現在不登校中であれば、将来や受験のことを考えて「塾などに行くべき?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
不登校は今や珍しいものではなくなり、実際に不登校中でも家庭教師や塾などを利用して進学する人はたくさんいます。
そこで今回は、不登校生が塾に通うメリットやおすすめの塾についてご紹介します。
さらに、不登校のお子さんを持つ保護者の方に向けてできることなどについても解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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不登校の生徒におすすめの塾10選
では実際に、不登校生に対応した塾はどんなところがあるのでしょうか?
ここでは、不登校の生徒におすすめの塾について10個ご紹介します。
不登校の生徒におすすめの塾10選
- 家庭教師のガンバ
- 家庭教師のあすなろ
- 家庭教師のファースト
- 家庭教師のトライ
- 不登校専門の個別指導塾・家庭教師REO
- 個別指導塾のココロミル
- キズキ共育塾
- すらら
- オンライン専門学習塾 ミライ塾
- KINOMIの里
➀家庭教師のガンバ
入学金 | 約22,000円 |
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授業料 | 小・中学生:約1,000円~/0,5h 高校生:約1,125円~/0,5h |
エリア | 関東・甲信越・東北中心(オンラインなら全国) |
家庭教師のガンバは、おもに首都圏エリアを中心に展開する家庭教師です。
登録している講師は国公立や難関私立大学出身の大学生が大半なので、フレンドリーに話しながら楽しんで学習したいひとにおすすめ。
不登校生へのサポートも充実しており、高校・フリースクールといった情報的教などの進路相談や、在宅模試といった対応もできます。
料金も月々14,000円~30,000円弱程度ですので、経済面にもやさしいのもポイント!
家庭教師のガンバの特徴
- 1日15分から短時間で勉強する方法を身につけられる
- 学習面だけではなく、メンタルサポートも充実
- ひとりひとりの目的や学習レベルに合わせた指導カルテを作成
- 課外授業として子どもと一緒に出掛けることも
- エリアが関東・甲信越・東北中心と限られている
\小4~中学生対象/
\無料でゲットできる/
②家庭教師のあすなろ
入学金 | 約22,000円 |
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授業料 | 小・中学生:約1,000円~/0,5h 高校生:約1,125円~/0,5h |
エリア | 全国29カ所 |
家庭教師のあすなろは、「自主学習習慣がない」「勉強に対して苦手意識がある」といった方におすすめの家庭教師です。
ひとりひとりの理解度に合わせて授業をおこなってくれるので、初歩的なところからでも気負わず質問できます。
また、授業日以外でもLINEなどでいつでも相談できるシステムがあるので、勉強面だけではなくメンタル面でのサポートもしてくれます。
家庭教師のあすなろの特徴
- 不登校、発達障害をもつ生徒へのサポートも充実
- 120分の無料体験授業がある
- 授業料が比較的安い
- 家庭学習、自主学習の習慣がつく
- 兄弟・母子・父子家庭を対象にした割引やサポートプランがある
\不登校フォローも充実/
\不登校フォローも充実/
③家庭教師のファースト
入学金 | なし |
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授業料 | 不登校コース:約22,000円~/時間 オンラインコース:約2,500円~/回 |
エリア | 全国 |
「不登校だからこそ、相性の合う講師と出会いたい」と考える方は、全国に8万人以上の教師数を誇る家庭教師のファーストがおすすめ。
家庭教師のファーストは約20年以上にわたって、おもに中学・高校・大学受験に対応したサポートに特化した家庭教師です。
不登校生にも対応しており、学習習慣だけではなく生活習慣なども管理してくれるので、復学に向けて生活リズムを整えたい不登校生にはピッタリです。
家庭教師ファーストの特徴
- 入会金・紹介金・解約金ゼロ
- 不登校、発達う障害のサポートコースがある
- 内申点対策や受験情報がある
- 自宅、オンラインといつでも切り替えられる
- 不登校生の子どもを持つ保護者からの口コミがいい
④家庭教師のトライ
入学金 | 約11,000円 |
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授業料 | 非公開 |
エリア | 全国 |
テレビCMなどでおなじみの家庭教師のトライは、指導実績120万人以上、登録家庭教師数ナンバーワンを誇る家庭教師です。
通常のコースでもひとりひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラムが魅力ですし、不登校生に向けた専用のコースもあります。
講師の中にはメンタルケア専門の教育カウンセラーなども多く在籍しているので、「勉強へのモチベーションが下がらないか心配」「引っ込み思案だから不安」といった生徒や保護者の方も安心です。
家庭教師のトライの特徴
- オンライン、オフラインに対応
- 「家庭教師」「教育プランナー」の二人三脚でサポート
- 不登校生向けのコースがある
- 授業料が高め
- ひとりひとりの目的や性格に合わせたオーダーメイドカリキュラム
- メンタルケア専門のカウンセラーが多数在籍
⑤不登校専門の個別指導塾・家庭教師REO
入学金 | 約22,000円 |
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授業料 | 非公開 |
エリア | 横浜・大阪 |
家庭教師REOは、横浜と大阪に拠点を持つ不登校専門の塾です。
家庭教師・個別指導・フリースクールといった形態があり、ひとりひとりの生徒の状況や性格に合わせて授業スタイルを変えられるのも魅力。
20年以上にわたって不登校生向けの学習指導や進路指導、カウンセリングをおこなってきた実績があるので、「学校以外に居場所をつくりたい」「将来的には復学したい」といった方におすすすめです。
家庭教師REOの特徴
- 「家庭教師」「個別指導」「フリースクール」の形態から選べる
- 不登校生向けの進路指導や学習指導などの実績とノウハウがある
- オンライン・電話でのカウンセリングを受けられる
- 同じ境遇の人が多くいる
- 高校卒業・大学受験・留学へのサポートも充実
⑥個別指導塾のココロミル
入学金 | 約19,800円 |
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授業料 | 約9,600円~/時間 |
エリア | 渋谷 |
個別指導塾のココロミルは、できる人のサポートではなく不登校を含めた勉強に自信がない人向けの中学受験専門の家庭教師です。
例年、8割以上の生徒が個別指導塾ココロミルのみでの通塾により、難関学校に合格させてきた実績があり、伸びしろ率の高さで評判です。
大手集団塾や個別指導塾とは違い、マンツーマンだからこそメンタル面でのサポートから学習へのモチベーションに変えられます。
コミュニケーションも積極的に講師の方からとってくれるので、「引っ込み思案」「復学にむけてコミュニケーション力を養いたい」といった人におすすめです。
個別指導塾のココロミルの特徴
- 10年以上の個別指導に従事してきた実績がある
- 中学受験しか対応していない
- 有名・難関学校への合格実績が多数
- ひとりひとりの学力レベルやコミュニケーション力に合わせた指導をしてくれる
- 大手塾などで成績が伸びないと悩んでいる人におすすめ
- 低偏差値からの伸びしろ率が高い
- 講師も高学歴
⑦キズキ共育塾
入学金 | 非公開 |
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授業料 | 非公開 |
エリア | 東京・関東・関西エリア中心(オンラインなら全国) |
キズキ共育塾は、「不登校・中退・引きこもりを経験した」「通信制・定時制高校からの受験が心配」「社会人から大学に入り直したい」といった方におすすめの家庭教師です。
小学生の内容から難関大学受験まで、もう一度勉強したいと思う人ひとりひとりに合ったカリキュラムを作成してくれます。
また講師自身が、過去に不登校など苦労を乗り越えた経験を持つ人が多いので、学習面だけのサポートだけではなくメンタルサポートに関しても安心です。
「不登校期間が長くて復学が不安」「発達障害の特性があっていきなりの授業が心配」といった人はぜひ一度、相談してみてください。
キズキ共育塾の特徴
- 不登校・中退・ひきこもり・再受験といった「もう一度学び直したい」人におすすめ
- 小学生の内容から難関大学受験レベルに対応
- ひとりひとりに合った丁寧な個別指導
- 授業外での勉強方法へのアドバイスを受けられる
- ブランクからの学習指導を得意とする講師が多数在籍
- 進路相談やプライベートな話ができる
⑧すらら
入学金 | 約7,000~10,000円 |
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授業料 | 小学生:約7,480円~/月 |
エリア | 全国 |
学年にとらわれずに学習をしたいのなら、無学年方式のオンライン教材「すらら」がおすすめです。
すららでは、担当コーチから回答や応援メッセージが届くので、わからないところが合ったらすぐに質問できるのがメリットです。
継続率の高さも評判で、「2017年コンペティション優秀賞」などあらゆる賞を受賞実績があります。
「なかなか子どもが勉強へのモチベーションが高まらない」「学習習慣がない」「周囲と遅れている気がする…」と心配する保護者の方にもおすすめ。
すららの特徴
- ひとりひとりの学力レベルに合わせた無学年方式で学習できる
- ゲーム感覚で学べる「ゲーミフィケーション教材」がある
- 「トークンエコノミー方式」で楽しみながら勉強できる
- 不登校生向けのコースがある
- 出席扱い認定制度に必要な要件を満たしている
⑨オンライン専門学習塾 ミライ塾
入学金 | 約22,000円 |
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授業料 | 小学生:約10,450円~/月 中学生:約11,440円~/月 高校生:約12,540円~/月 |
エリア | 全国 |
ミライ塾は、オンライン教材やICT教材を利用した、オンライン専門学習塾です。
不登校生やその家族へのサポートも充実しており、個別相談から授業までのプロセスをすべてオンライン化しているのが特徴です。
また学年関係なくつまずいたところまで戻って、学び直せるので「周囲の目が気になる」「そもそもどこでつまずいたのかわからない」といった人にはとくにおすすめです。
ひとりひとりに合わせて、復学や進学をサポートしてくれるため、生徒やその保護者からの信頼も厚め。
ミライ塾の特徴
- 学年をまたいだ学習ができる
- 小学生・中学生・高校生・中卒・高校中退者対象
- 全国どこからでも授業を受けられる
- 復学・進学のサポートも充実
- ICT教材のメール機能でいつでも質問・相談できる
⑩KINOMIの里
入学金 | 非公開 |
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授業料 | 非公開 |
エリア | 西日暮里(全国訪問可能) |
KONOMIの里は、生徒・保護者・塾との連携が密にできると定評がある塾です。
何よりもコミュニケーションを重視し、一方通行ではなく双方向での会話を目指しているため、些細なことでも相談しやすいのがメリット。
学習面ではデジタル教材を利用することもあり、生徒だけではなく保護者へのメンタルケア・フォローもおこなっています。
不登校生に対しても復学後の断続的な通学者支援をしてくれるので、アフターケアの充実の高さも魅力です。
KONOMIの里の特徴
- 難関大学出身の講師が指導
- コミュニケーション重視型の個別学習指導
- 断続的に不登校者を支援
- 生徒・保護者・塾との連携が厚い
- 保護者へのフォローも充実
- 教室がひとつしかない
不登校の生徒が塾に通うメリット5つ
なかには、「正直、不登校生が塾に通う意味ってあるの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
しかし不登校のきっかけが学習面に関することであれば、とくに塾のような外部で学ぶほうが良いケースもあります。
そこでここでは、不登校の生徒が塾に通うメリットについてご紹介します。
不登校の生徒が塾に通うメリット5つ
- 復学へのメンタルサポートが受けられる
- 学校への出席とみなされることがある
- 受検や進学への学力がつく
- コミュニケーション力が養われる
- 復学の可能性が高まる
➀復学へのメンタルサポートが受けられる
塾によっては、不登校生向けのコースやカリキュラム、プログラムが用意されているところも増えてきています。
なかには不登校生から進学させてきた実績数が多かったり、難関大学への合格実績があったりするところも!
そういった実績がある塾であれば、不登校生を復学に向けてサポートする独自のノウハウがあるので、学習面だけではなくメンタルサポートも充実している可能性が高いのでおすすめです。
各学習塾のホームページでは、実際に利用した人の口コミや具体的にどんな指導・進路を決めたのかについても詳しく掲載されているので、比較する際はそのあたりもチェックしておくといいでしょう。
②学校への出席とみなされることがある
学校と塾との連携ができれば、塾への出席日数が学校への出席とみなされることもあります。
とくに学校での人間関係や雰囲気が原因で不登校になった場合、知り合いに遭遇する確率の低い塾での出席が反映されるのはいいですよね。
中学生のうちなら内申点のこともありますので、対応できるのであれば利用することをおすすめします。
もちろんこれに関してはすべての学校や塾で対応しているものではありませんし、あっても「一定の要件」を満たす必要があるので、必ず通っている学校や塾との相談綿密におこなうようにしましょう。
③受検や進学への学力がつく
不登校生のなかでも志望校があったり、将来なりたい目標が決まっている人もいるでしょう。
そこでやはり心配なのは、受験対策や学力のこと。
「自主学習だと不安」「そもそも何から始めたらいいかわからない」といった方は、塾に通うことで具体的な対策やモチベーション維持につながります。
どういったスタイルの塾に通うかによっても変わりますが、他のライバルの存在を感じられたり自分自身が成長を感じられた場面などがあれば、復学のきっかけになることもあります。
また個別指導塾や家庭教師であれば、マンツーマンなので学習面での悩みのほかにもプライベートな悩みなどについても相談できるので安心です。
④コミュニケーション力が養われる
不登校になると、どうしても1日の中で話すのは家族のみなどかなり限られたコミュニティでしか関われなくなる面があります。
しかし限られた環境に慣れてしまうと、いざ復学や進学をしたときにそのギャップでまた不登校を繰り返してしまう可能性が高まる恐れがあります。
いきなり学校になじむのがハードル高いのであればまず、塾のようなコミュニティから始めてみるのがおすすめです。
学校以外の場所でコミュニティや学校とは違うタイプの人と関わることで、将来必ず役立つ人との距離感や付き合い方を学べるメリットがあります。
⑤復学の可能性が高まる
これは必ずできるとは限らないですが、塾に通うことで復学の可能性が高まったり、不登校になった原因が解消するケースもあります。
たとえば、学校の授業や学習面への不安が原因となった場合、塾でその問題が解決すれば自信につながり「学校に通ってみよう」となることも。
ほかにも先ほど述べたように、塾では学校にはないコミュニティが作れたりもするので、それがきっかけで復学できる可能性も高くなったりします。
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不登校の生徒が塾に通うデメリットとは?
では反対に、不登校生の生徒が塾に通うデメリットにはどんなものがあるのでしょうか?
不登校生が塾に通うデメリットには以下のものが挙げられます。
不登校の生徒が塾に通うデメリット
- 自宅の近所や学校に近いエリアの塾だと、学校の生徒に遭遇する確率が高い
- 通学自体がめんどくさくなる恐れがある
とくに学校での人間関係や友人関係で不登校になってしまった場合、どれだけ評判のいい塾でも通えなくなったり、かえってストレスに感じてしまうこともあります。
もし、「学校の人になるべく会いたくない」といった人は、家や学校からあえて離れた場所の塾に通うのがおすすめです。
また、不登校生は学校に通えなくなったことがあるからこそ、塾に関しても通塾が難しくなる可能性が高いので要注意です。
もし「勉強はしたいけれど、家から出るのがおっくうになるかも…」と懸念される人は、オンラインでの指導や授業がある塾を選ぶといいでしょう。
塾によっては、対面でもオンラインでもすぐに切り替えられるところもあるので、そういった利用をしてみるのもひとつです。
不登校生には個別指導塾とオンラインがおすすめ
塾には通わせたいけれど、具体的に「どんな指導形式の塾がいいの?」と悩まれる方も多くいるでしょう。
もちろん子どもの意思や性格などによって、集団指導塾の方が合っているというのであればかまいませんが、コミュニケーションがとりづらいといった状況なら、個別指導塾もしくはオンラインがおすすめです。
そこでここでは、個別指導塾とオンラインの違いやそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。
個別指導塾
個別指導塾とはおもに、通塾を伴いながら授業ではマンツーマンのスタイルを取る学習になります。
「集団指導塾だと学校が一緒の人がいて居づらい」「集団での授業スタイルが合わない」といったひとにはおすすめです。
個別指導塾のメリット
- ひとりひとりの学力レベルや志望校に合わせて、カリキュラムを作成してくれる
- わからないところをすぐに質問できる
- 基礎のうちからやり直せる
- ほかの生徒気にする必要がないため、余計なプレッシャーがかからない
- 講師との距離が近い
個別指導塾のデメリット
- 相性の合わない講師とだと成績アップにつながらない
- 通塾が必要なので家から出たくない人にはおすすめできない
- 集団指導塾よりも費用が高い傾向にある
- 自習室が使えない可能性がある
- マンツーマンじゃない可能性もある
- 自宅や学校近くだと知り合いに遭遇することも
個別指導塾の場合、ほかの集団指導塾よりも費用が高い傾向にあるので、もし経済面を懸念するのであれば、受験科目のみや苦手科目のみ、期間限定などで通うのもひとつです。
オンライン塾
オンライン塾や映像を使った指導塾は感染症対策など、近年徐々に増え始めている塾の形式です。
自宅でも対面授業とそん色ない質の高い授業を受けられるほか、夜間など時間や場所に縛られない授業を受けられるのでおすすめです。
オンライン塾のメリット
- 好きな場所や時間で、自分のペースで学べる
- 通塾の手間が省ける
- 定期テスト対策や受験コースなど、たくさんの講義から選べる
- 有名講師や自分に合う講師の授業を受けられる
- 個別指導塾や集団指導塾よりも費用が安い
- 全国や海外などどこからでも受講できる
オンライン塾のデメリット
- なかには、年間費用や追加費用が掛かるケースがある
- どこからでも受講できる分、モチベーションが維持しづらい
- 進路相談などのサポートが受けられないところもある
集団指導塾、個別指導塾、オンライン塾のいずれにしても、入会する前には必ず体験授業を受けるようにしましょう。
塾によっては無料であるところも多く、講師の質や授業のスタイルを把握できます。
もしそこで相性のいい講師が見つかれば、入会後にその講師を指名することもできますし、その場でカウンセリングなどもおこなってくれるので、学習方法や進路相談をするのもおすすめです。
また、不登校生向けのコースを選択する場合、追加料金がかかることも多いため、一見安いと思っていても案外かかってしまう可能性も!
サービス内容や費用を比較する場合は、授業料だけではなく総合的な費用で比べることが大事です。
不登校生に対して保護者ができるフォローはある?
不登校生におすすめの塾についてご紹介してきましたが、家で保護者ができるサポートはどんなものがあるのでしょうか?
ここでは不登校生に対して、保護者ができるフォローについて4つご紹介します。
不登校生に対して保護者ができるフォロー4つ
- 学校との連携をはかる
- 子どもに「休んでもいい」と伝えて安心させる
- 学校以外の居場所をつくれるようにする
- 不登校から通信制高校という選択肢もある
➀学校との連携をはかる
子どもの不登校が続いたと感じたら、学校との連携をはかることが何よりも大事です。
とくに学校の担任やスクールカウンセラーとの連絡を取れば、普段の学校の様子を把握できますし、外部での出席が学校での出席日数に換算されるかどうかなどの交渉ができます。
スクールカウンセラーなどはメンタルへの知識や資格を持っていることも多く、いつかは復学を目指したいといった場合でも「自宅でやっておいたほうが良いこと」などを聞けます。
不登校といっても、何日・何カ月単位で休み続けるかは保護者でもわかりません。
「どうしよう」と悩む前に、まずは成績のことや今後のことなどについて話し合う機会をつくってもらってください。
②子どもに「休んでもいい」と伝えて安心させる
不登校の子どもは、学校を安くことに対して少なからず罪悪感を持っていることがほとんど。
休むのは良くないと思っていても、学校には行きたくないといった狭間で悩んでいるからこそ、無理に「学校に行きなさい」とプレッシャーをかけるのはよくありません。
「こういうときもある」「学校を休んでもいい」ときちんと子どもに伝えてあげてください。
不登校になるきっかけは人それぞれで、なかには「何が原因か自分でもよくわからない」といった人もたくさんいます。
子どもにとっては親が不登校である自分を認めてくれることで、すぐではなくても些細な事を少しずつ話してくれるかもしれません。
いつかは進路を決めなければならないタイミングが来るので、不登校が始まったあたりから子どもの方から話してくれやすい環境をつくるのが大切です。
③学校以外の居場所をつくれるようにする
不登校の期間が長期化した場合、「学習や受験勉強が遅れているのは?」と心配する保護者の方も多くいるはずです。
もし通学が難しいと判断したら、オンライン学習塾や家庭教師、フリースクールといった学校以外に学べるところを検討してみたほうが良いでしょう。
世の中には不登校だけではなく、身体的・精神的・経済的な問題によって学校に通えなかった人でも学習意欲さえあれば学べる場というものはたくさんあります。
学校のような、大人数での授業が苦手な場合は少人数やマンツーマンでの授業ができるところがおすすめ。
学校以外の外部の学びの場を提案することで、学力向上や進学だけではなく、家族や外部とのコミュニケーション力向上にもつながるメリットもあります。
④不登校から通信制高校という選択肢もある
不登校生のなかには「学校に通うこと自体が難しい」といった人も多くいます。
通学そのものがストレスだという方は、自宅での勉強が中心の通信制高校という方法もおすすめです。
通信制高校は基本的に、学校側から与えられた課題とスクーリングと呼ばれる年に何度かの通学を要するものによって高卒認定の取得ができます。
そこで高校卒業資格を取れれば、就職や大学進学といった選択肢も増えますので取っておいて損はないでしょう。
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不登校でも大丈夫!自分に合った塾で勉強をしていこう
今回は、不登校生が塾に通うメリットやおすすめの塾について10選をご紹介してきました。
不登校になってしまったとしても、「ずっと学校に行けない」「学校に行かないこと自体が悪い」と思う必要はありません。
不登校からでも、自分に合った塾や家庭教師を見つけられれば進学もできます。
また保護者も、不登校である子どもの状態を悲観するのではなく、ありのままを受け入れ子どもの意思や意欲をくみ取ることが大事です。
現在は、不登校生向けのコースやカリキュラムが充実した塾や家庭教師もたくさんあるので、ひとりひとりの性格や学習レベルに合わせたところを選びましょう。
家から出るのがつらいという方は、オンライン塾を利用するのもおすすめです。
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