WEB業界とは?
WEB業界は比較的歴史の浅い業界で、ECサイト(通販サイト)やブログ、SNSなどインターネットを通じて情報を提供する業界です。
IT業界の中にWeb業界があり、IT業界がIT技術を使った商品やサービス全般を扱っていますが、WEB業界は前述のようなサービスのみを扱います。
インターネットやSNSの存在が当たり前になった現在、WEB業界は私たちの生活と切り離せない業界だといえますよね。
また、WEB業界はBtoB(企業向けに商品やサービスを提供する企業)とBtoC(消費者向けに商品やサービスを提供する企業に分けられます。
主な業務内容
WEB業界が提供する商品・サービスは企業によってさまざまです。
行きたい企業が具体的でない人は、どんな人に何を届けたいか(どんな状態になってほしいか)、どんな世の中にしたいかというような考え方から企業を選ぶと良いでしょう。
企業のホームページなどWebサイトの作成・運営/
リスティング広告などのインターネット広告の運用/
検索エンジンやポータルサイトの運営(GoogleやYahoo!など)/
ECサイトの運営(amazonや楽天など)/
SNSの運営(TwitterやInstagram、Facebookなど)
WEB業界の業務はかっこいいイメージをもつ人も多いですが、実際は小さなことの積み重ねです。
長期インターンで経験したことや、身についた考え方は、社会で役立つことばかりですよ。
パソコンやプログラミングなどのITスキルももちろん求められますが、商品やサービスをお客さんに届け、さらに満足してもらうためにはマーケティングスキルなども重要です。
WEB業界の主な職種
WEB業界といってもさまざまな業種があります。
そして、選ぶ企業や職種によって業務内容もさまざまです。
業界の主な職種は以下のとおり。
Webデザイナー/
エンジニア/
マーケティング/
Webディレクター/
Webライター
など
また、既存のサービスをより多くの人に使ってもらえるよう、企業や個人に営業する営業職などもあります。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、自社サイトや他の企業・個人から依頼されたWebサイトのデザインを行う職種です。
Webサイトの構成やレイアウトを決めたり、実際に「Illustrator」や「Photoshop」などのソフトを用いてデザインを作ったりします。
また、HTML、CSS、JavaScriptを使用してコーディングを行うのもWebデザイナーの業務です。
どんなWebサイトにしたいのかをお客さんと話し合ってデザインを決定していくため、センスやITスキルだけではなくコミュニケーション能力も大切だといえます。
将来Webデザイナーになりたいと考えている人は、長期インターンで知識やスキルを身につけておくと就活時や就職後に役立つでしょう。
エンジニア
Web業界のエンジニアは、Web上で提供されるシステムのプログラミングを行います。
自分のつくったWebサイトを見たり使ったりしてくれる人がいたら嬉しいですよね。
また、エンジニアの長期インターンでは社会で通用するプログラミングスキルを身につけられますし、論理的に考える力を鍛えることができますよ。
Web業界のエンジニアにはフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2種類があり、開発するシステムの種類が異なります。
企業を選ぶ際にはどのようなシステムを開発するのかにも注目すると良いでしょう。
マーケティング
マーケティングとは、商品やサービスが売れ、お客さんが満足してくれるように市場調査を行ったり、広告運用を行ったりする職種です。
商品やサービスが売れる仕組みをつくることが求められるため、ただ言われたとおりに動くというよりは「自分で考える」ことが求められるといえます。
マーケティングスキルが身につけば、どんな業界でも活躍できるといっても過言ではありません。
WEB業界のマーケティング業では、SEO(検索エンジン最適化)やLPO(ランディングページ最適化)を行ったり、リスティング広告を運用したりします。
商品やサービスをより多くの人に届けたい人は是非長期インターンでいち早くマーケティングスキルを身につけましょう。
Webディレクター
Webディレクターとは、Webデザイナーやエンジニア、ライターなどを統括する職種です。
つまり、ひとつのサービスやプロジェクト全体を指揮する役割だといえます。
直接Webサイトやサービスを製作するわけではありませんが、Web業界で求められる技術いついての知識は必要です。
そのため、エンジニア職でないからといってプログラミングができなかったり、Webデザイナーでないからといってデザインについて全く知識がなかったりすると後で大変な思いをします。
長期インターンで大学生のうちから知識を蓄えておけば、社会に出てからも役立つこと間違いなしです。
Webライター
ライター職は、Webサイト内の記事を作成する職種です。
記事を書くだけでなく、取材を行う場合もあります。
個人で文章を書くことももちろんできますが、長期インターンでライティングを教わることで効率良くスキルを身につけることができます。
先ほどお話したSEO(検索エンジン最適化)を意識した記事を書くことを求められることがほとんどですので、文章力がつくと同時にマーケティングの考え方を身につけられます。
WEB業界の長期インターンは未経験でも大丈夫?
WEB業界の長期インターンの募集の中には「未経験歓迎」のものが多くあります。
「なにかスキルが必要なのかな…」と不安を感じている大学生は安心してください。
長期インターンを通して1からITスキルやビジネスマナー、社会人としての考え方を身につけることができます。
パソコンの基本的なスキルは必要
エンジニア職を希望する場合には、経験や実績が必要な場合があります。
また、未経験歓迎とはいえパソコンの基本的な操作はできるようになっておいた方が良いといえるでしょう。
気になることがあれば面接を受けたり企業の人に話を聞いたりする際に質問することをおすすめします。
面接を受ける前に企業が提供するサービスや業務内容を調べよう
長期インターン未経験の場合でも、WEB業界や企業についてできるだけ知っている人のほうが良い印象を与えやすいです。
そのため、面接を受ける際には企業が提供する商品やサービス、企業理念などの考え方についてできるだけ調べておくことをおすすめします。
長期インターンを募集している企業は主体性のある大学生を求めていますので、自分で考えて行動することを意識しましょう。
WEB業界はこんな人におすすめ!
最先端技術や情報を扱いたい人/
コミュニケーションが好きな人/
インターネットを通して人々に楽しい生活や便利な生活を提供したい人
WEB業界は、インターネットを普段から活用している人や、最先端技術や情報を扱いたい人におすすめです。
また、パソコンに向き合うだけでなく、プロジェクトチームの仲間やお客さんとたくさんコミュニケーションを取ることが大切でもあります。
長期インターンを通してWEB業界での経験やスキルを手に入れましょう!