転職活動が初めて、あるいは久しぶりで、面接試験の前になったらすごく緊張してきた…転職活動あるあるのひとつですが、転職面接前の緊張は冗談抜きに天敵ですよね。

この記事を読めば、緊張しすぎることのリスク、そして転職面接でも緊張しないコツがわかります。

転職面接では何をきかれるのか、どこを見られているのか、うまく話せるのか…不安要素がありすぎて緊張はつきものです。
この記事を読んで、そんな緊張を吹き飛ばす方法を試してみませんか?

目次

頭真っ白。転職面接での緊張は失敗につながる?

多くの人が大失敗!緊張から落ち着きを取り戻すのは至難の技

転職の面接で緊張しすぎたり、緊張しないようにと意識すると思わぬ失敗につながってしまいます。

頭が真っ白になって自分の名前も言えない

面接前日まではタカをくくって平気なふりをしていたのに、面接本番の数分前から手に異常なほどの汗をかき、志望動機なども吹き飛び、入室後、自分の名前を名乗るまでに数十秒かかってしまったという人もいます。

履歴書に書いた「特技:モノマネ」で面接官が失笑

履歴書を書いていて、特技が本当に思い浮かばず、勢いで「モノマネ」と記入したのはいいものの、面接で特技欄を突っ込まれて困ったという人もいます。

緊張のあまり「コピー機の音」というマニアックなモノマネを披露し、面接官が苦笑いをこらえきれず、面接の結果も苦いものになったようです。

さっきまで完璧だったのに…丸暗記していた文章が吹き飛んだ

面接の準備をきちんとして、自分ひとりで台本を書いて練習をしていたけど、緊張のせいで練習も台本も台無しになったという人もいます。

前日までは志望動機、長所・短所、自己PR…すべての予測可能な質問項目の回答をWordで作成して暗記したのに、直前の緊張にのまれて台本が頭から消えたようです。

緊張による失敗は、面接官に与える印象も大幅ダウン

ある程度の緊張は許容範囲でも、限度がある

面接官も転職者がある程度緊張していることは了承していますが、質問に対する回答があまりにちぐはぐだったり、態度が挙動不審だと、プレッシャーに弱い人物だと評価されてしまいます。

緊張のせいで態度が悪くなって評価ダウン

緊張から相手の目を見て話せなかったり、聞き取れないような声で話す、貧乏ゆすりをするなどしてしまうと、マナーが悪いと評価されてしまいます。

面接官にとっては、面接会場ではじめて会うあなたの印象は、面接を通してほぼ決定されます。
そのため、緊張が原因であっても、ネガティブな態度はあなたの評価をダウンさせるものでしかなくなってしまうのです。

場つなぎ言葉が多い場合もあまりよい印象にはならない

緊張すると次の言葉が出てくるまでに時間がかかるため、何とか無音の時間を作らないようにしようと、「あのー」「そのー」「えーと…」という場つなぎ言葉を使う人も多いものです。

でも、この場つなぎ言葉は優柔不断な印象を与えてしまうので、よい印象にはつながりません。

転職面接で緊張しない方法やコツとは?

「絶対に緊張しない」方法はないので、裏技で乗り切ろう!

緊張は大敵!緊張したくない!と思っても、緊張はしようと思ってしているものではないので、「絶対に緊張を防ぐ」方法はありません。
それでも、以下のようなウラ技で緊張を和らげたり、軽くする方法はあります。

緊張しやすいことを面接官に伝えてしまう

大切な場面ではいつも緊張してしまって、本番に弱いタイプの人は、面接が始まってすぐの雑談場面で、あなたの緊張体質をネタにするという手があります。

もしくは名前を名乗ったら、そのついでに緊張体質であることを自己紹介に含めて話してしまうのです。
「●●●●と申します。このような素晴らしい企業の面接を受けることができ、本日は大変緊張しておりますが、何卒よろしくお願い致します。」

このように伝えておけば、たとえ緊張で少しくらい間ができてしまっても、面接官への印象が悪くなることをある程度防ぐことができます。

「短所=緊張しやすい」と答える

新卒採用同様に、転職面接でも「あなたの性格について、長所と短所をそれぞれ教えてください」という質問をされることがよくあります。

そんな時、「私の短所は、緊張しやすいところです。」とカミングアウトしてしまうという手があります。

ただし、この手を使う時には、発言後のフォローを忘れてはいけません。
「この緊張は、他の人よりも先を読んでいるから起こるものだと考えています。常に今この時の先を読むからこそ、待ち受けるさまざまな事態を予測して緊張してしまうのです。」

というようにフォローしておけば、緊張しやすいという短所も、面接官には長所ともとれる印象として残すことができます。

自分を必要以上によく見せようとしない

緊張のメカニズムから考えてみると、「こんな風に見られたい」「有能な人物だと思われなければいけない」というように、自己像をありのまま見せるというより、よく思われたいという思いが勝ると、面接官に有能だと評価されなかったらどうしようと考え、緊張してしまいます。

かといって卑下してもイヤミですから、自分を必要以上によく見せようとせず、これまでの経歴、スキルについて事実を伝えれば、このような緊張は和らげることができます。

必要以上に「できる自分」をアピールしようとしないことが大切

基本技とウラ技を練習しておく

面接までに、鏡の前で表情のトレーニングをしたり、紹介してきた方法の中から緊張をほぐすやり方を見つけて練習しておくことが大切です。

正攻法では地道な練習、ウラ技として緊張していることを隠さないなどの対処法を練習しておけば、緊張も軽減できます。

「できる自分」アピールのために話を盛らない

面接は限られた時間であなたの人物評価をする場です。
だからといって焦って面接官によい印象を与えようとすると、かしこまってしまい、余計に緊張する恐れがあります。

そうならないように、経歴などを盛ったりせず、等身大の自分をアピールしていくことも大切です。

転職面接で緊張しないために練習は効果的か?

練習して「場慣れ」しておくことで、ある程度緊張は和らぐ

できるだけ緊張しないためには、面接の練習や業界研究はもちろん、数をこなして場慣れしておく必要があります。
だからといって、そのためだけに転職活動で何社にもトライするのは時間的にも厳しいですよね。

転職活動そのものを面接練習の場として利用するのではなく、模擬面接や、企業ごとの面接対策で練習を進めておくほうが、リスクも手間も省けます。

色々なパターンや人で練習しておくことが最も効果的

新卒なら大学のキャリアセンターなどで模擬面接を受けられますが、転職者の場合は転職エージェントでは無料で面接対策ができます。

エージェントに所属するキャリアアドバイザーが履歴書や職務経歴書の内容も整えた上で、志望動機や自己PR、経験などからアピールポイントを判断してくれるので、面接対策もバッチリです。

担当コンサルタントにあがり症であることを伝え、様々なパターン(もしくは人)で模擬面接を行ってもらえば、より本番で緊張の影響を受けにくい面接練習ができます。

面接対策が充実している転職エージェント

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また、求人を紹介して終わりではなく、応募書類の添削から面接対策までしてくれるので、大手エージェントのコンサルタントとの面接対策によって緊張状態への免疫をつけることができます。

転職イベント・企業セミナーなど無料セミナーも充実しています。拠点も全国主要都市に19箇所あり全国を網羅しており、土日の相談が可能なのも有難いですね。

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まとめ

転職面接だから緊張する人、対人場面ではいつも緊張してしまう人、準備不足の焦りから緊張する人…緊張のタイプにもいろいろあります。

ウラ技を駆使するのも緊張には効果的ですが、やはり正攻法の事前の面接練習はとても重要です。
転職者が無料で利用できる面接練習の場としては、転職エージェントの模擬面接を活用するという方法があります。

エージェントでは、企業が求めている人材像を把握しているため、的確なアドバイスをもらいながら模擬面接を繰り返すことができ、場数をこなすことによって緊張も和らげることもできます。

まずはエージェントに登録し、模擬面接を複数回行ってもらい、緊張グセを改善しましょう。