毎日仕事に行っても同じことの繰り返しだけれど、収入のために無理やり仕事を続けていませんか?
1日のほとんどを会社で過ごすのに、このまま一生ここで働くと思うとぞっとするという人も多いでしょう。
この記事ではクリエイティブのかけらもない仕事を続けるリスクや、仕事がつまらないと感じた時に転職すべきか否かについて解説していきます。
どうせ明日も同じような仕事…同じような毎日…と諦めたくない人は必見です。

クリエイティブのかけらもない仕事を続けるリスクは?

単純な仕事はモチベーションを低下させる

自分で何かをつくり出したり、誰もが思い付かなかったようなことをカタチにするクリエイティブな仕事は、生み出すまでの苦労は伴いますが、生み出した後の達成感がその後の仕事の大きなモチベーションとなります。

しかし、ゼロからイチを作りだすのではなく、1日中PCとにらめっこしたり、ハンコを押して終わったり、電話対応で終わるように、同じことを繰り返す仕事では、上記のようなモチベーションがなかなか得られません
もちろん仕事を始めた当初は、すべての仕事が新鮮に見えていたはずです。それでも、ずっと同じことをやり続けると、「なんでこの仕事やってるんだっけ?」というごく単純な疑問が頭をよぎるのです。

面白い仕事は上層部にいくもの

仕事が面白くないなら、自分で面白くすればいい!という精神論でアドバイスしてくる同僚や先輩・上司もいますが、そもそも面白い仕事は上司が持って行っていることが多いものです。

しかも、仕事が面白いか、面白くないかは結局自分の感性が決めることであり、今のポジションで変化をつけられる範囲で仕事が面白く感じられるように工夫するにも限界があります
実際にクリエイティブな仕事や、高リスクでゼロからイチを生み出すようなエキサイティングな仕事をしている上層部は、毎日同じ仕事を繰り返している社員の悩みは共感できないものなのです。

キャリアアップ・スキルアップしたくてもできない

日々の仕事が変則的で、今日は県外出張、明日はデスクワーク、その次はコンペ…というように、毎日仕事内容に変化がある場合は、それぞれの仕事内容に合わせてスキルアップが求められます。
また、仕事を続ける上での目標となるのがキャリアアップですが、年齢や実力でキャリアアップしていくことがやりがいにつながります。
キャリアアップやスキルアップのために福利厚生を充実させている企業も多く、研修に出たり、新しく資格を取ったりすることもまた仕事の刺激になるものです。

しかし、ルーチンワークの仕事では、スキルも身に付きにくく、刺激と呼べる刺激がほとんどありません
激務の人から見れば、「毎日同じ仕事でラクでしょ」「繁忙期も残業なくていいね」などと思われるかもしれませんが、当の本人からすれば仕事の増減もなく、新しいこともない仕事にうんざりしてしまいますよね。

スキルアップする必要もなく、奮起して資格を取ったり、研修会に参加したところで、評価もされない仕事を続けることに、果たしてこれからの人生もそのまま捧げる意義があるのか…と考えてしまう人も多いのです。

仕事がつまらない場合すぐ転職したほうがいい?

主体性なく漠然と「仕事がつまらないから辞めたい」は転職後も危険

「つまらない」の正体がわからないと、転職後も後悔

与えられる仕事の裁量が少なかったり、変化に乏しい仕事内容だったり…「辞めたい」と思う理由が明確な場合は、転職先を探す際にも、悩んでいることを解決できるような仕事を探すことで、転職後は同じような悩みを持たずに働くことができるでしょう。

しかし、上記のような理由も特になく、漠然と「つまらないから辞めたい」という理由で転職を決断するのは危険です。
「つまらない」の正体が明らかにならないまま転職先を探しても、何が「つまらない」のかを自覚していないため、また今の仕事と同じか、もしくは今の仕事よりももっと大きな悩みを抱える仕事を選んでしまうかもしれないからです。

主体性がなければ転職しても「つまらない」と感じる

よく耳にする「主体性」の正体は、「自分で考えて動くことができる」ことです。
仕事がつまらないと感じている人の中には、指示に従うことがよいことで、自分で勝手に動くことをよしとしていない人もいるでしょう。
または下りてくる仕事を淡々とこなす人もいるでしょう。

しかし、上記のような仕事の仕方は、「主体性」があるとは言えません。引き受けた仕事を最低基準でこなす人と、自分なりの工夫やアレンジを加えて自分の中で高基準に仕上げる人では、結果として残る仕事のクオリティも、上司からの評価もまったく異なります

主体性のある人の仕事ぶりはまさに後者であり、自分なりのアレンジを加えることに“やりがい”を感じている人も多いのです。
「その人にしかできない仕事を増やしていく」といった目的意識があれば、このようなアレンジを加えようとする意欲もわいてくるでしょう。

仕事に対する目的意識を変えない限り、転職して仕事内容が変わったとしてもまた今と同じように「つまらない…」と感じてしまう可能性があります。

転職したほうが良いパターン

つまらないからといって、安易に転職することは、上述のような理由からあまりおすすめはできません。
しかし、反対にすぐにでも転職したほうが、あなたの身のためであるパターンもあります。

・暴力的な言動が日常的に行われているようなパワハラがある
・著しく会社の経営が傾いていて将来性が危うい
・他にどうしてもチャレンジしたい仕事がある
・精神的に追い詰められている

転職を「逃げ」の手段にしてはいけないと、ひたすら我慢している人もいますが、仕事がつまらないことに加えて上記のような状況にある場合、転職を現実的に考えた方がよいでしょう。

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まとめ

仕事がつまらないと感じるのは、クリエイティブな要素がなく、刺激が足りないのかもしれません。また一方で、自分が主体性に欠けた働き方をしているがために、面白さを実感できずにいる可能性もあります。

仕事がつまらないと感じて、その理由が自分ではなく会社側にある場合は、転職を考えてもよいでしょう。

また、自分がどうしてもチャレンジしたい仕事があったり、許しがたいハラスメントがある場合は、「つまらない」という感情は関係なく、すぐにでも転職することをおすすめします。