取り扱っており、「ブランクがある」「限られた時間で効率よく稼ぎたい」と考えるハイキャリアママにはおすすめ。

またママリブラでは、書類添削や面接対策などのサポート受けられますし、入社後も半年間はサポートがつくので安心です。

すぐに転職したいわけではないけれど自分のキャリアについて相談したい方はぜひ登録してみて下さいね。

ママテラス

求人数約430件
特徴
  • 35歳~44歳の女性の利用者がほとんど
  • コアメンバー、マネージャーなどの高ポジションを目指せる
  • 時短勤務、在宅勤務ができる

ママテラスは主婦にうれしい柔軟な働き方ができる、キャリア人材と社会的課題に取り組むスタートアップをマッチングさせるマッチングサービスです。

おもに35歳~44歳の利用者が多く、利用者の約8割が正社員として採用されています。

スタートアップ企業のみを取り扱っており、スキルや経験を活かしいながらマネージャーや事業開発といったコアメンバーとして働きたい主婦の方におすすめです。

未経験歓迎の求人は少ないですが、社会人経験3年以上の経歴やマネジメント経験のある方はぜひ登録しておくといいでしょう。

責任のあるポジションではありますがハードな職場ではなく、週3~4日勤務や週1~2回の在宅勤務ができる職場を多数掲載しています。

登録している企業が自分のプロフィールを見てスカウトしてくれるスタイルで、マッチング率も高く効率よく転職活動ができます。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

求人数約400,000件(非公開求人は約270,000件)
特徴
  • 求人数が多い
  • 非公開求人が多い
  • Uターン・Iターン転職、ハイクラス転職にもおすすめ

リクルートエージェントは大手人材会社「リクルート」が運営する、転職成功実績ナンバーワンの総合型転職エージェントです。

とにかく求人数・非公開求人数が多く、ほかの転職サイトには載っていない独占求人などもあるのでより条件を絞って自分に合った職場を見つけやすいメリットがあります。

それぞれの業界に精通した転職のプロが自分の強みや資格、適性に合ったキャリアプランを提案してくれるので、「自分のアピールポイントが分からない」「主婦の生活に合わせた働き方がしたい」方にはおすすめです。

サイトには自己分析の仕方や書類の書き方、面接対策などについて掲載されているので見ておくといいでしょう。

Uターン・Iターン転職を目指す方や、ハイクラス転職にチャレンジしたい方まで幅広い人に対応しているので、登録しておいて損はないでしょう。

マイナビエージェント

マイナビエージェント

求人数約63,000件(非公開求人は約18,000件)
特徴
  • オリコン顧客満足度ナンバーワン
  • リモートワーク、フレックス出勤、在宅可能の求人が多い
  • エージェントからのサポートが充実

マイナビエージェントは、オリコン顧客満足度においてナンバーワンを獲得ししている実績のある転職エージェントです。

20代~30代の利用者が多く、初めて転職する方から何度か転職する方でも親身に相談に乗ってもらえます。

「リモートワーク・在宅勤務可能」「フレックス出勤・時差出勤制度あり」などの求人が多く、育児や家事と両立させたい主婦の方でも働きやすい職場を見つけられます。

最近では、オンライン面接やWEB面接などをしている企業もあるので、自宅に居ながらでも転職活動ができます。

またエージェント機能もあるので、企業や業界の内部情報について知れたり、選考に役立つアドバイスなどももらえ、通過率も高いと評判です。

マイナビエージェントには女性の転職に強いサイトもあるので、「スキルアップを目指したい」「ワークライフバランスを重視したい」「女性が活躍している企業を知りたい」人はぜひ利用してみて下さい。

マイナビエージェントへ無料登録

主婦が転職エージェント・転職サイトを選ぶポイント

大手エージェントは数多くの求人を紹介してくれる

総合型の大手転職サイトや転職エージェントでは、取り扱いの求人数が非常に多く多種多様な求人案件があります。また、登録者しか閲覧できない非公開求人の量も多いため、より優良な求人案件に出会う確率が高くなります。

充実したスカウトサービスがある場合も多く、履歴書や職務経歴書の情報を入力しておくと、企業側からアプローチしてきてくれることもあります。

転職エージェントならキャリアカウンセリングも受けられ、大量な案件から希望にマッチする求人案件を紹介して貰えます。応募書類の添削や面接指導もしてもらえるため、効率的に転職活動することができます。

女性専門エージェントは女性ならではの悩みや不安を解消してくれる

女性の転職に特化した転職サイトや転職エージェントを利用すれば、女性ならではの悩みにも対処できるようなサービスが充実しています。

女性に特化した転職サイトであれば、検索条件に、産休実績や育休実績がある、短時間勤務が可能、子育てとの両立可能などがあり、女性ならではの視点から企業を検索することができます。

また、女性に特化した転職サイトや転職エージェントは、女性を積極的に採用したい・採用している企業を多く取り扱っているということなどで、家庭への理解がある企業が多いです。

女性に特化した転職エージェントを活用すれば、自分の今までのキャリアやこれからのキャリアプランについても相談でき、女性の転職を成功に導いている専門のコンサルタントから客観的なアドバイスをもらうことも可能です。

転職サイトより転職エージェントがおすすめ

転職の際は、求人票の記載と実際の働き方に差異がないか、企業の実情や内情をくわしく調べることも大切です。なぜなら事前調査することで、ブラック企業への入社を防ぐことができるからです。

しかし、1人で応募したいと思うすべての企業の内情を探るのは大変時間と労力がかかります。転職の準備と並行して行うのは困難です。

よって、効率的に転職活動を行うためにも、転職のプロである転職エージェントを活用するのがおすすめです。

主婦が転職サイトを利用するメリット

転職サイトを利用するメリット
  • 自分のペースで転職活動ができる
  • 応募できる求人数が多く、幅も広い

主婦にとって転職サイトの利用は家庭との両立を図りながらも自分に合った職場を見つける大きなチャンスです。

転職サイトは時間や場所を選ばずに利用でき、多様な求人情報にアクセスすることが可能です。

自分のペースで転職活動ができる

主婦にとって最大のメリットは自分のペースで転職活動ができる点です。

家事や育児といった日々の責任を持ちながらも、空いた時間に求人情報を閲覧し応募することが可能です。

転職サイトは24時間いつでもアクセスできるため、子どもが寝た後の夜間など自分の生活リズムに合わせて転職活動を行えます。

オンラインでの履歴書や職務経歴書の作成ツールも用意されていることが多く、効率的に準備を進めることができるのも魅力の一つです。

応募できる求人数が多く、幅も広い

転職サイトのもう一つの利点は多数の求人と幅広い職種から選べることです。

主婦の場合、特にパートタイムやフレキシブルな勤務条件を求めることが多いですが、転職サイトでは主婦の条件を満たす求人を簡単に探すことができます。

専門職・一般職・在宅ワークまで様々な種類の仕事が掲載されており、自分の経験やスキルに合った仕事を見つけやすいです。

さらに、地域・業界・職種を絞り込んで検索できるため、自分に最適な仕事を効率的に見つけ出すことが可能になります。

主婦が転職サイトを利用するデメリット

転職サイトを利用するデメリット
  • 事前準備はすべて一人で対応
  • キャリアに関する情報量が少ない

転職サイトは主婦にとって手軽に情報を得られるツールですが、デメリットも存在します。

以下に紹介する点は転職活動の進め方や求人選びにおいて慎重な判断を要求されるため、十分な情報収集と自己分析が不可欠です。

事前準備はすべて一人で対応

転職サイトを利用する際のデメリットは事前準備を全て自分一人で行う必要があることです。

職務経歴書の作成・面接対策・応募先企業の選定など、転職活動に必要な各ステップを自分で進めなければなりません。

特に職務経歴書の作成や面接対策は客観的な意見を取り入れることで内容の精度を高めることができるため、自分だけで行うことは大きな負担となります。

事前準備には時間と労力が必要であり、家事や育児との両立を求められる主婦にとっては特に困難な場合があります。

キャリアに関する情報量が少ない

転職サイトにおけるキャリアに関する情報量が限られている点もデメリットとして挙げられます。

転職サイトは求人情報を中心に提供していますが、個々のユーザーに合わせた市場価値やキャリアの選択肢に関する具体的な情報は豊富とは言えません。

自分自身のスキルや経験が市場でどのように評価されるか、どのようなキャリアパスが最適かについての情報が不足しがちです。

情報不足のため転職活動において適切な判断を下すためには、外部の情報源を探したり、自己分析を深めたりする追加の努力が必要となります。

主婦の正社員再就職が増えている

主婦層の求人が増えている

主婦からの再就職・転職はハードルが高いのでは?と不安になり、ためらっている女性も多いです。しかし、女性を採用したい企業や女性を積極的に採用してる企業は年々増えています

人手不足が叫ばれている近年は、企業の人材難も深刻で主婦層の求人数は2012年1月を基準に10倍に増加しました。企業側も主婦を積極的に戦力化しようとしているところが多いです。

年齢による制限も緩和。40代主婦の転職も増加中

企業からの求人増加に伴い、主婦層の応募者数も6~7倍に増加しています。応募者も以前までは30代女性が多い傾向でしたが、今は40代女性、団塊ジュニア世代がメイン層となってきています。

主婦業からの転職希望者だけでなく、現職に就いている人でも目移りするほどに仕事が多くなってきています。主婦から卒業・転職するには、求人数が増加している今がチャンスです。

主婦が再就職を考えるきっかけ(年代別)

子供いない主婦20代~40代キャリアアップ・産後も働ける職場に行きたい

状況年齢きっかけ
子育て主婦20代~40代前半保育園に入れた・学費を稼ぐ
子育て完了主婦40代~50代子供が手を離れた・家庭の収入を上げる

子ども関連の理由

主婦の転職理由は人それぞれですが、子どもがいる場合の主婦は、子ども関連のライフイベントがきっかけとなって転職したいと思う人が多いです。出産や育児・入学卒業など、子どもが成長するごとに母親も生活が大きく変化します。経済的にも時間的にも、女性の暮らし方が変わるため、必要に応じて再就職・転職を考えはじめるのでしょう。

夫や家族関連の理由

子ども以外の理由で言えば、夫の病気やリストラや転職による収入の減少など、金銭面からの理由も多いです。今までは、家計は夫の収入に頼りきりだったという世帯でも、夫の収入事情が変わることによって、自らも支えるための補助的な柱になると決意する女性も少なくありません。また、夫が定年退職した後など、老後の生活を見据えて働き始める女性も多いです。

主婦の転職で正社員に再就職する6つの方法

①非正規雇用から正社員を目指す

専業主婦から正社員転職を狙うなら、まずはリハビリも兼ねて派遣社員から始めてみる方法もあります。
この場合、パートなどで経験を積んだのち、自社の正社員登用制度を利用して正社員になる方法と、パートなどで経験を積んだのちに同業種や同職種に正社員を目指して転職活動を行う方法があります。
自社の正社員登用制度を利用したいと考えている場合は、採用面接の際に、将来的には正社員を目指している意向を伝えてみましょう。

また、「正社員は要資格だがパートは資格不問」という求人も多いです。そうした求人の場合は、パート勤務で経験を積みながら必要な資格を取り、正社員を目指す方法もあります。

②紹介予定派遣社員から正社員を目指す

紹介予定派遣を利用して正社員を目指す方法もあります。

紹介予定派遣とは、最初は派遣社員として仕事に就き、最長6ヶ月の派遣契約終了後に双方の合意の元、正社員や契約社員となることを前提とした求人です。

一般の派遣とは異なり、書類選考や面接などが行われることが多くハードルが高いですが、この制度を利用すれば最初から正社員を目指すよりも採用されやすいため、正社員になれる確率が高いです。

また、派遣期間中に企業の社風や仕事場の空気を知ってから、正社員を選択できるメリットもあります。派遣社員の一種なので、キャリアアップのためのフォローアップも派遣会社から受けられます。

③自治体による再就職支援を考えてみる

自治体の再就職支援を利用する方法もあります。例えば、東京都の再就職支援「女性しごと応援テラス」では、セミナーや就職相談~支援、地域の保育サービスについての情報提供を受けられ、女性向けの求人紹介も受けられます。

また、ハローワークにも働く母親向けの「マザーズハローワーク」があります。マザーズハローワークとは、全国に設置されている「仕事と子育ての両立をめざす方等の就職を支援するハローワーク」です。働きたいママのための就職支援をする厚生労働省のマザーズ事業で、小さな子供連れでも安心の施設です。キッズスペースが設置されているなど、子供連れの母親への配慮があるので人気があります。

ただし、面接までいけないケースが多くブラック企業の求人も多いので、あくまでリサーチツールとしての利用にとどめておきましょう

④大学による女性向け再就職講座(リカレント教育)

リカレント教育といって、大学でも再就職を希望する女性向けの講座を受講できます。出願資格は大学によって異なり、「4年制大学卒業者」「高卒または同等以上の学力を有する女子」などの出願資格が設けられています。

多様な講座の中から、女性に特化した講座など自分が関心のある講座を選べるので、効率的に学ぶことができます。講座修了者には、独自求人の紹介もあります。

⑤転職サイトに登録をしてみる

転職サイトは登録無料で、誰でも利用できます。求人の種類や数、勤務地、給与など、希望条件や希望職種などで検索して、今現在の求人市場のチェックが可能です。すぐに転職活動する予定がなくても登録できますので、主婦、女性向けの求人がどんなものか見てみましょう。

「こんな仕事の募集が!」と、驚くような求人案件が見つかることもあります。心の準備の意味からも、転職コラムや特集など読んでみるのもおすすめです。

女性向けの転職サイトの特徴

女性向けの転職サイトは、パートタイムやアルバイト探しのためのサイトと比較すると、「年齢を重ねてもキャリアを積んでしっかり働きたい」という女性がターゲットになっています。求人も女性の働き方に理解がある会社が多く、実際に既婚女性が活躍している職場が多いのが特徴です。

女性向けの転職サイトは、一般的な転職サイトより検索機能が女性向けに工夫されていて、「18時までに退社」や「育児と両立」など、既婚女性がのぞむ条件で絞り込んで求人検索ができるようになっています。

また、未経験の仕事にチャレンジしたい人のために、女性向けのインターンシップやセミナーなどキャリアアップのための制度を用意しているのも特徴です。転職に必要な情報について書かれたコラムなどのコンテンツも充実しています。

⑥転職エージェントに登録をしてみる

転職エージェントは登録、利用共に無料でできるだけでなく、応募書類の添削や面接指導、年収の代行までプロのキャリアコンサルタントが行ってくれます

また、一般向けに公開されている求人だけでなく、エージェントが独自に保有している非公開求人も紹介してくれます。非公開求人には大手企業や優良求人が多く含まれているため、転職サイトのように求人条件と違うというミスマッチを未然に防ぐことができます。
多くの求人の中から、自分の希望の条件にあった求人だけを精査して紹介してくれるので効率よく転職活動を行うことも可能です。

ブランクが長い主婦や、転職先が前職とは違う異業種の場合でも、転職先に必要なスキルが何なのか、そしてそれをどのように身に付ければよいのかということもアドバイスしてくれるため、転職の成功率も高いです。

再就職したい主婦むけ転職サイト・転職エージェント16選

転職サイト・転職エージェントレビュー
リクルートエージェントリクルートブランドの大手総合型転職エージェントです。老舗の大企業、優良なIT企業など、大量の求人案件の中から、マッチする求人案件をピックアップ紹介して貰えます。優良企業に転職希望なら登録必須
LIBZ2014年に創業のハイキャリアな女性のための、会員制の新しい転職サイトです。年収400万以上の求人案件を揃え、上場企業や管理職の求人、キャリア女性に特化した転職支援をしています。活躍できる場を探しているハイスペック女性におすすめです。
Womanwill(マイナビエージェント)マイナビが運営する大手転職エージェントで、女性向けの転職支援を得意としています。女性のための親身な転職サポートには定評があり、優良企業へ再就職を成功させた主婦も少なくありません。
※現在20〜39歳まで関東・関西在住の方限定です。
マイナビ転職 女性のお仕事大手人材企業のマイナビ運営の、女性のための転職サイトです。幅広い雇用形態の女性向け求人があり、登録しておくと週2回、希望条件にマッチする求人がメールで届くサービスやスカウトサービスも人気です。
リクナビNEXTリクルート運営の最大手の転職サイトで、求人件数もトップクラスで国内では圧倒的No.1です。
「育児支援制度あり」「年間休日120日以上」「女性が活躍中」などの、こだわり条件検索が便利です。
とらばーゆリクルートが運営の女性のための老舗転職サイトです。女性の転職と言えば「とらばーゆする」という時代もありました。正社員・契約社員・アルバイトなど幅広い求人があり、ワーママにもぴったりです。
エン転職 WOMAN女性のための転職サイトで、女性が活躍できる、女性人気の働きやすい職場などの求人情報が揃っています。子育てママ在籍中の求人もあり、役立つ転職情報などコラムも充実していますので、必見です。
女の転職@type正社員転職を目指す女性のために特化した転職サイトです。女性の事情に配慮した求人案件が揃っていて、仕事と家事育児の両立のためのこだわり条件での検索も便利です。スカウトメール機能もあります。
Woman Career 中止中人材紹介の老舗「doda」運営の女性のための転職サイトです。希望すればキャリアアドバイザーによるキャリアカウンセリングやアドバイスも可能。お役立ちコンテンツも充実、年収査定サービスも人気です。
Spring転職エージェント人材大手の「アデコ」が運営している転職エージェントです。派遣のイメージの強いアデコが転職支援にパワーシフトさせています。他社エージェントで登録不可でも大丈夫という口コミも多く、おすすめです。
スマートキャリア子育て中でもキャリアを活かして 時短勤務で働きたい、長期的なキャリアプランをもつ女性のための転職エージェントです。フルタイム正社員でなくて、時短であっても、自分のキャリアを有効に継続させたい女性に厳選した求人を紹介します。
ウィメンズワーク人材ビジネス大手の「エンジャパン」運営の、正社員・正社員登用求人に特化した転職サイトです。正社員限定で高条件の求人多数ですが、人気も高く応募倍率は高くなりますので、新着情報は要チェックです。
RUN-WAY社会人経験がなくても、未経験でも歓迎の求人ばかりを集めたノンキャリア専門の転職サイトです。幅広い職種の求人があり、正社員募集も多々あります。フリーター経験だけの若年層ママでも安心です。
ベティ女性に特化したIT系求人がメインの転職サイトです。他の業界経験や知識からIT業界へ転職する、IT未経験OKの求人が多数あります。IT系のスキルを身に着けて長く働きたい女性におすすめです。
はたらこねっと 中止中人材派遣の求人がメインの転職サイトです。主婦パートより時給がよく、正社員より時間や出勤日などの融通も利くので、まずは派遣社員から社会復帰したいママにおすすめです。
マザーズハローワークハローワークのママ向けバージョンで、子育て中の主婦を対象にした国の就職支援施設です。子ども連れ前提の施設なので、オムツ交換や授乳スペースが完備されているので安心です。求人案件はイマイチですが、職業訓練の講座はおすすめです。

主婦が転職する時の注意点

転職時の注意点
  • 希望通りの勤務時間か
  • 扶養控除内で働けるか
  • 年齢やスキルがマッチしているか

主婦が転職や就職を考える際には、いくつか注意点があります。

転職エージェントや転職サイトを利用することには多くのメリットがありますが、自分のライフスタイルや家庭環境に合った職場を見つけるためには、以下の点に注意する必要があります。

これらをきちんと確認し、自分に適した職場選びをすることが、成功への鍵となります。

希望通りの勤務時間か

家庭との両立を目指す主婦にとって勤務時間は転職を考える際の重要な要素の一つです。

求人情報では勤務時間が明確に記載されていない場合がありますので、事前にしっかりと確認することが必要です。

また、フレキシブルな勤務体系やパートタイムの選択肢があるかどうかも重要です。

不明点があればキャリアアドバイザーや面接時に質問することで、後々のトラブルを避けることができます。

家事や育児とのバランスを取りながら働ける職場を見つけるためには勤務時間の確認は欠かせません。

扶養控除内で働けるか

扶養控除内で働くことを希望する主婦にとって、年収の上限を超えないような職場選びが必要です。

この点を見落とすと税金や社会保険料の面で不利益を被る可能性があります。

求人情報をチェックする際は、給与条件を含め扶養控除内で働けるかどうかを確認することが大切です。

給与条件の情報が不明な場合は面接の際や転職エージェントに直接確認することが望ましいです。

また、働き方によっては扶養控除の範囲を超えることもあるため事前にしっかりと計算し、自分にとって最適な条件を見極めることが重要です。

年齢やスキルがマッチしているか

自分の年齢やスキルにマッチした仕事を選ぶことは転職成功のために非常に重要です。

主婦の場合、一定期間のブランクがあることも多いため現在のスキルや経験を正確に把握し、適した職種を選ぶことが必要です。

また、体力的な負担が大きい仕事や高度な専門知識を要する職種は実際のところ適さない場合もあります。

自分の能力と求人内容を照らし合わせ、無理のない範囲で職場を選ぶことが長期的に安定した職業生活を送るための鍵となります。

主婦の転職におすすめの職種

おすすめの職種
  • データ入力
  • コールセンター
  • 事務職
  • 家事代行
  • 介護職

主婦が転職・就職を考える際、ライフスタイルやスキルに合った職種の選択は非常に重要です。

以下に紹介する職種は柔軟な勤務体制や未経験から始めやすい点、家庭との両立を考慮した働き方が可能な点など、主婦にとって働きやすい環境が整っています。

データ入力

データ入力は主婦の方が転職や就職を考える際に最適な選択肢の一つで最大の魅力は、未経験でも始めやすい点と求人の豊富さにあります。

主な業務内容書類やアンケートの情報をPCフォーマットに入力する作業・電話対応・請求書や明細書の作成 など

データ入力の仕事を通じて、タイピングスピードの向上やExcelなどのオフィスソフトのスキルも身に付けることができます。

在宅での勤務が可能な場合も多く、育児との両立が求められる主婦にとっても理想的な環境が提供されます。

データ入力は細かい注意が必要な業務ですが、その分、コツコツと作業を進めることが得意な方には特に適しています。

コールセンター

コールセンター業務はオフィスワークが未経験の主婦の方におすすめの職種です。

初めての方でも始めやすく、研修やフォロー体制がしっかりしている点が大きな利点と言えます。

主な業務内容カスタマーサポート(問い合わせやクレーム対応)・テクニカルサポート(電子機器のトラブル対応)・テレフォンオペレーター(商品の購入手続きや申込み対応) など

コールセンターは平均時給が比較的高く、インセンティブ制度がある場合、高収入を目指せる可能性もあります。

シフト制が多く、家事や育児との両立を図りやすいのも魅力です。

コミュニケーション能力を生かし、顧客に寄り添うことが得意な方や明るくハキハキと話すことができる方に特に向いています。

接客業の経験がある方は経験を活かして働くことが可能です。

事務職

事務職は主婦の方に特におすすめの職種で、オフィスワークの中でも未経験から始めることができ、パソコン関連のスキルやビジネスマナーを学べる点が魅力です。

主な業務内容文書の作成・データ入力・伝票や書類の確認・ファイリング・電話応対や来客対応 など

業務を通じてパソコン操作の効率化や正確性を高めることができ、多くの事務職では残業が少なく、定時退社が可能なため家庭との両立がしやすい環境が整っています。

在宅勤務の選択肢も増えており、落ち着いた環境で働くことができるのも大きな利点です。

ただし、事務職はルーティンワークが多くやりがいを感じにくい面や、直接売上に結びつきにくいため会社からの評価が得にくいという側面もあります。

家事代行

家事代行は日常的な家事スキルを活かせるため、家事が得意な主婦の方におすすめの職種です。

主な業務内容食器洗い・料理・洗濯・部屋の掃除・ゴミ出しなど・一般家庭で行われる家事全般

専門的な知識やスキルが必要ないため、日常の家事経験が活かせます。

勤務形態は柔軟で週に数回の短時間勤務も可能で、育児や他の家庭の責任と両立しながら働くことができます。

ただし、業務の難易度は訪問する家庭によって異なるため、柔軟な対応が求められます。

一部の会社では運転免許が必要な場合もあるため、応募前に確認が必要です。

家事代行は家事に自信がある方や自分のペースで働きたい方にとって魅力的な選択ですが、想定外の状況への対応力も重要です。

介護職

介護職は未経験から始めることができ年齢や学歴に関係なく働けるため、ブランクがある主婦の方にも適した職種です。

シフト制で勤務時間の調整がしやすく、夜勤がない施設や時短勤務を希望することも可能です。

主な業務内容身体介護・生活援助・レクリエーションの企画運営・介護記録の作成 など

介護職は人の役に立つことが好きな方や気配り・声かけ・コミュニケーションが得意な方に特におすすめです。

未経験や無資格でも始めることができ、経験を積むことで資格取得が可能なためキャリアアップへの道も開けます。

ただし、体力を要する仕事で日勤のみの場合は給与が低くなる可能性があるため、その点は考慮が必要です。

主婦の転職におすすめの資格

おすすめの資格
  • 簿記2級~3級
  • マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
  • 医療事務
  • 介護職員初任者研修

転職を考える主婦の方にとって、資格取得は新たなキャリアの扉を開く鍵となります。

最近の職業環境では多様な資格が求められており、それぞれの資格が持つ専門性は就職市場での競争力を高めます。

以下に紹介する資格は幅広い業界での需要が高く、未経験からでもチャレンジしやすい分野をカバーしています。

資格取得で専門知識と技能を身につけることで、自信を持って職場に臨むことができます。

簿記2級~3級

簿記2級~3級の資格は主婦の方が転職や就職を目指す際に非常に役立ちます。

経理や財務の分野で働く場合、簿記の資格は重要なアドバンテージとなります。

簿記3級は経理の基本的な知識とスキルを証明するもので、2級に進むとより高度な会計知識が身に付き、職場での即戦力として評価されます。

事務職の求人は競争が激しく、簿記資格を持っていると採用される可能性が高まるため、再就職を考えている主婦には特におすすめです。

事務職はパートタイムの求人も多く、子育て中の主婦にとっても両立しやすい職種です。

簿記資格は経理業務の効率化にも貢献し、実務での信頼性を高めます。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)はWord、Excelなどのマイクロソフトオフィス製品のスキルを証明する資格です。

事務職だけでなく営業職・士業・福祉職など、幅広い分野での就業に役立ちます。

MOSの資格を持っていると業務の効率化を図ることができ、自分のスキルセットの向上にもつながります。

多くの企業が社員教育にMOSを取り入れており、資格を持っていることが再就職時に有利に働くケースが多いです。

MOSはオフィスソフトの操作技能を客観的に示せるため、事務作業の正確性と効率性をアピールできる点が魅力です。

特に、パソコンを使った業務が主体となる職場ではMOSは大きな強みとなります。

医療事務

医療事務は主婦の方におすすめの資格の一つです。

医療機関での受付業務・診療報酬請求事務・レセプト作成など医療関連の事務作業を行います。

特に「診療報酬請求事務能力認定試験」や「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」などの資格は専門知識を証明するものとして、採用時に有利に働くことが多いです。

医療事務の仕事は需要が高く、パートタイムやフルタイムなど柔軟な働き方が可能で、家事や育児との両立にも適しています。

資格を持っていることで業務のスムーズな運営が期待できるため、転職や就職時には強みとなります。

また、一部の職場では資格手当が支給されるケースもあり、キャリアアップにもつながります。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修の資格は介護業界での就職・転職において有利に働く資格です。

介護職員初任者研修を持つことで入浴・排泄・食事の支援など、身体介護に関わる業務を行うことができます。

介護業界は現在人手不足が続いており、今後も需要は高まると見込まれており、未経験からでも就職しやすい環境が整っています。

介護職は柔軟な勤務形態を選べるため、家事や育児との両立を目指す主婦にもおすすめです。

年齢を問わずさまざまな人が活躍している職種であり、特に40代・50代からの再就職にも向いています。

資格を取得することでより専門的なスキルが身につき、キャリアアップや収入アップを目指すことも可能です。

主婦の転職:正社員へ再就職を目指す仕事の選び方

専業主婦の転職でいきなり正社員は難しい

転職市場では30代以降の中途採用は即戦力として働ける人材が求められるため、ブランクがあって年齢も高い女性がいきなり正社員として雇用してもらうのは、非常に難しいです。

ですが、正社員以外の雇用形態なら専業主婦でも採用されやすくなるので、まずはパートや紹介予定派遣などから始めて、実績を作ってから正社員を目指す形の方が現実的です。

いきなり正社員は難しいですが、段階を踏めば正社員への道も開けやすくなりますし、福利厚生や安定した雇用契約など正社員の方がメリットが多いので、最終的には正社員を目指すのが正解です。

希望条件には優先順位をつける

家庭にはさまざまな事情がありますので、主婦の再就活でも希望条件は人それぞれ多種多様です。ただし、希望条件を上げ連ねればキリが無く、応募できる求人が無くなってしまいます。

希望条件には明確な優先順位をつけ、絶対に譲れない条件を絞っておくのもポイントです。

主婦の転職:子持ち主婦・子なし主婦で仕事の選び方は違う

仕事の選ぶポイント転職前に出来ること
子あり主婦時短勤務
自宅近辺で働く
育児に理解あり休みやすい
同じ境遇のママが居る
出張や残業が無い
ブランクは無い方が良い
ブランク中に何をしていたかが鍵になるので就業するなら考えておく
子なし主婦出産育児に理解有る企業
子ありなし問わず主婦層が多い
女性上司がいる
資格取得制度がある
家庭に支障が無い程度に働いておく
知識スキルアップは必要

専業主婦といっても、子どもの有無によって働く理由や目的だけでなく、仕事選びにも違いがあります。優先したい希望条件が異なるため、気になるポイントも異なってくるのでしょう。

子どものいる主婦の仕事の選び方

小さい子どもがいる場合は、預け先の見当をつけておくのが先決です。子どもの急な病気で休まなければならない場合や、早退しなければならない場合が出てくる可能性もあるので、自分が休んだときのオペレーションについても確認しておきましょう。

また、残業が多く帰りが遅くなる・勤務地が遠い・出張がある仕事は避けた方が無難です。

子どもがいない主婦の仕事の選び方

将来的に子どもを持つ予定がある場合は、育児休業取得の実績がある企業を選ぶと安心です。また、時短勤務がある企業であれば、保育園に預けながら働くことも可能でしょう。

子どもを持つ予定が無い人は、将来を見据えて介護休暇・退職に関する福利厚生を重視して選ぶことをおすすめします。子どもがいない人ほど、夫に介護が必要になったときのことや、退職後の夫婦の生活のことを考えておかなければならないからです。老後も含めて自分の将来をしっかり考えて再就職先を選びましょう。

男性・独身女性ばかりの職場は避ける

ワーママなら、どうしても突然の休みや早退せざるを得ないケースもあるでしょう。男性社員ばかりの職場や、女性が多くても独身ばかりで、家庭を持つ女性やワーキングママがいない職場では、理解を得られないことも多々あります。

ワーキングマザーのロールモデルがいない企業、主婦層が少ない職場は、周囲と摩擦になりトラブルになりがちで辛いため、避けた方が無難でしょう。

長く働ける業界や職種

将来的に長く働くためには、企業に頼るよりも自分のスキルを磨くことが一番です。将来のキャリアプランも熟考の上、専門的な知識やスキルが身につき転職もできるような、業界や職種を選びましょう。

医療系業界であれば、「看護助手」「歯科助手」「医療事務」、美容系業界であれば「エステシシャン」や「ネイリスト」がおすすめです。

その他にも、人材業界の「キャリアカウンセラー」「派遣コーディネーター」、保険業界の「保険プランナー」なども、子育てや家庭との両立がしやすくおすすめの職種です。また、さまざまな業界の「カスタマーサポート職」も、専業主婦からの再就職先として人気です。

人気の一般事務より専門系事務職がおすすめ

主婦の再就職先として人気なのは事務職ですが、正社員での一般事務系の求人は少ないです。派遣やパートなど非正規雇用や外注で賄う企業が増えていて、主婦の再就職先としては競争率が高いのが現状です。

また、事務職の採用では、未経験の人よりも実務経験がある人や、実務経験に匹敵するような資格を持っている人を採用する傾向にありハードルが高いです。

オフィスワークで正社員転職したいなら、「営業アシスタント」「金融事務」など専門的な事務系職種や業界の方がおすすめです。ブランク前の就業での業界経験、専門スキルや知識があれば再就職のハードルも下がります。

主婦力を活かせる仕事に就く

主婦層のお客と同じ目線が持てる人材が必要な企業は多いので、主婦力を活かせる仕事を選ぶのも方法の一つです。

例えばスーパー・服飾・美容・住宅メーカー・家具メーカーといった企業なら、専業主婦経験者としてのスキルが活かせます。また、ウェディング系・子供衣服・子供用品・玩具メーカーなら結婚・育児の経験が役立ちます。

主婦力が活かせる仕事であれば、パートから始めるにしても実績を作りやすく、正社員雇用に繋げやすいです。

主婦の転職・再就職:履歴書・職務経歴書の書き方と注意事項

応募書類は丁寧に、一目で見て分かるように記載するべき

応募書類は、見る人にとってのわかりやすさや、見やすさが重要なので、丁寧に記載しましょう。

記載されている内容がどのような内容であるのか、企業の採用担当者が一目見て分かるように工夫して記載するようにしてください。

手書きで書く場合は、インクが消えるボールペンで書くのではなく一般的なボールペンで書くようにして、修正液は使用しないようにしてください。

PCなどで作成する場合は、文字フォントのサイズや段落、装飾など含め資料のつもりで作成すると見やすい工夫ができるでしょう。表のような形式にすることも可能です。

履歴書は意外と落とし穴が多いので注意

履歴書などの書類選考は足切りに使われる

人気企業や主婦にとって条件のいい求人には、応募が殺到します。倍率の高い企業では、履歴書や応募書類は「落とす」ためのツールです。書類だけでほとんどの応募者をふるいにかけて落とす、面接に進める少数だけをピックアップする、という大切な目的があります。

履歴書は、採用する企業側が応募者とファーストコンタクトする重要な書類です。写真もビジネスモードで、メイクとスーツ着用できちんと撮影しましょう。

履歴書の「使い回し」は絶対厳禁!

履歴書は不採用になると返却されるケースが一般的なので、つい次の応募にも再利用したくなりますが、絶対止めましょう。一度使った履歴書はバレます。印象最悪です。

履歴書には記載した日付を入れますし、人事担当者にはリサイクル書類は分かりますので、エコ精神は発揮しないでください。再利用可能なのは、キレイにはがせた場合に限っての履歴書用写真くらいかもしれませんね。

ブランクがあっても経歴を詐称してはいけない

専業主婦歴が長いと、何年も職に就いていない無職期間があります。そのため、ブランクが長くなるとついごまかしたくなる人もいますが、嘘の記載はNGです。面接で突っ込まれると辻褄が合わなくなり、自爆するケースも多々あります。

また、調べられるとすぐバレてしまいますので、入社後に経歴詐称が発覚し退職を余儀なくされるだけでなく、企業にとって人材採用経費をムダに使わせたことになり、訴えられる可能性もあります。

職務経歴書はプレゼンだと思って書くと良い

職務経歴書にはアルバイト・パート、派遣も含めて、勤務経験をすべて記入します。職務経歴書は自分の職務能力のプレゼン資料となるため、どこに勤めていたかだけでなく、どのような業務を請け負っていたのか、仕事の内容を詳細に書くことも大切です。

また、離職期間が長い場合や出産や子育てなどでブランクがある場合も、その理由も記載するようにしましょう。その間に、自己啓発などを行っていた場合は併せて記載した方が良いです。

職務経歴書には入社して退職に至るまでの記載が必要

職務経歴書は、学校卒業後の新卒入社から最後の退職まで転職を含めてすべて記載が必要です。職歴が1社だけなら、入社から退職まで部署移動も含めて詳しく書きます。

転職歴があれば、時系列で入社・退社まで記載してください。短期間で離職した会社があっても無かったことにできませんので、漏らさず記載しましょう。

職務経歴書は就業中に何をして、何を得られたかが判るように書く

採用担当者は職務経歴書から、これまでの経験から応募者が何ができて、採用後はどのようなメリットがあるのかをチェックしています。

よって、職務経歴書には、どのような職務をしてきたのか、どのようなキャリアがあるのかを、明確な表現で的確に表すのがポイントです。応募先に合わせて、アピールしたい職歴にはボリュームを出して記載するという技もあります。

主婦業の間に、アルバイトやパートなど経験している場合は、それらも職歴として記載しましょう。また、専業主婦だった場合に、自己啓発セミナーなどに参加していた場合は取得した資格やスキルなども併せて記載するとアピールに繋がります。

主婦の転職・再就職:志望動機と自己PRのポイントは?

志望動機は意欲と貢献できるスキルをPR

志望動機は応募者の意欲を図る目的や、ミスマッチを防ぐために希望の職種と応募者がどれくらいマッチしているのかを図るために聞かれます。

そのため、志望動機では「どうしてその応募企業(職種)でないとダメなのか」を明確に伝えることで自分の意力をアピールすることができます。

また、「その応募企業のどんなところに魅力を感じているのか」、商品を取り扱っているのであれば「その商品に対してどのような印象を持っているのか」を具体的に伝えることで、自分がこの仕事に合っていることをPRすることができます。

これらの点を踏まえて、「過去の経験からそのようなスキル得て、入社した場合にはどのようにそのスキルを活かして貢献できるのか」を伝えると良いでしょう。

どれだけこの人と一緒に働きたいとを面接官に思わせることができるかが重要です。

志望動機に書かない方がいいこと

職場は勉強をしに行くところではなく、これまでに培った能力を発揮することで貢献する場所です。志望動機に「御社の仕事を通して学びたい」と書く人も多いですが、これでは「働く気がない」「役に立たなさそう」と受け取られてしまいます。

また、「時間や休日の都合がよい」という志望動機も、企業に貢献しようという姿勢が見られないので好ましくありません。

自己PRは応募企業に採用するメリットをアピール

自己PRは、実務に沿った具体的なPRを行った方が、採用担当者が入社後そのように活躍してもらえるかを想像しやすくなります。

自分が応募する職種に活かせる経験や実績を盛り込むことで、他の応募者との差別化も図れます。

ブランクが長い主婦であれば、前職での経験以外にもブランク中に何をしていたかをアピールすることもできるでしょう。子育てや家事の中で得たものや、PTAでの活動、町内会などの地域活動、在宅ワークや資格取得で得たスキルなどを実務に結び付けてアピールする方法もあります。

前職の実績をアピールする場合は、より具体的なエピソードになるように、それを成功に導くために行った工夫や、実績を数字で表すようにすると伝わりやすくなります。

応募書類はポジティブに記載する

自己PR・志望動機は気持ちがポジティブなときに書くと、より前向きな意思が伝わりやすいためおすすめです。

また、希望する条件などの部分もポジティブな表現で記載するようにしてください。

例えば、「週3日しか勤務できません」より「週3日勤務が可能です」、「残業不可」より「事前に分かれば1時間以内の残業可能」など、前向きな表現がよいでしょう。

同じ条件であっても、ネガティブに不可条件を書くよりも、少しでもポジティブで前向きな姿勢が伝わるように、書き方に工夫する方が印象良いです。

主婦の転職・再就職:面接を突破するコツは?

企業が主婦に対して心配に思っていること

能力のある女性を採用したいと思っている企業は多いのですが、女性は結婚や妊娠、出産を機に辞めてしまったり、長期の休職を取ってしまう可能性があります。しかし、主婦であれば独身女性と比較して休職されたり、退職されたりするリスクが少ないと考えます。
企業は、転勤ができない、時短勤務や子どもの病気が理由の欠勤などのリスクがあっても、経験やスキルをもった勤め続けてくれる可能性が高い主婦の方がメリットがあると考えているのです。

企業は、主婦に対して、ブランクやハンデがあってもそれでも働きたいという意欲と、プロとして本人の準備がある姿勢を持つことを期待しています。

具体的には、残業ができない場合は効率よく任された仕事をきっちりこなすことや、企業の繁忙期やトラブルが発生した時は、プロ意識を持って、柔軟に対応することなどが求められます。

主婦の転職面接でよく聞かれることをあらかじめ想定しておく

既に就業中のワーキングマザーからの転職の場合は別として、専業主婦からの再就職・就業希望の場合は、企業側にとってはどうしても家族や子どものことが気になります。
働くにあたって家族の理解や協力体制があるのかどうかを事前に知っておきたいために質問してきます。

例えば子どもが小さい場合、体調不良の時のお休みや早退にはどのような対策を考えているのか、預け先はあるのかなど、具体的な返答ができるように準備しておくと良いです。質問の裏の意図を把握して的確に返答できるようにしておきましょう。

主婦が面接でよく聞かれること

①お子さんの年齢は?

この質問はお子さんを抱えている方によく質問されます。特に子どもがまだ小さい場合、働ける環境にあるのかを確認するためです。

「両親に預けられる」「保育園に入所が決まっている」「幼稚園の預かりを利用する」「学童保育を利用するつもりである」、「○年生なので、母親が留守でも身の回りのことは自分でできる」など、仕事と子育てを両立できる具体的な根拠を伝えるのがベストです。

②前職はなぜ辞めた?

前職の退職理由次第では不採用になることもあります。この質問で不採用になるのは、「前職の退職理由が今も継続しているとき」と、「職場の雰囲気が合わなかった」などネガティブな理由のときです。

「子供が小さかったので子育てに専念するために退職したが、子育てがひと段落したのでまた仕事を頑張りたい」など、ライフステージ上のやむを得ない理由で退職したことを伝えた上で、退職しなければならなかった理由は解決していることを伝えるのがベストです。

③志望動機は?

志望動機については、主婦に限らずどの年代のどの採用でも聞かれる質問ではありますが、その場で急には説得力のある回答ができない人も多いです。あらかじめ、その会社で働きたい理由を明確にしておくことが大切です。

「子供の教育費が掛かるようになって生活費が必要」などの経済的な理由も、長く続けてもらえそうなので意外に好印象です。

さらに、「御社の製品が使いやすくて好きで、我が家でも○○(商品・サービス名)をよく利用しているので」など、その応募先を選んだ理由も付け加えられればベストです。

面接での受け答えもポイント

面接の返答は具体的な内容であることだけでなく、質問に対する対応の仕方や態度が大切です。

質問の意図が掴めず的はずれな返答ではNGですし、嫌な顔・困った顔をする、緊張してアタフタして慌ててしまうのも印象が悪いです。

家庭の事情はそれぞれで、企業にとってNGの回答はありますが、正解の回答はありません。事前に大体の答えを準備することで言葉に詰まることも無くなります。意地悪な質問にもニッコリした笑顔でこなせるくらいの気持ちで挑みましょう。

自分の都合ばかりを確認すると不利な状況に

面接のときに条件や福利厚生について熱心に確認すると、仕事の内容よりも会社の福利厚生が目当てで志望している、という印象を面接官に与えてしまい、採用に不利に働いてしまうことがあります。

働きやすい環境を求めることは悪いことではありませんが、その企業で「女性が実際にどのように活躍していますか」などの質問を工夫すると、働く意欲がうまくアピールでき、よい印象を面接官に与えることができます。

主婦の転職・再就職Q&A

正社員経験が無い主婦は正社員になれるのか?

最初から正社員は難しいですが、パートや紹介予定派遣などで経験を積み、段階を踏んで正社員を目指すのであれば可能性はあります

中途採用は即戦力になれる何らかの能力が求められるため、正社員経験がない主婦の場合は、パート勤務での経験や主婦としての経験の中から企業に役立つ知識や経験を持っていないか考えてみましょう。

就労の際に強みになる資格を取っておくのも有効な手段です。ただし、すべての資格が収入に繋がるわけではないので、その資格の就職のしやすさや年収などを事前に調べてから選ぶとムダがありません。

長期のブランクがあるけど正社員雇用してもらえる?

専業主婦の場合は、無職の期間が長かったことをネックに感じている人も多いかと思いますが、ブランクがあっても正社員を目指すことは可能です。実際、20年のブランクがあっても就業できた人もいます。

「しゅふJOBパート」の調べでは、求人数はうなぎのぼりに増加しており、それに伴い、応募者も増加しています。

特に資格を持っていると採用と同時に正社員雇用も可能になりやすく、医師・保育士・看護師など、未経験でも資格があれば復帰をサポートしてもらえる業界も多いです。

正社員にはなるには資格は必要?

無資格でも、最初から正社員も可能ではあります。無資格で正社員として再就職するなら、営業職・サービス業・ルート配送といった人材不足の職種を選ぶようにすると、ブランクあり無資格の主婦でも正社員で雇用されやすいです。

ただし、人材が不足するのは「働きにくい」「条件が悪い」など、それなりに理由があって人材が不足しています。募集要項をよく読み、無理や違法性のない求人内容かどうか慎重に検討しましょう。

40代でも正社員に再就職できるの?

主婦が正社員を目指す年齢のリミットは、実はあまりありません。既婚女性の再就職時の平均年齢は35歳ですが、初産年齢が上昇しているため、子育てが一段落する40代で再就職を考える主婦が増加しています。

また、主婦を雇用した方がメリットが多いと考える企業も増えおり、主婦に合わせて労働時間や勤務形態を工夫し、環境を整える傾向が出てきています。

企業側のこうした姿勢もあるので、資格や経験次第で正社員への壁は壊せますし、年齢よりも企業に貢献できるか否かが重視される社会になってきています。40代でも、やり方次第で正社員として再就職することは可能です。

54歳までOK 東京しごとセンター女性しごと応援テラス

東京都の女性正社員就職支援事業です。結婚・出産・育児・介護などの理由で離職し、再就職を希望する30歳から54歳までの女性を対象としたプログラムです。(その他の理由の方も可能)
また、子育てや介護と両立して働き続けたい女性の就職活動のサポートや職業紹介も行っています。

未経験でも挑戦できる正社員事務職の専門知識、就職活動の進め方、パソコン実習、さらに再就職経験者や人事担当者との交流会、職場体験までを組み合わせた5〜12日間の充実した研修を無料で受けられます。

随時説明・相談会を行っています。すべて無料ですので東京都で就職希望の方にはおすすめです!

女性しごと応援テラス・女性再就職サポートプログラム

【まとめ】主婦の転職・再就職は転職エージェントの利用がおすすめ

ブランクが長い専業主婦が正社員として再就職する方法は6つあります。
非正規雇用で経験を積んだ後に、自社の正社員登用制度を活用する方法
紹介予定派遣から正社員として転職する方法
再就職支援を受ける方法
リカレント教育を受ける方法
転職サイトに登録する
転職エージェントに登録する 
また、仕事を選ぶ時は、主婦力を活かせる仕事長く働ける業界や職種を選んだ方が良いです。

転職エージェントを利用すると、ブラック企業への入社を未然に防ぐことが可能です。さらに、応募書類の添削や面接の指導なども行ってくれるため、選考通過率も高まります