就職エージェントを利用して就活を進めていても、さまざまな理由から退会を検討する人もいます。
しかし「断りづらい」「何と言って良いかわからない」など、利用途中での退会は悩みますよね。
そこでこの記事では、就職エージェントの利用途中で上手く断る方法を紹介します。
就職エージェントの利用を途中で断るのはOK!
スムーズに就職活動を進めるために、就職エージェントを利用するのもおすすめの方法です。
就職エージェントは、就活生と企業をマッチングして利益を上げているため、意図しない求人の紹介や思ったような紹介を受けられないこともあります。
そのような場合、就職エージェントの大会を検討する人もいるでしょう。
しかし利用途中で退会するのを躊躇してしまう人もいます。
なんて断ればよいか、気まずいなど断ることに悩んでしまうこともありますが、利用途中で断ることは決して悪いことではありません。
その理由は以下の通りです。
利用者の就職活動が一番最優先されるべきだから
就職エージェントを利用する理由は、就活生の希望にマッチした会社に就職をしやすくするためです。
そのため就職エージェントが就活の足を引っ張っていると考えられるときは、遠慮なく退会を申し出ることが大切です。
思っていたような紹介を受けられない、気に入る求人がないと就職エージェントを利用するメリットがあまりありません。
利用者の就職活動を一番に優先した結果、退会するのは決して悪いことではありません。
はっきり伝えないと引き留められてしまうこともある
就職エージェントの退会の意思なかなか言い出せない人もいるでしょう。
しかしはっきりと意思を伝えないと、引き留められてしまう可能性があります。
就職エージェントは、就活生と企業をマッチングさせる役割を果たしています。
その収入源は、マッチングしたときの紹介料となっています。
そのため、たくさんの就活生の登録がある方がマッチングの機会も増え、就職エージェントにとってもメリットになります。
このような理由から、はっきりと断らない就活生は退会させないように説得することもあります。
これ以上就職エージェントを利用した就活をする可能性がないのであれば、紹介の電話なども迷惑となります。
退会意思をはっきりと伝え、これ以上のサポートが必要ないことを就職エージェントに理解してもらうように心がけてください。
就活の意味って?分からなくなってしまった就活生に伝えたいこと
就職エージェントを退会する3つの方法
就職エージェントを利用途中で退会することは、決して悪いことではありません。
就活生にとって大切なのは、就職エージェントを利用することではなく、就活生にとっての利益を優先することです。
その結果が退会である場合、はっきりと意思を伝えないと強い引き留めにあってしまい、面倒なことになる可能性もあるので注意が必要です。
そこでここでは就職エージェントを上手く退会する、3つの方法を紹介します。
サイトの退会フォームから入力する
1つ目は、電話が気まずいという人におすすめの方法です。
その方法は、就職エージェントの公式サイトにある退会フォームを利用します。
担当コンサルタントの面談をしていると、断るのが気まずいという人もいるでしょう。
しかし退会フォームに必要事項に入力し、送信すれば退会の意思表示となり、気まずさを感じる必要もありません。
ただ、退会フォームを用意しているのは大手就職エージェントだけというのは、少しデメリットかもしれません。
担当エージェントと直接メール
担当エージェントが決まっている場合、直接メールで連絡するのも有効な手段です。
担当コンサルタントとは、メールでやり取りする機会もあるため、そのメールアドレスに退会の意思があることを伝えるようにしましょう。
ただこの方法の場合、メール後に引き留めの電話が来ることもあります。
電話で退会を申し出ることが苦手な人には、この電話で嫌な気持ちになることに注意が必要です。
電話で直接伝える
3つ目は電話で直接伝える方法です。
一番簡単で迅速に対応できる手段がこの方法です。
メールでは文面を考える必要があり、意外と労力と時間がかかることもあります。
その点電話は一瞬で終わります。
しかし担当コンサルタントと一緒にやってきたなど、少しでも関係が築けていると断るのに気まずさを感じてしまうこともあります。
しかしこれから先就職した場合に、このような気まずさを感じる場面がないとは言えません。
嫌なことから逃げずに誠実に退会を申し出ると良いでしょう。
就職エージェントを途中で辞める時の断り文句
就職エージェントの断り方について解説しました。
どの方法でも退会ができれば問題ありません。
自分に最も合う方法を見つけ、スムーズに退会することが大切です。
人によっては退会を申し出る際に、どのような理由を伝えればよいか悩んでしまう人もいます。
難しく考える必要はありませんが、連絡する前に言うことを考えておくのがおすすめです。
ここでは、就職エージェントを辞めるときに使える断り文句を紹介します。
自分で行きたい企業が見つかった
一番角が立ちにくい断り方が、自分で就職活動を進めていて行きたい企業が見つかったためという理由です。
もちろんそうでなくても、この理由で大会を申し出れば引き留められることなく円満に終わらせられる可能性が高いでしょう。
「どのような会社なのか」その程度しか聞かれず深く追求されることもないのも安心です。
既に他で紹介された企業に内定が決まった
「他の就職エージェントで紹介された企業に内定が決まった」という理由も良いでしょう。
就活生が複数の就職エージェントに登録していることは、決して珍しいことではありません。
そのため他の転職エージェントで受けた紹介先から、内定をもらったと言われても驚くことは少ないでしょう。
もちろんどこの転職エージェントか聞かれる可能性も考えられますが、無理して答える必要はありません。
嘘でも良いので、この方法もおすすめです。
紹介された案件に魅力を感じなかった
利用している就職エージェントに対する不満を正直に伝えるのも、有効な手段の一つです。
特に紹介される案件に魅力を感じない場合は、それを正直に伝えましょう。
満足する案件を紹介できないのは、就職エージェントの落ち度です。
その点を指摘することで、就職エージェントのサービス向上にも繋がります。
もちろんこのような退会理由を述べると、違う案件を紹介しますと引き留められてしまう可能性もありますので、はっきりと意思表示するようにしましょう。
就職活動以外のことをやりたいと感じるようになった
就職活動以外のことをやりたいと感じるようになった、というのも断り文句として使えます。
就職以外のことをやりたい人に、無理に案件を紹介しても無駄になってしまう可能性があるため、それ以上の紹介が無意味になります。
そのため「わかりました」となりやすくなります。
担当のコンサルタントとの相性が悪いと伝える
担当コンサルタントに対する不満がある場合は、それを正直に伝えるのも良いでしょう。
特に担当コンサルタントとの相性が悪いときは、そのように伝えてください。
このような不満があれば、担当コンサルタントを変更してくれる可能性も高くなります。
遠慮せずに担当コンサルタントとの相性が悪いことを伝えるようにしてください。
NGな就職エージェントの辞めかた
先ほど就職エージェントの退会の仕方を解説しました。
いずれかの方法で退会することになりますが、中にはNGな辞め方で辞めてしまう人もいます。
きちんとした辞め方をしないと、その後の就職活動に良い影響を与えません。
自分も就職エージェントも困ることがないように、NGの辞め方について勉強しておきましょう。
選考に進んだのに途中で辞退してそのまま音信不通
選考に進んでいるのに途中で辞退してそのまま音信不通は、絶対にやってはいけない辞め方です。
選考に進んだ状態で音信不通になってしまうと、就職エージェントだけでなく企業にも大きな迷惑をかけてしまうことになります。
たくさんの人に迷惑をかけるような辞め方は、就職する人として絶対にやってはいけないことです。
連絡を無視して自然フェードアウト
就職エージェントからの度重なる電話連絡で嫌になってしまうと、無視して自然フェードアウトを狙う人もいます。
しかしその方法でフェードアウトしても何の解決にもなりません。
連絡を無視するのではなく、きちんと退会することを伝えこれ以上の紹介がいらないことを認識してもらうようにしましょう。
ハッキリと断らない
退会したいけど言い出しづらく、ズルズルとしてしまう人もいます。
その間にも就職エージェントは、就活生に合う案件を探していたり、対策を考えていたりとたくさんの時間を使っています。
さらに就活生自身も、悩む時間がもったいないです。
お互いにデメリットとなる時間を過ごすことがないように、退会の意思をはっきりと伝えるようにしましょう。
就職エージェントの断わり方をマスターして時間を有効活用しよう
就職エージェントを退会したいと思っても、これまでのサポートを考えると言い出しづらいと考えてしまう人もいます。
しかしズルズルと登録していても、就活生と企業がマッチングしないと就職エージェントにとって何もメリットはありません。
断り方をマスターして、就活生・就職エージェントの両方の時間が無駄にならないように、早めに申し出ることを心がけてください。
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